ブックカバーとは?
鉛筆やボールペンには、ペン先のカバーがあります。それと同じように本にも、ブックカバーというものがあります。そもそも、ブックカバーとは、本を汚さないように守るためのものです。ただし、本屋に行くと紙のブックカバーをされます。あれは、丁寧に梱包してくれて、ありがたいと思う人も多いと思いますが、実は購入したものか未購入のものかを区別するためのものでもあります。電車内でブックカバーをしている本を読んでいる人も見かけますが、あれは、人から何を読んでいるのか知られたくないという日本人特有の性格もあるかもしれません。本の中には、文庫本であれば、ときどき怖い不気味な表紙のものあります。それを見た小さな子供は、怖がる可能性もあるので、それを阻止するためにブックカバーをしているという心優しい人もいるようです。
引用: http://toukei-lab.com/厳選5冊!多変量解析を勉強する上でおすすめな本
本のサイズ
文庫本であれば、手のひらサイズのことが多いです。一般的な本のサイズとして、文庫本、単行本、雑誌、辞書などがあり、A6、B6、B5などがあります。大型のものとして、大きめの雑誌や新聞があります。
引用: https://www.daiichiinsatsu.co.jp/200_support/2313_booksize.html
ブックカバーの種類
布生地
布生地のブックカバーは、重さはとても軽く、汚れた時も洗うことが可能です。手触りもやわらかで、読んでいても腕が疲れません。また寒い冬でも温かみのあるのがこの布生地のブックカバーです。この布生地のブックカバー、実は、手ぬぐいでも簡単にできてしまいます。手ぬぐいは安くで手に入るので、いろいろな用途に使えますが、ブックカバーとしても使えるのは、とても便利です。
引用: https://minne.com/items/10986810
本革生地
革でできたブックカバーです。革素材は、さすがに高級感が溢れています。しかし、革製のブックカバーじゃ、購入してもそんなに高いものはありません。ブックカバーを長く使おうと思うのであれば、革制にブックカバーを手に入れることをおすすめします。革なので、重いと思われがちですが、最近ではブックカバーとして、軽い革製のブックカバーも出てきています。革製のブックカバーは、使えば使うほど味が出てくる革のブックカバーは、読書愛好家にとって人気です。革製のブックカバーで包まれた本を読んでいると、知的に見えますよね。
ビニルタイプ
自分で購入して、使うひとはあまりいないかもしれませんが、ブックカバーのひとつとして、このビニル制のものがあります。表紙と背表紙をスライド式に入れこむタイプです。ネットカフェなどで、このビニルのブックカバーがされた本をよく見かけると思います。使い捨てなので、汚れたら、新しいのに交換することが可能です。値段も安価で、ダイソーなどでも購入可能です。
引用: https://www.amazon.co.jp/WB-202~602用-外カバービニール-えいむ-メニューブック-WB-202/dp/B005C6SH5M
紙タイプ
本屋でよくされるのがこの紙タイプのブックカバーです。片方の表紙をスライド式に収納し、もう片方は紙を折って本にフィットさせます。実は、この本屋でしてくれる紙のブックカバーは、他の人への本屋の宣伝にもなっていたって知っていましたか?電車などで、この本屋のブックカバーをつけて読んでいると、他の乗客へのその本屋の宣伝効果もあるのです。なので、本屋はよく本屋の名前の入った紙のブックカバーをします。最近は、袋に入れてくれるお店もたくさんありますよね。
その他
スライド式のブックカバーでも、下記の写真のようなユニークなデザインのものあります。これが、ブックカバーとは一瞬で思わないでしょう。しおりの部分は、トマトやレタスのデザインで作られています。その他、ワッフルのデザインのブックカバーもあります。スライド式ブックカバーは、本が落ちてこずに読書が好きな人にとっては、とても便利なので、プレゼントするのであればスライド式がおすすめです。このようなブックカバーをして、電車やバス内で読んでいたら、注目されること間違いありませんよね。かわいらしいユニークなブックカバーを求めている人には、おすすめのデザインです。
引用: https://www.rakuten.ne.jp/gold/kurashikenkou/
引用: https://www.yomupara.com/item/bookcover/leather_labo.php
さっそくブックカバーを作ってみよう!作り方編
ブックカバーの素材には、いくつか種類がありますし、作り方も素材によりさまざまです。作るために用具を必要としないものあれば、いくつか用具が必要な素材もあります。自分がどの素材でブックカバーを作るかによって、用具が必要なのかそうでないのかを判断しましょう。
【革ブックカバーの作り方】必要なアイテム
①型紙
引用: https://leather-craft.science/the-work-leather127
引用: https://leather-craft.science/the-work-leather127
②革
③革裁ちナイフ
引用: http://l-phoenix.shop-pro.jp/?pid=77937703
④定規
引用: https://lohaco.jp/product/913438/
⑤シャーペン
引用: https://www.amazon.co.jp/ゼブラ-シャープペン-ニュースパイラルCC-クリアライトブルー-MA51-CLB/dp/B0018RGGJS
⑥ガラスコップ
引用: https://item.rakuten.co.jp/yamani-touki/2415175/
⑦トコノール
引用: http://seiwa-net.jp/ap/NList02.dll/?No=NS014816&CL=100&CT=010&ctg=1
⑧ゴムのり
引用: https://www.amazon.co.jp/誠和-SEIWA-80cc-ゴム糊/dp/B008EPEX4M
⑨ロウ引き糸と針
引用: https://www.amazon.co.jp/インタートイボ-INTERTOYBO-レザークラフト-ワックスコード-0-8mm/dp/B07965L69Q
【革ブックカバーの作り方】手順
引用: http://leathercraft.bcde.jp/チュートリアル/ブックカバーを作る/
①型紙の作成です。
今回の革生地のブックカバーの大きさは一般的な文庫本サイズです。今回の型紙は、複雑ではないので厚紙に直接書いて大丈夫です。また、型紙は定規と鉛筆があれば書けます。意外と簡単です。
②革生地の切り取り作業です。
型紙に沿って、革を同じ形に切り取っていう作業ですが、まずは、革に型紙と同じ形の線を書きます。芯の入っていないシャープペンシルで、革に跡をつけることができます。そして、この線どおりに革を切り取っていきます。カッターやはさみよりも、革を切る専用のナイフを使ったほうが、よく切れます。
③床磨きの作業です。
革を切り取ったら次は、床磨きです。床磨きにはトコノールとガラスコップを使います。コップだと、握りやすいので使いやすいです。まずは、ヘラでトコノールを革の床面に塗りましょう。その後、ガラスコップで塗りこんでいきます。表面が乾くくらいまで磨きましょう。すべてのパーツの床面を磨きましょう。
④コパを磨く作業です。
次は、コバです。コパ磨きの作業をしましょう。ただし、ここで磨くコバは全部ではなく、革を縫い合わせた後に、磨きにくくなるコバのみです。下の写真を参照しましょう。毛羽立ちがなくなれば大丈夫です。
引用: https://leather-craft.science/the-work-leather127
⑤縫う部分のノリつけです。
縫いつける所のゴムのりつけです。ゴムのりで接着する箇所だけ、やすりで軽くこすって毛羽立たせます。接着力をよくするためです。ヘラでゴムのりを塗りましょう。このノリは、乾いてから貼り付けるタイプなので、急ぐ必要はありません。引っ付ける際は、上から押して圧力をかけると、貼り付けやすくなります。
引用: https://leather-craft.science/the-work-leather127
⑥縫い合わせましょう。
糸の長さは、縫う部分の4倍を準備します。糸の両端に針をつけたらさっそく縫っていきましょう。慣れないと、革は少し硬いので、縫いにくいですが、ひとつひとつゆっくり塗っていきましょう。
⑦仕上げをして、完成です。
革を縫い合わせ、まだ磨いていないコバを磨きましょう。革がはみ出ている箇所は、はみ出ている部分を切りましょう。ちょっとずれている箇所は、やすりで削ります。全体的に確認して、特におかしなところがなければ、完成です。
【手ぬぐいブックカバーの作り方】必要なアイテム
手ぬぐいはダイソーなどで安くで売っていますが、最近、あまり使うことのない手ぬぐいです。せっかくデザインも豊富で、安くで購入できるので、何かに使うことができないのか、使うことができます。それが、ブックカバーです。手ぬぐいは手触りもやわらかで、ぬくもりもあり、何と言っても軽いのが魅力です。たくさんあるデザインの中から選ぶのも迷いますが、ぜひ手ぬぐいを使って、ブックカバーを作ってみましょう。
①手ぬぐい
引用: https://www.amazon.co.jp/手拭い-『レトロ小紋てぬぐい』-タマとクロ-3339-33×90cm/dp/B00FDEPOY0
②アイロン
引用: https://www.amazon.co.jp/パナソニック-Panasonic-NI-S33-A-コード付きスチームアイロン-ブルー/dp/B001EURH42
③スコッチテープ
引用: https://hands.net/goods/4547452176533/
④布用接着剤
引用: https://www.amazon.co.jp/小西-05245-小西-フェルト・布用-手芸用接着剤/dp/B006OJJ5PW
【手ぬぐいブックカバーの作り方】手順
このスライド式のブックカバーは、真ん中にある線によって表紙が固定されるので、ブックカバーが落ちてきたりすることはありません。長時間読むのであれば、このスライド式のブックカバーがおすすめです。作る際に必要な用具も、ダイソーなどで購入可能です。簡単に時間がかかることなく作れるので、初心者でもつくることができます。最近は、いろいろなデザインの手ぬぐいが発売されているので、ぜひかわいい手ぬぐいで作ってみましょう。
①型紙に合わせて、布を切ります。
②表生地の右端5mmに接着剤をつけ、縁を作ります。
③上下6cmのところに線を引いておく。
⑦1本の線を布の端から12cmのところに貼り付けます。表紙を通す部分になります。
⑧内生地を貼ります。当て布をして、アイロンをあてていく。
⑨あいている口から布を表に返し、アイロンで整えて、完成です。
【縫わない、切らない、貼り付けない ブックカバーの作り方】必要なアイテム
この手ぬぐいブックカバーは、とても驚きのブックカバーです。なんと、縫ったり、切ったり、貼ったりといったことが必要ありません。何も用具は必要なく、この手ぬぐい1枚で完成する素敵な手ぬぐいブックカバーです。なので、出かけ先で、突然ミステリー小説が読みたくなって購入したけど、表紙が不気味といった場合でも、電車内で簡単にブックカバーをつくって、本にカバーをし、読むことが可能です。
①手ぬぐいのような布
引用: https://plaza.rakuten.co.jp/handmadeyua/diary/201011020000/
【縫わない、切らない、貼り付けない ブックカバーの作り方】手順
何もよく具なくできてしまうこのブックカバーは、表紙をスライド式に入れ込むので、本が安定します。また、ブックカバーも軽いので、この布のスライド式ブックカバーは、読書による肩こりを軽減します。
①本より少し大きめに布をおります。
②左右に余白3cm程度を外側におります。
③本の上下の余白の部分の手ぬぐいを本に合わせております。
④本の表紙を、入れ込んで完成です。
【紙袋のブックカバーの作り方】必要なアイテム
お店でもらう紙袋ですが、そんないにようとがなく、そのまま棚にしまっているままのこともよくあります。しかし、そんな紙袋を何かに再利用できたら便利ですよね。なんと、お店でもらう紙袋は、ブックカバーとして使うことができます。しかも簡単に加工ができるので、目からウロコです。ぜひ、棚に眠っている紙袋を、ブックカバーとして、かわいく使いましょう。
①ショップなどの紙袋
引用: http://kamibukuro-ok.com/special-contents/special39/
②はさみ
引用: https://www.askul.co.jp/p/8076767/
【紙袋のブックカバーの作り方】手順
①本の縦の幅より少し大きめ、紙袋を切ります。
②本の上下を部分に折り目をつけ、次に左右の余白を本に合わせております。
③本の表紙を、紙袋で作ったブックカバーの間にスライド式に入れ込んで、完成です。
【おしゃれなブックカバー】作り方
【おしゃれなブックカバー】フリーサイズ
【ブックカバー 作り方】まとめ
革製のブックカバーを持っていると、高級感がありますが、手作りとなると少し難しいかもしれません。棚に眠っているような紙袋でも、ブックカバーが簡単にできることがわかりました。紙袋は、家庭にいくつかは絶対あるようなアイテムなので、電車内で少し時間潰しに読書をするかもしれない、といったときに手軽にブックカバーを作ることが可能な、便利なアイテムです。かわいい紙袋があれば、ぜひ作ってみましょう。また、手ぬぐいなどの軽い布であれば、簡単な用具でスライド式のブックカバーを作ることも可能ですし、用具なしで折りたたむだけで、カバーができてしまう方法もあります。ブックカバーを使うのであれば、スライド式がとても便利です。なぜなら、スライド式は、本を固定することができるので、読んでいるうちに落ちてきません。電車内で少し長時間読書を楽しむのであれば、重たくない布製のスライド式カバーをおすすめします。
引用: http://plant.mints.ne.jp/takara/bookc/1.htm