なぜ地デジアンテナの方向の調整が必要?
地デジアンテナは本来一番近い電波塔の場所に向けて設置しておく必要があります。アンテナには指向性という性質があり、向きが違うだけで受信能力が弱まってしまいます。そのため地上デジタル放送がうまく映らないという時はアンテナの方向が間違っている可能性が考えられます。
今回は、その地デジアンテナの向きの変え方、電波塔の場所の知り方、それにかかる費用を紹介していきます。詳細は後述しますが今の時代アプリで電波塔の場所に関する情報を得られるので大変便利です。
地デジアンテナ調整方法①:アンテナの方向を調整をするには?
アンテナの方向の変え方は、小型アンテナか大型アンテナで異なります。屋根に取り付けるような大型のアンテナであればまず業者に依頼する必要がありますが、小型アンテナであれば業者に頼まずとも方向を変えられます。小型アンテナの方向の変え方は、固定しているネジを外すなりして再設置すればうまくいくでしょう。
そのため小型アンテナの方は方向を変えるためだけに業者を呼ぶ必要がないため、費用もかからないということになります。業者に頼まないとできないようなアンテナの場合は依頼費用がかかってしまいます。
関連記事
アンテナ工事のおすすめ5選!費用や評判で比較してみた!【2018年最新版】
新築に引っ越した時はアンテナ工事をしなければなりませんが、どこの業者に依頼すればいいのかなんて思ったことはありませんか?アンテナの工事は業者選びでテレビの写りやその後の保証など大きく関わってくるため、費用や評判などからまとめたおすすめ業者をご紹介していきます。
地デジアンテナ調整方法②:アンテナの方向を調整しても電波が弱い場合
電波塔の場所を事前に調べて、なおかつ方向の調整が終わったにも関わらず電波が弱い場合、アンテナの方向以外の問題が起きていると思われます。電波塔の方向に大量の遮蔽物があったり、そもそも距離が遠い場合によくある例です。
この場合はアンテナをより強力なアンテナに変えると殆どの場合解決しますがその分費用がかかることを覚悟しておきましょう。ほかに考えられる原因として、アンテナが屋内にある場合です。アンテナが屋内にあると当然壁に囲まれているため、届く電波が弱くなってしまいます。
強引に解決するのでしたら、高いアンテナを購入することですが、その場合結構な費用が掛かってしまいます。ですが、屋外への設置が可能でしたら小型アンテナの購入を検討してもいいでしょう。こちらでしたら5000円程度で購入・設置ができるため費用を抑えることができます。ただし受信能力が高い訳ではないことにだけ注意しましょう。
地デジアンテナ調整方法③:アンテナの調整はアプリが役に立つ
引用: https://lh3.googleusercontent.com/paFXKqF2izKaTQRug9sBNnl3zYev7CnmFtxS2Bt52iXvZoq0fr4ZB07Kbr3jBEDmpaRw=w300-rw
ここまでアンテナの方向の変え方や問題解決方法を解説してきましたが、そもそもの電波塔の位置を知るにはどうすればいいのでしょうか、という疑問があるはずです。今では最寄りの電波塔を検索できるアプリが公開されており、そのアプリを使えば一発でどの方向にアンテナを向けるべきかわかります。
引用: https://lh3.googleusercontent.com/CQINGEUYApbf88sGkd5rb3tTl3uiao2nJBl7nVrak7ud0TgFskDI3Byo6p4TOycN1g=h900-rw
Androidでは「地デジアンテナ調整」というアプリが公開されていて、住所を入力すると自動的に最寄りの電波塔を表示してくれます。以前はiPhone版もありましたが、今は非公開となっており、Androidでしか使えません。iPhone版のアプリは現状存在しないためアプリで探すことは諦めましょう。
まとめ:電波塔の場所さえわかれば自分で調整可能
小型アンテナに限った話ですが、電波塔の場所さえわかれば簡単に方向を調整することができます。変え方も固定しているネジなどを取り外して再設置するだけでよく、アンテナそのものも片手で持ち運べるものなので女性でもこなせます。
しかし、屋根に設置する大型アンテナ(八木式アンテナなど)ではそう簡単にいきませんので、費用がかかることを覚悟して業者に依頼しましょう。極論を言うと大型アンテナでも自力で方向調整は可能ですが、屋根に登る以上危険が伴うため絶対に無理はしないようにしましょう。
関連記事
アンテナ取り付けは自分で可能?DIYの方法や費用を写真付きで解説!
アンテナの取り付けは思った以上に費用がかかることがあり、安くならないものかと思われる方もいらっしゃるでしょう。実はアンテナは自分で取り付けることが可能です。この記事ではDIYに必要な情報をまとめましたので、興味のある方はご参考にしていただければと思います。