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オイルエレメントを交換しないと大変?交換頻度や価格について解説!

2024.02.25

オイルエンジンに気をつけていれば安心だと思って人も多いですが、実はオイルエレメントも交換しないとエンジンに負担をかけてしまいます。そんなオイルエレメントの重要な役割と交換頻度について車のことが分からない人でも理解しやすく説明します。

  1. オイルエレメントとは?
  2. オイルエレメントの仕組み
  3. オイルエレメントがもたらす効果
  4. オイルエレメントが詰まる原因
  5. オイルエレメントを使い続ける危険性
  6. 車点検にかかる価格
  7. 各車種のオイルエレメントの適合表
  8. オイルエレメントの交換
  9. エンジンオイルとオイルエレメントの交換方法
  10. オイルエレメントは定期的に交換し安全を確保しよう
オイルエレメントとは簡単に言えば車のエンジンオイルをきれいにするためのろ過フィルターのことです。エンジンオイルの中にも金属のかすなどの不純物が含まれているため、その汚れをオイルエレメントの中のオイルフィルターが取り除いてくれます。オイルフィルターも汚れを吸収しているので使っていくと汚れでいっぱいになってきます。そのため定期的に交換する必要があります。
オイルエレメントの中にはろ紙のフィルターが入っています。そのフィルターでエンジン内を流れ通ったエンジンオイルの汚れや不純物を取り除き、きれいにして再びエンジンに流し戻します。オイルエレメントも消耗品なので使い続けるとフィルターが汚れで詰まり、エンジンオイルがろ過できないまま循環されエンジンに負担をかけてしまいます。
エンジンに流れるエンジンオイルの金属のかすや汚れの不純物を取り除いてきれいにするだけでなく、エンジンオイルが酸化して劣化するのを防ぐ効果があります。エンジンオイルの劣化を防ぐことでエンジン内部の磨耗が避けられエンジンが焼けるのを防いだり、パワー低下を防いだりすることができます。また、エンジンオイルがきれいであると燃費の向上にもつながります。オイルエレメントはきれいなエンジンオイルを循環させるために重要な役割です。
エンジンオイルはエンジン内を循環しており、長い期間使っていると酸化による劣化やオイルが燃えて発生するごみかすや金属かすによってだんだん汚れていってしまいます。そうすると、その不純物と汚れはオイルエレメントのフィルターによって取り除かれるため、オイルエレメントも不純物が溜まりフィルターが詰まっていきます。不純物の溜まった汚れたエンジンオイルをろ過するため、フィルターにも汚れが蓄積しオイルエレメントが詰まる原因になります。
オイルエレメントを使い続けると発生した燃えかすによってどんどんオイルエレメントが詰まっていき正常に機能しなくなります。正常に機能しなくなると汚れたエンジンオイルをろ過することができず、汚れたままのオイルが循環してしまいエンジンに負担をかけてしまいます。不純物がエンジン内部を傷つけ磨耗や破損、焼きつきを引き起こす原因となりエンジンの寿命が短くなります。オイルエレメントも定期的に交換する必要があります。交換頻度はエンジンオイルの交換の二回に一回替えるといいでしょう。

オイルエレメントの価格

オイルエレメントの価格は高価なものは高価ですが、だいたい平均して1000円~3000円ぐらいです。また、社外品の安いもので言えば300円ほどから購入できます。

エンジンオイルの価格

エンジンオイルの価格はおよそ3000円~5000円であり、オイルエレメントとエンジンオイルを自分で交換するのであればだいたい6000円あればできます。自分で交換するにはオイルジョッキや交換用の工具などが必要になってきます。

ディーラーや車用品店で交換する場合の価格

ディーラーや車用品店で交換依頼を出した場合の価格は、エンジンの性能によって異なってきますがオイル代と工賃を合わせてだいたい6000円~10000円ぐらいでできます。また、その場合はその他もろもろの点検とセットで合わせてやってくれることもあるので、車のことは難しくて分からない人は自分でやるより頼んでみるのもいいかもしれません。

ディーラーで交換する場合の例

エンジンオイルの価格はエンジンの性能によって異なってきます。ここではトヨタの各排気量についての価格を説明します。1500㏄未満の車では3240円、1500㏄以上2000㏄未満の車は4320円、2000㏄以上の車は5400円です。なお、排気量を確認する方法は車の適合表に全て載っています。
オイルエレメントは各車種によって使用できるものが異なります。どの車がどのオイルエレメントが使用可能かどうかは各メーカーが出している適合表で確認できます。オイルエレメントは一台一台使えるのが異なるため適合表にはかなりの量の台数が表記されています。多すぎて分かりにくい場合はサイトでも適合表の確認ができます。条件を絞って詳細検索ができるためは簡単に適合しているオイルエレメントを見つけることができます。自分の車がどのオイルエレメントに適合しているか適合表をみて確認しましょう。

オイルエレメントの交換頻度

オイルエレメントの交換頻度はエンジンオイルの交換の二回に一回の割合で交換するといいでしょう。エンジンオイルの交換頻度は年に一回か走行距離が15000kmぐらいを目安に交換します。これはあくまで目安であり、使っているオイルエレメントが純正品以外であれば早めに交換することをおすすめします。なお、純正品かどうか確認する方法は車の適合表に全て載っています。

オイルエレメント交換の注意点

オイルエレメントは各車種によって使用できるものが違うので交換する際は規定の適合表をみて確認しましょう。純正品のオイルエレメントの方が長持ちし、価格の安い社外品は使用はできるものの交換頻度は多くなります。
エンジンを動かした後は熱くなっているので、エンジンは十分冷まさせてから交換作業を行うようにしましょう。新しいオイルエレメントを取り付けるときにゴムパッキンがずれてしまわないように、パッキンにオイルを軽く塗って湿らせます。そうすることでオイルエレメントがしっかり取り付けられオイル漏れになることはありません。
まず最初にエンジンオイルを抜くのですが、オイルは暖めたほうが粘度が下がり抜けやすくなるので一分ぐらいエンジンをつけます。次にボンネットを開け、その中のフィラキャップを外します。こうすることで空気が入りオイルが抜けやすくなります。
続いてジャッキアップします。そして、オイルパンのドレンボルトの下に新聞紙や廃油パックを敷いてからドレンボルトを外します。すると、エンジンオイルが出てきますのでオイルが完全に抜け切るまで出します。その次はオイルエレメントの交換ですが、ここでもオイルがまだ大量に出るのでオイルフィルターの下に新聞紙や廃油パックを敷いて外します。完全にオイルが抜け切ったらオイルフィルターまわりのオイルを油拭き取り用ウエスできれいに拭きます。
ここで、新しいオイルフィルターのゴムパッキンにオイルを軽く塗って湿らせておきます。オイルを塗ったら取り付けるのですが強く締めすぎないように注意してください。オイルフィルターを取り付けたら周りを軽くパーツクリーナーで掃除します。ドレンボルトのワッシャーを新しいワッシャーに取替え、オイルパンに付けます。あとはドレンボルトまわりをパーツクリーナーで掃除したら完了です。
最後にエンジンオイルを入れます。エンジンオイルを入れるときはエンジンルームにあるオイルレベルゲージを確認しながら徐々に入れていきます。入れ終えたらオイルフィラキャップを取り付けます。
オイルエレメントは安全に車を走らせる上で重要な役割をします。正常に機能しないと大変ですので定期的な交換を心掛けましょう。エンジンオイルが二回の交換に一回の交換頻度でオイルエレメントを交換し、安全な運転を目指そう。