気になる毛穴の黒ずみ、汚れの正体とは?
そもそも毛穴の汚れって何なのでしょう。毛穴の汚れの原因である角栓。この角栓が皮脂からできていると思っている人が多いようですね。角栓のほとんどは肌から出てきたタンパク質からできています。皮脂の汚れは3割ほどだといわれています。自己流のお手入れは、お肌を刺激したり、摩擦をすることによって、お肌に傷がついてしまいます。そして、その刺激からお肌を守ろうとさらに角質が作り出されていきます。良かれと思ってしていることが、毛穴の詰まりを加速させているかもしれません。だからといって毎回エステはお財布にも優しくないですよね。自宅でも簡単に、プチプラでもできる毛穴洗浄のやり方を毛穴の種類と対策方法も含めてお伝えしていきます。
間違った毛穴洗浄してませんか?
良かれと思って取り組んでいることが、余計に毛穴を詰まらせる原因となっているとしたら?
あなたはこんな毛穴洗浄していませんか?
1.クレンジングオイルでごしごしとこする。
お肌を摩擦したり、刺激を与えることで、お肌自身の防御本能から、さらに角質が作り出されていきます。
2.熱いお湯で洗顔して、その後保湿ケアをしていない。
お湯での洗顔後はお肌の乾燥が促進されます。乾燥によってお肌が固くなってしまい、古い角質、余分な皮脂などが毛穴にたまりやすくなってしまいます。
3.洗顔ブラシ・毛穴パック・スクラブ入り洗顔料を使った後保湿をしていない。
毛穴の汚れを取り除いた後のケアをしていなければ、またその毛穴に汚れがたまっていきます。
思い当たることはありませんか?毛穴洗浄は正しいやり方を覚えれば、簡単に健やかな肌を作っていくことができます。当てはまる人は今日からセルフでできる毛穴洗浄のやり方を変えていってくださいね。
毛穴のタイプで洗浄のやり方は違ってきます。あなたの毛穴タイプは?
自分に合った毛穴洗浄の方法を知るために、まずは自分の毛穴がどのタイプなのかを知っていきましょう。
毛穴の種類には大きく4つのタイプがあります。
1.乾燥毛穴
文字通り、乾燥によって引き起こされる毛穴の状態です。すり鉢状にくぼんでいる。黒ずんでいる、毛穴が開いて見える。たるみが気になる。などは、乾燥毛穴の代表例です。これらの毛穴のケアは、乾燥対策をしっかりする、保湿ケアに力を入れることで、少しづつ改善していきます。
2.角栓毛穴
はがれた角質が毛穴を防ぐことで、皮脂が毛穴の外に出られなくなり、角栓となることがあります。また、皮脂だと思っていても、はがれた角質が毛穴を防いでいるだけということもあります。
3.メラニン毛穴
毛穴の周辺が茶系色になっている、触ってもざらざらしないときはメラニン毛穴になっています。毛穴に色素沈着が発生してしまう原因は紫外線によるダメージによるものです。
4.クレーター毛穴
毛穴が開いてぼこぼこになっているのを見たことがありませんか?
ニキビをつぶしたりすると、毛穴が開いたままになってしまい、クレーター毛穴となります。
毛穴のトラブルは毛穴の汚れと皮脂、はがれた角質からくることがわかりましたね。では実際のセルフでできる毛穴洗浄のやり方についてご紹介していきます。
【セルフでできる毛穴洗浄方法】綿棒とオイルを使った毛穴洗浄
TWITTERでも話題になったオイルと綿棒を使ったセルフ洗浄です。
用意するものは、オイルと綿棒のみ。オイルはベビーオイル・ホホバオイル・オリーブオイルなどがおすすめです。サラダ油は油分が強すぎるので使用は控えてくださいね。
やり方は、綿棒にたっぷりとオイルを含ませて、角栓や毛穴の気になるところをくるくるとやさしくマッサージするのみ。これだけでごっそりと毛穴の角栓が取れると評判です。
くるくるとマッサージしただけで取れない角栓は、オイルをつけた綿棒2本で、角栓の横をやさしく挟んで押し出してみてくださいね。
お肌にも優しくて、プチプラ、家でできる材料でもできてしまうお手軽な毛穴洗浄です。
【毛穴の洗浄方法】蒸しタオルを使った洗顔法
こちらも家にあるものでできる手軽な毛穴洗浄です。まずは蒸しタオルを用意します。水に濡らしたタオルをビニール袋に入れ(電子レンジ可のものを必ず利用してください)チンします。
そのタオルを温度を確かめたうえで、洗浄したい毛穴がある部分にのせて温めます。スチーマーが自宅にある人は蒸しタオルをスチーマーで代用することもできます。お肌があったまって、柔らかくなってきたら、洗顔をします。その時にスクラブの入ったものは避けましょう。毛穴汚れ用などと記載のある洗顔料がおすすめです。
毛穴洗浄をした後は、必ず保湿をして、毛穴のケアをしてくださいね。
【毛穴の洗浄方法】毛穴の黒ずみを消すにはうぶ毛の処理もオススメ
毛穴の汚れではないのですが、うぶ毛も毛穴が黒ずんで見える原因となります。うぶ毛は洗顔では取れません。脱毛をするか、毛を剃って処理をしていきましょう。うぶ毛処理後のお肌はとても敏感になっているので、乾燥対策と保湿ケアはいつもよりも入念にすることをお勧めします。うぶげを処理することで、毛穴周りがすっきりして、毛穴周りの汚れも落ちやすくなります。汚れが取れるだけでなく、ファンデーションのカラーがワントーン上がったり、お肌が滑らかになったりもしますので、大切な写真を撮る前などにうぶ毛そりを取り入れる方も多くなっています。
【毛穴の洗浄方法】酵素洗顔
酵素を使った洗顔料でもセルフで毛穴洗浄ができます。角栓の原因となる古いたんぱく質を酵素洗顔によって、毛穴のつまりを落とし、毛穴が目立ちにくくなるようにします。
酵素洗顔は使い方、使用頻度を守って使用しないと、お肌に負担をかけることにもなりますので、正しい使用法で利用してください。
特別な日の前にはエステの毛穴洗浄もオススメ
セルフで毛穴洗浄もいいですが、やはり特別な日の前にはエステでの毛穴洗浄もおすすめです。エステでは自宅では取り切れなかった毛穴の汚れを取り除く専門の吸引機などが用意されているほか、毛穴掃除以外でも、お肌の引き締めやリラクゼーション効果、保湿の効果もあり、自宅での毛穴洗浄よりもワンランク上の仕上がりが期待できます。
セルフ毛穴洗浄、これだけは気を付けて!の注意点
何ごともほどほどが大切です。自宅でセルフでできるから。汚れがきれいに落ちていないからと、ごしごしと何度もこすったり、毎日毎日実行したり、毛穴パックをつかって毎日角栓を取り除いたりすると、お肌に負担がかかり、毛穴汚れが増長されたりもします。それだけでなく、乾燥が進んだ。お肌が赤くなることもあります。無理やり角栓を取るのではなく、やさしくケアしてくださいね。
セルフ毛穴洗浄のまとめ
セルフでできる毛穴洗浄、気になるものはありましたか?毛穴の汚れが目立つようになると、鏡を見るのが億劫になったり、お化粧ノリが悪くなったり、メイクが楽しめない、なんてことも起こってきます。
毛穴のつまりは、自宅での毛穴洗浄のお手入れでも十分効果を期待できるのでぜひ取り入れてみてください。
また、毛穴の汚れやつまりを取り除くだけでなく、乾燥対策や紫外線対策をする、正しい洗顔方法を身に着けて、角栓の出来にくい、健やかなお肌を保つことも取り組んでいってくださいね。、