ダウンジャケットって何からできているの?
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ダウンジャケット=軽くて暖かいというのは当たり前として、ダウンジャケットの中身って何だか知っていますか?ダウン=羽毛は水鳥の胸元に生えているふわふわした毛のことです。ふわふわなので軽くて空気を沢山含むことができるので、保温性、透湿性にとても優れています。
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今、あなたの手元にダウンジャケットがあるなら、表示タグを見てみて下さい。ダウン100%でしょうか?ほとんどのダウンジャケットはダウン〇〇%、フェザー〇〇%となっているはず。フェザーとは羽のこと。
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ダウンは1羽の水鳥から少量しかとれないためとても高価。そのためフェザーを混ぜて価格を安く抑えているわけです。フェザーの割合が多くなればなるほど価格は低くなります。
そんな貴重な水鳥の羽を使っているなんて、余計怖くて自宅で洗濯なんて大丈夫?と思って今いますが、洗い方のポイントや注意点をしっかり守ればちゃんと自宅でも洗うことができます。次から詳しくお話していきますね。
ダウンジャケットクリーニング方法 水洗いOKのおすすめの洗い方やポイント、注意 <家で洗えるかチェック>
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まず、家で洗えるかどうかかならず確認しなくてはいけません。というのも、やはりどうしても素材によっては自宅では洗えずプロに任せるしかない素材があるからです。どうやってチェックするかというと、ダウンジャケットについているタグを確認するんです。
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上の図で一番したの✖のついたマークが表示されていなければ、自宅で洗えるということ。✖のついたマークが表示されている場合はクリーニング屋さんへ持ち込みましょう。
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タライマークの下の下線は強度についての表示です。下線が何もないのであれば、洗濯機で普通に洗えるもの、タライマークの下に下線が2本入っている場合は、弱い水流で優しく洗わなくてはいけないという意味です。洗濯機にもよりますが、手洗いコースやおしゃれ着洗い、ドライコースなどが該当します。
その他のチェックポイント
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家で洗えるからといってコットンTシャツのように洗濯機にそのまま放り込んでガラガラ回してはいけません。それに洗剤も普通の洗濯洗剤ではなく、上の図のようなマークがタグに表示されていた場合、中性洗剤を使用しなくてはいけません。
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中性洗剤は汚れを落とす力が強くありませんが、その分服の素材への影響も少ないものです。普通の洗剤を少なめに使えばいいのでは?などと考えず、大事なダウンジャケットですからちゃんと中性洗剤を使用することをおすすめします。商品にはよく「おしゃれ着洗い」という表示もされていますので購入の際に参考にして下さい。
手洗いマークでない限り、洗濯表示では洗濯機で洗えるということになります。ですがダウンジャケットの場合、かなりの率で失敗してしまっているようです。大事な洋服ですから、手洗いをおすすめします。ということで洗い方の説明は手洗いでの洗濯方法です。
新しい洗濯表示|消費者庁
新しい洗濯表示の記号が付いた衣類等の販売が始まりました。 (洗濯表示とは、繊維製品品質表示規程第2条第3号の「取扱い表示」のことをいいます)
ダウンジャケットクリーニング方法 水洗いOKのおすすめの洗い方やポイント、注意 <準備・部分洗い>
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夏でなくても、袖口や襟足は直接肌に触れているので黒ずんだり皮脂などの汚れが沢山ついています。そういった箇所の部分洗いを事前に済ませておきます。見た目に汚れていないようでも見えていないだけですので、部分洗いは行うことをおすすめします。
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スポンジに中性洗剤を含ませ、袖口と襟足に軽くたたくようにします。決してゴシゴシとスポンジを擦り付けるように洗ってはいけません。
たたんで洗濯ネットに入れる
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手洗いでも洗濯ネットに入れて洗うことをおすすめします。まず、フードがついていて取り外しができるものは外しておきます。ファスナーなボタンを全部しめてから丁寧にたたんで洗濯ネットにいれましょう。
ダウンジャケットクリーニング方法 水洗いOKのおすすめの洗い方やポイント、注意 <①洗剤液の中で洗う>
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大きなタライに水をたっぷりと入れ、中性洗剤を入れてかき混ぜて洗剤液を作ります。中性洗剤の分量は商品の裏面にある規定量を測って入れましょう。
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作った洗剤液の中に、洗濯ネットにいれたダウンジャケットを静かに沈めて押し洗いします。押し洗いとは、ゆっくりと洗剤液の中に沈めて・力を抜いてを繰り返す洗い方。4つの角と真ん中それぞれ押し洗いします。目安はそれぞれ10回程度がおすすめ。
注意!!
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手をグーパーする握りこむような洗い方やゴシゴシとこすり合わせる洗い方は決してやってはいけません。中の羽毛が傷む原因となりますので注意しましょう。
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もし、ダウンジャケットが大きすぎて自宅のタライでは洗えないという場合は、洗濯機の洗濯槽やお風呂の浴槽をタライ代わりにすることをおすすめします。小さすぎるタライで無理やり洗うとダウンジャケットの羽毛が傷む原因となりますので無理はやめましょうね。
ダウンジャケットクリーニング方法 水洗いOKのおすすめの洗い方やポイント、注意 <②洗剤液を絞る→すすぐ>
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それぞれ10回ずつ押し洗いが終わったら、くるくると丸めて手で挟み込むように洗剤液を絞ります。この時決して雑巾を絞るようにねじって洗剤液をしぼってはいけません。
すすぎ
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タライの洗剤液を捨てて水を入れ替えて、押し洗いと同様にゆっくりやさしく四隅と真ん中と各10回押しすすぎします。その後、タライの水を替えて再度10回ずつ押しすすぎをすれば、すすぎは完了です。くるくると丸めて両手で挟んで水気を切ります。
ダウンジャケットクリーニング方法 水洗いOKのおすすめの洗い方やポイント、注意 <③脱水>
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洗濯ネットにいれたまま洗濯機のおしゃれ着コースの脱水で30秒~1分間脱水をかけます。普通の脱水ではなくて、おしゃれ着洗いの脱水を選び、何分も脱水をかけないようにしましょう。
ダウンジャケットクリーニング方法 水洗いOKのおすすめの洗い方やポイント、注意 <④干す>
ダウンジャケットクリーニング方法 水洗いOKのおすすめの洗い方やポイント、注意
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さて、洗濯ネットからダウンジャケットを取り出してみると...ぺったんこです。でもがっかりしないで下さい。ここからがまた元のふわふわダウンジャケットにさえる大事な作業が待っています。
ポイント1
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ハンガーにかける前に、ダウンジャケットの肩をもって振りさばきます。裾野少し長めダウンジャケットの場合は、あなたが踏み台などに乗って高い位置で振りさばくようにしましょう。
ポイント2
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ダウンジャケットをハンガーにかけて、しばらくすると生地が少し乾いてきます。そうしたら前側、後ろ側、袖すべての場所を両手で挟むようにしてぽんぽんと軽くたたきながら中の羽毛をほぐします。
干す場所
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決して直射日光の当たる場所で干すのはやめましょう。陽の当らない、風通しの良い日陰、つまり陰干しです。干す時に日が陰っていてもいつ太陽が顔を出すか分かりません。こういったカーテンを使うのもおすすめ。
しっかり羽毛が乾くまで干しましょう
よくある洗濯の失敗トラブルが、もう乾いたと思ってしまってしまい、中の羽毛がまだ湿っていた場合、元の通りに膨らまないどころか水が腐って臭くなったり、最悪カビが生えてしまったりします。1日陰干ししたあとに、2~3日室内干しをすることをおすすめします。
ダウンジャケットクリーニング方法 水洗いOKのおすすめの洗い方やポイント、注意 洗濯機で洗ってしまった時の対策
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何かに紛れて普通に洗濯してしまい、干す段階になってようやくダウンジャケットを普通の選択モードでガラガラ洗って思いっきり脱水までかけてしまった場合、たぶん取り出されたダウンジャケットはペラペラの布とコブのような塊が布の間に点在している状態ではないでしょうか?
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①ほぐす
まず、ハンガーにかけて少し陰干しします。少し乾いたら塊の一つを手でつまんで軽くたたいてほぐしていきます。洗濯機から出してすぐの状態は無理やりほぐすと中の羽毛が傷む原因となります。少し乾くのをまってからほぐしましょう。
②振りさばく
干し方のポイント1で紹介した振りさばきをします。
③ひたすら繰り返す
ほぐして→振りさばいて・・・を延々繰り返します。布と布の間のコブがなくなるまで延々繰り返しです。頑張りましょう。
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まとめ
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ダウンジャケットの自宅でのクリーニング方法を紹介しました。お気に入りのダウンジャケットを長く着るにはちょっとした手間とコツが必要。ずっと活躍してもらうためにも丁寧にお手入れしてあげましょうね。