ウィッグのお手入れ方法紹介!ヘア素材別に簡単な洗い方を詳しく解説│ウィッグの素材とは…?
誰でも簡単にヘアスタイルを変えることができる便利なウィッグ。最初にウィッグの素材に注目してみましょう。
ウィッグの素材には、「人毛」「人工毛」「ミックス」の3種類があります。人毛は、女性から買い取った髪を使用しています。殺菌処理や染色、コーティングなどの工程を経て、ウィッグになります。
人工毛に使われている素材には、ポリエステルやアクリルがあります。人毛のウィッグに比べて、お手入れが楽というメリットがあります。また、耐熱仕様のものは、ドライヤーやヘアアイロンが使用できるものもあります。
ミックスは、人工毛に人毛が3割から5割ほど含まれています。人毛の自然な質感と、人工毛の扱いやすさを併せ持っているので、誰でも使いやすい素材です。
ウィッグには形状もいろいろあります。例えば、医療用ウィッグ。頭皮に直接あたる部分が優しい素材でできています。フルウィッグは、頭にすっぽりとかぶるタイプのもの。ファンション性に優れ、憧れのヘアスタイルになることができます。部分ウィッグは、頭の一部分につけるもので、ボリュームを持たせたい時にも便利です。ウィッグといえば、フルウィッグをイメージしますが、エクステもウィッグのひとつ。自分にあった素材や形状のウィッグを選ぶといいですね!
ウィッグを長持ちさせるには、お手入れが必須!ここからは、ウィッグのお手入れ方法をチェックしていきましょう!
ウィッグのお手入れ方法紹介!ヘア素材別に簡単な洗い方を詳しく解説│ブラッシング
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ウィッグを長持ちさせるために、ブラッシングはとても大切。着用前と着用後に必ずブラッシングをするようにしましょう!誰でもできる簡単な方法ですよね!ここで使用するのは、できればウィッグ専用のブラシがおすすめ。通常髪に使用するブラシよりも、金属製で硬めなんです。
ファイバーなどの素材で作られている人工毛のウィッグでもしっかりとブラッシングすることができます。力を入れすぎないように、注意しながらブラッシングします。ブラッシングには、髪をとくという効果だけではなく、ホコリや汚れを落とす効果もあります。
ウィッグのお手入れ方法紹介!ヘア素材別に簡単な洗い方を詳しく解説│絡まりがひどい時は…?
「ウィッグの毛が絡まってボサボサになってしまった…」「絡まりを直したいのに、余計に絡まる…」こうした悩みへの対処法をご紹介します。可愛いウィッグでも、ボサボサだと微妙ですよね…。ウィッグの毛の絡まりをとるには、誰でも簡単にできるコツがあるんです。
ブラッシングは、根本だけではなく、毛先から。また、髪を分けて少しずつブラッシングすると、絡みにくくなります。ウィッグがボサボサになっても、丁寧にブラッシングすることで復活しますよ♪
ウィッグのお手入れ方法紹介!ヘア素材別に簡単な洗い方を詳しく解説│カールを長持ちさせたいなら…?
ウィッグの中でも、カールがかかっているものはフェミニンな雰囲気で人気♪ですが、カールがかかっている分、ストレートのウィッグよりも絡まりやすいというデメリットも…。もし、カールが取れてしまっても、誰でもできる方法で復活させることができます。
ブラシとウィッグスプレー、霧吹きを用意しましょう。最初にウィッグを丁寧にブラッシングしてから、毛先からカールに合わせてねじります。ウィッグスプレーをしてから、優しく揉み込みます。そのまま自然乾燥させれば、カールが復活しますよ♪
ウィッグのお手入れ方法紹介!ヘア素材別に簡単な洗い方を詳しく解説│シャンプー
ブラッシングでホコリや汚れを落としたら、ウィッグ専用のシャンプーを使って洗います。やり方は誰でも簡単♪
まず、容器に水を張り、ウィッグ専用シャンプーを入れます。この時、お湯ではなく水を使うのがポイント!人工毛の中には、熱にあまり強くないものがあります。洗う時は、押し洗いして、水でしっかりとすすぎます。洗い終わったら、タオルドライしてから、自然乾燥させましょう。
カールがかかっているウィッグは、洗っても大丈夫…?と気になりますよね。洗ってしまったら、カールが取れてしまうのでしょうか…?ウィッグのカールは、形状記憶のものが多いので、洗ってもOKなんです。ですが、水の温度には注意が必要。水で洗うようにしましょう。洗う時は、カールが絡まないように優しく押し洗いするように心がけましょうね!
ウィッグのお手入れ方法紹介!ヘア素材別に簡単な洗い方を詳しく解説│柔軟剤でサラサラに…!
誰でもできる簡単な方法で、ウィッグをサラサラに仕上げることができます。
使うものは、“柔軟剤”。ここで使用する柔軟剤は、「シリコーン」や「繊維潤滑剤」と記載されているシリコン入りのものがおすすめ!やり方はとっても簡単です。シャンプーをしてすすいだら、水をはった洗面器に柔軟剤をいれます。ウィッグを入れて一時間ほど漬け置き洗いして、水ですすぎます。あとは自然乾燥すればOKです。
ウィッグのお手入れ方法紹介!ヘア素材別に簡単な洗い方を詳しく解説│ウィッグスタンドが便利!
軽くブラッシングをしてウィッグの形を整えたら、型崩れしないように保管すると、長持ちします。そんな時便利なのが、ウィッグスタンドです。ウィッグスタンドは、ウィッグをアレンジする時にも役立つので、ひとつ持っておくといいですね♪
ウィッグスタンドの使い方や代用品などをご紹介した記事がありますので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね!
ウィッグのお手入れ方法紹介!ヘア素材別に簡単な洗い方を詳しく解説│オイルスプレーで乾燥予防
ウィッグを長持ちさせるアイテムに、ウィッグ専用のスプレーがあります。ウィッグを洗い、自然乾燥させた後に、使うものです。
オイルスプレーを使ってブラッシングをすることで、毛にツヤがでます。また、静電気の発生を防いで、摩擦からウィッグを守る役割もあります。
ウィッグのお手入れ方法紹介!ヘア素材別に簡単な洗い方を詳しく解説│ウィッグの買い替え時期の目安って…?
丁寧にお手入れをしていれば、ウィッグは長持ちします。ですが、ウィッグは消耗品でもありますので、いずれ買い替えが必要になります。ウィッグの買い替え時期の目安ってあるのでしょうか?
ウィッグは日光を浴びると、次第に色が抜けてきます。特に人毛は日光の影響を受けやすく、人工毛の方が長持ちすると言えます。それでも、日光を浴びることによって少しずつ色が抜けていきます。
また、人工毛に起こりやすいのが、“毛先の縮れ”。人工毛は日光の影響は受けにくいという特徴がありますが、摩擦には弱いんです。摩擦を繰り返すことで、次第に毛先が縮れていきます。ここで活躍するのが、ウィッグ専用のオイルスプレー。乾燥を防いで自然なツヤを与えてくれます。
そして、ウィッグが型崩れしたり、抜け毛が増えたら、買い替えのサイン。お手入れをしっかりとしていれば、ウィッグは長持ちして買い替え時期を伸ばすことができます。
おわりに
いかがでしたか?誰でも簡単にイメチェンできて、おしゃれを楽しむことができるウィッグ。コスプレやイベントなど特別な時に着用するイメージが強かったウィッグですが、普段使いできるものも多く販売されています。ウィッグを長持ちさせたいなら、お手入れが必須…!丁寧なお手入れをして、ウィッグを楽しんでくださいね♪