アイドルマスターの双海真美について
双海真美は登場時は双子の小学生アイドルで、妹の双海亜美と共にイタズラ好きの悪ガキと言うイメージが強いと思います。
しかし、成長して思春期になり始めた真美は髪型もおしゃれになり、妹の亜美と個性の違いがはっきりしてきました。
相変わらず悪ふざけが好きですが、少しずつ大人になっている感じが魅力になっています。
今までの作品などを振り返りながら双海真美についてご紹介します。
双海真美のプロフィール
双海真美は13歳で身長158cm体重42kg。
誕生日は双子であることを意識しているのか、5月22日で双子座になっています。
趣味は時期によって変わりますが、メール、ゲーム、モノマネ。
アイドルマスタープラチナスターズ以降は趣味にぼんさいが加わっています。
身長、体重は亜美と全く同じで趣味も似ていますが、最近になるほど趣味に違いが出てきています。
また、765プロのアイドルの中で唯一左利きです。
アイドルマスターの双海真美
アイドルマスターでの双海真美は、2人で1人のアイドル双海亜美を演じるという設定で、プロデュース可能なアイドルとしては2人で1人という扱いでした。
また、あくまで1人のアイドルということになっているため、双海真美は表には出られない存在でした。
元々は2人ともプロデュースできる予定だったようですが、アイドルが12人から9人に減った関係で2人で1人にされてしまいました。
元々は双海真美と双海亜美で瞳の色が違う予定だったようです。
元々は真美の方がが妹でしたが、360版から姉に変更になっています。
姉妹交代に関してはゲームでもネタにされていますが、本人たちは全く気にしていないようです。
この頃は2人で1人を演じていることもあり、性格もかなり近い感じでした。
765プロの隠し覚え書きコメントでも「恐るべき双子」と記述されていて、悪ガキぶりが強調されています。
アイドルマスター2の双海真美
アイドルマスター2ではプロデュース可能なアイドル双海真美として登場しました。
逆に双海亜美は竜宮小町としてユニット組んだため、プロデュース可能のアイドルではなくなっています。
身長が1年ほどの間に10cm近く伸びて、一気に成長しました。
妹の双海亜美と共にその急成長で、ファンを驚かせました。
あまりの成長にドーピングとまで言われましたが、この年頃はまさに成長期なので現実でも十分にあることです。
また、この頃から差別化のためか、姉妹の性格や見た目の違いが大きくなってきています。
亜美は子供らしさが強調された感じになって、真美は思春期に差し掛かり亜美に比べて大人っぽい感じになっています。
2人は服装が色違いでしたが、2からイメージカラーが逆になっています。
また、亜美は服装以外変わっていませんが、真美は髪型がサイドポニーになっています。
真美は不憫、亜美も不憫とは
元々、双海亜美という芸名で活動していて、裏方だった双海真美。
貧乏くじを引いてしまうような役回りも多かったです。
そのため、彼女に対して同情的なプロデューサーが増えていきました。
双海真美は良い子というイメージも多かったため、現在でも真美の方が亜美よりも少し人気が上だと言われています。
更に二次創作ではこのことが強調されて描かれることが多く、真美は不憫という言葉が生まれています。
しかし、アイドルマスター2になると亜美は、竜宮小町の一員になったためプロデュース不可能になり、真美がプロデュース出来るようになります。
また、真美はだいぶ変わったのに亜美はそこまで変化がなかったことから、今度は亜美は不憫と言われるようになりました。
亜美真美好きには、2人共プロデュースしたいという声は多かったです。
その後に発売された「アイドルマスターワンフォーオール」で、ようやく双海真美と双海亜美の2人をプロデュースできるようになりました。
双海真美と双海亜美はいつでも仲よし
何かと比較されることが多い双海真美と双海亜美ですが、本人たちはとても仲がよいです。
2人で1人のアイドルとして活動していた頃は、真美が亜美に対してライバル意識を感じていると悩んでいました。
そんなことを考える自分は、悪い子なのかもしれないと悩みを打ち明けてきます。
2人で一緒にいることが当たり前すぎて、そんなことは考えたこともなかったのでしょう。亜美のことを大好きなのが伝わってきます。
ミリシタのカードでは双子の人形を演じていて無理に2人をひきはなそうとすると「呪いを、かけちゃうよ…。」というセリフがあったり、「姉妹じゃないもん双子だもーん」というゲーム中のセリフもあります。
双海真美と双海亜美の間には特別な絆があります。
双海真美のメールについて
双海真美の趣味はゲーム、メールとなっています。
このメールですが、いわゆるギャル文字のメールになっています。
アイドルマスターが稼働してから10年以上経ち、当時は若者の流行の最先端だったそうですが、現代では古風だとか懐かしさを越えて逆に新しく感じると言われています。
いずれにせよ、アイドルマスターが始めた頃は今時の若者の象徴でもあったメールは、現在では味わいのあるものとして真実の魅力にもなっているようです。
双海真美の「とかちつくちて」とは
「とかちつくちて」は、双海真美、双海亜美の二人が歌う「エージェント夜を往く」の歌詞「溶かしつくして」が二人が歌うと「とかちつくちて」と聞こえることからきています。 ネットの動画で「とかちつくちて」は話題になり、二人の代名詞のようになっていきます。
2007年5月21日に北海道・十勝地方のばんえい競馬では、個人協賛で「とかちつくちて杯」が開催されるなどネットにとどまらないほどブームになりました。 更に亜美真美オンリーイベントとして、2010年5月15日には北海道の帯広で「兄ちゃん!×2 とかちつくちて~in十勝」が開催されました。
ニコニコ動画では鏡音リン課題曲として「エージェント夜を往く」が使用されたこともあります。 ただし「エージェント夜を往く」自体は、菊地真の持ち歌です。
双海真美がアイマス界の問題児と言われる理由
「エージェント夜を往く」が別のアイドルの持ち歌だったように、亜美真美は他のアイドルの持ち歌を大胆にアレンジし、自分の歌のようにしてしまいます。
本来のアイドルが歌うよりも、亜美真美の歌っているバージョンの方が有名になってしまうことは少なくありません。
この為、亜美真美はアイマス界の問題児、持ち歌の破壊者と言われています。
CDアルバム「THE IDOLM@STER MASTER LIVE 01 REM@STER-A」には
高槻やよいの持ち歌の「おはよう!!朝ごはん」が双海真美の歌として収録されています。
他のアイドルの持ち歌を歌って、アルバムに収録されるというまさかの事態が起きています。
ゲーム内のアイドルは皆問題を抱えていますが、リアルで問題を起こすのが亜美真美の凄いところです。
双海真美の変化
元々、恐るべき双子と言われていたように基本的にフリーダムでカオスな性格ですが、真美の方が亜美に比べて精神年齢が高く気配りができる性格になっています。
双海亜美として活動していた時は、アイドルとして認知されているのは亜美1人でした。そのせいか色々と損をしているような描写が多かったです。
アイドルマスター2になると外見の急成長だけでなく、より性格の違いがはっきりしてしっかりものというイメージが強くなりました。
双海真美の声優について
双海真美の声優をしたのは下田麻美さんです。
下田麻美さんは「アーツビジョン無料新人育成オーディション」に合格して声優になりました。
アイドルマスターの双海亜美、双海真美役はデビュー作でもあります。
双海亜美・真美の声の演技が評価されてVOCALOIDの鏡音リン、鏡音レンの音声データの提供もしています。
演技の幅が広いことでも知られています。
幼少の頃から演歌好きだったそうです。
ついこぶしが回ってしまい蒼い鳥の収録に2日かかったという逸話もありますが、高い歌唱力の持ち主として評価されています。
下田は天才と言われるように、亜美真美の舌足らずな歌い方や喋り方の違いなどもすべて計算しつくされたものと言われています。
モノマネやアドリブ、替え歌が得意で、帯広ばんえい競馬とのコラボ「ばんえいアイドルマスター記念」では、アイマスキャラ全員のモノマネでナレーションを行なっています。
最近の作品では「魔法使いの嫁」のシャノンや「Caligula -カリギュラ」のアリアを演じています。
アニメアイドルマスターの双海真美について
アニメアイドルマスターの双海真美は話が始まった時点で既に中学生で、双海亜美は竜宮小町として活動しています。
いつも一緒だった2人のことを気遣ってプロデューサーが「亜美と一緒に遊ぶ時間が減ったつまらないか?」と聞く場面があります。
この質問に対して素直につまらないと言う真美ですが、その後に「だから真美も超売れっ子になって、亜美と一緒に仕事出来るようになる」と笑顔で言います。
ずっと一緒なのが当たり前だった亜美と一緒にいられなくなっても、そのことを悩んだりしません。
不都合な状況になっても自分で改善する方法を見つけ、その状況自体ポジティブに楽しんでしまうのが真美の魅力と言えます。
アイドルマスターXENOGLOSSIAでの双海亜美について
アイドルマスターのキャラクターが登場するロボットアニメ「アイドルマスターXENOGLOSSIA」では、キャラクターの設定がかなり違います。
時期的な問題で亜美が姉で真美が妹になっていますが、性格も亜美がしっかり者で常識的、妹の真美が以降のゲーム版亜美に近い感じになっています。
ゼノグラシアの双海真美の声優は斎藤桃子さんです。ファンから「代えの効かない人材」と言われるほどのアニメ声が特徴で、病院で治療中に喋っていたら子供がいると勘違いされたそうです。
「IZUMO -猛き剣の閃記」の白虎役で声優としてデビューしました。
最近の作品では「おそ松さん」に出演しています。
はた坊役の他に複数の役を演じました。
双海真美のフィギュアについて
パラメータがワーストなど様々な理由で、アケード版アイドルマスターのアンケートでは最下位になってしまった亜美真美。
しかし、海洋堂のフロイラインリボルテックでは、天海春香についでナンバー006で双海真美のフィギュアが作られ、007で双海亜美のフィギュアが作られました。
ファットカンパニーからは亜美真美2人のフィギュアが発売されていますが、基本的に単独でのフィギュアが多いです。
また、1番くじでは三浦あずさと双海真美のペアのフィギュアも作られています。
双海真美はファミスタにも登場
ナムコの野球ゲームファミスタオンライン2011とアイドルマスターがコラボしたことがありました。
双海真美もピッチャーとしてゲスト出演しました。
亜美と能力、変化球、背番号ともに全く同じになっています。
ただし、亜美は右投右打、真美は左投左打で左右が逆になっています。
双海真美は無尽合体キサラギの主人公
無尽合体キサラギは、アニメ版「アイドルマスター」第15話で放送された劇場劇です。
765プロのアイドルたちが総出演した映画で、双海真美と双海亜美の2人はキサラギのパイロットを演じています。
ロボットのキサラギを演じる如月千早が、自分は声だけの出演と言っているので特撮映画のようです。
如月千早がモデルのロボットの物語で、パイロットの亜美真美は主人公になっています。
キサラギはジャイアントロボを意識した感じになっていますが、グレンラガンの要素も取り入れられています。
あくまで、アニメアイドルマスターの劇中劇のですが、天元突破グレンラガンのスタッフが制作に関わっていて、かなりのクオリティーに仕上がっています。
ファンの間でキサラギについて独自の設定が考えられ、現在ニコニコ大百科で読むことができます。
双海真美はパイロットとしてスーパーロボット大戦にも登場
その後、無尽合体キサラギは公式に作品として発表され、正式に設定が作られています。
現在はサービスが終了しているため読むことができませんが、ボイスノベルも発売されていました。
現在でも、小説版のキサラギを読むことができます。
また、スマートフォンアプリ「しんぐんデストロ~イ」では2014年11月25日~12月7日までの期間限定で、キサラギの戦車形態が公開されました。
更に「スーパーロボット大戦X-Ω」に期間限定ではありますが、キサラギが正式に参戦しています。
双海真美は、スーパーロボット大戦でパイロットとして登場することになりました。
「アイドルマスターXENOGLOSSIA」や「鋼鉄公演きらりんロボ-襲来!コスメティア帝国-」も期間限定で参戦したため、アイマス関連3作品がスパロボでコラボするというまさかの展開になっています。
果てしなく仁義なき闘いでも活躍した双海亜美
2012年6月16日放送テレビアニメ「アイドルマスター 特別編」で、再び765プロのアイドルが出演する映画の予告編が公開されました。
内容はまさかの任侠映画でタイトルは「果てしなく仁義ない戦い 頂上ねらいM@S!」。
予告編のはずですが、主人公の千早が死ぬところまで描写されていて、ほとんどダイジェスト映像になっています。
双海真美、双海真美の2人は「三浦組二代目若頭菊地真」や「腕っぷしのやよい」を殺害するなどかなり出番が多いです。
真美のセリフは「イキがってンちゃうぞォ~!?」ですが、全く迫力がなくかわいい感じですね。
機関銃を連射するシーンでも、なぜか真美は目を背けていて怖がっているみたいでかわいいです。
アイドルマスター ステラステージの双海亜美について
2017年12月21日に最新作「アイドルマスター ステラステージ」が発売されました。
このゲームでは765プロの高木社長と961プロの黒井社長が構想していた伝説の大型ライブ「ステラステージ」を目指して765プロのアイドルをプロデュースしていくことになります。
セクシーなアイドルを目指してきた双海真美はセクシーさの為に、趣味の盆栽を始めています。
しかし、961プロのアイドル詩花に出会い新しい方向性を見つけみす。
セクシーをやめて、ピュア真美を目指して双海真美の勉強が始まります。
アイドルマスターの双海真美についてまとめ
双海真美についてご紹介しました。小学生の頃は恐るべき双子と呼ばれ、ゲームの中だけでなく現実でも、独特の歌唱力で問題児と呼ばれることもありました。
しかし、成長し確実に大人の女性に近づいている姿が描かれて、妹の真美とは違う魅力を見せるようになっています。
今後も新たな魅力を見せてくれるでしょう。