赤い肌はほかっておくと怖い事になる?
日焼けで赤くなった肌を放置していると、肌に悪影響の原因になります。日焼けをして赤くなるタイプの方は黒くならずに白い肌に戻る方が多いので、痛みがなければそれほど気にする方は少ないかもしれません。しかし、1度赤みが出た肌を放置すると怖い事になります。
痛みがひかない
ヒリヒリしたり突き刺すような痛みがある日焼け後の痛みがなかなか引かなくなる原因が、赤い肌を放置していたなんです。日焼けは肌が炎症している状態なのでそのまま放置をしていて自然に良くなる事はありません。
肌トラブルの原因になる
日焼けを放置していると後に肌トラブルとして影響が現れます。シミやシワ、よく見るホクロやソバカスなどもこの紫外線が影響してできたものです。日焼けの怖い所はすぐ肌トラブルとして肌に影響があるのではなく数年後になり後からシミやシワとなって現れるとこです。今は綺麗なお肌でも何年後かに肌トラブルが尽きないお肌になってしまいます。
日焼け特有の赤い肌!どう治す?
肌が赤いと気軽にファッションやメイクなども楽しめないですよね。特に赤く痛い場合やかゆい場合は日常生活にも影響が出てきてしまうと思います。日焼けを治すのには様々な方法があります。患部を水で冷やしたり保湿をしたり、水分を多く取るなどあります。もちろんどれも大切な事ですが日焼けのタイプによってケア方法も変わってくるのでタイプ別にご紹介したいと思います。
日焼けした後、赤い肌が痛くない場合
保湿をする
肌に痛みがない場合は優先的に保湿をしましょう。日焼けは気付かぬうちに肌が乾燥しているので痛くない場合でも保湿は必須アイテムです。化粧水だけで保湿をするのではなく乳液なのでしっかりと蓋をしてくださいね。注意してほしいのは日焼けをしたその日だけケアする事です。1日だけではなく1週間はケアを怠らないようにしましょう。
NG行動
日焼けをした後は乾燥しているので、その乾燥の働きを促してしまうカフェインの多量摂取は控えましょう。他にも、日焼けした患部が痛くないからといってゴシゴシと力強く擦ったりするのもNG行為です。日焼けして赤くなっている時点で肌には大きな負担がかかっているのでいつも通りの生活もお肌を気遣った生活にしましょう。
日焼けした後、赤い肌が痛い場合
しっかりと冷やす
肌が痛い場合はしっかりと患部を冷やしましょう。痛い日焼けはお肌の表面が軽い火傷の状態になっています。痛みが少し治まるぐらいしっかりと冷やしてから肌のケアに移りましょう。また、冷やしてもすぐにお肌が熱をこもってしまう場合は保冷剤などをタオルに包み定期的に患部を冷やすようにしてください。
保湿をする
痛みが出た場合も保湿は大切です。しかし、その保湿の種類を工夫しましょう!炎症しているので肌の炎症や火照りを抑える成分が配合されたアフターケア専用の商品や、抗炎症作用があるアロエ成分が入ったものなど肌の炎症を抑えながら保湿できる商品は数多くあります。闇雲に保湿をするより、日焼け後に合った物を選びましょう。
水分補給をする
痛い日焼けには水分補給もこまめに取るようにしてください。肌が乾燥している時は身体の中の水分が足りなくなっています。特に日焼けをした後の身体は水分を失っているので水分補給を常に心掛けてください。水分補給をする事で身体の中の水分も増え、身体の内側からお肌の乾燥を抑えてくれます。
日焼けした後、赤い肌がかゆい場合
冷やす
痛い時と同様にかゆい場合もまずは冷やしましょう。冷やす目安は痒みが少し治まるぐらいで、肌の火照りが取れる程度です。頭皮に痒みがあったら頭皮も冷やしてください。頭皮も日焼けをするので痒みがある場合は日焼けしているかもしれません。
保湿をする
かゆい場合も保湿をします。かゆい場合の肌はいつもより敏感になっているので、普段使っている保湿剤でも荒れてしまう場合があります。なので、敏感肌や小さなお子様でも使える弱酸性の保湿剤を使用するようにしましょう!塗った時に肌が暖かくなるホットローションなどではなく冷感化粧水などがおすすめです。
NG行動
かゆい症状が出ている場合、皮がめくれてくる事が多いですが皮をめくるのは絶対にNGです!皮をめくってしまうとその箇所が跡に残りやすく消えにくいです。皮がめくれている状態をほかっておくのは気分的にも嫌だと思いますが日焼けしてめくれてくる皮は自然にめくれるのを待ちましょう。
日焼け後は冷やすのが大重要ポイント
ご紹介させていただいた通り、痛い場合もかゆい場合も、日焼けした時は冷やすことが1番大事なポイントです。注意をしてほしいのは冷やすのは日焼けをしている部分のみで身体の内側かや冷やさないようにしましょう。狭い範囲なら保冷剤などでも冷やせますが、身体中日焼けをしていたり広範囲の日焼けはシャワーの冷水などで冷やしましょう。
食べ物でも日焼けの赤い肌は治せる!
日焼けをした後に摂取したら良いとされているのが「ビタミンC」「ビタミンE」「ビタミンA」「リコピン」などがあります。どれも聞いたことのある言葉だと思いますが、どの食べ物に含まれるのかをご紹介致します。
イチゴ
イチゴにはビタミンCが多く含まれているので1日に4〜5粒食べると効果的です。特におすすめな摂取の仕方は朝に食べる事です!
スイカ
暑い時期に旬となるスイカにはリコピンが含まれています!冷たくて食べやすいので手軽に摂取出来るのも嬉しいですね。冷やしすぎたスイカは身体も冷やしてしまうので注意しましょう。
うなぎ
うなぎにはビタミンAが含まれており、ビタミンAには免疫力を高める効果や乾燥肌にも良いとされています。日焼け後の疲れた身体にうなぎは最適です。
トマト
トマトにリコピンが多く含まれているのは有名ですね。トマトをそのまま摂取をしても効果的ですが、トマトジュースなどの方が意外にも多くリコピンが含まれています。日焼けした後はトマトジュースを飲むのがおすすめです!
酷い日焼けで肌が赤い場合は?
酷い日焼けの場合は皮膚がただれてしまったり大きな水膨れができます。酷い痒みや痛みを伴う事があるので日常生活がままならない程でしたら病院を受診しましょう。日焼けは火傷ですので酷い日焼けの場合、自己判断で市販薬を使用するのはおすすめできません。日焼けの程度を見定め早めの受診をする事でお肌にも負担が少なくなります。
日焼けをしたら赤い肌になるタイプの方におすすめの日焼け対策
日焼けをしたら赤くなるタイプの方には日焼け止めのFPSが高いものがおすすめです。FPSは紫外線B波の力を抑える効果があり、日焼けをした後に赤くなるタイプの方はこのB波の影響を受けやすいのでFPSの数値を見るようにしてください。しかし、FPSの数値が高いから効果が強い訳ではありません。FPSの数値の高さは効果の長さなので長時間外にいる時は高い数値の物を選びましょう。
最後に
いかがでしょうか?痛い日焼けもかゆい日焼けもはやく良くなりたいですよね。お肌の改善には正しいケアと、悪化させるような行動を避ける事です。痛みや痒みが治まってもぶり返す事があるのでケアは暫く続けてください。もちろん日頃から日に焼けない対策も必要です。日焼けをしたら正しいケアをしてお肌を綺麗に治し、日焼けを怖くない健康的な身体を手に入れましょう!