プリーツスカートが作れる！？誰でもできる簡単な作り方
きっちりとした折り目がふわりと広がるところがとても可愛いプリーツスカートは制服系のファッションなどはもちろん、可愛い物から大人っぽいものに至るまで組み合わせやすいのもあって人気のファッションアイテムの一つであり、豊富にあるスカートの種類の内の一つとして多くの女性の手に取られています。
しかしそんなプリーツスカートで好きなデザインや丈、サイズなどが無い、という場合はあきらめるしかなく、他のスカートの種類などで代用しているということも経験したことがあると思います。けれど、実はプリーツスカートは自分で簡単に作ることができるのです。誰でも簡単に作ることができるというプリーツスカートの縫い方、作り方について今回は紹介していきます。
プリーツスカートの簡単な作り方 1.生地を選ぼう
プリーツスカートを自作しよう、と思った時にまずは生地を選ぶことになります。この生地を選ぶときのポイントとして挙げられるのが、なるべくポリエステルツイルの生地のものか、綿とポリエステルが混合されている生地を選ぶということです。プリーツスカートを履くときに綿100％などの統一されている物の方が履き心地が良いのではないか、と思われがちですがそうすると逆にデメリットの方が多いのです。
特にワイシャツなどに使われることの多い綿100％の場合、履いて座るなどするとシワになりやすいですし、畳ジワはもちろんのこと、薄いことで下着が透けてしまうという可能性も少なくはありません。特にワイシャツと同じ素材ということから考えて、洗濯後に毎回毎回きっちりとアイロンがけしなければならないことを考えるととても面倒なことになる場合もあります。デメリットをなるべく避けるなら、混合生地を選ぶと良いでしょう。
プリーツスカートの簡単な作り方 2.長さは生地の横の長さで決める
生地を裁断するときに型紙などを使う人も少なくありませんが、プリーツスカートは実はそうした型紙は必要ないものでもあります。型紙を作れる人や用意してきちんと手順を踏んで作りたいと言う人はもちろん型紙を用意しても構いません。しかし、そうしたものを用意するのが苦手、面倒だと思う人は特に用意しなくても大丈夫なのです。
プリーツスカートの場合、スカート部分の長さが生地の縦の長さになります。30センチであればミニスカートくらいで、お尻ギリギリ程度の長さになるでしょうし、40センチなら膝上、50センチなら膝下の長さになると思っていただければ大丈夫です。横の長さは余裕を持っても3メートルほどあれば十分になるほどですので、それぞれ必要なサイズを2枚用意するようにしましょう。また、裁断する時にはスカート部分に多少余裕を持たせるように、3センチから5センチ程度足して裁断するのがおすすめです。裁断したら裾の端の処理をしておきましょう。
プリーツスカートの簡単な作り方 3.プリーツを作る
裁断して裾の処理をしたら、余裕を持たせるためにプラスした裾部分を中に折り、その間に両面接着芯をアイロンで張り付けてからプリーツを折っていきます。プリーツ自体は何かしらこだわりがあるのであれば、その通りに、特にこだわりがないのであれば自分の目分量で折っていって大丈夫です。見た感じ不自然なところが無いかどうか、写真などに撮って写りを確認してみるのもおすすめです。
プリーツが折れたら待ち針でプリーツ部分を留めて、微調整が出来るような状態にしておきます。微調整する部分があるかどうかを確認してから、特に調整部分が無いのであれば待ち針を付けたままでアイロンをかけて、プリーツの部分を仕上げていきましょう。
プリーツスカートの簡単な作り方 4.長さを調整する
2枚共にプリーツを折って仕上げたら、そのまま縫うのではなく先に長さを調整していきます。プリーツを作った2枚の内、1枚を腰に当てて長さが自分の好みかどうか不足している部分があるかどうかを確認して、長さを調整しましょう。長い場合は先に長さを整えて、片側だけを2枚縫い合わせてしまいます。
もう片方はファスナーを付けるため、まだ縫わなくて大丈夫です。片方だけを中表にして双方を縫い合わせたら、繋がって1枚になったスカートを腰に当てて、余計な部分を裁断して丁度良いサイズにしていきます。長さと自分のサイズがぴったりになったかどうかをその時々きちんと確認していきながら長さを調整していきましょう。
プリーツスカートの簡単な作り方 5.ファスナーとベルトを付ける
長さの調整が終わったら、今度はベルトやファスナーを付けていきます。まずはベルト部分を付ける際に開いたりずれたりしないように、ベルトをつけやすくするためにざっくりとプリーツ部分を横に縫っておきます。この時の縫い方は本当にざっくりで構いません。開かないようになっていれば大丈夫ですので、縫い方などには気にせずに縫っておきましょう。
次にファスナーを縫い付けていきます。ファスナー部分をウエスト部分からスカートに当ててみて、余る部分を先に中表で縫い合わせます。その後、ファスナー部分を縫い付けていきます。ファスナー部分が縫い付け終わったら今度はベルト部分です。縦8センチから9センチ程度、自分のウエストサイズにプラス2センチほどの長さの生地を用意して、内側に1センチほど折ってそこに接着芯を付けてアイロンで跡を付け、半分に折ったらまたアイロンで跡を付けます。その後1センチほどスカートから飛び出すような形でスカートを挟んだ状態にします。縫い方としてはまず上部分をファスナーの部分から縫い、縦も縫ったら表にひっくり返してから再び上部分を縫い付けます。
プリーツスカートの簡単な作り方 6.ホックを付けて完成
縫い付け終わったら、ざっくりと縫っていたプリーツ部分の糸を取り除いて、最後にホックを付ければ完成です。実際に履いてみて何かしら問題があるかどうかも少し確認してみることをおすすめします。またベルト部分にリボンなどの装飾をつけてみるのも可愛くアレンジできるので、慣れている方にはおすすめです。
簡単な作り方でプリーツスカートを作れるようになるメリット
プリーツスカートはこれ以外にも沢山の作り方が公表されており、作れる人も意外と多くいます。プリーツスカートを作れるようになったら、ぜひ色んなデザインを参考に、更におしゃれなものや可愛いデザインのものを作ってみてはいかがでしょうか？誰でも簡単に作れるようになるスカートといのは、それだけオリジナリティあふれるものになります。
どこにもない、自分だけのデザインや長さ、サイズというものがあるとおしゃれを楽しむこともできますし、履いて出かけることでのテンションも上がるというものです。誰かにスカートの事を聞かれて自作だといえば、女子力が高いという印象も与えることもできるでしょう。自分の好きな生地、デザイン、丈だからこそできるおしゃれを楽しむことができるというのが作れるようになるメリットであり、おすすめでもあります。
色んなプリーツスカートでおしゃれを楽しもう
プリーツスカートは意外と誰でも作れるものであり、縫い方やプリーツの折り目を変えるだけでもデザインが大幅に変わるものでもあります。誰でも作れるものだからこそ、おすすめの縫い方やおすすめの生地など、誰でも作れるものの中でのオリジナリティや店舗などでは買えない自分の好きなスカートを楽しんでください。
最後に
プリーツスカートの簡単な作り方について、いかがだったでしょうか？意外と簡単な作り方は他にもありますし、中には無料で型紙を配布しているサイトなども存在しています。自分に合った作り方で色んなプリーツスカートを作っておしゃれをしていきましょう。
