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言の葉の庭

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【言の葉の庭】雪野百香里は「君の名は。」に登場!?声優などヒロインの魅力も紹介

2021.07.11

『言の葉の庭』のヒロイン「雪野百香里(ゆきのゆかり)」は、高校教師で古典の教師として登場した27歳の美人です。15歳の主人公「秋月孝雄(あきづきたかお)」とは雨の降る庭園で出会いました。ここでは『言の葉の庭』の雪野百香里を紹介します。

  1. 『言の葉の庭』とはどんな作品?
  2. 【言の葉の庭】作品のあらすじ
  3. 【言の葉の庭】この作品の魅力の一つは間違いなく作画と雨!
  4. 【言の葉の庭】後半の追い込みが非常に魅力!
  5. 【言の葉の庭】歳の差が離れた相手に惹かれるという背徳感
  6. 【言の葉の庭】雪野百香里は依存体質っぽい
  7. 【言の葉の庭】雪野百香里は女子力低すぎ!
  8. 【言の葉の庭】雪野百香里は『君の名は』にも登場
  9. 【言の葉の庭】雪野百香里の声優は花澤香菜さん
  10. 【言の葉の庭】雪野百香里のまとめ

新海誠監督の46分の短編アニメメーション

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71fvigID7ML._SL1000_.jpg
『言の葉の庭』は2013年に発表された「新海誠(しんかいまこと)」監督の短編アニメーションで、わずか46分の短い作品です。
しかし、内容が非常に濃密で、とても46分とは思えず一時間半くらいの作品に感じる、不思議な時間感覚に陥る深い作品ですね。

靴職人を目指す少年と大人の女性の美しい物語

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71tsoEaotSL._SL1000_.jpg
『言の葉の庭』の主人公は、靴職人を目指す「秋月孝雄(あきづきたかお)」という15歳の少年で、ヒロインは「雪野百香里(ゆきのゆかり)」という27歳の女性です。
孝雄は都会の空気が嫌いで、自然の匂いを感じる雨が振る日が好きだったので、雨の日は午前中の授業をサボって、庭園で時間を過ごしてから学校行く遅刻の常習犯でした。
そんなある日、雨の中、いつもの庭園のベンチに大人の女性が座っていることに気づいた孝雄ですが、女性の方も孝雄に気づき、その日から、その女性「雪野百香里」と微妙な距離感の中、不思議な交流を続けていくことになります。

圧倒的クオリティで見せる作画の高さと雨

引用: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61y9QTOfqwL._SS500.jpg
「新海誠」監督の作品は、『秒速5センチメートル』の辺りから既に既存のアニメのレベルを超えた高い描写力が魅力でしたが、この『言の葉の庭』は、46分という短い時間の中で凝縮された作画の細かさと雨のリアリティーが練り込まれており、それが不思議な時間感覚に誘ってくれる要因かもしれません。
普通のテレビアニメでは現状、表現できないリアリティーと細かさが追及されており、作画とモーションの美しさで言えば、もしかしたら『君の名は』を超える程の魅力的な作品かもしれません。

泣ける度は『君の名は』以上か?

『言の葉の庭』は46分という短編アニメーションにも関わらず、起承転結がしっかりしている作品で、特に後半の追い込みは涙を誘い、感動度で言えば『君の名は』を凌駕する程、魅力的な作品かもしれません。
もちろん、どんな作品が好きかは個人差があると思いますが、一つ言えることは、『言の葉の庭』は『君の名は』のような不思議パワーがなく、よりリアリティーな現実の人間ドラマが追及されているため、より身近に心に迫ってくるものがある作品なのではないかと思います。

恋愛感情的な孝雄と自己愛的な雪野のギャップ

孝雄の方は大人の女性である雪野に恋愛的に惹かれているという、ある意味、純粋で正常な愛なのですが、雪野の方は自分のために孝雄と話していたという、愛にギャップがある所がポイントです。
純情な15歳の少年である孝雄に対して、高校教師で27歳の大人の雪野が依存しているという、不健全な所が美しく描かれており、様々なギャップが絶妙に絡み合って一つの作品になっている良作ですね。

雪野百香里は朝からビールというダメっぷり

美人な外見に清楚な印象を漂わせる雪野ですが、実際は朝から庭園のベンチでビールを飲み、つまみはチョコレートというダメっぷりが凄まじいです。
それを見て引く孝雄ですが、「いいの、どうせ人間なんてちょっとずつどっかおかしいんだから」という雪野の言葉には何か感じるものがあったのか、その後は雪野の朝ビールを割と受け入れるように務めていました。
朝っぱらからアルコールに依存していた雪野ですが、もし雪野が美人でなければ寛大そうな孝雄でも完全にアウトだっだのではないかな? と思いますね。

雪野百香里から美人を取ったら何も残らない!

明らかに家庭的な雰囲気がある雪野ですが、部屋はグチャグチャで汚いのに加え、料理も下手で女子力が低すぎることが中盤でわかってしまいます。
この人から美人を取ったら何も残らないというくらい、全体的に中身はボロボロな雪野ですが、残念ながら美人は正義と言わんばかりに、本作は雪野が美しく描かれておりますね。

明らかに雪野百香里らしき古典の先生が『君の名は』にも登場している

『君の名は』の舞台の一つ「糸守町」で、古典の高校教師として雪野らしき人物が登場しています。
声優も同じ「花澤香菜(はなざわかな)」さんで、名前も「ユキ」なので、ほぼ間違いないですね。
しかし、小説版の『言の葉の庭』で、雪野がその後に辿ったと言われる進路に糸守が含まれていなかったため、『君の名は』に登場したユキは、同一人物ではないのでは? という意見もあり、新海誠監督もその辺りは濁しています。
『君の名は』では、「ティアマト彗星」で糸守の住民が死んだ世界と逃げ延びた世界があったので、このユキちゃん先生も、雪野のパラレルワールドの姿の一つなのかもしれません。

雪野百香里の声優は大人気の声優の花澤香菜さん

「雪野百香里」の声優は、2010年代を代表するトップ女性声優の一人である「花澤香菜(はなざわかな)」さんです。
花澤さんは多くの人気作品のメイン級ヒロインを務めてきた大物女性声優で、格が違う女性声優ですね。

花澤香菜が演じた役①『Angel Beats!』の「天使/立華かなで」

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51Bdjwa5zbL.jpg
花澤さんが演じたキャラの中でも、特に人気作でヒロイン力が高かったキャラクターが『Angel Beats!』の「天使/立華かなで」です。
花澤さんの声は形容しがたい、他とは違う独自の響きがありますが、その特質が『Angel Beats!』の「天使/立華かなで」では非常に生かされていて、多くの視聴者を涙させましたね。

花澤香菜が演じた役②『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の「黒猫」

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71e3f3Xwb0L._SY679_.jpg
「俺妹」の「黒猫」も、花澤さんが演じたキャラの中でかなりのハマリ役でした。
この頃には、花澤さん=ちょっとクールでクセの強い美少女キャラクターというイメージが強まっていましたが、「黒猫」は花澤さんのそんな特質を最大限強化したキャラクターの一人だったと思います。

花澤香菜が演じた役③『凪のあすから』の「向井戸まなか」

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81s49i0LJZL._SY679_.jpg
『凪のあすから』は感動名作としてアニメファンから人気の作品ですが、前半のヒロイン「向井戸まなか」は天使や黒猫とは違い、明るく笑顔の絶えない全然印象が違うキャラクターでした。
まなかの感じはあどけない可愛い女の子という感じで、こちらの明るい感じの花澤さんの方が好きだと思うファンも多いかもしれませんね。

花澤香菜が演じた役④「シュタインズ・ゲート」の「椎名まゆり」

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71i5Y2axxzL._SL1072_.jpg
2010年代を代表するアニメ作品の一つ、「シュタインズ・ゲート」のヒロインの一人である「椎名まゆり」の声優も、花澤さんが務めております。
まゆりも天使や黒猫とは全然違うキャラクターで、まなかのあどけなさを無くして、ちょっと不思議系にした感じの声ですね(どんなんだ?笑)。

花澤香菜が演じた役おまけ『僕は友達が少ない』の「羽瀬川小鳩」

引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51bfY3iz-dL.jpg
大人気メディアミックス作品「はがない」で、高い人気を誇る「羽瀬川小鳩」の声優を務めたのも、花澤香菜さんです。
小鳩ちゃんは非常に人気のかわいいキャラクターなので、アニメに詳しくない方でも見たことくらいはあるかもしれません。
小鳩ちゃんの時の花澤さんは、上記のどのキャラクターにも似ていない、非常に可愛らしい声を出していましたが、まさに「羽瀬川小鳩神」と言えるだけの魅力を放ったのは、花澤さんの声優としての力があったからだと言えそうです。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51KmZtAfzBL.jpg

ひたすら綺麗な女性だった雪野ちゃん

雪野ちゃんはひたすら綺麗な女性で、ナイーブで退廃的な雰囲気を漂わせてはいますが、純情な所もあり、闇落ちは決してしないという絶妙なキャラクターでしたね。
46分という短さで、かつ新海誠監督の作品なので、雪野ちゃんを見たことない方は是非、『言の葉の庭』を見てみることをお勧めします。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71fvigID7ML._SL1000_.jpg