オイルエレメントとは?
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オイルエレメントとは、エンジンオイルを「ろ過するフィルター」の事言います。
自動車のエンジンルーム内にあるオイルエレメントは、エンジンオイルの汚れを取り除いて、オイルを浄化してくれる働きをします。
このオイルエレメントは定期的に交換時期がきたら交換しないと、金属が擦れた時に、摩耗して出来た金属摩耗粉などの汚れが溜まり、フィルターの役目を果たす事が出来なくなってしまいます。
1:オイルエレメントの交換時期について
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オイルエレメントの交換時期や交換頻度は、エンジンオイル交換時の2回に1回を目安とされています。
エンジンオイルとオイルエレメントを同時に交換したら、次の交換時期には「エンジンオイルのみ」の交換と言う交換頻度が目安となります。
そして、更にそこから「半年の経過」を目安にするか、「5000km走行」した際を目安に、エンジンオイルとオイルエレメントを同時に交換します。この交換頻度を自動車を所有している間繰り返す事になります。
この交換頻度は、ディーラーなどでも一番推奨されている交換時期です。
2:オイルエレメントとオイルフィルターの違いは?
「オイルエレメント」と「オイルフィルター」は同じものを指しています。
現在の呼び名の主流はオイルエレメントですが、昔はオイルフィルターが主流の呼び方だった為、混乱する方もいるようです。
3:オイルエレメントの汚れ
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エンジンオイルをろ過するフィルターの役目をしているオイルエレメントですが、エンジンオイル交換時の2回に1回の交換頻度などと言われていますが、果たしてそんなに汚れるものなのか気になる方も多いはずです。
エンジンオイル交換時期の2回に1回の交換頻度で交換するオイルエレメントは、大体1万km走行毎を目安としています。
1万kmも走行をしていると、摩耗して出来た金属摩耗粉などの汚れはかなりオイルエレメントに付着しています。
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自動車の性能などにも影響を与えてしまいますので、1万km走行毎を交換時期の目安として、オイルエレメントを交換する事をおすすめいたします。
4:オイルエレメントの交換が2回に1回の理由
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何故オイルエレメントの交換頻度は、エンジンオイル交換時期の2回に1回と言われているんでしょうか?
その理由は、オイルエレメントを交換する際に、エンジンオイルも抜かないと交換する事が出来ないからです。
交換期間や距離で見るエンジンオイルと違い、オイルエレメントの場合は「走行距離」だけで交換時期を判断するので、エンジンオイル交換時期の2回に1回は、オイルエレメントも一緒に交換する交換頻度が良いと言われています。
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5:新車購入時のオイルエレメントの交換
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新車を購入してから、始めの1000kmを目安にオイルエレメントを交換した方が良いと言われています。
その理由は、新品のエンジンはスムーズに動くように当たりがつくまで1000km程走らなければならず、その当たりがついて金属摩耗粉が出てきます。
その金属摩耗粉がオイルエレメントに沢山つくので、始めの1000kmを目安にオイルエレメントを交換した方が良いと言われています。
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6:普通自動車と軽自動車のオイルエレメントの交換時期に違いはあるのか?
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基本的に、普通自動車と軽自動車のオイルエレメントの交換時期は同じです。
7:オイルエレメントの種類
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オイルエレメントの種類についてご紹介致します。
7-1:オイルエレメントの種類【フルフロータイプ】
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フルフロータイプのオイルエレメントの種類のオイルのろ過方式は、オイルポンプから送られてくる全てのオイルをろ過してエンジン本体へ循環していきます。
主な特徴は単独での使用が殆ど無く、設置場所が少スペースで済み、現在のガソリン車で最も多く採用されているオイルエレメントの種類です。
フルフロータイプのオイルエレメントは、エンジンに必要な油量を確保して、エンジンの磨耗に有害な粒子を効率よくろ過出来る様に、ろ材が設定されている種類になります。
最近のガソリン使用をする乗用車のオイルエレメントの種類は、廃棄処理を容易にする為に従来のスピンオン形から、中身のみの交換する「エレメント交換式」が増えています。
7-2:オイルエレメントの種類【フルフロータイプ+バイパス併用型のコンビネーションタイプ】
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フルフロータイプ+バイパス併用型のコンビネーションタイプのオイルエレメントの種類のオイルのろ過方式は、オイルポンプから循環されるオイルをフルフローフィルターとバイバスフィルターへ分流させます。
フルフロー側を通ったオイルは、エンジン本体へ循環されてバイパス側を通ったオイルはオイルパンへ戻されます。
主な特徴は、フルフロータイプ+バイパス併用型のコンビネーションタイプは、ディーゼル車に多く使用されています。
バイパスフィルターは、フルフローフィルターでキャッチできないカーボン質の汚れや、微粒子の除去を目的として併用される種類です。その為、ろ材の気孔径は小さくなっています。
フルフローフィルターよりバイパスフィルターの方が、油圧の抵抗が高くなり時間をかけてろ過する構造となっています。
7-3:オイルエレメントの種類【コンビネーション型】
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コンビネーション型オイルエレメントの種類のオイルのろ過方式は、フルフロー+バイパス併用型と異なっていて、オイルポンプからのオイルを分流せずに1つのフィルターへ送ります。
そして、その内部で併設されているフルフローエレメントとバイパスエレメントを通過させる種類のオイルエレメントです。
ろ過後のオイルの流れは、フルフローとバイパス併用型と同じになります。
主な特徴は、他のろ過方式に比べて内部構造が複雑となっている種類です。
フルフローとバイパス併用型に比べて、小スペースで済むのでディーゼル車で増加している傾向にあります。
フィルター内のフルフローエレメントとバイパスエレメントで、それぞれ規定のろ過効率を確保できるように、内部に油量差をつける特殊な構造をもつ種類のオイルエレメントです。
8:オイルエレメント主要製品のご紹介!
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ここからは、オイルエレメントの主要製品の種類や交換目安、交換頻度などをご紹介していきたいと思います。
8-1:オイルエレメント主要製品のご紹介!【スズキ/ダイハツ/トヨタ/日産/マツダ適合オイルエレメント】
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ノーブランドのオイルエレメントですが、スズキやダイハツ、トヨタ、日産、マツダに適合しています。適応車種の問い合わせも出来ます。このオイルエレメントは純正品納入メーカー、VOSTONE社のダイハツのドレンパッキンやアルミ材質、耐熱樹脂0116Aが1枚付属しています。品質も非常にいいおすすめのオイルエレメントでです。エンジンオイル交換時期の2回に1回を目安に、オイルエレメントも一緒に交換しましょう。定期的な交換頻度での交換する事をおすすめします。
8-2:オイルエレメント主要製品のご紹介!【PIAA ( ピア ) オイルエレメント】
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PIAA ( ピア )の オイルエレメントは、2連濾紙がエンジンオイルをすばやくクリーンアップしてくれます。大口径オイル流入口が、エンジンオイルをすばやく循環し、プレート全体で鉄粉を強力吸着し除去します。強化コイルスプリングを採用しているので、高圧力がかかっても内部のエレメントが動いたり、変形したりしません。エンジンオイル交換時期の2回に1回を目安に、オイルエレメントも一緒に交換しましょう。
8-3:オイルエレメント主要製品のご紹介!【PITWORK(ピットワーク)日産純正部品 オイルエレメント 】
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PITWORK(ピットワーク)は、日産車をお乗りの方におすすめの日産純正部品のオイルエレメントです。
車検対応交換用のオイルエレメントで、日産系のブランドとして純正部品同等の品質となっているのが特徴で、エンジン内の各摩擦部に供給するオイルから有害な不純物を取り除いてきれいにしてくれます。
特別な製法によって作られた、密度勾配ろ紙という高級ろ紙を使用しているので、細かいゴミまでよく取ってくれます。大きなゴミは表面層で回収し、小さなゴミは内部層で効率的に取りって、単層ろ紙に比べてゴミが詰まりにくい構造となっています。
ゴミをよく取るにもかかわらず、寿命も長いという特徴を持っているのもおすすめポイントです!
交換時期の目安は、車種によって異なりますが、ガソリン車なら15,000km、ターボ車やディーゼル車、軽自動車は10,000kmの交換頻度を目安に交換する事がおすすめです。
8-4:オイルエレメント主要製品のご紹介!【K&N(ケーアンドエヌ) オイルエレメント 】
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K&N(ケーアンドエヌ)のオイルエレメントは、ハイフローエアフィルターとして絶大な信頼を得ています。優れた濾過性能とオイル流量を増やす事で、フィルターによる圧力損失を軽減させてエンジン性能を向上させてくれます。
樹脂を染み込ませたセルローズ材を使用することで、濾過性能は10~20ミクロンの超微粒な金属粉も除去可能です!エアフィルター同様アコーディオン構造で通過する事で、オイルがフィルターに接する面積が増え濾過効果を向上させています。
アッセンブリ交換タイプは、トップ部分に17mmナットがあるので容易に取外しが可能です。これによって非常に簡単でスピーディに整備や交換が可能です。
エンジン停止時におこるオイルの逆流を防止するアンチバックバルブ装備もされています。交換時期の目安は、車種によって異なりますが、ガソリン車なら15,000km、ターボ車やディーゼル車、軽自動車は10,000kmの交換頻度を目安に交換する事がおすすめです。
8-5:オイルエレメント主要製品のご紹介!【ボッシュ(BOSCH) オイルエレメント 】
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輸入車を乗られている方におすすめなボッシュ(BOSCH)のオイルエレメントは、ドレインボルトワッシャーとゴムパッキンが付属で付いていて、簡単にオイルエレメント交換が出来ます。
燃費やエンジン出力の向上の為に、ガソリン車は新車から4000kmを目安に、二回目以降は8000kmを交換時期の目安にオイルエレメントを交換しましょう。
ディーゼル車まら、新車から3000kmを目安に、二回目以降は6000kmを交換時期の目安にオイルエレメントを交換しましょう。
8-6:オイルエレメント主要製品のご紹介!【MANN オイルエレメント 】
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フォルクスワーゲンのゴルフ向けのドイツ製オイルエレメントです。
オイルエレメント交換時期の目安は、普通ガソリン車は15,000kmガソリンターボ車は10,000km、ディーゼル車は10,000km~20,000kmを交換頻度に行いましょう。
悪路走行が多い場合や、走行距離が多いなどのシビアコンディションの場合のオイルエレメント交換時期の目安は、ガソリン車は7,500km、ガソリンターボ車5,000km、ディーゼル車5,000km~10,000kmを交換頻度に行う事がおすすめです。
8-7:オイルエレメント主要製品のご紹介!【ACデルコ オイルエレメント 】
引用: https://item-shopping.c.yimg.jp/i/n/yabumoto_pf308j-33
ACデルコのオイルエレメント代表適合メーカーは、ダイハツやスズキ、日産、マツダ、三菱となっています。
ACDelcoのオイルフィルターは、顕微鏡下でしか見えない位微細な物質まで濾過してくれます。フィルターは、セルロースとの合成繊維をフェノール樹脂と混合した素材を使用していて、髪の毛よりも細かな25ミクロン以下の不純物質粒子まで除去していきます。
金属製のエンドキャップは、紙素材と完全なシールを実現していて、センターチューブは75psiの圧力に耐え、スチール製のシェルのバースト強度は、通常の動作圧力の5倍になっています。
バイパスバルブには、特殊な設計のゴム製シートを使用していてバルブとエンドキャップ間のバイパスを確実に防止してくれます。
オイルエレメント交換時期の目安は、普通ガソリン車は15,000kmガソリンターボ車は10,000km、ディーゼル車は10,000km~20,000kmを交換頻度に行いましょう。
8-8:オイルエレメント主要製品のご紹介!【ホンダ純正部品 オイルエレメント】
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ホンダ純正部品のオイルエレメントは、フィルターを独自の折り方で納めてろ過面積を広くしているので、ろ過性能や寿命に優れています。
エンジン停止時にオイル通路を空にしない、オイル止め機能を採用していて、再始動時に必要な箇所へすぐにオイルを供給できる優れものです。エンジン性能を維持する為にも、定期的な交換時期にオイルフィルターの交換をおすすめします。
エンジンごとにテストを繰り返して、最適のろ過条件を求めて製造されているので、Honda車の各エンジンに合わせて設計されています。
8-9:オイルエレメント主要製品のご紹介!【マツダ純正 オイルエレメント】
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マツダ純正のオイルエレメントは、エンジン性能を維持する為にも、定期的な交換頻度を目安にオイルフィルターの交換をおすすめします。
8-10:オイルエレメント主要製品のご紹介!【ベンツMEYLE製 オイルエレメント】
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マイレ(MEYLE)のオイルエレメントは、ドイツのハンブルグに本社を置いているウルフ・ガートナー社による自動車補修用部品の製造メーカーです。
純正品を真似た安上がりな社外パーツとは違って、純正品を徹底研究して弱点を改善し、さらに耐久性を高めたHDラインの製品が特徴です。
8-11:オイルエレメント主要製品のご紹介!【スズキ純正 オイルエレメント】
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優れたろ過性能で、ミクロンレベルのオイルの汚れを取り除き、エンジントラブルの原因となるオイルの劣化を抑制しながら、その効果を長期間発揮してくれます。
8-12:オイルエレメント主要製品のご紹介!【スバル オイルエレメント】
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走行距離が増えるにつれてオイルエレメントは汚れたり、目詰まりしたりしてきます。
車の使用状況により、汚れ度合いは変わってきますが、メーカー指定の交換サイクルを参考にして定期的な交換がおすすめです。
8-13:オイルエレメント主要製品のご紹介!【エイケン工業製「VIC」 オイルエレメント】
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ジャパンメイドのエイケン工業製「VIC」ブランドのオイルエレメントです。全国の民間車検場や整備工場で使用されている大手フィルター総合メーカーなので、安心して使う事が出来ます。
8-14:オイルエレメント主要製品のご紹介!【BMW MINI オイルエレメント】
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ヨーロッパやアメリカなどの自動車メーカーに、フィルターやアフターパーツの製品を提供している信頼のある国外メーカー製のオイルエレメントです。
8-15:オイルエレメント主要製品のご紹介!【FORD オイルエレメント】
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フォードのエクスプローラー対応のオイルエレメントです。車の使用状況により、汚れ度合いは変わってきますが、メーカー指定の交換サイクルを参考にして定期的な交換がおすすめです。
オイルエレメントのまとめ
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オイルエレメントはエンジンオイル交換時期の2回に1回の交換頻度で行うのがベストです。定期的に交換するので、自動車の性能も良くなります。