帽子はクリーニングに出すべき?
普段何気なく被っている帽子ですが、クリーニングには出すべきか悩んだ事があると思います。帽子は汗などを直接吸い込んでしまうのでクリーニングは欠かせない物なのです。帽子が汚れる原因は汗だけではなく雨や日差しなど外からの刺激でも汚れてしまいます。シミやカビなどが出来てしまうと自分で修復するのは不可能なので自分でどうにかしようと思うのは危険です。帽子の型崩れやヨレの原因になってしまいます。自己解決してしまう前にクリーニングに出す頻度や値段の相場などを知っておきましょう。
帽子をクリーニングに出した時の値段は?
帽子をクリーニングに出す時に気になるのが値段ですよね。クリーニングを出す店舗によっても料金は変わってきますが、帽子の種類によっても料金が変わってきます。その他にはカビ取りや型崩れなどで追加料金がかかる場合もあるので近くのクリーニング屋はどの様なサービスを行っているか確認を忘れない様にしましょう。
キャップの値段相場
引用: https://www.bousi.com/cap/tc-twillcap.htm
500円〜1500円程度。しかし、プレミアムな帽子や真っ白な帽子の黄ばみや汗シミ取りなどする場合は3000円程かかる場合もあります。
ニット帽の料金相場
引用: https://www.nike.com/jp/t/ナイキ-スポーツウェア-テック-ビーニー-ニット帽-Cm3JLf
400円〜1300円程度。
ベレー帽の料金相場
引用: http://kuraline.jp/?pid=120676513
300円〜900円程度
麦わら帽子
引用: https://www.buyma.com/item/30140364/
1000円〜1500円程度
帽子をクリーニングに出す頻度
帽子をクリーニングに出す方がいい。というのは分かったもののクリーニングに出す頻度なども気になりますよね。使う度にクリーニングに出していたらお金もかかるし素材の質も落ちちゃうじゃないか?と心配の原因にもなってしまいます。一般的に帽子をクリーニングに出す頻度は汚れが出てきたらにしましょう。酷い汚れやカビが出るまで放置していると追加料金で高くなってしまう事があるのと、汚れが酷くなるまで放置している帽子は細菌などの住処になっています。プレミアムな素材を使っている帽子などはこまめにケアをしクリーニングに出すのがオススメです。
また雨に濡れてしまった時などそのままいつも通り保管してしまうとカビの原因になります。雨や多く汗をかいた日の帽子はクリーニングに出すのが帽子の状態も維持するために1番安全な方法です。
クリーニングに出せる帽子と出せない帽子は?
帽子はクリーニングに出せば問題ない!と思うのは実は間違いなんです。クリーニングにも受け付けてくれる帽子と受け付けてくれない帽子があります。シルク素材の帽子だったり修正が困難なハット、自分で洗ってしまった帽子などは受け入れてくれないクリーニング店もあります。帽子のラベルを見て手洗いが大丈夫な帽子であればクリーニングにも出せますが、クリーニング店によっては手洗いじゃない場合もあります。手洗いで洗わないといけない帽子を手洗い以外の方法で洗ってしまうと型崩れの原因にもなるので、クリーニングに出す時は手洗いでやってくれるかを確認してからでもいいかもしれません。
家で出来る帽子のケア方法は?
帽子用、除菌消臭スプレー
引用: https://override-online.com/products/detail/519/
汗や湿気などで繁殖する細菌や匂いを抑えて予防してくれるスプレーを使用しましょう。帽子を被った日の後など全体的にスプレーをし乾かす事で自宅で出来る簡単ケア方法になります。スプレーをしてから外に干す方が菌の繁殖を防げるのでオススメですが、日差しが当たる場所に長時間置いておくと色落ちの原因にもなってしまうので数時間で切り上げるようにしましょう。どうしても色落ちや取り込む時間がない場合は日陰に置きながら外干ししましょう。スプレーは帽子用が好ましいですが用意出来なかったら衣服用のスプレーでも大丈夫です。
家庭用中性洗剤
引用: http://kininaruarekore.com/archives/2442.html
CMでよく目にするおしゃれ着用の中性洗剤がオススメです。帽子の裏側のタグを見て桶マークがバツになっていなければ自宅で手洗い出来る帽子です。そんな帽子を洗う時にオススメなのが中性洗剤でタグに記載されているお湯の温度で優しく手洗いする事です。帽子はウールを使っている物があるので普通の洗濯用洗剤だと色落ちなどの原因にもなります。帽子を手洗いする時は必ず中性洗剤を使用してください。
帽子を頻繁にクリーニングに出さなくていい使用方法
自分で加工しない
帽子を正しく使用出来れば帽子の寿命も長くなります。自己判断で帽子に撥水スプレーなどを加工してしまうと帽子の素材にスプレーが入り込み通気性が悪くなり内部のムレの原因になります。通気性が悪くなるということはカビなどが繁殖しやすくなるのでやめましょう。
整髪料を使用したまま被らない
整髪料を使用した髪の毛に帽子を被ると帽子を痛めつける原因になります。整髪料を使って汗をかいたりしたまま帽子を被ると帽子の変色にも繋がる場合があります。なるべく帽子を被る部分には整髪料を使わず、帽子から出ている部分に使うようにしましょう。
化粧がついたら汚れを落とす
女性だと化粧をしてから帽子を被る事が多いと思いますが、帽子が肌に直接触れる額部分などにはファンデーションがつきやすいですよね。そんな時はそのまま放置しないで直ぐに拭き取る様にしましょう。水で濡らしたタオルで優しく擦り落とすのは大丈夫ですが、落としたい一心でゴシゴシと力任せに擦ることはやめましょう。また、帽子の素材によっては落とせない、落ちない場合があるので、そういった場合は帽子用のライナーなどを肌が触れる部分に使用する様にしてください。
帽子を頻度にクリーニングに出さなくていい保管方法
季節的に長期間使わない帽子などは保管する時にも注意が必要です。正しい保管方法を知らないと知らぬ間にカビの繁殖や色落ち、型崩れなどの原因になります。帽子を保管する時は必ず風通しのいい日が当たらない場所に保管しましょう。湿気はカビや型崩れなどを起こしたりするので湿気には特に注意してください。よく家のインテリアとして部屋に帽子を飾る方がいますが、蛍光灯など家の電気の光で帽子が色落ちしてしまう場合もあります。オシャレの為とやった事が帽子の素材をダメにしてしまう原因になるので帽子は正しくケアをして保管しましょう。
帽子をクリーニングに出す時に気をつけたい事
先程もご紹介した様に自己判断で帽子をケア、メンテナンスしようとするのは控えましょう。帽子の裏側のタグを見た上で自宅で手洗い出来る物か出来ない物かを見極める必要があります。また、保管方法や使用方法が悪く帽子の素材の状態や型崩れなどが酷くなった場合はクリーニングに出すと追加料金がかかってしまうので、帽子を綺麗に保つためにも日頃から気をつけましょう。
クリーニングに出すメリット
自宅でケアが出来にくい帽子はクリーニングに出すメリットがたくさんあります。正しい方法が分からないまま自分でケアしようとするのはオススメできません。クリーニング店にもいろいろな場所がありますがオススメなのが帽子専門のクリーニング店です。帽子を専用としているので帽子の素材やケア方法を熟知したプロが手掛けてくれます。自分じゃどうしようもない型崩れなども帽子専門店だと綺麗に直してくれます。また、専門店ではケアだけではなく帽子を長く使用出来るようメンテナンスも多くあります。型崩れしにくい加工をしてくれたり雨に強い撥水加工もしてくれるので1度お願いしてみるのもいいかもしれません。
最後に
いかがでしょうか?実は知らない事だらけの帽子のケア方法をご紹介させていただきました。帽子はとても繊細なファッションアイテムで、素材によっても 様々なケア方法があります。素材や帽子の型崩れを防ぐ為にも正しい使用法でクリーニングも上手く活用する様にしましょう。