時計の電池交換とは？
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時計の種類にもよるのですが、多くの時計は電池で動いています。そのため、いつかは電池が切れてしまいます。もちろん、数日や数ヶ月では切れませんが、何年というレベルで使っていればいつかは切れてしまうでしょう。
そして、電池を交換しないでずっと放置してしまうと、電池が膨らんだり、漏液してしまう恐れがあり、時計にとってよくありません。ですので、もし電池が切れてしまったら、電池を速やかに交換する必要があります。電池は何年というレベルで切れるので、お店などで頼んでしまう人も多いでしょうが、コスト的には自分で行ってしまったほうが良いです。
電池交換を自分でする際の注意点
当たり前ですが、すべて自己負担で行いましょう。基本的にどんな家電でもそうですが、「勝手に修理したり」、「開けてはいけないところを開けたり」してしまうと、保証サービス対象外になってしまうことがあります。もし、保証期間内であったり、「◯回までなら電池交換無料」というサービスがあるとすれば、それらを大いに活用すべきです。
あくまで、そういった保証期間が過ぎてしまい、もう「修理」ということで頼むしかない場合には、自分で行ってみるのも手ですよ、ということです。
実際に電池交換をしてみよう！
引用: https://myclc.org.uk/wp-content/uploads/sermons/2015/08/Are-You-Ready.jpg
ここからは、実際に自分で電池交換をする際に行うべき手順について確認していきましょう。
用意するものは？
まずは自分で電池交換をする際に、必要なものを揃えましょう。
１．交換する電池
まずは交換する電池を用意しましょう。買うのはボタン電池ですが、交換する時計の機種によって変わってきます。自分が使っている時計は、なんのボタン電池を使っているのかというのを確認しましょう。そして、分かったら100均などで購入します。100均で揃えることができれば、全体的な料金も安めに抑えられます。
２．精密ドライバー
これも時計の電池交換をする際には、必要になってきます。時計というのは精密機械です。専用のドライバーでないと開けられないので、これも100均などで購入しましょう。料金はそれほどかかりません。
３．ピンセット
電池交換をする際、ネジなどを精密ドライバーなどで外していくのですが、そのネジはおそらく皆さんの予想を遥かに上回るほどに小さいです。指で掴めるか、掴めないか分からないくらい小さいものです。ですので、安全に、そして確実にそのネジをとるためにはピンセットが必要です。
精密機械というのは、取り外しが可能なネジ以外の部分を触ってしまうと、壊れてしまう可能性がある場合が多いです。指についた垢やゴミが入ることで、作動に支障をきたしたりすることがあるのです。ですので、できればマスクや手袋をし、そしてピンセットなどで確実に取り外しを行うようにしましょう。
Gショックの電池交換方法 ①裏蓋を外す
まずは電池交換をする場所の部分を、精密ドライバーを使って外していきます。その際、絶対にネジやその他の部品がなくならないように気をつけましょう。簡単な蓋だけが付いていると思いきや、結構細かい部品が合わせて外れると思います。それらもすべて最後には付け直さなければいけないので、本当に細心の注意をはらって、取り扱うようにしましょう。
Gショックの電池交換方法 ②部品を確認し、電池を取り外す
裏蓋を外し、無事目の前に電池が見えたら、まずは外した部品を確認します。ネジや蓋などの部品がきちんとあるかどうかを確認し、ある場合は次の行程に移ります。次の行程では「電池を取り外し」にかかります。その際、簡単に抜けてしまう「バネ」があります。外れてしまってもいいですが、絶対になくさないようにしましょう。
電池押さえを、ピンセットなどを上図に使って電池を外します。
Gショックの電池交換方法 ③電池を交換する
電池を無事に外すことに成功したら、続いては新しい電池を入れる作業です。横から滑らせるように、先程電池が入っていた場所に挿入します。その時、電池は必ず「横の部分」を持つようにしましょう。ボタン電池というのは、表面・裏面が＋極、−極となっているのですが、そこを同時に持ったりしてしまうと、電池内でショートを起こしたりしてしまう可能性があります。
必ず横の部分を持って、スッと電池を入れてあげましょう。
Gショックの電池交換方法 ④ショートさせ、リセットする
電池を無事に入れることができましたら、今度は「リセット」を行ってあげます。リセットの方法は、「AC」と書かれている穴を探し、ピンセットで数秒押してあげるだけです。そして、その穴を押すと同時に電池の＋面も触ってあげます。数秒待ち、うまくリセットされると、デジタル時計でしたら「12時00分00秒」と表示されるはずです。
もし、そのように表示されているかを確認したい場合は、そのまま時計をひっくり返してしまうと部品が落ちてしまう場合があるので、しっかりと下から覗き込むようにして確認しましょう。
Gショックの電池交換方法 ⑤外した蓋やネジを締める
電池の交換が終了し、しっかりとリセットされたら、最後に外した部品を戻していきます。一つ一つ外した部品を丁寧に戻していき、最後ネジを締めます。ネジを締めるときは対角線上に仮締めし、最後に増し締めをするのが良いです。
しっかりと、部品がなくなっていないか、戻し忘れている部品はないかというのを、細心の注意をはらって確認しましょう。
どうしても動かない場合は？
引用: https://dvajnax8alo6e.cloudfront.net/watch-repair/files/2016/07/s_ThinkstockPhotos-462251959.jpg?c6556a
電池交換をした時に、何かの影響で動かなくなってしまうこともあります。失敗してしまったときです。そういうときは、素直に時計屋さんに持っていって相談してみましょう。そこで直ればカシオなどにお願いするよりも安い料金で仕上がるかもしれません。
引用: http://sumiya-watch.jp/wp-content/uploads/2011/05/DSCF1081.jpg
お店や業者にお願いするとどのくらいの料金がかかるのか
こういった作業を、お店や会社にお願いすることももちろんできます。しかし、カシオにお願いすると、電池交換に約3000円、配送などの利用に約1300円の料金がかかるので、全部で4000円以上します。お店では配送料金などは安く済むかもしれませんが、同じくらいの料金がかかってしまうこともあります。
しかし、自分で電池交換をしようとなると、費用は電池やドライバーなどだけなので、500円あればできることになります。あとは細心の注意をはらって行えば誰でも交換可能なので、安く済ませることが可能です。しかし先程も言ったように、こういった修理などを自分で勝手に行ってしまうと、まだ保証期間は切れていなくても保証の対象外になってしまうことがあるので、注意が必要です。
最後に
引用: https://casio.jp/cs/Satellite?blobcol=urldata&blobheader=image%2Fpng&blobheadername1=content-disposition&blobheadervalue1=inline%3Bfilename%3Dmaster-air.png&blobkey=id&blobtable=MungoBlobs&blobwhere=1426242661325&ssbinary=true
いかがだったでしょうか？今回は「Gショックの電池交換の方法まとめ」ということでまとめてみました。できれば自分で修理はせず、お店や会社に修理を出したほうがそれ以降も安心して使うことができます。しかし、いかんせん料金が高いというのがネックですよね。保証期間内ならまだしも、保証期間が過ぎているならば自分で修理したほうが安いわけです。
ですので、もし保証期間を過ぎてしまっているのであれば、是非ご自分で修理してみるのも選択肢の一つです。そして、もし自分で修理するのが心配でしたら、迷わず修理をお願いしましょう！
