ニキビはできる年齢によって種類が違う
ニキビができやすい肌質の方もたくさんいると思いますが、若い時にできるニキビと大人になってからできるニキビは種類が違います。高校生の時にニキビがたくさんできたという経験のある方でも、大人になると自然とニキビができなくなったという人も多いです。
ニキビはできる年齢によって種類が違うため、原因や改善方法も異なります。まずはニキビの種類をしっかり把握して、そこからしっかり改善していけるようにしましょう!
高校生の時にできるひどいニキビの原因は?
「おでこや頬にパーッとニキビが一面できてしまった・・・」という経験を高校生の時にしたという方はいますか?これはいわゆる思春期ニキビと言って皮脂の分泌が活発になることで起こってしまうニキビです。思春期にはホルモン分泌が活発になり自然と皮脂量が増えてしまいます。
どれぐらい皮脂量が増えるかは個人差がありますが、あまりにもたくさん分泌され毛穴づまりを起こすようであればニキビにつながるのです。高校生の時にできる思春期ニキビは、とにかく肌を清潔に保つということが改善のキーになります。
分泌された皮脂を肌にそのまま残してしまうと、それが雑菌の繁殖を流しひどいニキビにつながるのです。ただどれだけ清潔に保っていてもニキビ肌が改善しないこともあります。年齢を重ねるにつれて皮脂分泌が安定し、ニキビができにくくなることも多いので様子を見ることも必要でしょう。
大人になってからひどいニキビに悩まされる・・・
ひどい思春期ニキビを経験した女性は意外と大人になるとニキビから縁遠くなります。逆に若い時には全くニキビができなかったのに大人になってから急にニキビ肌になってしまうと言う女性も少なくありません。大人になるとまた高校生の時のニキビとは違った原因で肌荒れしてしまうのです。
大人ニキビになる原因にはどういったものがあるのか、しっかりチェックしていきましょう。できるだけ原因となる要素を潰していって、ニキビレスの綺麗な肌を保ちたいですよね!
ひどい大人ニキビの原因①過度な乾燥
あまりにも肌が乾燥しているとそれがニキビの原因になることがあります。「ニキビは過剰な皮脂が原因でできるから乾燥肌ならニキビができにくいのでは?」と思われる人もいるでしょう。しかしお肌とニキビの関係はそんなに単純なものではありません。
肌が過度な乾燥状態に陥ると、自ら皮脂分泌しようと働き始めます。 この時に皮脂の分泌をコントロールできず過剰に機種を生み出してしまうことがあるようです。そうなるとお肌は一気にオイリーになり、ニキビができやすくなってしまいます。
乾燥肌の方は日頃からしっかり保湿ケアをしないとひどいニキビ肌になる可能性があるので注意が必要なのです。また「インナードライ」とって肌表面はしっとりしていても深層がカラカラに乾いているという状態も、大人にきびを引き起こす要因の一つ。 普段からこまめな保湿ケアをしているのにニキビが改善しない・・・という方はもしかしたらインナードライかもしれません。
ひどい大人ニキビの原因②クレンジングを徹底していない
大人になるとメイクする機会も増えそれだけ肌の負担が大きくなっていきます。ただ毎日のメイクだけではニキビができることはほとんどありません。ニキビにつながるのは徹底されていないクレンジング、クレンジングしきれず肌にメイク成分が残っているとそれがニキビを発生させる原因になります。
洗浄力の低い肌に優しいクレンジングを使っている方は特に注意してください。洗浄力弱めのアイテムは確かに肌には優しいですが、丁寧にメイクオフしないとメーク成分を完全に落としきることができません。肌に残ったメイク成分が毛穴に詰まり、それがニキビを助長させるというケースも少なくないのです。
ひどい大人ニキビの原因③食生活の乱れ
社会人になり働き始めるとどうしても食生活が乱れることが多いです。最近は日本も欧米化してきていて、脂っこい食事やファストフードが主流になってきました。忙しいとついついリーズナブルな価格ですぐに食べられるジャンクフードの食いつきがちですが、こういったものばかり食べているとすぐにニキビ肌になります。
特にジャンクフードは体に悪い油を使っていることが多いため、よりひどいニキビ肌を作り上げてしまうようです。社会人になってから明らかにニキビの量が増えた・ニキビができやすくなったという女性は、もしかしたら食生活の乱れが原因かもしれません。
ひどい大人ニキビを解決するにはどうしたらいいか
大人ニキビを引き起こす原因を三つご紹介しました。もちろんここにあげたのは一例であってもっと細分化すれば様々な理由が考えられます。大人ニキビを改善するにはどういった方法を実践すればいいのか、ご紹介しましょう。慢性的なニキビ肌に悩んでいる方は、これを機会に抜本的な改善を図っていきましょう!
ひどいニキビを改善する方法①ナチュラルメイクに切り替える
毎日のように濃いメイクをしているとどうしてもクレンジングで落としきれない場合があります。メイク成分そのものも肌の負担になりますが、メイクオフで落としきれなかったメイク成分が毛穴に詰まりニキビを発生させている可能性が高いです。
思い切ってナチュラル系の薄いメイクをしてみてはいかがでしょうか?ベースメイク BBクリームだけ、後は眉毛を書いて頬に少しチークをつける・・・。これくらいの薄いメイクであれば簡単に落とすことができますし、メイク成分が毛穴に詰まることも少ないと思います。
特に慢性的なニキビ肌に悩まされているという方は、一定期間薄いメイクをするという「プチ肌断食」をしていきましょう。また肌が元気になれば普段通りのメイクに戻せばいいのです。まずは肌が健康的に戻りニキビがなくなることを目指しましょう!
ひどいニキビを改善する方法②タンパク質やビタミンを摂取する
ニキビができても治りやすいお肌にするためにはタンパク質やビタミンを豊富に含んだ食事をとる必要があります。これらの栄養素は肌のターンオーバーを促し、肌が自然に綺麗になるサイクルを作り出すための重要な存在。
お肉や魚卵、牛乳・チーズ、大豆製品など、良質なタンパク質を含んだ食べ物を食事にどんどん取り入れていきましょう。またビタミン類を含む野菜として、にんじん・かぼちゃ・キノコなどもおすすめです。外食中心になっている方はサプリメントでこういった栄養素を補うのもいいでしょう。極力自炊に切り替えられるように頑張ってみてください。
ひどいニキビを改善する方法③運動習慣をつける
肌のターンオーバーを促すためには運動習慣をつけることも大切です。体を動かすことで新陳代謝が活発になり、正しい周期で肌のターンオーバーが行われるようになります。また汗をかくとデトックス効果も得られて、汚い角質を毛穴から出すこともできるのです。ストレス発散しながら美肌を目指すために、運動習慣をつけるように心がけましょう。
大人ニキビは治りにくい ・跡になりやすい
大人になってからできるニキビというのは高校生の時のニキビと違って、なかなか治りにくいというのが特徴です。一度できてしまうといろんな薬を使っても食生活を改善しても、ずっと肌にとどまり続けます。
なのでできるだけニキビができないように普段から心がけるというのが重要になるのです。 また大人ニキビは色素沈着を起こし跡になりやすいというのも気をつけるべきポイントになります。