黒髪ボブの女性がインナーカラーを入れることは、すでに珍しいことではありません。インナーカラーとは、髪の毛の内側をカラーリングすることをいい、グレーや赤、金などの色が流行っているようです。髪のベースカラーと違う色を入れるので、ふとした時にインナーカラーが見えて、おしゃれ度がアップすると好評です。ボブの黒髪とインナーカラーのコントラストが、目を楽しませてくれるのことが、黒髪ボブにインナーカラーが似合う理由といえるでしょう。
黒髪ボブとひとくちにいっても、ショートやロング、マッシュ、タンバルモリ、ロブスタイルなど、いろいろな種類があります。そしてインナーカラーの入れ方も、人気のグレーや赤、金など単色だけではなく、同色でグラデーションにしたり、何色かを混ぜることもできます。
黒髪ボブにインナーカラーを入れる時、左右で色を変える人もいます。耳にかけるなどして、片側のインナーカラーだけを見せるようにしても、かなり印象が変わります。
また、インナーカラーを入れた黒髪ボブをまとめたり、編み込んだりすると、ヘアアクセサリーがなくてもステキなアレンジに仕上がります。ショートの黒髪ボブでも、片側だけを編み込んだり、TOPをかるく結んでインナーカラーが見えるようにすると、周囲の目をひけるはずです。
美容室で黒髪ボブにインナーカラーを入れる場合、色によっては事前にブリーチします。赤や金といった明るい色を入れやすくするために、避けられない手順です。グレーなどの場合は、ブリーチしないこともあります。いずれにせよ、黒髪ボブの内側だけをカラーリングします。
美容室で黒髪ボブにインナーカラーを入れてもらおうと考えているなら、カラーリングが得意な美容室を探すことをおすすめします。そうした美容室だと用意されているカラーバリエーションも豊富ですし、あなたの顔色や輪郭、ヘアスタイルなどを総合的に判断して、似合う色を提案してくれることが多いので安心です。
黒髪ボブは清潔感がありますが、そのままだと重く見えることが多いものです。ですが、内側に入れたインナーカラーが垣間見えると、それだけで華やかな印象になります。髪の量が多い人にこそ、インナーカラーを試してほしいです。
インナーカラーは、内側の毛先だけに入れたり、根元から全体に入れるなど、さまざまな方法があります。また、前章で紹介したように単色や多色使い、グラデーションなど、入れ方によっても印象がガラリと変わります。自分の洋服の好みなどを考慮して、自分らしいインナーカラーの入れ方を研究してみましょう。
仕事をしている黒髪ボブの女性の中には、インナーカラーは入れたいけれど、あまり目立たないようにしたいと考える人もいそうです。そんな時におすすめなのが、人気のグレーです。黒髪とグレーを合わせることで、グラデーション効果も期待できます。
また、グレーと言っても濃淡があるので、暗めにすればより目立たずに立体感を演出できます。明るめのグレーを選ぶとコントラストがハッキリするので、根元から毛先までをグラデーションにして、遊び心を出すのもかわいいです。ただし、インナーカラーの中でもグレーは色落ちしやすいので、色落ち防止のシャンプーやコンディショナーを使うなど、日ごろのお手入れは配慮しましょう。
初めて黒髪ボブにインナーカラーを入れる際、赤を選ぶ人が多いようです。赤はポイントカラーになりますし、ロックな雰囲気が好みの人にはピッタリです。黒髪ボブのインナーカラーを赤にする時には、ファッションも個性的にする方が似合います。また、暗めの赤にすると大人っぽい印象になるので、普段着る洋服に合う赤をチョイスしましょう。
赤のインナーカラーを入れても、黒髪ではなく茶髪にすると印象が柔らかくなります。インパクト重視なら黒髪ボブに赤の組み合わせは最強なので、周囲の反応も考慮して選んでくださいね。
最近は、黒髪ボブのインナーカラーに金をチョイスする人が見えています。内側だけ、根元から毛先まで金のインナーカラーにすると、ふと黒髪をかきあげただけでファンキーな雰囲気が漂います。また、毛先だけを金で染めると、かわいい印象になります。
黒と金のコントラストはとてもきれいなので、部分的に見せるだけで印象が大きく変わります。ただし、金のインナーカラーを入れるためにはブリーチが必要なので、最初は美容室などを利用しましょう。
インナーカラーは、セルフで入れることも可能です。ただし、セルフでインナーカラーを入れるためには、きちんとした準備が必要です。また、ブリーチだけで終了するものと、ブリーチ後にカラーリングするものがあります。インナーカラーをセルフで入れる際には、仕上がりもきちんと確認して用意しましょう。
まず、セルフでインナーカラーを入れるために必要なものをまとめておきます。セルフでインナーカラーを入れるためには、ブリーチとヘアカラー、グローブ、リングコーム、ヘアクリップ、汚れても困らない服とタオルが必要です。どの部分にセルフでインナーカラーを入れるかで手順は変わりますが、基本的には髪の毛を分け取り、ブリーチ材をつけてサランラップなどでおおったまま置き、時間になったら流すだけです。色によっては、そこからカラーリングを行います。セルフで行う時には、ヘアカラーを塗るのも一つの方法です。詳しい手順は、動画を参考にしてください。
インナーカラーとしてフルで入れる人が多いのが、ピンクです。垣間見えるピンクのインナーカラーは、女の子らしさをかわいさを演出してくれます。ピンクのインナーカラーについては、以下の記事も参考にしてみてください。
バイオレットは、2018年のトレンドカラーでもあります。そこで、インナーカラーとして取り入れてみましょう。ブルーやレッドに寄った色などバリエーションも豊富ですし、ラベンダーカラーにするとキュートに見えます。
クールな印象を与えたい時には、ブルーのインナーカラーがおすすめです。暗めのブルーを選べば目立たず、知的な雰囲気が漂います。明るいブルーにすれば、ポイントになります。ブルーのインナーカラーについては、以下の記事も参考にしてみてください。
日本人の肌になじみやすい色の一つに、オレンジがあります。そう考えると、チラ見させるインナーカラーにオレンジをチョイスするのもよさそうです。大人かわいく仕上がるはずです。
金よりももう少しインパクトが欲しいと考えているなら、黄色を入れてみましょう。原色なので似合う似合わないに個人差があるので、インナーカラーとして毛先に入れてみることから始めてもよいかもしれません。
今回は、黒髪ボブにおすすめのインナーカラーなどについて紹介しました。グレー・赤・金が人気ですが、それ以外の色で楽しんでいる人もいます。色の明るさによっては、職場でも失礼にならないおしゃれなので、大人女子にもぜひ試してほしいです。セルフケアならお金もかかりませんので、興味がある人は実践してくださいね。