【はじめに】パウンドケーキって何？【美味しいパウンドケーキの基本】
まず「パウンドケーキ」とはなんでしょう。パウンドケーキとは材料である卵、小麦粉、バター、砂糖をそれぞれ１パウンド（およそ453.6g）ずつ入れるケーキのことです。これが名前の由来になっています。18世紀始めの頃にイギリスのレシピ本で登場したのが始まりでした。このケーキは贅沢に材料を使うことから当初は高価なケーキとして見られていました。現在では贅沢に材料を使ったパウンドケーキはもちろんのこと、材料の分量を減らしたヘルシーなパウンドケーキもあり、人気です。
〜美味しいパウンドケーキが作れる簡単しっとり基本レシピ〜
ここからはご家庭でも作れる、しっとり仕上がった美味しいパウンドケーキの基本レシピをご紹介します。ご紹介するのはパウンドケーキの一般的なレシピについてですが、さらに美味しくなるポイントがそこかしこに散りばめられています。パウンドケーキをご家庭で作ろうと考えている方はぜひ参考にしてみてください〜！
美味しいパウンドケーキの簡単基本レシピ①：作る前にバターと卵を取り出す
引用: http://www.cuoca.com/articles/pound-cake-knack/
まず実際にお料理に取り掛かる「数時間前」に、バターと卵を冷蔵庫から取り出しておきましょう。温室に戻しておくことが、パウンドケーキ作りにおいて大切なポイントとなってきます。バターは写真にある通り指が少し沈み込みくらいに、卵は触れてみて冷たくないと感じられるくらいがベストです。もしバターが柔らかくないときは、薄切りにするか、200w前後あたで少し加熱してみましょう。バターを溶かしすぎもいけません。完全にバターを溶かしてしまうとパウンドケーキの膨らみに利用することができません。
美味しいパウンドケーキの簡単基本レシピ②：常温バターをしっかり混ぜる
引用: https://kinarino.jp/cat4-グルメ/5567-アレンジ無限大!パウンドケーキ作ってみない？
次に常温に溶かしたバターを砂糖を加えながら滑らかになるまで、空気を含ませるようにしてしっかり混ぜましょう。こうすることで、しっとりとしたリッチな味わいのあるパウンドケーキに仕上がります。しっかりとした膨らみがパウンドケーキ作りにおいて大きな鍵となるのでバターはしっかり膨らませるようにして泡だてましょう。バターのクリームがホワイトになってふわふわとした食感になるのがやめ時の目安になります。手動も良いですが、電動ミキサーも手が疲れないのでおすすめです。
引用: http://www.cuoca.com/articles/pound-cake-knack/
美味しいパウンドケーキの簡単基本レシピ③：さらに溶き卵を加える
引用: http://www.cuoca.com/articles/pound-cake-knack/
次に泡だてたバターに溶き卵を加えます。綺麗に混ぜ合わせることができるとパウンドケーキのしっとり具合もグンと変わってきます。バターと卵はもとより相入れないような特性を持っていますので、普通に混ぜ合わせようとすると混ざりにくい感じがしてしまうことが多いかと思います。なので混ぜ合わせるときは少しずつ卵を加えて様子を見ながら混ぜ合わせて行くと良いでしょう。溶き卵はスプーンを用いて少しずつ加えて行くのがおすすめ。しっとり具合にこだわるのであればここのポイントをしっかり抑えると良いでしょう。
美味しいパウンドケーキの簡単基本レシピ④：小麦粉（粉物）を混ぜる
引用: http://www.cuoca.com/articles/pound-cake-knack/
卵を加えたら小麦粉（粉物）を加えましょう。粉を加える際はかき混ぜる道具をゴムベラに変え、ゴムベラを練らないようにして材料を切るようにサクサク混ぜるのがポイントです。ねってしまうと焼き上げている最中に膨ラム以前い固まってしまう可能性があります。ゴムベラでの詳しい混ぜ方については切れ目を入れるように、すくい取ったら生地を裏返すよイメージで混ぜるようにするのが良いです。
美味しいパウンドケーキの簡単基本レシピ⑤：型に生地を流し込む
引用: http://photohito.com/photo/3837654/?cid=kinarino_presses
次にパウンドケーキの型に生地を流し込む作業になります。ピッタリ平らでもなくても大丈夫ですが、生地の厚みをならすことで、均等な仕上がりにすることができます。また、深さのある型で焼くときは、生地を写真のよう谷を作ることで真ん中の厚みを少なくするのがおすすめです。こうすることで、中心まで火が通ります。↓
引用: http://www.cuoca.com/articles/pound-cake-knack/
↓焼き始めてから10分ほど経過して写真のような生地具合になったら、ナイフを使ってさらに切れ目を入れましょう。この一連の作業をこなすことで、生焼けしない、中央部分がポッコリ膨らんだパウンドケーキらしい焼き姿に仕上がります。レシピによってはナイフの切れ目を入れないレシピもありますので、そこはご留意くださいませ。それでも生焼けや膨らまないなどといったトラブルが起きてしまう場合は、オーブンの余熱不足や、表示温度まで上がりきってなかったなどといった原因などが挙げられます。焼く時間を延長するのもせいぜい5〜10分程度まで。それ以上は生地が焦げたり、パサパサ食感の原因になるのでやめておきましょう。余熱時間を5分、焼成温度を10℃ずつ増やして見てはいかがでしょうか。
引用: http://www.cuoca.com/articles/pound-cake-knack/
パウンドケーキが美味しくなるポイントをまとめました。
①バターは常温に戻しておく。 ②卵も常温に戻してから。冷たすぎると分離してしまいます。 ③粉類を数回に分けて入れて、練らないようにしっかり混ぜ合わせましょう。パウンドケーキは、しっかり混ぜる事が重要。つやのある状態までしっかりと。 ④高温でベーキングパウダーを反応させて生地を膨らませ、空気の通り道をしっかり作ったら、温度を落としてゆっくり熱を入れていくと、膨らんだ空気の通り道に熱がゆっくり入り、しっとりした食感に。
以上、これらがパウンドケーキの一連のレシピとなります。さらにまとめであげさせていただいたさらにパウンドケーキが美味しくなるポイントを留意したうえでお料理に臨むと、より美味しいパウンドケーキが作れるのではないかなと思います。どれも大切なポイントなので、しっかり抑えてケーキ作りに挑戦して見てはいかがでしょうか？
ほかにも美味しいパウンドケーキレシピがいっぱい♡
キンカンマーマレードで作るパウンドケーキ
引用: http://www.recipe-blog.jp/profile/12423/recipe/701432
先ほどご紹介したのはパウンドケーキの一般的な作り方ですが、中には変わった材料を使ったパウンドケーキレシピもあります。例えばキンカンやすだちなど、アクセントの効く材料のアレンジレシピがいっぱい♪気になるかたはぜひチェックして見てくださいね〜
さいごに〜美味しいパウンドケーキをお家で作るために〜
いかがでしたでしょうか。今回はお家で美味しいしっとりパウンドケーキが作れるレシピと美味しくなるポイントについてご紹介させて頂きました。少しでも参考になりましたでしょうか。パウンドケーキはお店やパン屋さんなどのお菓子コーナーで売られているところをよく見かけますが、あれがお家でも作れたらなぁなんて思ったことは少なからずあるかと思います。私もほんとそう思います。どうやったらこんなしっとり美味いパウンドけーきが作れるのだろうと美味しいパウンドケーキを食べながら考えたものです。もし同じ疑問を抱くかたがいらっしゃいましたら、ぜひ本記事を少しでも参考にして頂けたら幸いです。
美味しいパウンドケーキを紅茶やコーヒーと一緒にお家で頂いちゃいましょう。そんなパウンドケーキセットをお家でもありつけたら…すごく良いですよね。せっかくですから、自分で作って見ませんか？苦労の末に出来上がったお菓子の味はさらに美味しくなる思うのです。手作りケーキで優雅なひと時を過ごして見ませんか…？？さて今回はこの辺までにしようと思います。ここまで読んでくださりありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。
