そもそもほくろはなぜできるの?
私たちを悩ませるほくろはそもそもどうやって出来るのでしょうか?ほくろは誰にでもひとつは必ずあると思いますが、できる場所や大きさによってはチャームポイントになったり、気にしてしまう人もいるかと思います。ほくろとはそもそもメラノサイトというメラニン色素が集まって黒や茶褐色の斑点となって皮膚の表面に現れたものをいいます。
ほくろには、生まれる前から、もしくは生まれてしばらく経つまでの間にできた先天性、今までなかったはずの所にほくろが増えていた!という大人になってから肌に現れる後天性のものがあります。後天性のものは紫外線や摩擦による肌への外部刺激、あるいは生活習慣やストレスなど様々な原因があるようです。ほくろは増えるリスクは日々あるということですね。
ほくろを消す事はできる?
では反対にほくろは自然と消えるのでしょうか?ホルモンバランスや老化などの原因により消えたり、ほくろの部分を掻いていたら取れてしまったということもあるようです。また取りたいほくろがあれば取ることも可能です。
ほくろ取りたい。
— ゆゆさん。 (@yuaaa_oO) December 1, 2017
顔のほくろ取りたい
— 月 (@165wendy) January 7, 2018
このようにほくろを消したい人は意外とたくさんいるようです。気になってても消せるのかどうかわからない、誰に聞けばいいのかわからないなどの理由で実際に取るまでに至らない人も結構いるようです。ほくろを消すのには様々な方法がありますので、その主な除去方法をご紹介いたします。参考にしてみてください。
ほくろを自力で消す?病院で治療する?
ほくろを消す方法は様々ですが、大きく分けると自宅で自力で消すか病院で治療するかの2種類に分かれます。自力で消す事ができる商品はドラッグストアや通販で手に入れることができます。病院での治療は皮膚科や美容外科に行きレーザーや切除等の方法で取ってもらう事になります。では実際にどのような方法なのか具体的にご紹介いたします。
ほくろを自力で消すクリーム・ジェル
自力でほくろを消す方法のひとつに、ほくろ除去クリーム・ジェルを使用して消す方法があります。これはクリームをほくろに直接塗る事でとほくろである細胞を焼灼します。その後かさぶたとなったほくろが取れることでほくろを除去するという仕組みです。クリームを塗るのは1日~3日と商品によって違い、またかさぶたが取れるまで1~3週間かかるようです。その後もほくろ部分が落ち着くまでは刺激を与えないようキズ保護パッドなどでケアします。
自宅でも自力で簡単にできるのが特徴ですが、薬事法により日本では販売していない為、海外のサイトから個人輸入するか輸入サイト等を利用し手に入れなければなりません。値段は約5,000円~になります。取れても肌の奥深くに細胞が残っていると再発の可能性もあります。また医薬品ではないため、使用はすべて自己責任になります。効果には個人差もありますのでまず最初に目立たない場所で試して様子を見るようにしましょう。
こちらはほくろ除去用ジェルの使用例の動画です。使用前と使用後がわかりやすく紹介されています。こんなに綺麗に取れるものだとは驚きです。
ほくろをもぐさを使って消す
自力で消すもうひとつの方法のにもぐさがあります。もぐさというのはヨモギの葉を使ったもので、お灸のような使い方でほくろを除去します。ヨモギに含まれている成分が熱されることで肌に刺激を与えほくろを除去できます。少量のもぐさをほくろに乗せ、そこに火をつけお灸のようにほくろに熱を与えます。その後できたかさぶたが剥がれるのを待つだけです。
使用方法はとてもシンプルです。クリームとは違いドラッグストアや国内通販で簡単に手に入るのも魅力ですね。しかも価格も約300円~とお手頃です。ですがやけどには注意が必要なのと、顔のほくろを取りたい場合は自分ひとりでやるのは少し難しいかもしれません。またこちらも最初は目立たない場所で試してから使い始めるようにしましょう。
こちらはもぐさの使用例の動画です。もぐさを使ってからほくろが取れるまでのの過程がわかりやすく紹介されています。取れた後はだいぶ薄くなっているのがわかりますね。
ほくろをレーザー除去で消す
美容外科等でほくろの表面ををレーザーで除去してもらう方法です。通院などの必要がなく短時間で終わるのが魅力です。ですが保険がきかないので、多少費用はかさみます。また表面を削るだけなので再発する可能性もあります。再発してしまった場合でまた取りたければ、また同じだけ料金を払って治療を受けなければいけません。ですがプロに除去してもらうので安心感がありますね。
こちらはレーザーでほくろを除去している動画です。みるみるうちにほくろが消えてしまってびっくりです。しかも施術時間もすごく短いです。気になる方は確認してみてくださいね。
ほくろを切除手術で消す
皮膚科などでほくろの切除手術をしてもらう方法です。レーザーでは取れない大きなほくろも切除できます。保険がきく場合、費用が抑えられます。また再発の可能性はほぼありませんし、病理検査もできますので安心ですね。ですが術後に縫合するので抜糸のために最低でも1回は再び通院しなければなりません。あと手術というとちょっと恐いイメージがあるという事でしょうか。
ほくろを消すのにかかる費用
では実際にかかる費用はそれぞれどのくらいでしょうか?自力で消す方法について、ほくろ除去クリームは1つ約4,000円~、もぐさは1つ約300円~と費用は抑えられます。しかもその商品の容量によっては1つでたくさんのほくろを除去できる可能性もあります。一方美容外科でレーザー治療してもらう方法ではほくろ1つあたり約5,000円~、皮膚科などで切除縫合してもらう場合はほくろ1つあたり約5,000円~1万円となっているので自力で消す方が費用を安く抑えられます。
ほくろを消すのにかかる時間
ほくろが消えるまでにかかる時間ですが、自力で消す方法はまずかさぶたが取れるまでに最低でも3週間ほどかかります。はがれた跡も完全にきれいに消えたとして最低でも数か月かかるようです。病院での治療の場合、クリームやもぐさのようにかさぶたができることはありません。ですがこちらも完全に綺麗になるとして最低でも数か月かかるようです。
自力でほくろを消す事のリスクはあるの?
自力でほくろを消す場合には多少のリスクがあります。それは全て自分でやるため成功する保証がない、全て自己責任という点です。もしかしたら跡が残ってしまったり、やけどを負ったり、刺激してしまったために逆にほくろが大きくなった事例もあります。せっかく費用を安く抑えられても悪化してしまっては意味がありませんので、そのリスク考え十分に注意して使用する必要があります。
自力で消すのと病院での手術の比較
自力でほくろを消す方法と病院での手術、結局のところはどちらが良いのか比較してみましょう。手軽さや安さでいうと、もぐさで除去する方法が一番ですね。ドラッグストアにも売っているので切除したい!と思った時にすぐにできちゃいます。一方で病院での手術は何よりプロの方が施術してくれるので何といっても安心感があります。
自力でほくろを消すのに向いている人
自力でほくろを消す方法では・とにかく費用を押さえたい、自宅で除去したい、短い時間で終えたい、通販で取り寄せるのが苦痛にならない、用法・容量をきちんと守って使用する、病院へ行くのは恐い、自己責任でできる…等の人に向いています。とにかく安く、早く、簡単にできるのが良い人にはうってつけの方法ですね。
病院での除去に向いている人
病院で除去する方法では・とにかく安全な方法で除去したい、プロに除去してもらいたい、再発の可能性が少ない方法で切除したいという人に向いています。とにかく安心、安全を最優先する方は病院で切除してもらう事をオススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?自力でほくろを消す方法から病院で切除してもらう方法までご紹介いたしました。自力でほくろを消す事はできますが、病院で切除してもらう等、他にももしかしたらあなたに合った方法があるかもしれません。よく比較してみてくださいね。それではまたお会いしましょう。