tシャツリメイク だれでもすぐはじめられるカットという方法
「着なくなった服を捨てるのはもったいない」という考え方はもちろん、近年ではハンドメイドをすることが流行っていることもあり「自分だけのオリジナルなモノを身につけたい」「ならば自分で作ってしまおう」という思考の方が増えています。ただ、福は作るとなるとハードルが高いもの。しかし、海外でも流行っているtシャツリメイクならば簡単にはじめられます。
tシャツをリメイクする方法はいくつもありますが、カットが最も簡単な方法ではないでしょうか。最初にカットする時はドキドキされるかと思いますが、それを活かしたダメージtシャツに仕上げてしまえばいいんだ、と考えて切り始めるのがオススメです。では具体的にどんなカットの方法があるのかご紹介していきます。
カットするtシャツリメイクの基本 袖アレンジ① タンクトップ
引用: https://www.hachi8.me/tshirt-diy-remake/#i-23
最もわかりやすくカットもアレンジがしやすいのがタンクトップにすること。袖の切り口の大きさによってアレンジができますし、お気に入りのタンクトップがあればそれを型にカットするのもオススメです。
引用: https://www.hachi8.me/tshirt-diy-remake/#i-23
お気に入りのタンクトップを置いてカットすればいいので、型を取るといっても手間にはなりません。
カットするtシャツリメイクの基本 袖アレンジ② リボン
袖を残して活かすアレンジをご紹介します。
引用: https://necco.me/15595
袖に縦に切込みを入れて、2つに分かれた袖をリボンのように結んだだけの簡単リメイク。簡単ですが、肌の見え方が変わるのでイメージが変わっていいですね。
引用: http://ellegirl.jp/article/diy-club_160810/bow-sleeves/
既成の服にもある袖がリボンになっているアレンジ。今、肩見せのファッションが流行っているので、すぐにでもチャレンジしたいリメイクです。具体的にどんな風に作るかはコチラの動画をご覧下さい。
裾をカットしてそれを活かすのも工夫のひとつ。もし裾をカットしない場合は、お気に入りのリボンで結ぶのもかわいいですね。
カットするtシャツリメイクの基本 袖アレンジ③ フリンジ
引用: https://ameblo.jp/patriniatomo/entry-12058110447.html
ただの無地の白tシャツもフリンジにリメイクすることで、まったく違う服へ生まれ変わります。フリンジリメイクする際のポイントをご紹介します。
引用: https://ameblo.jp/patriniatomo/entry-12058110447.html
カットしたら一度引っ張ると生地が丸まってフリンジっぽくなるのだそう。その後、引っ張って丸まった生地を隣同士で結んでいけば完成です。結ぶ方法も一度結んで、また隣同士を結ぶなどすると写真の裾のような編みのようになったフリンジのアレンジも作ることができます。
引用: http://images.coplusk.net/project_images/101445/image/full_130820111893_1313319466.jpg
tシャツの素材によっては上記の写真のようにカットのみでもかわいい場合もあります。薄い生地よりもある程度厚みのある生地のほうがほつれなどのことを考えるとよいとのこと。また、どこまでカットするかや結ぶのかによってもイメージが変わってきます。
袖のフリンジリメイク方法を動画でもご紹介します。
一見複雑そうに見えますが、単純作業なのでどなたでもチャレンジできそうです。
カットするtシャツリメイクの基本 袖アレンジ③ 技ありカット
引用: http://weboo.link/article/7086
袖部分を横にカットをいれたリメイク。(一部編みこんでいるようです)カットの入れ方が違うだけで、肌の露出の割合も変わり、ワイルドな印象にアレンジすることも出来ます。
袖部分以外にカットを入れたtシャツリメイク方法!
カットの入れる部分がわかりやすい袖以外にもカットすることは可能!ただ、袖以外の部分はどこをどんな風にカットしていけばいいか、完成形がわかりづらくてドキドキしてしまうかもしれません。いくつかの完成形をご紹介していきますので参考にしてみて下さいね。
襟部分をカットしたリメイク
引用: https://4meee.com/articles/view/601742
シンプルなtシャツも女性らしいシルエットに大変身いたします。ポイントは前後を両方ともにカットしていること。tシャツのしたにキャミソールなどを着て、見せるオシャレも楽しむこともできそうです。
引用: https://kirarapost.jp/0000022750
まるでドレープのように大胆にカットしたリメイク。仕上げるポイントは、カットした後、一度伸ばすのがポイントとのことなのですが。
どのくらい伸ばすかというと・・・
引用: https://kirarapost.jp/0000022750
ここまで一度伸ばしきることによって、カットした部分の生地がくるっと丸まってフリンジのようになります。丸まることによってカットしっぱなしの状態から加工してつけた飾りのような印象にすることができます。
*生地によって伸ばすことができなかったり、薄い生地は痛む可能性がありますので、伸ばすのに適切化をご確認下さい。
裾部分をカットしてフリンジにリメイク
袖部分でもご紹介したカットしてフリンジにリメイクする方法を裾に活用。わかりやすい動画がありましたのでご紹介します。
どんな仕上がりになるか不安な場合は、まず裾で試すのをオススメします。よりフリンジ感をアップさせたい場合は、袖を両方リメイクしていくとtシャツからタンクトップへとアレンジすることができます。
引用: http://weboo.link/article/7086
元のtシャツの長さにもよりますが、このように長めのフリンジもスカートやワンピースのようでかわいいですね。フリンジの方法をひとつ知っておくだけで、リメイクの幅が広がります。
リメイクtシャツとダメージtシャツ ニュアンスの違い
最初にリメイクしたtシャツとダメージtシャツは同じもの、というご案内をしましたが、調べていくと少しだけニュアンスが違うことに気付きます。
リメイクtシャツは、ご紹介してきたとおり、カットしてリボンやフリンジにしたりとアレンジを加えていくもの。ダメージtシャツは、カットなどする点は変わりはありませんが、穴を開けたりカットも大胆なものを指していることが多く、ロックやパンクな要素が感じられます。既製服を販売するブランドでもダメージtシャツという分類がありました。ちょっとしたニュアンスの違いですが、みなさんはどちらのリメイクがお好きですか?
ダメージ加工!大胆にカットしたtシャツをご紹介
夏の野外フェスを彷彿とさせるようなリメイクは大胆にダメージ加工されているものがオススメ。左右対称ではなかったりするところも個性的なデザインとなります。女性だけでなく、男性が着用してもOKなダメージ加工といえそうなカットのtシャツをご紹介します。
引用: https://necco.me/15595
柄の雰囲気とあった大胆なカット。
引用: http://chupa.shop-pro.jp/?pid=62277777
大胆に全面にカットが入っていますが、カットの大きさが大小計算された上級リメイクといえます。このようなカットを多く入れていく場合は、薄い生地ですとtシャツ自体の強度が心配になるので、厚めの型崩れしにくい素材のtシャツで作ることがオススメとのことです。
tシャツバックスタイルを大胆ダメージリメイク!
カットをより多く入れることで、大胆なリメイクになります。背中側は生地の面積も広いので、カットも工夫しやすいといえます。また、実際来た際には、自分では目に入らないバックスタイルをステキに演出することができます。夏ならではのファッションの楽しみ方ではないでしょうか。
引用: http://studiopacot.com/upcycling/cut-out-tee-shirts-tutorials-vol2
カットで模様を作り出すのもステキです。海外で流行っていた模様は「羽」。羽をつけているようなカットもかわいいですね。
引用: http://studiopacot.com/upcycling/cut-out-tee-shirts-tutorials-vol4/
カットと編みこみを繰り返しで作ることができます。野外イベントなどにもピッタリのリメイク。ここまで編みこみをする場合は、ある程度伸び縮みする生地で作ることがオススメなのだそう。確かに綿のような素材ですと、シワのようになってうまく編みこめなさそうです。
夏本番直前!リメイクtシャツを作ってみませんか?
いかがでしたか?tシャツをリメイクをしてみたいと思ったとき、まずは「カット」することからはじめてみると、最初の準備もハサミがあれば十分なので、すぐにリメイク作品を仕上げることができます。失敗してしまうのが心配だ、という場合は本当にもう着ない、捨てようと思っていたtシャツで練習してみるのもオススメです。本格的な夏の到来の前にぜひチャレンジしてみてくださいね。