日常生活による嘔吐の種類を確認
まずは嘔吐の原因がどこにあるのかをしっかり確認していきましょう。ストレスだと思っていたけど、ただの食べ過ぎだった。。。なんてなったら恥ずかしいですよね。心当たりがあるところは病院に受診した際にはしっかり伝えるようにしましょう。
暴飲暴食
過度なアルコール摂取は胃の粘膜を刺激して胃を荒らします。食べ過ぎは消化不良の原因にもなりますし、栄養の偏った食事を続けていると体の免疫力が低下して病気になりやすい状態を作り、悪循環に繋がります。特に年末年始や、送別会や歓迎会などの仕事などで飲み会が続く時期には注意が必要です。次の日の頭痛や体調不良も大変ですよ!
食中毒
生牡蠣やふぐなどによる食あたりや、生肉に多いO-157など、腐った食材や毒性の強い食材を摂取したときに、嘔吐や下痢の症状が現れることがあります。急激な強い痛みと嘔吐、下痢がくるため、脱水症状になりやすいので、すぐに病院へ行ってください。思い当たる物がある場合には、何を食べたかを伝えると、原因がすぐにわかるので病院側も素早い対処が出来ます。
ストレス
ストレスが原因で起こる吐き気や嘔吐を「心因性嘔吐」と言い、他の病気と併発しやすいのが特徴で注意が必要でしょう。個人差が激しく、なんか胃がムカムカする。程度の人から、嘔吐の症状が出てしまう人までいます。胃がムカムカする位や、軽い吐き気程度なら、なかなか病院に受診する人は少ないかもしれません。しかし、長期放置すると、大きな病気に繋がることもあります。ただのストレスだからと過信しすぎることのないようにした方が良いでしょう。
妊娠
女性が吐き気や嘔吐を訴えた際に、真っ先に確認される事が妊娠でしょう。少しでも思うところがある場合には、まずは検査をオススメします。つわりは時期的な問題のためお薬など処方されることはあまりありませんが、水分がとれないと脱水になってしまうので、産婦人科に受診して早めに相談してみてください。
病気
上記内容に覚えがない場合には、病気を疑って病院で検査をオススメします。その際、熱や頭痛などの他の症状や体調なども確認したうえで詳細を伝える様にしましょう。自分では意識してないうちにストレスが蓄積されている場合もあります。ストレスから来る病気も多数あるので、素人目で判断しないで、病院に受診した方が安心ですね。
ストレスで起きる嘔吐①急性胃腸炎
急な胃腸の炎症で嘔吐や下痢の症状がでる病気です。多くはお腹の風邪として対処することが多いですが、重症化しやすい、ノロウイルスやロタウイルスも急性胃腸炎の一種です。こまめな水分補給と感染防止策がとても重要です。ストレスから胃の粘膜がただれてしまい、吐血や下血になることもあります。そして胃腸炎は子供の感染拡大は特に早く、子供自身で意識して気をつけることは難しいので、胃腸炎で休んだという話を聞いたら、まずは手洗いうがいの徹底をオススメします。
ストレスで起きる嘔吐②胃潰瘍・十二指腸潰瘍
胃の粘膜がえぐれて傷ついている状態のことを胃潰瘍と言います。みぞおちの痛みや胸焼け、吐血や吐血の症状があります。悪化すると合併症を引き起こし、手術が必要になることもあります。仕事や、家事、子供の行事など忙しくなかなか休めないから。と我慢していては大きな病気になりかねません。
ストレスで起きる嘔吐③メニエール病
近年、芸能人や有名人でも発症していると話題に上がるメニエール病です。難聴や耳鳴り、そして、めまいがひどく、吐き気が伴うこともあるほどひどい症状が出ることもあります。比較的、痩せていて性格の細かい人や几帳面な人に多いとされていますが、睡眠不足や過度なストレス状態が原因になる事もあります。
ストレスで起きる嘔吐④逆流性食道炎
最近耳にすることの多くなった逆流性食道炎という病気。みなさんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。症状は胸焼け、胃酸が上がってくる、口内炎や喉の痛みなどもあります。加齢、肥満などが原因になることが多く、他にもストレスや、普段の姿勢委が悪さ、食生活にも原因があると言われています。食道を逆流から守ってくれているところが弱まることが弱まることで逆流してしまうのです。
ストレスで起きる嘔吐⑤摂取障害
摂取障害は主に、心理的要因が原因で起きる食事のトラブルの事を言います。大きく二つに分けて、必要以上に食べ物を摂取する過食症と、極端に食事を取らない拒食症があります。摂取障害は、思春期の頃の見た目を気にし出す時期が最も危険で、体重や体型を気にし始めてストレスを感じ起こります。摂取障害の90%は女性だと結果も出ています。
ストレスで起きる嘔吐⑥自律神経失調症
全身の器官をコントロールしている自律神経が乱れることにより、様々な器官に影響や不調をきたします。しかし、詳しい検査をしても悪いところが見つからずに放置してしまうことが多いのです。自律神経が乱れる原因は様々で、生活習慣の乱れ、過度なストレス、女性ホルモンの乱れが原因になることもあります。まずは生活習慣を見直し、ストレスを軽減することが一番でしょう。それでも一向に改善されない場合には病院でお薬の処方をしてもらうことも出来ます。免疫力も下がってしまい、普段ならすぐに下がるのになかなか熱が下がらないなんてこともあります。
ストレスで起きる嘔吐の対処法
嘔吐した後にはすぐにうがいをしっかりしてください。口の中の気持ち悪さで再度吐き気を催す事もありますので、まずはうがいをしてすっきりさせましょう。そして、吐き気が少し落ち着いたら水分を取るよう心がけましょう。暴飲暴食など、はっきりとした原因がわかる場合には焦る必要はありませんが、原因不明の急に来る嘔吐や、嘔吐以外の症状で頭痛や腹痛、熱や吐血があった場合には速やかに病院でみてもらってください。
ストレスを減らす方法
適度な運動は効果的です。ランニングや筋トレ、縄跳びなどの有酸素運動はストレス暖和に効果的と言われています。他にもカラオケなどで大声を出す。などもオススメです。大声を出すことにより、腹筋が収縮してお腹を刺激してくれ、血行促進に効果的なのです。大声を出すことにより、ストレスも一緒に吐き出され、スッキリしてくれるのです。
他にも、意識改善をして、ストレスを溜めにくくする様にポジティブに考えて見ることや、お部屋の掃除なども精神をリセットさせるのにオススメです。普段から忙しい生活を送っている人は何もしないのも良いですね。家でだらだらゆっくり過ごして、体を休ませてあげましょう。自分なりのストレス発散方法を見つけてくださいね。
ストレスで起きる嘔吐に苦しんでる?ストレスを減らす方法をご紹介!のまとめ
いかがでしたか。近年ストレス社会と言われているくらい、切っても切り離せない状態にあります。ストレスは大人だけの問題ではなく、子供社会にまで問題化されている現状です。多少の熱や頭痛で仕事は休めない。と言う人でも、吐き気があるまま仕事をするのは困難なことです。早めに対処してストレスをため込まない生活習慣を身につけていきましょう。
ストレスは同じ状況にあっても、人によっての受け取り方によって様々です。周りに気を遣いすぎている人は、少しくらい自分勝手になっても良いでしょうし、何事も考えすぎないのも大切なことです。ほどほどに、適度に頑張りましょうね。