帽子のシールは剥がすべきか
街中で、帽子にシールをつけたままかぶっている人を見かけたことはないでしょうか。あるいは、シール付きの帽子を購入して、「剥がすべきかどうか、正しい方法がわからない」という人もいらっしゃるでしょう。実は帽子についたシールには意味があります。そこでこの記事では、キャップについたシールを剥がすべきかどうか、剥がす理由などをご紹介していきます。
帽子のシールの代名詞といえば「ニューエラ」
「帽子にシール」といえば、「ニューエラ」「NEW ERA」を想起する人は多いかもしれません。このブランドは、New Yorkにある帽子メーカーですね。野球(メジャーリーグ)から火がつき、アメリカだけではなく、日本でも話題のアイテムとなりました。今でも、若者を中心に着用している人は多いと思います。
「ニューエラ」「NEW ERA」のシールは、サイズが書いてあるものですが、このシールは、世間でも「剥がすのか正しいのか」という話題に溢れていますよね。ネットや雑誌だけではなく、テレビなどのメディアでも、「シールを剥がすのは正しいのか?」というコンテンツがあるほど、多くの人が気にしていると言えるでしょう。「ニューエラ」は話題のアイテムですので、持っていない人は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
帽子のシールのメッセージ
「ニューエラのアイテムのシールは剥がすのが正しいのか」ということが世間で注目を集めているのならば、どのようなメッセージが書いてるのか注目すべきですよね。昔は、ゴールドなどの限定されたカラーだけではなかったのですが、現在では、「大きさを調節できる=シルバー」、「大きさが決定している=ゴールド」となっているようですよ。
ニューエラの帽子のシールには、「NEWERA」と書いてあり、キャップのモデルやサイズも記載されているものです。一言でまとめると、「商品タグ」ですね。とはいえ、ニューエラの場合、シールそのものがデザイン性が高いものですので、「剥がすのは正しいのか」という議論になっているのでしょう。では、シールを剥がす人と剥がさない人の正しいワケをご紹介していきますね。
引用: https://lh3.googleusercontent.com/6Glp52-CWvDrHmdRX2NlX9I3TI_FA_d2wI-O9PIdKXILGisfR-K9bM2sExqFJ7eS5ndpAg=s124
帽子のシールを剥がすワケ①
帽子のシールを剥がすのが「正しい!」という理由として、シールのあとが残ってしまうのも嫌う人がいますね。シールを張り続けている状態では、日焼けしてしまうと、シールのあとが残って、クールさとは遠い帽子になってしまいますね。
帽子だけではなく、シールも外でかぶり続けていると、日焼けしてしまいますよね。色が抜けてしまうこともあるでしょう。もし「シールを剥がしたい」というのであれば、なるべくはやく剥がすことをおすすめしますね。はやければ、日焼けあとも、シールのあとも、気にならなくなりますでしょう。
帽子のシールを剥がすワケ②
引用: https://lh3.googleusercontent.com/ivbjFSy2EU5GCVELsYJ70CcS0DbXOLwjAg6FXW0m0R1oOey1X0AHcV1zy0DSurXqYtv1=s85
帽子のシールを剥がすワケとして、お手入れする際、めんどくさいと感じている人もいますね。帽子は、外気の汚れや、皮脂・汗などで汚くなるものです。とりわけ、夏場などは、シミができたりするものですので、こまめにクリーニングする必要があるでしょう。
お手入れする際、シールがジャマになる可能性も否定できません。シールをキープしながら、洗濯するのも難しいですよね。「しっかり洗いたい」という人であれば、シールを剥がすのが正しいと感じることがあるでしょう!
帽子のシールを剥がすワケ③
最後の三つ目ですが、キャップのツバを折りまげるために、シールを剥がすことが正しいと感じている人も少なくありません。年代やファッションの美学として、ツバを折りまげる人は多いですよね。シールはツバに貼られているものであり、折り曲げてしまうと、シールが浮いてしまうこともあるでしょう。こうしたリスクを回避するために、シールを剥がすことが正しいと思っている人もいますね。ツバが曲がっていたら、シールを貼り付けるのは難しいです(シールの粘着力にもよりますが)。
ここで、ツバを曲げるメソッドをご紹介していきましょう。ツバは内側に曲げるものですが、バランスよくしなければ、ファッション的にNGですよね。バランスの良さをキープするためには、輪ゴムなどがオススメです。輪ゴムをツバにつければ(ツバを水にひたす必要はありますが)、ある程度の時間で、適度なツバの曲がり方を実現できますよ。「ツバがうまく曲がらない」という人は、ぜひ参考にしてくださいね。
帽子のシールを剥がさないワケ①
ニューエラは、ブラックアメリカンに愛されているブランドで、白人と比較すれば、ブラックアメリカンは貧しいことが多く、新品の帽子を購入できることは贅沢でした。「新品」という証拠のために、シールを剥がさないでいた歴史があるということです。そしてその習慣は、ファッション好きな若者たちに踏襲されているのでしょう。
いけないことではありますが、ショップから帽子を盗み、それを自慢するためにシールをつけたままにしていることも、当時はあったようです。「成功の証=シール」となり、「シール=クール」ということもあって、今もシールを剥がさないことが定着しているのでしょう。
帽子のシールを剥がさないワケ②
「ブラックアメリカンの歴史に興味を持っている」「ニューエラが好き」という人であれば、シールを剥がさない傾向があるでしょう。ブラックアメリカンがなぜシールをつけたままにしているのか理解し、その歴史に対して敬意を表明しているのです。
ブラックアメリカンではなくても、彼らをリスペクトしている人は少なくありません。だからこそ、シールを剥がすことがないのでしょう。ファッション性の追求というよりは、文化理解のために、シールをつけたままにしているのです。
帽子のシールを剥がさないワケ③
アメリカの超有名スポーツ選手がシールをつけたままかぶっていて、それをマネしていることも考えられます。スポーツ選手は、時にはファッションアイコンになりますよね。シールを剥がさずにかぶっていることがクールに見えたのです。
ひっそりとシールのオシャレを楽しみたい人は、ツバの裏側に貼ることもあるようですよ。シールは目立つものですので、それに違和感を覚えている人もいますが、裏側に貼ることにより、見えないオシャレを楽しめますね。
帽子のシールを剥がすのは正しいのか?
シールを剥がす人もいれば、剥がさない人もいます。割合としては、剥がさない人の方が多いようですね。ブッラクアメリカへのリスペクトや有名人のマネとして、かっこいいからつけたままにしていることが多いでしょう。もし売ることになった場合、剥がさない方が高値で売買できる、というメリットもあるようですね。剥がす人は、剥がす人なりに帽子のケアやオシャレを考えている結果となりました。
オシャレを楽しむのは本人の自由ですので、剥がすのも剥がさないのもお好きなようにしてください。もし、「シールを剥がしてしまったけど、欲しくなった」という際には、シールだけネットなどで販売されていますので、探してみてはいかがでしょうか。シールが痛んだ時の替えとしても良いですよね。帽子の値段よりは安価ですので、お買い求めやすいはずです!