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ドクターキリコの異名は白い死神!そう呼ばれる理由は?【ブラックジャック】

2021.07.08

国民的な漫画作品である「ブラックジャック」に登場するキャラクターの一人である「ドクターキリコ」。ブラックジャックでは主人公であるブラックジャックのライバル的な医師であり死に神の化身と呼ばれているドクターキリコについて着目しようと思います!

  1. 【ブラックジャック】ドクターキリコとは?
  2. 【ブラックジャック】ドクターキリコの性格は?
  3. 【ブラックジャック】ドクターキリコが死に神と呼ばれている理由
  4. 【ブラックジャック】ドクターキリコの安楽死の手法について
  5. 【ブラックジャック】ドクターキリコの理念
  6. 【ブラックジャック】ヤブ医者ではないドクターキリコ
  7. 【ブラックジャック】ドクターキリコの家族は?
  8. 【ブラックジャック】ヤングブラックジャックのドクターキリコ
  9. 【ブラックジャック】ドクターキリコの声優「速水奨」
  10. 【ブラックジャック】ドクターキリコ まとめ
ドクターキリコはブラックジャック作品に登場するキャラクターの一人である主人公であるブラックジャック、間黒男のライバル的な医師としてファンの間でも人気なキャラクターとなっております。銀色の長髪で左目を黒い眼帯で覆っているところが特徴でもあり、また眼つきは頗る悪いところがキャラクターとしての個性とも言えると思います。
元々は軍医であり、戦場で重傷を負った兵士を満足な治療薬がない中で、せめて安楽死させてやればと思い行動に移したことでその兵士から感謝されたことがキッカケとなり、安楽死のプロフェッショナルとなった軍医という過去があります。このことから治療しても回復の見込みがない患者を安楽死させるという腕利きの医者としていわゆる悪役的な一面を持った人物でもあります。
基本的に悪役のような顔つきと口調から悪い性格であると考えられることが多いですが、実はしっかりとした医師としての志というものを持った人物であると言えるでしょう。性格面も悪くはなくむしろ人格者と言ってもいいくらいだと思われます。もちろん個人的な見解ですので参考までに見ていただければと思います。患者に対しては優しさや厳しさというもの両方を持った医者であると言えると思います。
物語全体を通してブラックジャックのライバルとして振舞ってはおりますが、れっきとした医者であり安楽死させるための医者ではないということが言えると思います。悪い性格面が大きく出ていることもありますが、基本的には良い人物と言えるものがあり、あくまでも作中では悪役的な位置にいるというところがあると個人的には思っております。
ドクターキリコが死に神の化身と呼ばれている所以についてですが、これは「安楽死させる」というところからきていると言ってもいいでしょう。アバウトに言うと「安楽死させる医者」と言う部分が大きく出ていることから死に神の化身とも呼ばれているのだと思います。治療しても今後回復することがない、または治療がほぼ不可能であると言う場面で静かに眠らせてやるという理念を持っているからだと思います。
ただ死に神と呼ばれている理由についてはやはり安楽死させる医者という部分が強く広まっていることが大きな理由であると思われます。安楽死を進める医者というのはあまりおりませんのでそういう部分とあとはやはり顔立ちや口調などからそういうイメージがついたと推測できます。これは個人的な見解ですので参考として頂ければと思います。
患者を安楽死させる手法についてですが、様々なやり方があります。薬物による安楽死、また特殊な器具を用いて超音波を発生させ呼吸器を止めるという方法で安楽死させるもの、また毒物注射での安楽死などなど様々あります。これに一貫性があり、いかにして患者が気持ちよく死ねるかどうか・・・というところがミソとなります。安楽死のプロというわけですね。
ここまで安楽死に関して追求したというのはやはり戦場での経験というものがある意味大きいと思われます。色々な器具を用いたり、また薬による安楽死などその患者によって手法を変えており、患者ごとに楽に死ねる方法を考えているというところも大きなポイントとなっていると思われます。安楽死のプロフェッショナルならではだと言ってもいいでしょう。
安楽死を得意とするドクターキリコですが、あくまでも彼は医者でありしっかりとした医者としての理念を持っております。それが「治療できる患者は治療する、治療しても見込みがないものは安楽死をさせる」というものです。全ての患者に安楽死をさせるというわけではなく、あくまでも治療しても回復の見込みがない患者のみに安楽死を勧めるというところが挙げられます。
「治療しても回復の見込みがない場合は静かに眠らせてやる方がいい」と考えるのがドクターキリコの考えです。つまり治療できる患者は治療するというところが言えるでしょう。ブラックジャック作品というのはしっかりとしたキャラクター性と本当の悪というものを表にあまり出していないというのが特徴的だと感じるキャラクターがドクターキリコではないかと思います。
もう一つ挙げられることは、ドクターキリコはヤブ医者ではないということです。ヤブ医者で治療できないから安楽死させる手法をとっているわけではなく、しっかりとした医者としての技術を持ちつつ、しかし治る見込みのないもを最後まで治療をし続けるのではなく治らないとわかっていたのであれば安楽死を選ぶというのがドクターキリコが求める医者としての志なのだと思います。
医者として腕がないからとか、また安楽死を勧めて死を楽しんでいるわけでなく医者という肩書きは間違いなくあると言ってもいいでしょう。だからこそ恨まれるようなキャラクター性ではなくこれだけファンがおり、これだけ愛されるキャラクターになったのだと個人的には感じております。ブラックジャックの中でも数少ない名医と言えるかもしれません。
ドクターキリコの家族ですが、妹が一人と父親が一人おります。妹はドクターキリコと見た目がとても似ていて、名前が「ユリ」となっております。ユリはキリコとは違ってとても優しい性格の持ち主であり兄が変な性格でありながらも兄として慕っていることがわかっております。またそんな兄に対してでも愛情を持って接していることが大きな特徴であると言えるでしょう。
父親も作品では登場しておりますが、微々たるものであり物語上でドクターキリコに安楽死させられていることがわかっております。これだけを見ると父親を殺したともの考えられがちですが、実は最後の最後まで治療法を探して感知させようと努力していたことがわかっております。ちなみにアニメ版ではドクタージョルジュという名医で登場しております。
ヤングブラックジャックでのドクターキリコは若き頃のドクターキリコが描かれております。つまり軍医であった頃のドクターキリコでありまだしっかりとした医者であったと言えるでしょう。またブラックジャックと共に手術をする場面もあり、作品では大きく取り上げられているキャラクターとなっております。昔のブラックジャックを今風にしたと考えてもいいでしょうね。
見た目も今とは違って短髪であり、眼は鋭くいかにも悪役という感じですが、ブラックジャックのライバル的存在として素晴らしい腕前を披露しております。医者としてはブラックジャックに劣るもののしかしながらやはり名医と読んでもいいくらいのものであり、原作とこのヤングブラックジャックを見比べるというのも一つ面白い見方かもしれません。
速水奨(はやみしょう)さん、1958年8月2日生まれ、兵庫県出身、Rush Style所属&代表の大御所声優さんです。妻も声優であり、名前は五十嵐麗さん、甥っ子に声優の速水秀之さんがおります。声優一族と呼んでもいいかもしれませんね。声質は低音がとても心地よく感じるいい声をしており、あのブリーチの藍染惣右介やさらに変わった低音ボイスのアイアンハイドなどを演じております。
いかがでしたでしょうか? 今回はブラックジャックに登場するメインキャラの一人である「ドクターキリコ」について綴ってきました。ドクターキリコは見た目いかにも悪役という感じではありますが、しっかりとした医者としてのプライドを持っており、作中でも名医と呼べる存在であることが言えると思います。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://pbs.twimg.com/media/CaGd3ILUAAAHMdm.jpg