別れたいけど出来ない女性は意外と多い!
出会いは偶然であっても、別れは意思を持って決断しなければならない辛い現実です。「私だけがこんなに悩んでいるの?」と思っているあなた、実は、別れを言葉で伝えたくても言い出せなかった経験のある女性は多いんですよ。
50%以上の女性が経験あり
別れたいと言えなかったことがあるか、アンケートをとってみました。
引用: https://woman.mynavi.jp/article/170316-82/
別れを言い出せなかった経験のある人は、なんと52%もいるんですよ。好きじゃなくなったと言うことが理由の人もいれば、好きだけど別れを決断したい人もいるようです。理由はいろいろあるようですが、別れたいと言う前兆を感じながら恋人と憂鬱な日々を過ごしている人が多いのは事実です。では、なぜ、別れたいと思う前兆を感じながらも、なかなか言い出せないのでしょうか?詳しくその原因を追求していきます。
恋人に別れが言えない人の特徴
別れたいのに言葉を言い出せない人は、今から挙げる5つのパターンに当てはまる人が多いでしょう。上手い別れ方を知るには、自分がなぜ言葉などで伝えられないのか原因を知ることが先決です。どのパターンに自分が当てはまるかを考えながら読み進めていきましょう。
【その1】恋人に対する情
別れたいと感じる前兆があってもなかなか言い出せない一番の原因は、恋人に対する情が残っているからです。長く付き合っていればいるほど情が湧いてしまうのは当然ですよね。一緒に作ってきた思い出も多いです。何をするのも一緒だったため、自分が居なくなった後の恋人のことを考えると切なくもなります。別れを伝えたら恋人が辛い思いをするかもしれません。そんなことばかり考えているから、なかなか言い出せなくなってしまうのです。
【その2】嫌いになったわけじゃない(迷いがある)
2つ目の特徴は、嫌いになったわけじゃないけど愛情があるわけでもない、と言う理由が原因のパターンです。一緒にいるのは当たり前、でも、「ときめかない」「将来を考えると一緒にいるべきではない」と言う前兆心理によって、別れを考えている人が当てはまります。また、本当に別れてしまっても良いか迷いを感じている場合も、恋人に別れを言い出せない人の特徴です。自分の気持ちがはっきりしていないモヤモヤした感情が別れを妨げているのです。
【その3】タイミングがわからない
恋人に重大な決断を話すには、タイミングが重要ですよね。付き合うことになった時、いつ気持ちを言葉で伝えればよいか迷ったはずです。同じように、タイミングが掴めずに別れの言葉を言い出せないことが原因となっている場合もあります。このパターンは、恋人は別れを意識していない、感づいていないケースが多いです。デートを楽しんでいる恋人に対して、突然「別れたい」なんて言えません。タイミングの見極めが出来ずに、別れを伝えられないのです。
【その4】同棲しているから
一緒に暮らし始めた時は、住む場所や揃える家具選びなどがとても楽しく感じた同棲も、別れを決めた時には大きな障害となります。伝えた後はどこに住めばよいか、揃えた家具はどう処理すれば良いか、など事務的なことが頭をよぎってしまうからです。恋人の部屋に自分が引っ越した場合は自分が出て行けば問題は解決します。しかし、恋人が自分の部屋に引っ越してきた場合、出て行って欲しいと言うことも伝えなければならないので、二重の負担です。
【その5】恋人の反応が怖い
最後の特徴は、別れを伝えた後の恋人の反応が怖いと言う特殊なパターンです。特に、恋人から受けている自分への愛情が強い場合に、このような理由がネックとなって伝えられない場合もあります。特に、「DV」を受けている場合、自分の意見が言えない状況が2人の中で元々作り上げられているため言える隙すらないのです。
情がある場合の別れ方
それでは特徴別に円満に別れを伝える上手い方法を紹介していきます。まずは恋人に対して情があってなかなか伝えられないことが理由のケースです。優しい心を持っているからこそ、情を感じてしまうため、その優しさを上手に活用してみましょう。
徐々に距離を取る
別れを伝えることは、恋人の心を大きく傷つけてしまうのは仕方がありません。それでも伝えなければならないと言うことを理解しておきましょうね。その上で、恋人が感じる辛い気持ちを最小限に抑えるためのポイントは、徐々に距離をとって前兆を伝えてあげることです。いきなり別れを伝えると、その分心に大きな負担を与えてしまいます。少しずつ2人の距離が遠くなれば、恋人も「もしかしたら別れたいと思っているかも」と前兆を受け止め、考える時間をつくることができます。心の準備期間ができるため、辛さも悲しさも大幅に減らすことができるのです。
恋人との別れに迷いがある場合の別れ方
次に紹介するのは、恋人と本当に別れても良いか迷いがある人が取るべき方法です。迷いがあると言うことは、自分の気持ちが明確ではないことが原因です。よって、自分に対して問いかけてみることにより解決作が見出せます。
自分の心に問いかける
別れたいと思ったからには、何らかの前兆があったはずです。そのため、何が別れを決断させるきっかけになったかを自問自答してみましょう。前兆が明確になった後に、改めて恋人とそのまま続けていけるのかについて考えてください。気持ちがゴチャゴチャしてしまうなら、メモをとって整理してみましょう。そして、メモを見ながらそれでも別れたいかをYesかNoで書き込んでみましょう。誰かに助言を求めずに、自分で答えをだすことがポイントとなります。
タイミングがわからない場合の恋人との別れ方
何をするにもタイミングは重要です。しかし、辛いことを伝えなければならない場合、良い報告以上に慎重にタイミングを見極めなければなりません。そのためには、伝えるスケジュール作りが重要となります。
恋人に前もって話があることを伝えておく
一緒に居れば、いつか伝えるタイミングはやってくると思ってはいけません。伝えると決めた日に伝えなければズルズルしてしまうからです。そのためには、伝える日をきちんと決めておきましょう。そして、重要な話があることを恋人にも事前に伝えておくのです。言葉で伝えにくければ、メッセージでも構いません。そして、会ってから時間が経過し過ぎない内に勇気を持って伝えましょう。間違っても、デートの終盤で伝えようとは思わないでくださいね。恋人がデートを楽しんでしまうと、言いだすタイミングを逃してしまいます。
同棲している場合の別れ方
同棲をしている場合、伝える前にやっておかなければならないことがあります。下準備をしておくことで、同棲しているから言い出せない原因をなくすことができるからです。少し時間がかかるため、気持ちが固まったら直ぐに取り掛かりましょう。
引っ越すための下準備をする
同棲していると一番考えてしまう理由が、別れた後に自分が住む場所です。新しい住居を探しておかなければ、行き場をなくしてしまいます。まずは引っ越しのための資金集め、その後新しい部屋を探しましょう。もし、恋人とのお金の貸し借りがあれば、それとなく清算していくように同時に進めていきましょうね。別れ話を進めていく上で、貸し借りは大きな障害となるためです。全ての準備が完了したら、いよいよ別れを伝えてみましょう。
恋人の反応が怖い場合の別れ方
最後に紹介するのは、恋人の反応が怖くて言い出せないことが理由となっているケースです。一番扱いが難しいため、慎重に別れるための方法を進めていかなければなりません。それでは詳しく見てみましょう。
第三者に協力を仰ぐ
もし、過剰なくらいの愛情を感じているならば、あなたが別れを告げた瞬間、どんな行動に出てくるかわかりません。今までは優しかった恋人も、DVをし兼ねないと言うことです。よって、友人などの第三者をかえして別れを伝えてもらうことが一番の方法です。その後の連絡も全て遮断しましょう。もし、恋人がしつこく連絡をしてきたりストーカーのような行動をとるようになった場合は、直ぐに警察に通報することをおすすめします。
恋人から別れを告げさせるには
自分から別れを言い出しにくい場合は、恋人から別れを告げてもらう上手い方法もあります。卑怯な手段と思う人もいますが、恋人に辛い気持ちを与えずに別れるには良い方法とも言えますよ。
恋人から嫌われるように仕向ける
恋人から別れを告げるように仕向けるには、嫌われなければなりません。そこで、参考になるのはみんなが「別れを決意したきっかけ」を知ることです。みんなが嫌がることは、恋人も嫌いでしょう。そこで、別れるきっかけとなった原因を調べてみました。1位は「浮気」、2位は「欠点が我慢できなくなった」、3位は「価値観の相違」とのことです。嫌がる行動を続けることによって、彼の心が冷めるまで待つ、参考までに頭に入れておきましょう。
円満に別れたい人が注意すべきこと
今は別れたい気持ちの方が強いけれど、それまでは大好きだったのは事実です。関係をこじらせるのは嫌だと言う人は、別れる際に注意すべきことについても把握しておきましょう。
理由をはっきりと伝えてあげる
390人を対象に、印象の悪い別れ方についてアンケートをとってみました。その結果がこちらです。
引用: https://woman.mynavi.jp/article/170218-11/2/
1位には「自然消滅」がランクインしました。何で別れることになったのか理由や原因すら分からない別れのパターンです。そして、2位にはここぞとばかりに別れの際に暴言を吐く「相手を傷つける言葉を言う」となっています。3位や4位は、1位と同じように理由がはっきしりない別れ方ですね。この結果から、相手を思うあまりに曖昧にしがちな「別れる理由」をしっかり伝えてあげることが、円満に別れるためには重要となることが分かります。
まとめ
別れを告げられずに悩んでいる人は別れを決めた人の中でも50%以上もいるんですね。今まで一緒に過ごしてきたことから感じる「恋人への情」や「別れること自体に迷いがある」「タイミングがわからない」「同棲している」「恋人の反応が怖い」と言う理由から、伝えにくくなっているようです。しかし、別れたいと思ったまま一緒にいても幸せは生まれません。気持ちを隠したまま一緒に過ごされても、恋人は嬉しくないでしょう。
この機会に、紹介した別れの方法を実践してみてはいかがですか?人生は1度きりです。恋人の気持ちを思う余りに行動に移せないなどの気持ちは分かりますが、恋人のためにあなたの人生があるわけではありません。あなたの人生は、あなたのものです。勇気を持って一歩踏み出されば、きっと素敵な新しい出会いが待っていますよ。