たまには胸キュン漫画が読みたい!でも大人・青年向けってあるの?
胸キュンできる漫画はとても魅力的で大好きだという人も多いのではないでしょうか。ですが多くの場合、胸キュン漫画は少女漫画や女性向け漫画ばかりと言えます。少女向け、女性向け漫画も魅力的ですが、絵のタッチなど青年向け漫画が好きという人もいます。
今回は、大人・青年向けの胸キュン漫画についてご紹介していきます。
【大人・青年向け胸キュン漫画1】デビルズライン
「デビルズライン」は、花田凌が描くダークファンタジーです。デビルズラインは、胸キュン要素満載と言われ多くのファンを持つ人気漫画です。「安斎」と「つかさ」のラブストーリーの描写で、ダークファンタジーでありながら甘い要素も持っているのです。
あらすじ
デビルズラインは、吸血鬼と人間のハーフである安斎結貴(あんざいゆうき)を主人公とした漫画です。安斎は警察の公安として働いており、ふとした出来事でヒロインのつかさと出会います。ヒロインのつかさは男性嫌いで恋愛にも不慣れなキャラクターです。しかし安斎にファーストキスを奪われてから安斎のことが頭から離れなくなってしまいます。また、安斎にとっても初めて舐めた人間の血が忘れられずつかさのことが気になってしまいます。しかし同時に、吸血鬼を絶滅させたいと考えている組織が現れ、安斎も狙われてしまうのです。
この漫画は人間と吸血鬼の共存と恋愛をメインテーマとした作品ですが、甘すぎる二人のラブストーリーに胸キュンしてしまいます。表紙と中身のギャップが大きな作品ですが、魅力的な作品ですのでぜひ手にとってみてください。
【大人・青年向け胸キュン漫画2】恋は雨上がりのように
「恋は雨上がりのように」は眉川じゅんによる漫画であり、テレビアニメや映画化されるほどの人気を博しています。「月間スピリッツ」にて2016年1月まで連載されたのちに「ビッグコミックスピリッツ」に移籍しました。
あらすじ
主人公の橘あきらは、不器用でクールな17歳の女子高生です。彼女は、アルバイト先である「cafeレストラン ガーデン」の店長である近藤正己に密かに恋をしています。あきらより28歳も年上の近藤は、あきらの気持ちを知りながらも、バツイチで冴えないと自認しているために気持ちに応えられないでいました。しかし、近藤はあきらと交流していくうちにどんどんとあきらに惹かれていってしまうのです。
不器用な主人公のあきらと、あきらによって自分の若い頃を思い出しもう一度スタートを切ろうとする近藤の恋から目が離せない作品です。
【大人・青年向け胸キュン漫画3】もぐささん
「もぐささん」は大竹利朋による作品で、「となりのヤングジャンプ」にて連載されていました。主人公の小口虎雄(こぐちとらお)とそのクラスメイトである百草みのり(もぐさみのり)の関係を描いた胸キュン漫画です。
あらすじ
学校ではおとなしく、外見的にも目立つ存在ではない百草みのりは、実はものすごい食欲とそれを我慢できないという秘密を抱えていました。ある日小口虎雄の家族が営む食堂に百草みのりが訪れ、小口虎雄はその秘密を知ってしまうのです。学校での様子とのギャップに小口虎雄はとても驚きますが、彼女の楽しげな態度にドキドキしてしまったのでした。しかし百草みのりは同級生に自分の秘密を知られたことに焦って二人は気まずくなってしまいます。
それでも小口虎雄は彼女を避けることはなく、彼女が困った時に手助けすることで二人は仲良くなっていくのです。少し変わった切り口のストーリーですが、素朴な画風がとても人気の作品です。
【大人・青年向け胸キュン漫画4】くろアゲハ
「くろアゲハ」は加藤充志による漫画で、作者の代表作である「カメレオン」の続編です。ヤンキー漫画でありながら、胸キュンしてしまうオススメ作品の一つです。
あらすじ
主人公の星野英太(ほしのえーた)は普通の16歳の男子高校生ですが、夜は実家のスナック「コスモス」にてホステス「エイラ」として働いています。そんな英太が恋しているのは同じクラスの山本都姫(やまもとみやび)でした。しかし彼女は地元のヤンキー集団罵多悪怒愚(バタードッグ)のリーダーの妹であり、暴走族OZ(オズ)の2代目というヤンキーのエリートなのでした。英太はある日ホステスの女装のためにつけていた女性物の下着を都姫に見られてしまいます。英太はショックを受けるとともに、都姫から変態扱いをされてしまうのでした。
自暴自棄になって女装姿のまま実家を飛び出した英太ですが、ひょんなことから都姫から女性として絶大な信頼を得ることになります。そして、男性としては全く相手にされていないものの都姫を守るために奮闘していくのです。
【大人・青年向け胸キュン漫画5】無限の住人
「無限の住人」は沙村広明による作品です。「月間アフタヌーン」にて2012年まで連載されていました。この作品は1997年に第1文化庁メディア芸術祭マンガ部門にて優秀賞を受賞するなど多方面から高く評価された作品です。
あらすじ
主人公の浅野凛(あさのりん)は、逸刀流(いっとうりゅう)という剣客集団に両親を殺され、実家が営んでいた剣術道場を潰されてしまいました。凛は逸刀流への仇討ちを晴らすために、万次(まんじ)という男に用心棒になることを依頼します。万次は不老不死の肉体を持っており、凛は万次のその能力に目をつけたのでした。そして万次と凛は共に逸刀流との戦いに挑んで行くのです。
【大人・青年向け胸キュン漫画6】女の子が死ぬ話
「女の子が死ぬ話」は、柳本光晴による作品で、「月刊アクション」での連載が好評を博した漫画です。タイトルで内容がある程度わかってしまう作品ですが、魅力に引き込まれて途中で読むことがやめられなくなってしまう作品と言えます。
あらすじ
少女漫画のような青春に憧れる千穂が通う、高校の入学式から物語は始まります。入学式初日、千穂には二人の新しい友人ができます。それば和哉と遥でした。千穂は和哉に惹かれ、淡い恋心を抱きます。しかしある日突然、遥は二人の前から姿を消してしまうのでした。遥は病におかされており、和哉は何度も遥の病室を訪れ、自分の想いを遥かに告げるのです。3人の想いが交錯する青春漫画であり、1巻完結のためとても読みやすい作品と言えます。
【大人・青年向け胸キュン漫画7】君のいる町
「君のいる町」は瀬尾公治による、「週間少年マガジン」で連載された作品です。この作品は、「広島編」「東京編」「大学編」「社会人編」と分かれており、登場人物たちが大人になっていく様子と彼らを取り巻く環境の変化をリアルに楽しむことができます。
あらすじ
広島県の田舎で春から高校に進学する桐島青大の家に、父親の友人の娘だという枝葉柚希がやってきます。青大は、中学生時代からクラスメイトの神咲七海に惹かれていました。しかし柚希の登場で、徐々に柚希に心惹かれていくのでした。そして東京に青大が転校したことにより、物語の舞台は東京に移って行きます。そして東京で御島明日香や風間恭介などと出会い、彼らの関係は複雑化していくのです。
【大人・青年向け胸キュン漫画8】いちご100%
「いちご100%」は河下水希による作品で、2005年まで「週間少年ジャンプ」にて連載されていました。週間少年ジャンプに掲載されたラブコメ作品としては、「ニセコイ」に抜かれるまでは最長の連載作品として知られていました。
あらすじ
この作品では、登場人物たちの中学高校時代が描かれています。主人公で中学3年生の真中淳平は、放課後に校舎の屋上に出ると、いきなり女の子が頭上から飛び降りてきてとても驚きます。着地に失敗して倒れた女の子のスカートがめくれたことで「いちごのパンツ」が露出してしまうのでした。そして淳平は、彼女の美しさに一目惚れしてしまいます。淳平は名前も知らない彼女を見つけようと必死になりますが、勘違いで西野つかさと付き合うことになってしまいます。そして物語は高校時代へと進み、真中をめぐる恋が混戦していくのです。
【大人・青年向け胸キュン漫画9】ヘタコイ
「ヘタコイ」は中野順子によるラブコメディで、「週間ヤングジャンプ」にて2011年まで連載されていました。物語の世界設定を同じくした読み切り作品「カタコイ」や、連載が終了したのちに番外編となる「イロコイ」も執筆されています。
あらすじ
主人公の駒井静は大学1年生であり、真面目でとても心優しい青年です。しかし彼の趣味は温泉、盆栽、ぬか床と大学生にしてはとても渋く、周囲からは「ご隠居様」というあだ名で呼ばれています。ある日、旅行先の旅館にて駒井は温泉に入ります。そこで見つけたのは、全裸のまま倒れている女性でした。しかし駒井とその女性は、学内で再会することになります。その女性は、駒井が入ったサークル「旅と温泉愛好会」の先輩、篠原流香だったのでした。そして駒井の波乱に満ちた大学生活が始まっていくのです。
【大人・青年向け胸キュン漫画10】富士山は思春期
「富士山は思春期」はオジロマコトによる作品で、2016年まで「漫画アクション」で連載されていました。高身長のヒロインと身長差のカップルをテーマとした新しいテイストのラブコメです。
あらすじ
身長が160センチの主人公、上場優一(かんばゆういち)は、モテモテのマドンナである青田恵子の着替えを覗くために友人たちの協力を得て女子更衣室を覗きます。しかしそこにいたのは身長181センチの富士山牧央(ふじやままきお)だったのです。牧央の着替えを見てからその姿が脳裏に焼き付いてしまった優一は、勢いで牧央に告白し、二人は付き合うことになります。そして思春期らしいドキドキした距離感のお付き合いが始まっていくのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、大人・青年向けの胸キュン漫画についてご紹介しました。あなたのお気に入りの作品を見つけて、ぜひ手にとってみてください。胸キュンして、引き込まれるに違いありません。