カーテンライナーとは
カーテンライナーとは、カーテンレールに取り付けることで「断熱」「遮光」「防音」など様々なメリットをもたらしてくれる、いわゆるカーテンの脇役的な存在です。
カーテンの裏地に付けるタイプがほとんどですが、レースカーテン用のレールにそのまま取り付けたりと使用方法は様々です。
色々なカーテンライナー
カーテンライナーには様々なタイプのものがあります。
外からの熱をシャットアウトしてくれたり、冷気をシャットアウトしてくれる「冷暖房効果をアップ」させてくれる断熱タイプ。
太陽光のまぶしさを軽減してくれる遮光タイプ。
お部屋内部の音を漏れにくくし、逆に外からの音も軽減してくれる防音タイプ。
住んでいる人の生活スタイルに合わせて、用途は実に様々です。
では、それぞれのタイプのライナーは具体的にどのくらいの効果が得られるのでしょう。次の項目でご紹介していきます。
カーテンライナーの効果【断熱タイプ】
冬のお部屋を想像してみてください。窓を閉め切っているのに、窓際ってちょっと寒かったりしますよね。これは、窓の微妙なスキマから外の冷気が漏れているからなんです。冷気がお部屋に蓄積されることにより、部屋の温度は1日かけてどんどん下がっていきます。暖房をつけてもなかなか暖まらなかったり、エコ温度の設定だと外にいるのと変わらなかったり…。電気代がもったいないですね。
そこで役立つのが「断熱カーテンライナー」の存在。これをカーテンの内側に取り付けることで外の冷気をシャットアウトしてくれ、逆に部屋内部の熱を逃さないようにしてくれるんです。
冬場ならエコ温度である20℃に設定しても十分温かいので、ご家庭によっては月2000~3000円も節約できる場合があります。とってもお得ですね。
また、断熱タイプのカーテンライナーは、冬場だけでなく「夏」も大活躍してくれます。
外からの熱もシャットアウトしてくれるので、冷房を付けたお部屋に熱気が入るのを防いでくれますよ◎夏場でもエコ温度の28℃で十分ひんやりなお部屋にしてくれます♪
冬も夏も冷暖房効果をアップさせてくれるので、年間の電気代を考えるととてもお得ですよね。
生活費の節約をするなら、絶対に断熱カーテンライナーを買うべきです◎
MEIWA 断熱カーテンライナー(採光クリアN) 100cm×225cm 2枚セット クリアー
価格
¥ 712
カーテンライナー【遮光タイプ】
カーテンライナーには、窓の外のまぶしい光をカットしてくれるものもあります。それが「遮光タイプ」。
これは主にメインとなるカーテンの裏側に取り付けて使用します。
遮光カーテンライナー「遮光性裏地用カーテン(2枚組)」【UNI】(既製品) 幅105×丈130cm2枚組(#9801817) 取り付け簡単 幅105cm
価格
¥ 2,180
1級遮光カーテンを使用していれば閉めた時にかなり真っ暗になりますが、プチプラの薄いカーテンだと外の光が漏れて眩しかったりするんですよね。
カーテンの裏側に取り付けることによって、薄いカーテンでも1級遮光と変わらない遮光率で窓からの光をブロックしてくれます。
夏の紫外線はお部屋にも届いていますので、徹底的にブロックすることが出来ますね♪
カーテンライナー【防音タイプ】
なんと防音タイプのカーテンライナーも存在します。
「賃貸マンションだから子供たちの声が迷惑じゃないか心配…」
「楽器OKのお部屋に住んでるけど、やっぱり音漏れは心配…。練習するのに気が引ける~!」
そんなときには防音タイプのライナーの出番です!
防音タイプも遮光タイプ同様で、だいたいはメインカーテンの裏に取り付けます。
防音裏地ライナー かんたん防音ライナー (105cm, 207cm)
価格
¥ 9,288
防音タイプは厚めで割としっかりめの生地が多いためお値段は少しお高めですが、その分効果は保障されていると言って良いでしょう。
高温でやさしい感じの曲をピアノで弾く程度なら、ご近所にはほぼ聞こえませんので、楽器をたしなむ方も思う存分練習できますね◎
おすすめカーテンライナー
断熱、遮光、防音。様々なタイプのライナーをご紹介しましたが、ここでおすすめな商品をご紹介します!
断熱×遮光×防音のイイトコドリ♪
色んな機能が一気に堪能出来たら嬉しいですよね。あります!
遮光性 冷暖房効率アップ 断熱 防音 洗える裏地用カーテン 無地 幅105cm×丈127cm(丈135cmのカーテンに対応)
価格
¥ 1,380
こちらは断熱も遮光も防音も、全部効果をだしてくれる万能ライナー。裏地に取り付けるタイプなので、着脱も簡単♪しかも選択も可能なので季節ごと使い分ける方は、洗ってしまっておけるので清潔感も◎
インテリアを損ねないオシャレなタイプ
無地が多いカーテンライナーですが、こんなおしゃれな柄もあります。
MEIWA 断熱カーテンライナー(採光レースリーフ柄) 100cm×225cm 2枚セット ベージュ
価格
¥ 1,110
こちらはレース用カーテンレールに取り付けるタイプなので、レースカーテン代わりにインテリアとしても機能します◎
カーテンライナーの取り付け方
カーテンライナーの取り付け方を簡単にご紹介しますね。
メインカーテンの裏に取り付ける「裏地タイプ」と、レースカーテン用のレールに取り付ける「カーテンタイプ」。
主にこの2つに分かれますが、取り付け方は両方ともシンプルです。
裏地タイプ
裏地タイプのライナーには、だいたいクリップのようなものがついています。これをライナー上部の隙間とメインカーテンを挟むようにして装着するだけでOK。
ホームセンターに探してるものがあるか行ってみたらなくて、予定外の買い物してしもうた。断熱カーテンライナーってやつ。窓につけてみたよ。効果あるかなあ? pic.twitter.com/z4PsGEaQjS
— やまちゃん (@Lilly8843) February 9, 2015
カーテンタイプ
カーテンレールは、メインとなる厚手のカーテン用、そしてレースカーテン用のレールがありますね。
このタイプは「レースカーテン用のレール」に装着するだけでOK。カーテン交換をしたことがある方ならおわかりかと思いますが、カーテンと同じ要領で「ランナー」と呼ばれるカーテンを吊るしている小さな部品に装着します。
【ヨドバシカメラx省エネグッズ】
— ヨドバシカメラ【公式】 (@Yodobashi_X) December 1, 2017
部屋の冷暖房効率アップに。カーテンレールのランナーに取り付けるだけ。窓やカーテンの隙間から伝わる冷気、熱気をカットし、部屋の室温を一定に保つことができる断熱カーテンライナー。日差しも結露も防げて、1年中使える便利グッズです。https://t.co/YLUwWY7Fqh pic.twitter.com/fHxttGciJh
カーテンライナーの効果アップポイント
カーテンライナーは、ただ取り付けるだけで良いというわけでもありません。元々の効果をよりアップさせるためのコツだって、ちゃんとあるんです。
「ちょっと長めに」がキホン
窓ガラスとカーテンの間に取り付けるだけで冷房効率アップの「断熱カーテンライナー」に、今年はリーフ柄が登場!
— DCMホーマック (@Homac_HC) July 3, 2012
幅100×丈140cm(2枚入)998円、幅100×丈225cm(2枚入)1,280円です。 pic.twitter.com/b9yQLKub
これは主に断熱タイプのライナーのコツとして知っていただきたいです。
ちょっと見た目は悪いですが、メインのカーテンよりも長めがおすすめ。ライナーの下部分が床にべたっと付くくらい長めのものがベスト。
床に密着することで、外気の浸入をより防いでくれます。
遮光は暗めの色をチョイス
最も太陽光をブロックしてくれるのが黒い色です。
お店には色々な色のものがありますが、安いものだと割と薄いものが多いんです。ものによっては遮光率の高さをあまり感じなかったりするので、まずは暗めの色を選んでいただくことをお勧めします。
カーテンライナーの使用上の注意点
とっても便利なカーテンライナーですが、注意点もありますのでいかお見知りおきを◎
汚れやすい
特に断熱タイプのライナーは、床にべたっと付いた状態で使用するので、使っているうちに汚れがかなり目立ちます。
また、塩化ビニルを使用してタイプは舞っている埃自体がライナーに付着しやすいのも難点。
蓄積された汚れはなかなか落ちないので、長く使うならコマメに洗っていただくことをおすすめします。
塩化ビニルを使用したタイプなら、濡れた雑巾などでさっとふくだけでOK!裏地タイプなら洗濯機で洗えるものをチョイスすることをおすすめします。
湿気に注意
ライナーは基本的に生地が分厚いです。窓もカーテンも閉め切った状態で放置していると、お部屋に湿気が溜まりやすくなります。
部屋干し派の方はニオイもこもりやすくなるので、ライナーの必要がない時間帯はこまめに換気するようにしましょう。
カーテンライナーを使い分けて生活上手に♪
さて、ここまで様々なタイプのカーテンライナーをご紹介させていただきました。タイプによって付け方が違ったりと、知れば知るほど奥深いですね。
季節によって使い分けたりすると、節約になったり外的ストレスを軽減してくれたりと、良い効果をもたらしてくれますよ♪
あなたの生活のお悩みがライナーで解決できそうなら、是非今年は「カーテンライナーデビュー」してみませんか?