デートで割り勘が当然と思う10代とは
育った時代が「割り勘世代」を産んだ
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まず、10代の考え方を理解するためにも育った時代背景を紹介しましょう。
1990年代はバブル崩壊により平成不況が10年続きました。現在10代の男女が産まれた時代がまさにこの時代。この不景気時代の子育ては「無駄遣いしない、身の丈にあった生活をする」など、経済を不安視する傾向が高かったのです。
10代の「基本は割り勘」という考え
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「彼女ができると何かとお金がかかるから彼女はいらない、お金は自分のために使いたい」こういった考え方の男性が増えてきました。
近くにいる同世代の女性たちも「同じ育てられかたをしている、男性の考え方を察している」ので「基本的には自分のものは自分で払う」というのが定着しています。
デートで割り勘が当然と思う10代：1位「男性：女性＝5：5」
「自分のものは自分で払う」のが当然
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10代の基本的な考え方は「自分のものは自分で払う」なので、デート代の負担も男女同比率の割り勘派が一番多い世代です。まさに「割り勘世代」。
収入の少ない学生同士のカップルが多いことも理由として考えられます。
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30代以上からは「えっ、ありえない!!!」という大合唱が聞えてきそうですが、これは紛れもない事実です。
デートで割り勘が当然と思う10代：2位「男性：女性＝6：4」
10代の男女の本音
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一方で、やはり10代の男性の中には「好きな彼女にはカッコイイところを見せたい」という願望を持っている人もいます。しかし、10代のカップルの場合はたいてい男女とも学生なので、デート代の捻出はお小遣いかアルバイト代です。
「学生とか関係ない、デート代は男が多めに払うもの」とアルバイトに精を出す男性もいます。
女性は「好きな彼氏に金銭的な負担はあまりさせたくない」と思っているので、両方の思いが反映されるような負担割合が多いのも納得です。
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女性の本音として、社会人の年上の男性が彼氏だったら、全部おごってもらうのもあり♡とする人もいます。
デートで割り勘が当然と思う10代：論外「男性：女性＝10：0」
おごるという考えがない
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男女とも付き合う相手が年上の社会人でしっかりした収入があれば別だという意見もあります。
しかし、基本的には10代の多くの学生カップルに「デート代を全額男性がおごる」という発想はほとんどありません。
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決して「ケチ」ではないのです。ただ「おごるという考えがない」だけです。
デートで割り勘は疑問と思う20代とは
20代前半と後半で違いがある
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20代前半は学生を卒業し、社会人として働き出して間もないので収入が少ない人が多いこと、まだ学生カップルがいることなどから、10代のカップルと同じような傾向が見えます。
ところが、20代後半は社会人になって時間が経っているので、20代後半同士のカップル、相手が自分よりも年上、年下など、カップルの組み合わせもさまざまになってきます。
20代後半の「収入が多い方が多めに払う」という考え
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20代になると「さすがにデート代の割り勘はいかがなものだろう？」と疑問に思う人が増えてきます。それはカップル二人の間の収入の差が原因です。
その結果、20代後半になればなるほど、デート代負担の男女割合で男性が高くなります。これは同じ歳カップルよりも男性が年上、女性が年下というカップルの方が全体的に多いことも原因です。
デートで割り勘は疑問と思う20代：1位「男性：女性＝6：4」
「男性が多めに負担する」のがベスト
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20代同士のカップルの場合、男性のほうが稼いでるケースが多いので収入が女性よりも多い分、少しは男性が多めに出したほうがいいという意見が圧倒的に多いです。
「少しは多め」の「少しは」にひっかかりますね。これ学生時代とは違い、社会人になって仕事に慣れてきた頃、20代の大人の男性の多くが考え始める人生のイベントに関係があるのです。
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一方で、女性はデート前の準備段階で、洋服や化粧などにお金がかかっているから、多少は男が多く払いたいという人もいます。こういう男性なら割り勘でもいいよ♡と言ってしまいそうですね。
デートで割り勘は疑問と思う20代：2位「男性：女性＝5：5」
基本「割り勘」がいい
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いくら収入を得ていても、社会人ともなると学生時代とは違って交際費も発生するもの。基本的には割り勘がいいけれども、お互いの懐事情によって完全な割り勘でなくてもいいというレベルの「割り勘」が20代では増えています。
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10代の割り勘と明らかに理由が違うのが20代の割り勘派。20代ともなるとただ「付き合う」のではなく、男性の中には「結婚」を意識する人も一気に増えてきます。
デート代を負担してばかりいられない、結婚への準備を意識する人も多く見えます。また、彼女にデート代を負担してもらうことで、結婚後も二人で協力したいという気持ちが社会人になってから芽生える男性も増えてきます。
デートで割り勘は疑問と思う20代：論外「男性：女性＝10：0」
彼女に対して不信感でいっぱいになる
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20代カップルでも、毎回男性がデート代を全額負担するのは基本的にあり得ないと思う人が多いです。もの凄く稼いでいる男性だとか、年上の男だから全部払いたいなどというケースもあるので「基本」がつきますが。
たまに全額負担するとかはあってもいいです。
しかし、お互いの収入もだいたい分かって来ている、懐事情も知り得ている仲のカップルなのに、女性が全て男性におごってもらっているなら大問題です。
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「女性が単なるケチ、社会人として非常識、彼女との結婚は考えられなくなる、付き合っていて大丈夫なのか…」といった彼女に対する不信感でいっぱいになる男性が多いです。
デートで割り勘はあり得ない30代以上とは
基本「男性が全ておごる」
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20代以下と全く異なる事情が30代以上の人たちです。育った環境も過ごしてきた時代も「男性が全ておごるもの、女性や年下の人間に払ってもらうなんてあり得ない、年上の人が支払う」というのが当たり前でした。
デートで割り勘はあり得ない30代以上：1位「男性：女性＝10：0」
男として当然でしょ！
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30代から60代以上までの世代では「全ての支払いシーンでは男性が払うべき」と思っています。相手が恋人だろうがそうでなかろうが、男性が女性におごるのは当たり前だと思っているし、そうでないと男として恥ずかしい！という意見が非常に多いです。
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一方、30代の女性の多くも「男性におごってもらうのが当然」という価値観でいます。しかし、だからといって、30代以上の女性が傲慢ではありません。単に「これまでの人生で男性にはおごられてきたから」という実体験によるものです。
デートで割り勘はあり得ない30代以上：2位「男性：女性＝8：2」
かなり多めに男性が支払う
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全て男性のおごりで全く問題がないけれども、相手に重荷になるといけないから、小銭分は相手にお願いするような比率が紳士的だと思う男性も増えています。
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もし、全て男性のおごりが続くとカップルの関係自体が変になっていく、男性の支払い負担が多い方が相手も嫌な気持ちにはならないと思うといった意見があります。
デートで割り勘はあり得ない30代以上：論外「男性：女性＝5：5」
30代以上の男性に「割り勘で…」はNG
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男性が女性におごるの当たり前の世代にとって年上であろうがなかろうが「デート代の割り勘」は理解不能です。
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働いていたり自立心の強い女性は、長く付き合っているのに男性におごってもらうのは気が引ける人が多いです。男性に依存したくない、遠慮したくない表れですね。
まとめ：デートで割り勘にするかどうかは臨機応変に対応しよう！
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初デートでは男性をたてるためにも「全ておごってもらう」のもありです。
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しかし「5：5」の「完璧な割り勘」とまで行かなくてもいいですから、相手が年上だとしても懐事情を考慮しながら臨機応変に対応したほうが末永く幸せなカップルでいられるでしょう。
