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通夜・葬式の日程はいつ?通夜・葬式は友引や仏滅を避けた方がいい?

2024.02.25

通夜・葬式の日程はいつにするべきか決まっているのでしょうか。最近は、亡くなってもすぐニッ通夜や告別式をするというわけでもないようですね。また、昔から仏滅や友引は避けるべきといわれていますが、実際はどうなのでしょうか。今回は通夜・葬式の日程についてご紹介します。

  1. お通夜やお葬式の日程に決まりってあるの?
  2. 通夜とは?
  3. お葬式とは
  4. 通夜・お葬式の日程が決まる要因①高齢化社会
  5. 通夜・お葬式の日程が決まる要因②冬
  6. 通夜・お葬式の日程が決まる要因③親族側の都合
  7. 通夜・お葬式の日程が決まる要因④火葬場
  8. 通夜・お葬式の日程が決まる要因⑤友引
  9. そもそも友引とは?
  10. では仏滅とは?
  11. 通夜や葬式の日程を決めるには?
  12. エンバーミングについて
  13. 通夜・葬式の日程のまとめ
突然の家族や親族、そして知人の訃報。通常、死後速やかに通夜やお葬式の日程を決めるケースがほとんどでしょう。しかし、法的には通夜や葬式は必要ではなく、特にいつまでにしなければいけないという規定がありません。では、通夜やお葬式の日程はどのような感じで決まっていくのでしょうか。
通夜とは、仏教式の葬儀であり、キリスト教ではカトリックでは、通夜のことを「通夜の祈り」、プロテスタントでは「前夜式」と呼びます。ただし、これらは日本の風習に合わせたもので、世界的にみると異例な儀式といえます。仏教の通夜とは、文字通り、夜通し故人の死を家族や親しい人が、最後の夜を過ごすというものです。
これは、仏教の開祖であるお釈迦様の弟子が、そのなくなった夜に一晩中、お釈迦様の教えや思い出を語りあかした故事にちなんだ仏事です。今では儀式として、通夜に多くの人が参列して故人を偲ぶ場となっています。現在では、通夜があり、翌日に告別式というのが一般的な日程となっています。
お葬式は、告別式と葬儀が一緒になったものです。告別式とは、親しい知人が故人との最後の別れをする儀式のことで、遺骨を墓地に埋葬する前に行うものです。それに対して葬儀とは、遺族や親類が故人を成仏させるための儀式で、身内だけでお行うものです。
なお、告別式の始まりは意外に明治時代のことで、思想家でジャーナリストでもあった中江兆民が遺言で行ったのが最初といわれています。通夜が奈良時代に始まったのに比べると、比較的最近といえますね。現在では、葬儀と告別式この2つが今では同時に行われているケースがほとんどです。
葬儀場が、最近は予定が詰まっていて、すぐに通夜や葬式をすることができないという理由があります。これは、高齢者が多くなっている高齢化社会らしい事情といえますね。通夜やお葬式をする場所がなければ、家族がなくなってもすぐに通夜やお葬式を開くこともできないので、故人を見送ることができなくなります。
特に、冬になると亡くなる人が増えるということが統計的にわかっています。ただでさえ高齢者が多く、式場や斎場が開いていないのに、冬の事故などで無くなる方が増えるため、すぐに通夜やお葬式を開くことができなくなります。これは季節的な要因ともいえるでしょう。
通夜やお葬式をするにあたって、喪主となる人物が海外勤務や海外出張中の場合など、親族側の理由ですぐに開くことができないという場合もあります。また、ほかの理由で親族があまり集まらない場合は、スケジュールを調整することも少なからず起きるでしょう。親族もそれぞれの生活があるので、やむを得ないことかもしれません。
通夜やお葬式の会場となるメモリアルホールなどの式場以とは別に、火葬場の事情というものがあります。火葬場も、年末年始はお休みなので、この間はご遺体を荼毘に伏すということができません。そのため、年末年始の期間は、通夜もお葬式も開くことができません。これは、施設側の要因ということができます。
告別式が、「友引」に当たる時は、心情的に告別式を開くことを避ける傾向があります。告別式は、知人や友人が個人との最後の別れをする儀式ですが、「友引」とは自ずらだけを見るとともを個人が引っ張っていきそうなイメージがあるため、葬儀には向かない日とされています。
友引というと、昔から葬式をしないように避ける傾向がありますが、実は、仏教とは全く関係がない概念です。意味が複数あるのですが、陰陽道では、災いが友人に及ぶ「方角」のことで、暦上の意味合いがありません。陰陽道は、実際通夜やお葬式とは全く関係のないものです。
もう一つが、六曜という中国の暦を基にした縁起を担ぐ習慣のようなものです。六曜の考えでは、「友引」とは勝負事をすると、共倒れになるいという意味も持ちます。ですから、実は個人が友人をあの世に連れて行くという意味はどこにもありません
このようなことから、「友引」がただの迷信であるという理由で今日では「友引」にも葬儀場や火葬場などは営業するところも増えています。実際、「友引」は迷信というか、ただの勘違いが広まったものにすぎないという考えが、今では常識となりつつあります。
仏滅も、文字からのイメージとしては何となく不吉なイメージがありますね。何となく通夜やお葬式を避けたくなる雰囲気を感じてしまいます。しかし、仏滅とは、仏教としてみると「お釈迦様がなくなった日」という意味で、ほかの意味がないのが事実です。これは旧暦の2月15日だけとなっているのです。
実は、一般的にカレンダーで使われている「仏滅」とはやはり六曜の暦上のもので、本来は「物滅」というものだったのですが、それがいつの間にか「仏滅」というように「もの」が「仏」に充て辞されるようになりました。確かに六用意の上では「物滅」は大凶の日なので、結婚式など祝い事をすることはありません。
しかし、「物滅」刃物がいったん滅び、新しく始めるにはいい日とされていて、さらには「何事も遠慮する日、病めば長引く、仏事はよろしい」といわれているので、本当は「仏滅」の日に仏事である通夜やお葬式などを開くのは間違っていないのです。
では、自分の家族がなくなった場合、喪主として通夜やお葬式を出す場合はどのようにして、日程を決めればいいかということになります。まずは、親族の連絡をするときに訃報だけではなく、スケジュールで都合が悪い日なども同時に聞いておくのがおすすめです。結婚式の予定がある場合などもあり得ますので重要なことです。
また、同時に葬儀をお願いする葬儀社などにも手配をするべきです。そうすると、葬儀場などの空いている日などを知ることができます。親族のスケジュールと葬儀場などメモリアルホールの空いている日で最も近い日付に決定するのがおすすめですね。
友引や仏滅のイメージがありますが、それほど重要なものではなく、仏教にもキリスト教にも関係がない概念なので、遺族や親族、そして友人などが気にしないのであれば全く問題がない、いわばただの迷信です。逆に、ほかの裂けている人のおかげで空いていることが多く、早めに通夜やお葬式を済ませることができるかもしれません。
エンバーミングとは、遺体を長期保存させる技術です。日本ではエンバーミングをする施設が58か所ほどあり、遺体を整然と変わらない状態で保存して、火葬するまで維持することが可能となっています。今でも、ドライアイスで遺体を保存するのが一般的ですが、亡くなった日から通夜やお葬式までの期間が長い場合、一つの選択肢とされています。
通夜・葬式の日程のまとめはいかがだったでしょうか。通夜やお葬式の日程を決める機会は、人生では数えるぐらいとは思いますが、ほとんどの人が必ず経験することでもあります。まさかの時に慌てることなく通夜やお葬式を開くために、予備知識として、または、その機会が訪れた時に知っておきたい知識ですね。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BWV9B-AFNZJ/?tagged=%E9%80%9A%E5%A4%9C