ハーフの子供(男の子・女の子)の名前の決め方①:表記について
日本の名前の表記は、漢字だけではありません。「ひかり」のようにひらがなの名前や、カタカナ表記もできますので、イングリッシュのようなアルファベットだけで決まるものではないでしょう。タトゥーに入れるように、漢字は外国人に人気があるものですよね。ひらがなであれば、やわらかい雰囲気がありますので、女の子には良いのではないでしょうか。
漢字にはそれぞれ意味があり、漢字で名前をつけることが一般的ですよね。ハーフの子供の場合、パパさん・ママさんどちらかが日本語を書けなかったり、読めなかったりすることもありますよね。その際は、どちらかが主導権を持って決めることになりますが、日本語を母国語にしていないパートナーにも、名前を決めたら見せるようにしましょう。
引用: http://c-learning.club/%E5%88%9D%E5%BF%83%E8%80%85%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%88%E8%AC%9B%E5%BA%A7%EF%BC%81
画数も名前付けには気になるところですが、日本にいる場合と、外国にいる場合で、苗字が変わることがあります。両方の苗字でも良い画数になることもありますが、そうではない可能性がありますので、あまり気にしないで名前を決めるパパさんママさんもいらっしゃるようですよ。
ハーフの子供(男の子・女の子)の名前の決め方②:国を意識する
外国でも、日本でも、どんな国でもしっくりくるような名前が良いですよね。自分の子供であれば、呼びやすい馴染みのある名前がベターですが、パパさんママさんで考え方が異なることもあるでしょう。両者が納得するまで、しっかりと話し合って決めることをおすすめしますね。
あまりにも日本的な名前では、もしかしたら海外では発音しづらいかもしれません。日本でも通じ、海外でも違和感の名前は、たくさんありますので、その中からチョイスするのも良いでしょう。女性であれば、「なおみ」などは、外国でも一般的なものですよね。
ハーフの子供(男の子・女の子)の名前の決め方③:国によって決まりがある
国によって、一般的な名前の終わり方に相違がありますね。例えば、日本では「こ」で終わる名前は、基本的には女性ですが、国によっては、男性の名前です。こうしたそれぞれの国の決まりを考慮しながら、名前を決定するようにしましょう。
ハーフの子供(男の子・女の子)の名前の決め方④:ミドルネームはどうするべきか
ミドルネームは日本では一般的ではないものの、海外では当たり前に持っているものです。ミドルネームとファーストネームどちらかに日本語を入れて、住む場所によって選べるようにしているパパさんママさんもいらっしゃるようですよ。
ミドルネームは、宗教によっては洗礼した際にいただけるものですので、夫婦で決定できるとは言い切れません。こうしたケースをのぞいて、自分の苗字をミドルネームにする人もいらっしゃいますが、やはりパパさんママさんの国の習慣を無視することなく決めるのが良いでしょう。そもそもミドルネームをつけないこともオッケーですね。
ハーフの子供(男の子・女の子)の名前の決め方⑤:発音も無視できない!
日本語以外の言語で難しいのは、発音ですよね。英語でもっとも日本人ができないとされているのは、「L」や「R」でしょう。これらを名前に入れると、正しい発音で呼べないかもしれません。人に自分の子供の名前を教えるときも、混乱させてしまうことがあるでしょう。
子供の方が言語を覚えるのは得意です。そのため、親が正しい発音をしないと、子供から「そんな名前じゃない!」と怒られてしまうかもしれません。こうした発音に対する問題も意識して、名前を選ぶことも良いでしょう。
ハーフの子供(男の子・女の子)の名前の決め方⑥:表記と発音が異なる時もあるので注意しよう
アルファベットの読み方と外国語の言語の読み方では、相違がある時もありますね。アルファベットの数が違ったり、表記しても読まないパターンもありますので、どんな国籍の人が見ても、間違えない名前がベターです。
ハーフの子供(男の子・女の子)の名前の決め方⑦:外国でも通じる女性名
ハーフの子供でも違和感のない名前をいくつか例を挙げていきましょう。「りな」「りあ」「りさ」「れな」などは、海外でも通じそうですよね。とはいえ、「L」や「R」が名前に入ることになりますので、発音には十分注意してください。「まりえ」「まりあ」「まりな」「みか」「みな」なども良いですね。この例を参考にしてください。
他であれば、「ありさ」などがあります。「あんな」は、ヨーロッパやアメリカでは結構多い名前ですので、違和感がないですね。「じゅん」「じゅりあ」「えま」なども、おすすめの名前です!女性の方が、男性よりも選択肢が多く、選びやすい傾向にあるでしょう。
ハーフの子供(男の子・女の子)の名前の決め方⑧:外国でも通じる男性名
男子であれば、「けんと」「けい」「けん」「かい」などであれば、呼びやすいでしょう。発音もしやすい名前ですよね。「じょーじ」なども、日本・海外どちらでも通用する名前ではないでしょうか。
男性の場合、女性に比べると少し名前のバリエーションが少ないかもしれませんので、「ハーフで同じ名前」という他の子供に出会うこともあるでしょう。とはいえ、名前選びのポイントは、覚えやすさ・発音しやすさですね!
ハーフの子供(男の子・女の子)の名前の決め方⑨:その他
ハーフの子供の名前のつけ方についてご紹介してきましたが、ここで番外編として、ハーフの身体的な特徴や国籍について触れていきましょう。例えば、ハーフの子供は、ブルーアイズ(青い目)を持っているというイメージがあるかもしれませんが、実は、それほど青い目の子供はいません。パパさんママさんのどちらかが日本人であれば、黒い目に確率が高いようですね。もちろん、白人同士などであれば、青い目だけではなく、両目で色が違うことも考えられるでしょう。
ハーフの子供の国籍なのですが、パパさんママさんどちらの国籍も取得することができます。とはいえ、日本にいる場合、二重国籍はNGですので、ある一定の年齢になると、どちらの国籍になるのか選択するようになるでしょう。
ある一定の年齢まで二重国籍が認められているということは、パスポートもふたつ持てるということですね。国によってパスポートの名前のルールが異なりますので、混乱しないように事前にチェックしておきましょう。
ハーフの子供の名前を決めるのは結構難しい!どう決めたらいいの?のまとめ
ハーフの子供の名前のつけ方を例をあげてご紹介してきました。どんな国籍の人でも、呼びやすく、読みやすく、覚えやすい名前にしなければなりませんので、つけるのが難しいかもしれません。とはいえ、ある程度の制限の中で決められるのは、たくさんの選択肢がないため、つけやすいとも言えます。いずれにせよ、呼びやすさなどを考慮しすぎて、キラキラネームなどにならないよう注意が必要ですね!
名前のつけ方には、それぞれの国でそれぞれの決まりがありますので、「自分たちの好きな名前にする」ということを実現できないかもしれません。とはいえ、子供の名前は、子供が一生背負っていくものですので、パパさんママさんは簡単に決めてはいけませんね。長い時間をかけて、塾考する必要があると言えるでしょう。