電動でも手動でも、コーヒーミルは敷居が高い?
コーヒーが好きな人であれば、一度は購入を検討したことがある…かもしれない、コーヒーミル。
コーヒーミルとは、焙煎されたコーヒー豆を粉砕する機械のこと。家庭向けの商品が主にこう呼ばれています。
以前は敷居が高かった印象ですが、今はキッチン雑貨感覚で、おしゃれで手軽なコーヒーミルも多く販売されています。コーヒーが好きな人であれば、自宅で手軽に薫り高いコーヒーを飲めるコーヒーミルは、ちょっと気になりますよね。
とはいえ、手動のものや電動のものなど、様々なコーヒーミルが販売されています。この記事では色々な観点から比較してご紹介しますので、是非、参考にしてくださいね。
手動式のコーヒーミルを選ぶポイントは?
手動のコーヒーミルは、その名の通り、手動のハンドルを使ってコーヒー豆を挽くことが出来るものです。
軽くて収納に困らず、場所を選ぶに使うことが出来るので、アウトドアに持っていく人も増えているんですよ。また、その見た目の可愛らしさから、おしゃれな雑貨としてキッチンに置いておくのもイイかも。折角買うならば、自分好みのデザインのものを探したいですね。
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手動式のコーヒーミルを選ぶときには、しっかり固定して回せるものにしましょう。最近ではテーブルにくっつけて固定するものもあるみたいですよ。
価格にも幅がありますので、ハンドルの回し方や豆の取り出し方などの使用感も含めて、口コミを見て比較をしたり、店頭で手にとってみることをおすすめします。
おすすめ手動コーヒーミル①:ザッセンハウス ミル リマ
手動のコーヒーミルとして世界的に有名なブランド・ザッセンハウス。120年以上の伝統と実績を誇るドイツ発祥のブランドです。
職人が生み出す、耐久性と機能性に優れたコーヒーミルは、一度使うと一生モノ。コーヒー豆を均一に挽くことが出来る高精度な設計も魅力的ですが、その分、値段が高価になってしまいます。
メリタ 手挽き コーヒー ミル ザッセンハウス ミル ラパス MJ-0801
価格
¥ 12,526
そんなザッセンハウスの商品でも比較的手に取りやすい値段なのが、この「ザッセンハウスミル リマ」ではないでしょうか。
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一見するとコーヒーミルとは思えないスタイリッシュなデザイン。ザッセンハウスの商品で唯一セラミック刃を使っています。現代のシステムキッチンとも調和する、おしゃれなデザインですね。
細長い形状ということもあって、他の手動ミルと比較すると、挽く時には少し力が必要になるようです。
ザッセンハウス・ミル リマ MJ-0807
価格
¥ 6,264
おすすめ手動コーヒーミル②:プジョー コーヒーミル ブラジル
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ヨーロッパで手動コーヒーミルといえばプジョーと言われるほど有名なブランド。強靭な刃と螺旋を組み合わせた二重螺旋構造で、軽快かつしっかりと豆を挽くことが出来ます。
この「プジョーコーヒーミル ブラジル」も、制度の高い二枚刃がコーヒー豆をしっかりと挽いてくれますよ。ガタつかない快適な挽き心地もさることながら、レトロなデザインもおしゃれ。使わない時は雑貨として飾っておきたくなりますよ。
長く良いものを使いたい人におすすめです。
プジョー コーヒーミル ブラジル 茶木カップ 19401765
価格
¥ 13,322
おすすめ手動コーヒーミル③:カリタ 手挽きコーヒーミル クラシックミル
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これまでの2つと比べて、値段が安い&種類が豊富なのが、カリタのコーヒーミルではないでしょうか。
価格帯やデザインが様々なので、用途に応じて選ぶことが出来ます。デザインはやはり、レトロでおしゃれな物が多い印象ですね。コーヒー好きな人への手頃なプレゼントにもおすすめです。
耐久性に優れた硬質鋳鉄製臼歯を採用しているので、長く使うことが出来ますよ。初めて手動のコーヒーミルを買ってみる人への登竜門としておすすめしたいメーカー・商品です。
カリタ 手挽きコーヒーミル クラシックミル #42003
価格
¥ 3,311
電動のコーヒーミルの種類・特徴は?
電動のコーヒーミルは、その大きさから2種類に分類することが出来ます。
豆の挽き方は勿論、価格や置き場所なども異なってきますので、皆さんの使用頻度やキッチンの大きさなども考慮、比較しながら、どちらのタイプにするのか選んでみてくださいね。
電動コーヒーミルの種類①:プロペラ式
持ち運び可能で、手軽に使うことが出来るのがプロペラ式です。ちなみにプロペラ式とは、豆の挽き方のこと。プロペラのような羽がぐるぐる廻ることで、豆を粉砕していきます。
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使わない時は片付けておくことも出来るので、毎日使うわけではない人、気軽に試してみたい人におすすめです。価格が安価なものが多いのもプロペラ式です。
ただし、特に携帯出来る機器の場合は、上下に振りながら挽かないとムラが出る、など、豆が均一になりにくい傾向があります。
電動コーヒーミルの種類②:臼式・カット式、コニカル刃など
プロペラ式のコーヒーミルよりも大型で、据え置いてしっかり豆を挽くことが出来ます。その挽き方にもそれぞれに特徴がありますよ。
臼式
臼式は、上下2枚の歯で、豆をすりつぶすように挽くことです。
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カット式
コーヒー豆を切り刻むようにして挽いていきます。臼式に比べて短時間で均一に豆を挽くことが出来ますよ。業務用で使われていることが多くなっています。
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コニカル刃
コニカル刃のグラインダーは、回転数を抑えて騒音や熱の発生を軽減させます。エスプレッソ用に用いられることも多いようです。
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据え置き、と言っても家庭用ですので、業務用のようなどっしりした感じはないと思います。ただし、手動のミルやプロペラ式のものよりも大きいので、置く場所を考えて購入する必要がありますね。
また、価格もプロペラ式より高いものが多いので、毎日本格的においしいコーヒーを飲みたい人は、こちらのタイプを購入しても良いかと思います。
使う頻度が分からない、という人は、まずはプロペラ式のものから試してみてはいかがでしょうか。
おすすめ電動コーヒーミル①:Melitta 電動 コーヒーミル
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カッター式電動ミルの中でもスタンダードなのが、このメリタの電動コーヒーミルではないでしょうか。
中に豆を入れて、上のスイッチを押すだけで、誰でも簡単に豆を挽くことが出来ますよ。40g(約5人分)を15秒で挽くことが出来るので、家族全員やお客様へのコーヒーもすぐに賄うことが出来ますね。
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毎日手軽に使いたい人、電動ミルを初めて使う人におすすめです。
Melitta(メリタ) 電動 コーヒーミル ブラック ECG62-1B
価格
¥ 2,807
おすすめ電動コーヒーミル②:カリタ コーヒーミル ナイスカットG
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カリタの電動コーヒーミルは、業務用のミルを小型化して家庭向けにしたもの。カット式となっています。粉受けがステンレス製になっているので、挽いたものをそのままペーパーに入れることが出来ますよ。
据え置きタイプながらシックなデザインなので、キッチンに置いているだけでおしゃれに見えるかも。見た目と機能を兼ね備えたものを探している人におすすめです。
カリタ コーヒーミル ナイスカットG クラシックアイアン #61101
価格
¥ 19,683
おすすめ電動コーヒーミル③:デロンギ コーヒーグラインダー デディカ
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41%2BUXgmGaTL._SX425_.jpg
デロンギの「コーヒーグラインダー デディカ」は、必要な量を機械が計測して教えてくれるので、豆の計量が不要なコーヒーメーカーです。
18段階の粒度調節が可能なので、粗挽きから極細挽きまでを幅広く網羅。豆の特性に応じてこれ1台で対応出来るのは嬉しいですね。
静電気でコーヒー粉が飛び散らないように、粉受けがしっかり密着しています。現代のシステムキッチンにもマッチするおしゃれなデザインは、オールマイティーに対応出来るコーヒーミルを探している人におすすめです。
デロンギ コーヒーグラインダー 「デディカ」 KG521J-M
価格
¥ 20,220
手動・電動のコーヒーミルで、より深くコーヒーを楽しもう
手動でも電動でも、コーヒーミルにはそれぞれの特性があります。用途や価格、特性で比較をして、今の自分に一番マッチしたものを選びたいですね。
コーヒーミルを持っていると、日々の生活にコーヒーの香りが付随するので、ちょっとリッチな気分になれるかも。インスタントから一歩踏み出して、より深いコーヒーの世界を味わいましょう!!