日焼けの原因の太陽光線の種類
太陽光線には目に見える可視光線以外に、赤外線・紫外線・X線・ガンマ線などがありますが、その中の紫外線は波長の長さでUV-A・UV-B・UV-Cに分かれています。
【日焼けの原因の太陽光線の種類】UV-Aの紫外線
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波長が紫外線の中でも最も長く、肌の奥深く真皮まで到達し、シミやシワの原因となって老化現象の促進が行われます。雲や窓ガラスでも通り抜け、UV-Bの20倍もの量が地上に常に降り注ぐため、室内にいても、曇りの日でも日焼けします。
【日焼けの原因の太陽光線の種類】UV-Bの紫外線
UV-Bの紫外線を受けると、肌が短時間で赤くなります。これをサンバーンといい、数日後に肌が黒くなる色素沈着反応が起こる人もいます。これを、サンタンといいます。UV-Bの、紫外線のエネルギーは強く、肌表面の細胞はDNAを傷つけ、皮膚がんなどの原因にもなります。量はUV-Aよりも少なく、オゾン層や雲で遮られ地上に到達量は少ないです。UV-BはUV-Aと違って、直射日光を避けることで防御は可能です。
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【日焼けの原因の太陽光線の種類】UV-Cの紫外線
オゾン層で吸収されるので、地表まで届くことはないといわれていますが、近年オゾン層の破壊が進んでいるといわれ危険性が懸念されています。UV-Bより有害な紫外線といわれています。
日焼けによる頭痛の原因
頭痛のライン図
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なぜ日焼けは頭痛につながる?
日焼けすると紫外線を浴びるので、紫外線が身体を疲労させます。そのため、身体がだるかったりして太陽熱や光の刺激で頭痛が起こることがあります。アメリカの研究機関で気温が上昇すると、片頭痛が起こると証明されています。日焼けによる乾燥が頭痛の要因となるので、こまめな水分補給が大切になるのです。
日焼けで起こる頭痛と吐き気の症状は熱射病
日射病は頭痛と吐き気を伴う
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日焼けから起こる病気に日射病がありますが、現在は熱中症2度・3度と呼ばれています。日射病は頭痛や吐き気を伴い、この、頭痛の原因は血液がドロドロになって、脳の血管が通りにくくなったためです。体温より気温が高くなると、熱を身体の外に出すことができず、体温調節で汗が発汗します。
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日射病がなぜ頭痛や吐き気につながるのか?
汗が出れば出るほど身体の、中の塩分や水分が減ってきます。そのため、循環障害が起こり、日射病の症状の頭痛や吐き気、めまいなどが起こります。放置すると死に至ることもあるので注意が必要です。
日焼けによる頭痛の対処法
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日焼けで頭痛が起こった場合、紫外線が原因の場合が多いです。そのようなときに取る頭痛の対処法は、頭を冷やし、暗いところで寝かせ、直射日光に当たらないようにします。また、黒い服装は日光を吸収するので、炎天下での着用は危険を伴います。日射病にならないためにも、通気性の良い服装で黒色は避けた方が良いです。
日焼けによる身体がだるい原因
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日焼け後に身体がだるい原因は、紫外線を浴びることで、体内にメラニン物質が作られ、メラニンが作られるときに活性酸素が生成されます。紫外線から影響を受ける活性酸素は、目から入った紫外線によって、脳が刺激を受け体内にメラニンと活性酸素を生成します。活性酸素は外部からの刺激に対して、戦く働きをしますが増えすぎると、自分自身の身体の細胞を傷つけてしまいます。
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活性酸素が体内に大量生産されると、活性酸素の除去が追い付かず、疲労物質が蓄積されるので身体がだるい症状が出てきます。肌にいくら日焼け止めを塗っても、目が紫外線を浴びると、身体が日焼けをして身体がだるく感じるのです。
日焼けによる身体がだるいときに取る対策
通常の疲労と日焼けによる身体のだるいのは同じで、身体がだるい感じがしたら身体を十分休めることが必要です。身体が疲れていると、いろいろな症状が出るので、睡眠を十分にとることが大切です。睡眠中に分泌される成長ホルモンによって、傷ついた細胞を修正・再生してくれます。
長時間同じ姿勢でいると、疲労感や倦怠感を覚えます。血流を良くするためこまめに良く体を動かすと、老廃物が排出されるので、身体がだるい症状を解消できます。
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身体がだるい原因に水分不足のこともあります。水分が不足すると、血流が悪くなったり、血液がドロドロになったりして、細胞に酸素や栄養素が行き渡らなくなります。日焼けして、身体がだるいときは、特に水分補給をこまめにすることが大切です。
紫外線アレルギーとは
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紫外線による日焼けでアレルギーになる方が、近年アレルギーを発症し、頭痛や身体がだるいといった症状を訴える人が多くなってきています。その原因は日焼けによるもので、原因がよく分からなくて症状が悪化してくることがあります。
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この、紫外線アレルギーは別名日光皮膚炎・日光アレルギー・日光過敏症といろいろな名前で呼ばれています。紫外線を極度に多く浴びたわけではないのに、アレルギーが出てしまいます。一度発症すると完治が容易でないといわれています。
紫外線アレルギーの原因・体内の原因について
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日焼けしてアレルギーがでる原因は、体外と体内からの2つの原因が考えられます。アレルギー体質で、食物アレルギーなどのさまざまなアレルギーを抱えている人に、紫外線アレルギーが起こりやすいといわれています。免疫異常などの全身性エリテマトーデス(SLE)やシェーグレン症候群などの日光過敏や、膠原病や代謝異常などがあります。
また、過度なダイエットをして、栄養バランスを崩すと、紫外線アレルギーを発症しやすくなります。また、ストレスや生活習慣の乱れなどでも起こり、身体の免疫機能のバランスを崩すと、アレルゲンに身体が反応しやすくなります。
紫外線アレルギーの原因で体外から起こる原因とは?
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紫外線を浴びるとアレルゲンが私たちの身体の中に作られます。アレルゲンはアレルギー症状を引き起こす原因となる物質で、身体を守るため抗体ができます。抗体の限度を超えて大量の紫外線を浴びると、ある日突然アレルギー反応がでてきます。食品に含まれるソラレンという成分は、紫外線を吸収する性質があるので、紫外線に過敏に反応し感受性を高めます。ソラレンは光毒性があるので、肌にダメージを与え、お肌の老化が進んでしまいます。
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ソラレンを多く含む成分のある野菜や果物は、きゅうり、セロリ、レモン、グレープフルーツ、オレンジなどがあります。これらの野菜や果物はビタミンCを多く含んでいますが、これらを摂取すると、2時間以内に全身にソラレンが行き渡るので、朝や日中に食べると老化を早めることになるのです。夜に食べるとビタミンCが豊富なので、お肌に良い影響を与えます。
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日焼けして顔だけに症状が出る場合は、化粧品の可能性もあります。皮膚に化粧品の成分の中に化学物質が含まれていると、アレルギー反応を起こすことがあります。日光を浴びて症状が現れる病気を、光接触皮膚炎といいます。日焼けして活性酸素が発生し、皮膚を損傷する「光毒性」とわずかな光で免疫反応の症状が現れる、「光アレルギー性」があります。光毒性は紫外線を浴びてすぐに症状が出ますが、光アレルギー性は発症まで時間がかかります。
日焼けをカバーする日焼け止めの、紫外線散乱剤・紫外線吸収剤は、お肌に刺激を与えるので、敏感肌の人には荒れる原因を作り出します。紫外線吸収剤は吸収した紫外線の、熱などのエネルギーを変換して放出するのですが、肌へ紫外線が透過せず、UV効果は高いですが肌への負担は大きくなって、この成分は光アレルギーを起こしやすい物質です。
紫外線アレルギーの症状・皮膚表面に現れるアレルギー
日焼けして紫外線アレルギーになると、
皮膚表面に現れる症状は、蕁麻疹・湿疹・赤み・かゆみやかぶれ・腫れ・水ぶくれなどの症状が出てきます。この症状は日光に当たってない部分でも出ます。
紫外線アレルギーの症状・目に現れる症状と頭痛
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紫外線アレルギーの症状が目に現れることもあります。花粉症に似た症状で、赤く充血したり、目にゴミが入ったようなゴロゴロしたり、涙が出てきたり、腫れたりの症状が出てきます。紫外線アレルギーは、紫外線を浴びると、真っ赤に腫れて、強い痛みや痒みが発生します。また、ぶつぶつなどの湿疹がでたりしますが、症状には個人差があります。しかし、一度症状が出ると消えるまで数日かかり、呼吸困難や非常に深刻な事態になることもあります。
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日焼けによるアレルギー症状が出る中で、頭痛があります。脳の血管が波打つような、片頭痛のか可能性や強い光や熱、紫外線による日焼けによって起こることがあります。頭痛の他に、吐き気や発熱などもでます。
まとめ
「日焼けで頭痛がするのはアレルギー?そのだるさの原因も徹底解説」を見てきましたが、日焼けで頭痛がすることは、油断をしたら命取りになることもありますので注意してください。