恋人を何て呼んでる?
恋人同士、何て呼び合っているのか気になりますよね?知り合った当初は、「さん付け」で呼び合っていた恋人も、仲が深まるに連れて呼び方が変わるのは自然な流れです。中にはそのまま「さん付け」で呼び合っている恋人もいますが、ほとんどのカップルは変わるのが自然な流れです。
関係によって呼び方も変わる
相手が上司や同僚であれば「さん付け」または「苗字+役職名」、先生であれば当然末尾は「先生」になりますね。お店に行った時は「様」をつけるのが常識です。一方、恋人同士には、お店なら「様」のような常識となる決まった形はありません。好きなように呼び名を決めることができるのです。それゆえに、みんながどんな呼び方をしているのか気になりますよね。そこで、恋人同士どんな呼び方をしているのか調べてみることにしました。
恋人の呼び方ランキング
引用: https://hitome.bo/column/enquete/result.php?eid=37
今回は313名の男女にお互いのことをどう呼んでいるかアンケートをとりました。その結果、1位は「名前(呼びすて)」、2位は「名前+α」、3位が「あだ名」の結果となりました(+αは、「くん、さん、ちゃん)。
恋人の証
1位はなんと呼びすてでした。そこまで親しい間柄じゃない人に対して、名前を呼びすてにはできません。必ず「さん付け」やその他の「+α」を付けますね。相手を受け入れていると言う心理が、呼びすてでも違和感を与えない状況を作り上げているのです。よって、呼びすてし合う恋人は、心を許し合っていると言うことが分かります。そして、相手も呼びすてをされることに嬉しさを感じています。そのことがわかるデーターは、こちらです。
引用: https://wedding.excite.co.jp/vote/819/
呼びすてがダントツの1位です。その反面、「さん付け」の支持がとても低いことがわかります。社会人になってから出会って付き合った恋人は、そのまま「さん付け」で呼び合っている人もいますが、どこか他人行儀で違和感を感じます。
呼び方で円満が続くか変わってくる?!
呼びすてで呼び合うことが「呼ぶ側と呼ばれる側」の心理で、愛情を一番感じる呼び方と言うことがわかりました。その事実を裏付けるデーターも発表されています。長続きさせるためには、呼び方が重要なキーワードになることもあるんですよ。
86%の恋人が別れる?
カリフォルニア大学のチャールズ・キング博士が行った調査によると、55組中お互いの名前を呼び合わない恋人のうち86%が調査から5ヶ月以内に別れたと言う結果が発表されています。逆に、14%しか続かなかったと言う事実にびっくりですよね。大人になるに連れ、恋人と過ごす時間が家族と過ごす時間以上に長くなるため、呼び方ひとつでもこんなに大きな影響を与えてしまうと言うことです。と言うことは、今恋人を「さん付け」や「おい」「おまえ」などで呼んでいる人は要注意ですよ。
呼び方に含まれる心理
ここで、呼び方から読み取れる心理について少し勉強していきましょう。自分に置き換えるよりは、第三者として、呼び合っている恋人をイメージしながら読み進めていくとわかりやすいでしょう。
呼び方で2人の関係がわかる
1位を獲得した「呼びすて」は、恋人なら違和感なく聞き流せる呼び方ですね。それだけ、親密度が高い2人なんだとイメージできます。一方、2位の「+α」は、ちょっと距離があるように感じ取れますよね。呼びすてに比べると、まだまだ2人の関係が密ではないことが心理として読み取れます。そして、3位のあだ名も2位と同じように、付き合って間もないことから出るラブラブ感が伝わってきます。呼び方で2人の関係や心理が読み取れると言うことです。
呼び方を変えることで得られるメリット
それでは、呼び方を変えることで得られるメリットをまとめてみましょう。タイミングや変える方法は、自分で努力しなければなりません。恥ずかしい、面倒くさいなんて言ってられません。頑張った分、変えることで得られる絆は大きいです。メリットをしっかり把握して、変えるまでの心構えを固めましょう。
絆が強くなり距離が縮まる
今まで挙げてきたデーターからも読み取れるように、呼び方は相手の心理を左右する重要なポイントです。相手への信頼を表すと共に、より身近に感じていることが相手に伝わる手段でもあります。よって、呼び方を変えることで絆を深めることが期待できます。また、マンネリ化している人たちにとっては、マンネリをリセットするきっかけになる場合もあるのです。円満で長続きしている恋人こそ、夫婦のように呼びすてが自然でさまになっているのはそのためなんですね。
思い切って恋人への呼び方を変えよう
何気なく呼んでいる相手の呼び方が、関係を長続きさせるために重要だと分かれば変えないわけにはいきませんね。しかし、既に長い時間を共に過ごしてきた相手の呼び方を急に変えるのは難しい上に勇気が必要です。
付き合いたての恋人なら今がチャンス
一番違和感なく呼び方を変えるのは、付き合った瞬間です。「これから何て呼べばいい?」と自然に呼び方を変える話題へ話を持っていけるからです。友達や同僚から関係がステップアップする瞬間なので、自然な流れで変えることができます。逆に言えば、この瞬間を逃してしまうと、次のデートまでどうやって呼び合えば良いか分からなくてギクシャクする場合も出てきます。よって、チャンスは付き合った瞬間となります。
呼び方を変えるタイミングは?
付き合いたてがベストタイミングであるならば、付き合ってから既に数ヶ月〜数年が経過している恋人同士は、どんな時がベストタイミングになるのでしょうか?今更「呼び方変えるのはどう?」何て言いにくいですよね。そんな恋人同士はこちらのタイミングで変えるのはいかがですか?
【タイミング1】恋人との特別な日
おすすめなタイミングその1は、恋人との特別な日です。例えば、相手の誕生日や付き合った記念日、初めてのお泊まりや同棲を始めた時などがおすすめです。無理やり機会を作るのではなく、自然な流れで呼び方を変えることができますよ。例えば、プレゼントを渡す時に「良いタイミングだから名前の呼び方変えるのはどう?」は、無理ない流れができていますね。また、思い切って好きな呼び方で呼んでしまうのもサプライズで相手が喜ぶかもしれません。
【タイミング2】気持ちが高まる瞬間
おすすめなタイミングその2は、気持ちが高まる瞬間に勢いで相手に問いかける方法です。例えば、お酒が入っている時はテンションが上がって会話も弾みますよね。そんな時に、クイズ形式で質問してみるのもおすすめです。その際は、3択クイズなどにすると盛り上がりを冷まさずに変える方向へ話を持っていくことができます。また、デートで手を繋いだ瞬間に「そう言えばそろそろ呼び方変える?」と話しかけても良いでしょう。
【タイミング3】結婚を気に呼び方を変える
最後に選んだタイミングは、結婚です。呼び方を変えるために結婚をした方が良いとおすすめしているわけではありません。あくまでも、タイミングが取れない人は、結婚する時までタイミングを待っても良いと言いたいのです。結婚は二人にとって大切な門出であり、今後長く一緒に暮らしていくためにも、決め事や変えるべきことがあれば良いタイミングとなります。真剣に向き合える良い時期なので、最終締め切り日は結婚、と覚えておくと良いかもしれません。
恋人の呼び方を選ぶ方法
次の課題は、呼び方を選ぶ方法です。もちろん、アンケート結果通りに「呼びすて」を自ら選んで変える方法でも構いませんが、どうせなら相手が喜ぶ呼び方を選びたいですよね。それでは、詳しく方法をみていきましょう。
【方法1】相手に尋ねる
相手の心理にしっかり寄り添った方法が、相手に直接尋ねてみると言う決め方です。みんなが呼びすてが良いと答えても、相手が同じ心理であるとは限りません。また、相手が自分よりも年上であれば、勝手に呼びすてしたことによって礼儀がないと思われてしまう場合もあるためです。どうしたら良いか悩んでら、素直に相手の心理を伺ってみるのが最善と言えます。「何て呼ばれたい?」その一言で問題は簡単に解決できます。
【方法2】勢いで呼んでみる
次におすすめな方法は、勢いで呼んでみることです。しかし、ある程度常識を踏まえた中で、相手に失礼にあたるような呼び方は避けなければいけません。特に、年上に対しての「呼びすて」や「くん、ちゃん」などは心理的に相手に与えるマイナスが大きいです。せめて、「さん付け」で呼んでから、「呼びすての方が親近感わくかな?」と言いつつ呼んでみるなど、配慮しながら呼ぶように注意してください。
【方法3】周囲から呼ばれている名前を参考にする
3つ目のおすすめは、友達や周囲の人から何と呼ばれているかを参考にしながら選ぶ方法です。人によっては、あだ名で呼ばれている人もいます。そのため、周囲の人と合わせてみるのも良いかもしれません。また、二人だけの呼び方を作っても良いでしょう。長続きする秘訣でもあります。二人だけと言うところがポイントですよ。おしどり夫婦の劇団ひとりと大沢あかねさんも「省吾たん」「あかねたん」と呼び合ってますよね。長続きの秘訣かもしれません。
呼び方についての注意点
長続きをさせるポイントでもある呼び方ですが、デメリットとなる場合もあります。最後に、注意すべきポイントを紹介します。呼び方と言うよりは、呼んでいる時の心理状態と言った方が合っているかもしれません。
嬉しい余りに出てしまう呼び方やトラウマ
特に喧嘩している最中に見られる言動ですが、「おい」「お前」「コイツ」などは口にしないようにしましょう。通常の心理状態であれば口から出る呼び方ではありませんが、特に、友達の前で相手を呼ぶ時など、恋人ができて嬉しい余りに大きな態度をとって出てしまう場合もあります。呼ばれても良い印象を与えることはありません。また、過去のトラウマが残っている場合も、呼び方によっては嫌な記憶が蘇る場合があるため気を配ってください。
まとめ
恋人の呼び方について、ここまで深い心理が隠れているとは思いませんでしたね。特に、名前を呼びすてにすることが互いの絆を一番深めるとは驚きでですが、何十年も寄り添ってきた夫婦ほど、違和感なく相手を自然に呼びすてで呼んでいることで納得です。もし今、恋人との関係がギクシャクしている人は、ぜひ呼び方をかえてみてはいかがでしょうか?
二人の関係を良い方向へ再び変えるきっかけになるかもしれません。また、タイミングがわからずそのまま「さん付け」などで呼んでいる人も、この機会に呼び方を変えてみましょう。相手もあなたが好きだから一緒にいるわけです。恥ずかしさや今更と言う考え方は捨てて、自信を持って相手と向き合ってください。二人にとって、素敵な呼び方が見つかって絆の深い関係が長続きすることを願っています。