彼氏の年収が低いから結婚できない?
現在は30年前の日本と違って、一人の収入では生活できない、低収入の男性が多くなってきています。これも、働き方改革といって、非正規社員を増やし、企業が利益を上げやすくしたためです。男性が女性に収入があることを求める時代になってきているのです。また、女性も結婚後仕事を続けていきたいので、相手の収入に拘らない、仕事に理解を示してくれる男性を、求めている女性も増えてきています。
今や年収が低い男性が、女性に年収を求める時代
女性の理想とする男性の年収は、最低ラインが300万円以上で、300万円未満は敬遠されるようです。年齢が若くても300万円未満は敬遠されるとのことですが、現在は非正規社員が多くなって、収入面では理想通りにはいかないのではないでしょうか?
現在は男性が女性に年収を求める人が増えているとのことです。低収入の男性が女性に収入を求めて、男性が家事育児を受け持つ家庭もちらほら見られます。とても自由な時代になってきたのではないでしょうか?しかし、まだ、女性にかなりの負担がかかってきています。家事を手伝う男性もこの頃は多くなってきていますが、まだ、共働きでも、女性に負担を押し付けている家庭が多いと思います。
彼氏の年収が低いという、日本人の男性の平均給与は?
国税局民間給与実態統計調査による男性の年齢別平均給与は、20~24歳は275万円で、25~29歳は383万円、30~34歳は457万円となっています。平均ですからこれよりも、高い人もいれば、低い人もいます。
彼氏の年収が低いのを気にする女性は?
女性のほとんどが年収を気にしています。彼氏の年収が気になる人は、84.5%・気にならない人は15.5%とまた、結婚相手になる人には、90.3%の人が気にして、気にならない人は9.7%という結果がでています。ほとんどの女性が年収で相手を選別していて、年収に左右されない場合は、その人、個人の将来性などが必要となるのでしょう。
現在は正規社員と非正規社員に分けられています。そして、非正規社員になると一般的に、一生そこから抜けられないシステムになっているのです。正規社員と非正規社員において、男性の正規社員は540万円、非正規社員は228万円と平均統計がなっています。もちろん平均よりも多い人、少ない人がいると思います。
彼氏の年収が低い結婚の条件
あるアンケート調査で、結婚相手を求める年収は300万円以上がもっとも多く、2位が500万円以上、3位が好きになったら年収は関係ないと答えています。現代は非正規社員になったら、永久にその価値が上がることは難しい働き方になっています。
人間として尊敬できない、例えば賭け事の好きな人、平気で借金をする人、平気で嘘をつく人など、年収がいくらあっても、世帯はいつも火の車です。男性の年収の低い分、自分が穴埋めをする気持ちで、現代は子育てしながら、働ける場があるので、家庭を一緒に築きあげる気持ちの男性なら、年収は関係ないように思います。年収が低い分家事も手伝ってくれると嬉しいですよね。
結婚の条件に彼氏の年収が低いのが最大のポイントとなる?
2016年楽天ウェディングで行った調査によると、結婚条件に年収と答えた人は20位中19位という結果だったようです。男性が結婚するのに必要とする年収は、マイナビニュースによると、2016年のアンケート調査で、400万円25.2%、500万円が18.9%、300万円が17.5%という結果がでています。
300万円が17.5%いるということは、それほど現実は高い年収ばかりを求めている人がいないということが分かります。やはり、彼氏の年収は高いことに越したことはありませんが、少ない年収でも二人で力を合わせて家庭を築こうとしている人たちが17.5%もいることは、日本も捨てたものではない、とても頼もしく感じます。若いころはやはり年収が低いです。
彼氏の年収が低い、調査の結果
マイナビの調査の結果によるとプロポーズ時の彼の年収や、年齢がでています。
プロポーズ時の彼氏の年齢
近年は晩婚に歯止めがかかりつつ合って、若いうちに共働きして、子育てをした後また女性が復帰するケースが徐々に増えてきているので、収入が増えてから結婚を考える人が少なくなりつつあります。
1位 25~29歳 45.5% 2位 30~34歳 30.7% 3位 20~24歳 10.2% 4位 40歳以上 8.0% 5位 35~39歳 5.7%
プロポーズ時の彼氏の年収
プロポーズ時の収入が300万円未満と答えた人が14.8%もいます。若いうちに二人で助け合いながら、家計をやりくりする人たちが少しずつ増えて、以前のような500万円以上でないと、結婚しないという人たちは少なくなってきています。これも、全体に給料が下がってきて、20代前半では500万円以上の収入を得る人が少ないからかも知れません。
1位 400万円~500円未満 25% 2位 300万円~400万円 19.3% 3位 500万円~600万円 17.0% 4位 300万円未満 14.8% 5位 600~700 10.2%
結婚の条件に彼氏の年収よりも大切なこととは?
確かに彼氏の年収が高い方が、自分の欲求を満たすことができるかも知れません。しかし、いくら年収が高くても、彼が結構ケチな場合どうでしょうか?家計に回してくれると思っていたお金も、旦那さんが管理して、自分の自由なお金が使えなかったら、年収が低い旦那さんと変わらないのではないでしょうか?
また、結婚の条件に高い年収の人を選べたとしても、長い人生何が起こるか分かりません。その時に、お金があれば切り抜けることもできるかも知れませんが、旦那さんが死んだり、離婚したりして自分の人生が変わるかも分かりません。また、世の中が変われば、彼氏が才能を開花して、おお金持ちになるかも分かりません。確かに、人生設計を立てて暮らすことは必要なことです。
しかし、長い人生何が起こるか分からないのです。高収入を得ていた旦那さんが、うつ病になって会社を辞めなければならないこともあります。こんなはずじゃなかったと思っても、あなたの人生にもいろいろなことが待ち構えているはずです。
だったらどのような人が彼氏にふさわしいのか?結婚できる相手なのかというと、信頼できる誠実な、あなたにだけ優しい男性を選ぶことです。どんな苦労が待ち構えても、二人で乗り切れるだけのバイタリティーを持っている彼氏を選ぶことです。
結婚の条件に年収が低い以外に考えないといけないこと
女性の場合どうしても年収が少ないと、結婚の条件として躊躇する人が多いようです。それは、仕方がないことですが、男性の性格にもよります。男性はそれほど収入にこだわっていないようですが、1人で生活するより2人で生活した方が、無駄は無くなります。
しかし、今までと同じ浪費はできませんが、彼氏にバイタリティーと信頼できる人間かを見極めれば、それが備わっていれば、収入が低くても、結婚を考えても良いのかもしれません。現代はやる気さえあれば、転職できる時代です。自分を認めてくれる会社に就職することは、給料も上がりまた、条件も良くなってきます。人生は本当に何が起こるか分かりません。
平々凡々に長い年月過ごせる人も多いと思います。しかし、その人たちが、高収入の人たちばかりかというと、一概に言えないところがあります。最悪なのは経済観念がなく、バイタリティーもなく、かけ事に夢中になって、まともに職に就けない人と一緒になることです。
まとめ
「彼氏の年収が低い?結婚を前提に考える女性の理想の条件とは?」を見てきましたが、確かに年収は必要不可欠な最も重要視する事柄かも分かりませんが、それは、世の中が変わればまた、考え方も変わってくることが分かります。ひと昔前の年収が500万円以上という人たちが少なくなってきて、二人で力を合わせて、夫婦生活を確実なものにしていくという考え方の女性が増えてきているのかも知れません。
非正規社員が増え、増々これらの人たちが増加する中で、個人の仕事よりも企業の収益のために、世の中が回り出しているため、このような考え方が多くを占めることになったといえるでしょう。