ハーフツインテールってなに?
子どもっぽく見えるツインテールは、昔のいいかたで言うと「おさげ」です。子どもや若いモデルがツインテールだととても可愛いですよね。でも、自分がするとなるとちょっと抵抗があります。それでも、大人だって可愛いと思うものは取り入れたいものです。そこで幼く見えない、おしゃれな髪形にはハーフツインテールが人気でおすすめです。ツインテールのように髪全部を結ぶのではなく、頭の上半分の髪だけをツインテールにする方法の髪型です。
ハーフツインテールは日本人好み
昔ながらのツインテールは学生や、人気お笑い芸人の女性がしていますね。結ぶだけの楽さがありますが、大人女子としては、なかなか勇気が出ません。髪の上半分をツインにしないで、後ろでまとめると、お嬢様っぽくおしとやかな印象に見えるまとめ髪(ハーフアップ)がずっと定番でした。いわゆるお嬢様結びのことですが、そこからもっとおしゃれで可愛い結び方で、人気がでてきたのがハーフツインテールです。
ハーフアップがもともと日本人好みで、長く定番の髪型だったのですから、そこから派生した数々のアレンジ方法は人気がでて当然なんです。
大人が似合うハーフツインテールの条件
若い女の子と同じヘアスタイルは、髪の色やメイクや体格やファッションでアンバランスになりがちです。せっかく大人がハーフツインテールをするなら、素敵で大人可愛いひとひねりは必須です。大人っぽいということは、ゆったりとした余裕があって、どことなく色っぽかったり、ふんわりとやさしい感じが出ればいいんです。
ですから、髪の長さやカラーが違ったとしても、おさえておくことは共通してあります。まずは、きっちりしないことです。その具体的な方法は、髪の分け目はまっすぐとか、はっきり分けないことです。また、結んだ髪はそのままだとひっつめ髪のようですから、必ず髪をゆるめることです。無造作な感じに崩します。編んだ髪もゆるめましょう。
もう一つは、力を入れないことです。その方法としては、髪をまとめる前にコテやカーラーで、髪全体をゆるフワカールにしておくことです。外国人子どものような、くせ毛のようなニュアンスがあればいいですね。まとめた時にまっすぐな髪は、学生っぽい印象になりますし、くるくるカールだと幼い印象になってしまいます。
大人のカッコ可愛いハーフツインテール
大人のハーフツインテールが似合うといえば、人気歌手の安室奈美恵さんですよね。40代でもやり方によっては、ハーフツインテールは大丈夫なんです。自分に似合うために、まとめる位置や前髪には注意しましょう。方法として、あまり高い位置にハーフツインだけが目立つと、幼い印象になってしますので、耳横に近い所で作る髪型を心がけると失敗しませんよ。
カンタン基本のハーフツインテール
ハーフツインテールをしたことがない方にもできる手順をご紹介しましょう。文字で読むより、動画の方がわかりやすいですね。綺麗で可愛く見える方法も、よくわかりますので見てみましょう。これができたら、ほかのアレンジもやりやすいですよ。キーワードは「くるりんぱ」です。
大人女子は、基本黒か茶色いゴムを使いましょう。髪束をゆるめてふんわりさせればでき上がりです。結び目に綺麗な飾りのついたピンやリボンなどで印象が変わります。ミディアムやボブでも同じ手順でできます。髪が短くてもゆる巻きにして、仕上げに、わきの髪をカールさせるとよりおしゃれで可愛くなります。
ハーフツイン連続くるりんぱ
基本のくるりんぱより多く、トップ全体の髪をハーフツインにしてくるりんぱをします。その下の髪も同じようにハーフツインからくるりんぱをします。(もう一段で増やせばもっとゴージャスです。)トップをふんわりさせ、くるりんぱした毛もほぐして整えます。残った毛先はカールさせて完成ですが、すぐ下の髪を少しとって、くるりんぱの下の段の穴に巻きいれてから穴を見えなくしてピンで留め、下の髪となじませてもおしゃれです。
ハーフアップツイスト
両サイド上の髪をねじります。その横の髪をとって合わせてねじります。真ん中まで繰り返して二つを後ろ中央でピンで留めます。ねじりをふんわりほぐして整えて完成です。
前髪もまとめるハーフツインテール
アイドルや若いモデルさんなら、前髪が目のすぐ上でそろっていることが多いですが、目が大きく強調されて可愛いですよね。大人っぽい印象にするなら、くるりんぱでもツイストでも、前髪を一緒にまとめていくのがおすすめです。ゆるめてふんわりさせるのは同じです。もし前髪が短かったら、ピン数本を使ってサイドに流しながら留めるのもおしゃれです。おくれ毛はあえて出しておくのも素敵です。
サイドをアップして耳を出すとスッキリ清楚な大人可愛いスタイルになります。
ハーフツインフィッシュボーン
サイドの髪を少しとってフィッシュテールを編みます。そのフィッシュテールをゆるめながら崩します。斜め後ろにもっていってからピンで留めて固定します。反対も同じようにして留めます。編んでいない中央の残っている髪をかぶせてスプレーをかけてボリュームを出して完成です。フィッシュテールが難しければ、三つ編みでもOKですよ。
ストレートでもいまどきハーフツイン
髪全体を整えてから、トップの髪を仮止めしておきます。サイドの髪を耳の上の高さで少しとって三つ編みをしていきます。この時耳より斜め後ろに引くように編んでいきます。後でまとめるとき、根元が浮いてしまわないようにするためです。反対側も同じように三つ編みをしていきます。両方の三つ編みを結びます。仮止めした上の髪をおろして完成です。もう1つのアレンジは、トップの髪をおろしておいて同じ三つ編みをして完成です。
三つあみ&ハーフツインテールとくるりんぱ
トップを毛先近くまで大きく三つ編みにして結んでおきます。サイドの髪同士を結んでくるりんぱにします。くるりんぱした髪を三つ編みの中に入れ込みます。残体をゆるめて完成です。
ハーフツインテールをヘアアクセサリーでアレンジ
ハーフツインテールはそれ自体でもおしゃれですが、リボン使うと可愛くなったり、凝ったデザインのリボンだとおしゃれになります。
バレッタは留めるだけでおしゃれになりますが、ねじるハーフツインをまとめるととても可愛い印象になります。全身コーデの1つとして合わせるとオシャレ度がアップします。大人女子は、落ち着いたデザインで上品にまとめればとてもすてきですね。
ハーフツインテールをパールピンでアレンジ
くるりんぱや、ねじったくるりんぱ、ツイストでもふんわり髪にはパールピンがとてもに会います。華やかなシーンで魅力的な印象になります。スワロフスキーやガラスのビーズもおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?ハーフツインテールというのは、頭のトップ半分から上の髪を、後ろ頭から2つに分けたヘアスタイルでしたね。大人女子は、髪の全部をハーフツインにすると幼い印象だったり、年齢にそぐわなかったりします。また、髪全体をアレンジするのは大変ですから、簡単にできるハーフツインテールがおすすめなわけです。その中でも人気なのがくるりんぱという方法です。
その手順は、結んだ髪をただ根元の真ん中に通して、一回転させるだけです。そこから三つ編みやねじりを組み合わせて、力の抜けたふんわり感を出せば、大人女子もツインテールで可愛くおしゃれになります。無限にアレンジができるので、基本の方法をマスターして、大人可愛いヘアアレンジを楽しみましょう。