インナーバルコニーって?
インナーバルコニーは、屋根があり窓などが奥に入っているという特徴があります。一般的なベランダに比べると、広さも広いことがほとんどです。見た目も何となくゴージャスになるので、どうせならおしゃれなバルコニーにしたいという場合におすすめです。
設計の仕方によっては、こんな具合に広々とインナーバルコニーのスペースを確保することができます。どんな用途でインナーバルコニーを使うかによって、求める雰囲気は変わります。ベランダ部分をインナーバルコニーにリフォームするケースも最近では増えてきています。
インナーバルコニーのメリットは?
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インナーバルコニーを検討している人もいるでしょう。ここからは、インナーバルコニーのメリットについて紹介します。家を建てる時やリフォームする時は、ベランダとインナーバルコニーどちらにするか迷う人もいます。メリットについて、しっかりと理解しておきましょう。
インナーバルコニーのメリット①:ゆとりのある空間を演出できる
インナーバルコニーは、何と言っても奥行きがあります。そのため、1つの部屋でもかなり開放的な空間を楽しむことができます。これは最大のメリットと言えます。広々とした空間を贅沢に楽しみたいという人におすすめです。インナーバルコニーを作ることで、圧迫感があるといったストレスの素になる心配もなくなります。
インナーバルコニーのメリット②:雨が降っても洗濯物が濡れにくい
インナーバルコニーは、屋根があり種類によっては一つの個室のような仕上がりになります。そのため、洗濯物を干しても雨ざらしになりにくいというメリットがあります。外出先で雨が降り出して、急いで家に帰らないといけないストレスからも解放されます。
また、雨の影響を受けにくいということは風の影響も受けにくいということになります。ベランダに洗濯物を干していると風で飛ばされてしまったということも、可能性としてはあります。しかし、インナーバルコニーの場合はその心配もありません。
インナーバルコニーのメリット③:部屋とは違う空間を楽しむことができる
インナーバルコニーは、部屋とは違う異空間を楽しむにはもってこいのバルコニーです。天気が良い日は、夜景を見ながらビールを飲んだりお茶したりと思い思いの過ごし方ができます。観葉植物を置いて、爽やかな空間づくりをするのもおすすめです。
インナーバルコニーのデメリットは?
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インナーバルコニーのデメリットもいくつか紹介します。どんなデメリットがあるかも把握しておくことで、こんなはずじゃなかったというギャップを回避できます。
インナーバルコニーのデメリット①:設計ミスの場合は日当たりが悪い
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インナーバルコニーを設置した場合、日当たりが悪いかどうかで活用されるかの明暗が分かれます。よく考えてインナーバルコニーの場所を考えたつもりでも、思っていたのと違ったとなる可能性はあります。日当たりが悪いと、ただの暗い部屋なので非常にもったいないです。
インナーバルコニーのデメリット②:費用が高い
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インナーバルコニーは、下の階に断熱材を貼る関係もあって通常のベランダよりも費用が高いです。インナーバルコニーに憧れていても、実際に見積もりをとると費用が高いということで断念する人もいます。どれくらいのスペースで、どんなデザインにするかによっても費用は変わってきます。
インナーバルコニーのおすすめ例を紹介!
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ここからは、インナーバルコニーのおすすめの例を紹介します。将来的に家を建てたり、リフォームする時にこんな雰囲気のものがいいというものがあれば参考にしましょう。リフォームを一部する場合は、どうしてもインナーバルコニーのスペースは限られてきます。
候補となっているスペースを確認しながら、そのスペースだとどれが実現可能か考えましょう。そうすることで、リフォームでインナーバルコニーを設置することにも現実味が出てきます。
インナーバルコニーのおすすめ例①:優雅なお茶会もできるスペースとして活用
インナーバルコニーをお茶会をする場所として活用するお茶会のもおすすめです。家族団らんの場所が、インナーバルコニーというのも何ともおしゃれです。お茶会をするために、家の一部をインナーバルコニーにリフォームするというのも、空間活用のためにはいいでしょう。
こちらはブラウンを基調にしたおしゃれなインナーバルコニー。ここで、読書をしてゆったりとした午後の一時を楽しむこともできそうです。
インナーバルコニーのおすすめ例②:寝室に続く寛ぎスペースに
寝室の奥がインナーバルコニーというパターンも、最近人気です。旅館に行くと、寝室の奥がインナーバルコニーという仕様も多いです。自宅でゆったりと寛ぎたいという場合は、寝室に続くバルコニーということでインナーバルコニーを選択するのもアリでしょう。
こちらはいかにも、ホテルや別荘などにありそうな雰囲気のインナーバルコニーです。ベッドからも、綺麗にインナーバルコニーが見えるので特別感もあります。どうせリフォームするなら、このような贅沢なインナーバルコニーの使い方もおすすめです。
インナーバルコニーのおすすめ例③:リラックスできる空間として
家の一角にリラックスできるスペースが欲しいという場合も、インナーバルコニーはおすすめです。暗めのライトに、ゆったり座れる椅子を置いて雰囲気を楽しむのもいいでしょう。何だか疲れたなという時は、このスペースに来てゆったりするようにすれば疲れもしっかり取れます。
リフォームをする場合は、インナーバルコニーとして活用できるスペースは限られます。画像の様に、使えるスペースが限られているからこそ、そこにぴったりの椅子を置くというのもいいでしょう。部屋の中とはまた違った雰囲気で心身共にリラックスすることができます。
インナーバルコニーのおすすめ例④:広めのベランダとして活用
インナーバルコニーのスペースがたっぷりとれる場合は、広々とスペースを活用するのもいいでしょう。あえて、シンプルのままのインナーバルコニーにすることで、楽しむ幅も広がります。活用の仕方は、その家に住んでいる人次第です。
これだけスペースがあれば、観葉植物を置いたり家庭菜園も十分できます。また、時にはバーベキューをして楽しむこともできます。せっかく、インナーバルコニーのスペースを広くするのであれば様々な活用方法を試してみるといいでしょう。
インナーバルコニーのおすすめ例⑤:リビングの続きとして有効活用
このケースは、リフォームをする場合でも新しく家を建てる場合でもどちらにも多いです。リビングを2階にすれば、さらにインナーバルコニーの良さを最大限に活用することができます。リビングの奥にもまだ広々としたスペースがあると、気持ちもゆったりします。
こちらは和風なインナーバルコニーです。インナーバルコニー自体が横文字なので、和風に合うか不安という人もいるでしょう。画像を見ると分かりますが、しっかりと畳にもマッチした雰囲気で素敵に仕上がっています。
理想のインナーバルコニーを作ろう
いかがでしたでしょうか?今回はインナーバルコニーについて紹介しました。これから家を建てようという人や、リフォームを考えている人は是非、今回紹介した例もチェックして下さい。有効活用できるようなインナーバルコニーを手に入れるために、前もって研究はしっかりと行いましょう。