安くても愛され顔に!プチプラチーク
安くて買い求めやすい!と年齢を問わず大人気なプチプラコスメ。ですが、プチプラコスメの"チーク"と一言で言っても様々なタイプ、色、付け方、ブランドがありますよね。実際につけてみないとどういう感じになるか分かりにくいですし、なかなか即決で自分に合った物を選ぶというのは難しいかと思います。ではどうすれば良いのでしょうか?答えは思っていたよりもずっと簡単!この記事を読んでチークを楽しく理解すれば、明日からでも簡単にチークを選ぶことができてしまいます。メイクの幅を広げ、自分の魅力的な一面をいくつも手に入れちゃいましょう!
チークの役割
普段何気なく使っているチーク、みなさんはどうしてチークを付けているのか理解した上で使えているでしょうか?頬は顔のパーツの中で最も広い面積であるため、チークの種類や色、付け方を少し変えるだけでも顔の印象を大きく左右しがちです。その効果は様々で、血色をプラスし顔色を明るく見せてくれるだけではなく、顔の一体感を作って引き締めることで小顔効果が期待されます。また、それに加えて顔にメリハリや陰影をつけて立体的に見せることででも小顔効果が期待されるのです。そして極めつけは、ちょっとしたシミや細かいソバカスなどのコンプレックスも目立たなくしてくれるという効果まであるコスメ!
チークは女性らしく、愛らしく、若々しく見せてくれるだけなく、小顔効果や肌のコンプレックスのカバーまでしてくれるなんて嬉しい効果ばかりですよね。メイクだけでなく他のことについても言えることですが、それはどういう効果があるのか?どうしてそれを使うのか?という点に目を向けて理解を深めていくとより効果的に使うことができ、新しいやり方に挑戦する時にも役立ってくれるかと思います。
プチプラチークだからできること
たとえば、あなたがチークセレクトマスターになったとします。そして、いざ購入しようとお出かけし、ハイブランドコスメで自分にぴったり合いそうなチークをいくつも見つけてしまった。「これは絶対に買いたいけど、こっちも流行だし…両方買えれば良いのにお金が足りない!」という嬉しい悲鳴を上げることになったとき、プチプラコスメならそんな悩みを打ち消してくれるのです!しかもそれだけでなく、「この色のチークを使ってみたいけどちょっと合うか自信がない…」という冒険心を後押ししてくれるのもプチプラコスメならでは!安いからこそ万が一合わなくても大丈夫、気になるならどんどん挑戦してみましょう!挑戦してこそ新しい自分を発見できるのです。
プチプラチークの選び方
普段チークを選び方のポイントは選び方1(質感)、選び方2(色)、選び方3(自分の肌の色)、選び方4(値段)、選び方5(好みのブランド)、選び方6(広告でよく見かけるブランド)などいくつかあるかと思いますが、そのチークが持つ特徴の組み合わせと入れ方によってどんな印象が与えられるのか左右されてきますのでここが選び方で重要です。以下ではその特徴についてと骨格別・印象別の入れ方をご紹介していきますので自分にぴったりのタイプはどれかチェックしてみてください。
プチプラチークの種類
チークにはどんなタイプのチークがあるのか知っていますか?実はよく知られているパウダー状のものだけでなく、最近になって様々なタイプのチークが開発されているんです。それぞれの特徴とデメリットについてご紹介していきます。
パウダーチークの使い方
パウダータイプのチークの特徴としては、他に比べて安価で色の種類も豊富という点が挙げられ人気になります。また、チークブラシを使ってフェイスパウダーやファンデーションの上から乗せて使うことが多いため、ふんわりとした自然な発色で濃淡を調節しやすく、やわらかな質感を演出することができるのでとても人気になります。ぼかしやすく色がきつく出たりしないためメイクが苦手な方や初心者の方でもササっと簡単に使えるチークだと言えます。ただ、他のチークに比べて発色が弱く、汗・皮脂・水にも弱いためあまり長持ちしてくれません。それに、マットな少し粉っぽい仕上がりになるためオイリー肌にはよく合いますが、乾燥肌に使用すると更に水分・皮脂分を奪ってしまうため避けた方が良いでしょう。
クリームチークの使い方
クリームチークは別名"練りチーク"とも呼ばれ、ツヤ感やうるおい感、内側からじんわり滲み出るような血色感を演出できます。しっかりとした発色のため、リキッドファンデーションやBBクリームの後に指でポンポン乗せて肌になじませながら使うことが多いです。ただ、付けすぎるとヨレやすく、長持ちしてくれる分落ちにくく人気な分、失敗すると修正が難しく慣れない内は練習が必要になります。
リキッドチークの使い方
リキッドチークはあまり聞き慣れない方もいるかもしれませんが、その名の通り液体状のチークのことです。使用に少しコツが必要ですが、ナチュラルで透明感の出るメイクにぴったり、発色も良く、液体だから肌なじみも良くヨレにくいです。見た目はチークには珍しい、マニキュアのボトルに似た容器に入っていますのでお店でも目立ちます。ただ、塗り方を間違えてしまうと頬が真っ赤になってしまったり、不自然になってしまうため注意が必要です。また、最近登場したこともあり、あまり色の種類がないというデメリットもあります。
パーソナルカラーで選ぶプチプラチーク
チークそのものの色の印象で選んでしまいがちですが、『パーソナルカラー』というその人が生まれながらにして持っている要素(髪、肌、瞳、頬、唇など)と雰囲気が調和した色。つまり、簡単に言えばその人に似合う色を元に選ぶと、より肌が綺麗に見えたり、顔色が良く見えたり、若々しく見えたり、個性が引き出され、もっともっと魅力的に印象付けられることができます。それによって買い物の失敗が無くなることはもちろん、第一印象が良くなって交渉などの面でお仕事で成果を上げられたり、自分の個性や長所を理解し自信を持てたり、他の大きな事にも繋げることができるのです。
パーソナルカラーとは?
パーソナルカラーには"大きく黄みを多く含んだ暖かいイエローベース"と"青みを多く含んだ涼しげなブルーベース"があります。また、それぞれソフトタイプ、ハードタイプがあり四季で表されることが多いです。イエローベースのソフトタイプは春、鮮やかでフルーツのようなみずみずしさのある色です。ブルーベースのソフトタイプは夏、スモーキーで少し落ち着いた雰囲気のある色です。イエローベースのハードタイプは秋、ナチュラルカラーやアースカラーといった自然そのものに似た色です。ブルーベースのハードタイプは冬、ビビットで華やかですがシャーベットカラーやモノトーンなどクールな印象の色です。イエローベースの人にはオレンジやコーラルピンクなどの黄色味がかった色、ブルーベースの人にはピンクやレッドなど赤味が強い色のチークがよく合います。
あなたは色白?色黒?
パーソナルカラーのようにどういう色が似合うのか?という選び方もありますが、ここでは『どんな肌にどんな質感のチークが似合うのか?』についてご紹介していきます。あなたは色白でしょうか?それとも色黒でしょうか?パーソナルカラーで色をセレクトしたら今度はそれを活かしてくれる、『似合う質感』を選んであげましょう。
色白さんにはどんなプチプラチーク?
色白な方は発色の強いクリームチークだと濃く出すぎて、色が浮いてしまうことがあります。"おてもやん"という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、本当にああいう感じに不自然さが出てしまい『お化粧し慣れてない』と思われてしまったりもします。そうならないためには、パウダーチークを使いましょう。色味を確かめつつ、チークブラシでふんわり乗せていくと微調整もしやすくぼかしやすいため、丁度良い色味を見つけ出しやすくなりとても自然な感じで肌になじみます。
色黒さんにはどんなプチプラチーク?
色黒さんには断然クリームチークがオススメです。肌の色にチークの色が負けちゃって色が映えてくれない!なんてお悩みを解消するためついつい濃い色を使ってしまいがちですが、それだと映えるというより浮いてしまいケバく見えて乾燥までしてしまいます。乾燥した肌やケバケバしい化粧ってどうしても老けて見えますよね。そこで発色の良いクリームチークの出番です!パウダーチークよりも思い通りの色になってくれやすく、付けすぎてしまうことを防いで肌の乾燥もしにくくなるのです。
年齢で選ぶプチプラチーク
もちろんファッションや発色の度合いも年齢に左右されるところかとは思いますが、ここで重要なのは実年齢というより『肌の水分量と皮脂量』です。それぞれの肌の特徴に合わせた使い方やチークについてご紹介していきます。
~10・20代~プチプラチーク
10代・20代の肌は水分・皮脂分共にが多いのが特徴です。そのためしっとり目のチークを選んでしまうと人によっては頬がテカってしまうことも…。テカりが気になる場合はサラっとマットに仕上げてくれるパウダーチークがオススメです。
~30・40代~プチプラチーク
30代・40代以上の肌は水分・皮脂分のバランスが崩れてきて乾燥しやすいのが特徴です。そのためパウダーチークだと更に肌の水分を奪ってしまうことも…。そんな乾燥ぎみの肌にはしっとりしたクリームチークやリキッドチークがオススメです。リキッドチークは新しいチークの形なので使ったことがないという方もいるかもしれませんが、これを機にチャレンジしてみましょう!
シーンで選ぶプチプラチーク
メイクだけでなく、服装、髪型などはTPOに合わせて変えるものです。ですが、チークも同じものでなく変えた方がよりTPOに合わせられるってご存知でしたか?シーン別にどう変えればいいかご紹介していきます。
日常生活には
パウダーチークはふんわり乗せられてぼかしやすく、自然に発色してくれるため普段のメイクにオススメです。チークの中でも色の種類が最も豊富なので、冒険もしやすいですし、似合う色をいくつか使い分けることもできるため、ナチュラルながらもオシャレができて気分も上がりますよね。ただ、デメリットとしては化粧持ちがあまり良くないため、どうしても塗り直しが必要になってしまいます。そういった点でも塗りなおしの時間が取りやすい日常用に使うのがオススメだと言えます。
パーティーや華やかな場には
お祝いの場にはドレスなどそれに相応しい華やかな装いをしますよね。それは顔に関しても同じで、ラメ入りのシャドウやはっきりとした色味のリップなどが相応しいと言えます。そのためチークも断然発色が良いクリームチークを使ってあげるのがオススメです。また、夜景を見に行ったり映画館デートをしたり、クラブやちょっと大人な雰囲気のバーなど、暗い場所へのお出かけにもぴったりです。
デートやビジネスの場には
男性は大昔からなんだかんだ言って可愛く女性らしいのに派手すぎない『ナチュラルメイク』が一番大好き!リキッドチークはファンデーションの下に付けるため自然な血色を演出してくれます。また、化粧崩れもしにくくとっても自然なため、デートだけでなくビジネスシーンにもぴったりですね。
仕上がり感で選ぶプチプラチーク
ふんわりマットなナチュラルメイクに仕上げたい時にはブラシでぼかしやすいパウダーチーク。同じナチュラルメイクでも透き通るような透明感を出したい時には内側からじゅわっと色付いてくれるリキッドチークがオススメです。逆に、しっかり”メイク感”を出したいならクリームチークがよく映えてくれてオススメです。クリームチークは艶メイクにも使えますので、艶やかに大人っぽく見せたい時には断然クリームチークにすると良いですね。
人気ブランドから選ぶプチプラチーク
数ある人気ブランドから、主に1000円以内で買えちゃうプチプラチークをピックアップしていきます。ひとつのブランドから何種類ものタイプのチークが出ていますし、色のセレクトやパッケージなどブランドごとの個性も分かりやすいのでぜひチェックしてみてください。
キャンメイク
キャンメイク パウダーチークス20 ロリポップピンク 4.4g
価格
¥ 594
キャンメイク パウダーチークスPW39 スミレパープル 4.4g
価格
¥ 594
キャンメイク グロウフルールチークス02 アプリコットフルール 6.3g
価格
¥ 864
キャンメイク クリームチークCL01 クリアレッドハート 2.3g
価格
¥ 626
キャンメイク クリームチーク ティント01 フレッシュポップメロン 1.9g
価格
¥ 648
入れ物も凝っていて、とても女の子らしくて可愛いですよね。落ちにくいティントの商品など、流行の最先端を常に取り入れている印象のブランドです。
セザンヌ
セザンヌ ナチュラルチークN マット 101
価格
¥ 388
セザンヌ シルクタッチチーク 02
価格
¥ 518
セザンヌ ミックカラーチーク 04 ローズ系 7.2g
価格
¥ 734
セザンヌ チークスティック 03 ローズ 5g
価格
¥ 648
チークスティックはなかなか見かけないですね。全体的にコンサバな色合いで、年代を問わず使いやすい印象のあるブランドです。
ケイト
ケイト CCリップ&チーククリームN 01 GLOW RED 発色のよいレッド
価格
¥ 756
カネボウ ケイト CCリップ&チーククリームN《5.5g》<カラー:02ClassyPink>
価格
¥ 980
発色の良いビビットな色の印象が強く、クールでモダンなメイクが好みの方におすすめのブランドです。
マジョリカマジョルカ
マジョリカ マジョルカ クリーム・デ・チーク PK312 シェルピンククリーム 5.4mL
価格
¥ 918
マジョリカ マジョルカ メルティージェム 73 暗号 (チーク) 1.5g
価格
¥ 918
まるで魔法をかける道具のような装飾と商品名が個性的ですよね、ずば抜けてメルヘンな印象のあるブランドです。
ヴィセ
ヴィセ リシェ リップ&チーク クリーム(BE-8 プラムベージュ)
価格
¥ 972
落ち着いていながらも女性らしいかわいらしさがあり、まさに"大人かわいい"という印象のブランドです。
スウィーツスウィーツ
スウィーツスウィーツ シルキーシフォンチーク 07 アプリコットシフォン
価格
¥ 972
スウィーツスウィーツ リップ&チーク ティントオイル 02 ピーチピンク
価格
¥ 918
スウィーツスウィーツ ベルベットスフレチーク03
価格
¥ 972
自然で可愛い印象ながらも、ティントオイルやスフレチークなど斬新さの目立つブランドです。
SUGAO
SUGAO スフレ感 チーク&リップ いきいきオレンジ 6.5g
価格
¥ 849
すがお、というブランド名のように素朴さがとても印象的なブランドです。
インテグレート
インテグレート グレイシィ チークカラー ローズ300 2g
価格
¥ 810
こちらも落ち着いた女性の可愛さが滲み出ているような印象のブランドです。
顔の形に合わせたプチプラチークの使い方
具体的には『小鼻と耳の中央を結んだ線と、黒目の外側から真下に下がった線を結んだところに、耳から指2本分空けた位置』に乗せるのが良いそうです。鏡を見ながらどこに入れれば良いのか、また、普段はどこに入れていたのかを再確認しましょう!
面長さん向け
面長の人は顔が長く見えてしまいがちなため、長さを強調してしまわないように頬の内側から横長に入れるよう意識しましょう。また、頬骨よりも高い位置にチークを入れてしまうと、顔の下側の余白が大きくなり、長さが強調されて顔が長く見えてしまうので、必ず頬骨より低い位置に入れるようにしましょう。
丸顔さん向け
丸顔の人はぽちゃっとして見えがちなため、頬骨の高い位置からこめかみに向かって斜めになるようチークを入れてシャープな印象に仕上げましょう。
エラが張っている人向け
俗にホームベース型とも言いますが、男性的に見えがちなため、丸顔と同じように頬骨の高い位置からこめかみに向かって斜めになるようチークを入れ、シャープな印象に仕上げつつ、エラの張っている部分にもシェーディングとして軽くチークを乗せていきましょう。
顎が小さい人向け
顎が小さいと顔全体が逆三角形になることで骨っぽさを感じてしまいます。そのため、印象を柔らかくするために丸くふんわりとチークを入れてあげましょう。
なりたい自分に合わせたプチプラチークの使い方
先ほどご紹介した顔の形ごとの入れ方をベースとして、幼い可愛い印象にしたければ丸く。大人っぽい出来る女風に見せたいならこめかみに向かってシャープに。それを更に長くしてあげると小悪魔的な印象にも変わってくれます。
プチプラチークの裏技
実は先ほどご紹介した使い方以外にも、リキッドチークやクリームチークといったしっとり目のチークを塗った後にパウダーチークでふんわりマットに仕上げるという方法があります。この方法は汗をたくさんかく予定がある時やメイク直しをする時間がなかなかとれない時にオススメで、チークを長持ちさせてくれます。ですが重ね付けするとどうしても濃くなってしまいがちなので、事前に練習しておくのがオススメです。また、量も気持ち少しずつ取って付けるように注意すると調整もしやすくなります。
プチプラチークを上手に選んで愛され美人に!
いかがでしたでしょうか?慣れ親しんだパウダーだけでなく、クリームチーク、リキッドチーク、ティント、リップ&チークなどなどたくさんの商品が生まれ、驚くほどメイクの幅が広がったのを感じますよね。今後も次々に新しいコスメが生まれ、その度に新たな流行が生まれていきます。それぞれの性質を上手く活かし、美しくなることを楽しみましょう!