【動画や画像も!初心者でも簡単にできるブレイクダンス技一覧】初心者技選びのコツ
ブレイクダンスを始めたばかりの初心者であれば、最初は一体どんな技からやったらいいのかわからないこと多いもの。スクールなどに通っていれば先生に詳しく教えてもらえますが、独学でブレイクダンスをマスターしようとしているのであれば戸惑うことも少なくありません。
初心者がカッコよくキレのあるダンスを踊れるようになるためのコツは、無理をしないことが大切。ブレイクダンスは腕や足、ボディなど幅広い筋肉を使ったプレイをします。そのため適切な筋力をもっていないと、イメージ通りに踊れないものです。早くダイナミックな回転技やテクニックを身に付けたいという気持ちを少しおさえて、まずはできる技から始めるのがベストといえます。
技選びのコツとしては、シンプルな動作で出来るものがおすすめです。やり始めの段階で難易度の高い技にチャレンジしようとすると出来ないことが多いため、挫折してしまうケースも少なくありません。まずは、基本の動きをマスターしていくことが上達への一番近道といえます。
【動画や画像も!初心者でも簡単にできるブレイクダンス技一覧】基礎編
基礎を大切にした練習を繰り返していると、応用の技にも磨きがかかるもの。初心者はもちろんプロでさえ基礎トレーニングは大切にするものです。豪快な回転技の前に、スタンダードな技を順番に覚えていきましょう。
【動画や画像も!初心者でも簡単にできるブレイクダンス技一覧】基礎編1 シックスステップ
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「6歩」とも呼ばれるブレイクダンスの最も基礎となるフットワーク技です。さまざまな回転技はこのテクニックからスタートするので、初心者はまずこの技を覚えることから始めましょう。シックスステップは、手で体を支えながら足を回していくテクニックで、回転技の導入として使われます。
動き方は、地面に両手と両ヒザをつけて、左足を右斜め前方へと蹴り出します。同時に右手は地面から離して、右足を左足の裏につけて足をたたむような姿勢をとります。左足を右から回すように伸ばしていき、しゃがみ立ち。続いて、右足を前方から左へ向かって回し、右ヒザの裏を左ヒザのすね部分にくっつけます。左足と右足をひいて、元の体勢に戻ります。
【動画や画像も!初心者でも簡単にできるブレイクダンス技一覧】基礎編2 トップロック
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立ちながらやる動作の一つがトップロックで、すべての立ちダンスの基本となるものです。この立ちのフットワークがあって次々に技を繰り出せるようになるので、ブレイクダンスの基本動作としてとても大切といえます。
動き方は、両足を肩幅より少し広めに開いたスタンスからスタート。胸の前で腕を交差させて、手の甲を外側に向けて構えます。腕を開くと同時に右足を左ナナメ前方に出して、足をひいたときに両腕もクロスの状態に戻るようにします。右足から始めたときは、次は左足、右足とテンポよくこの動作を繰り返していきます。
トップロックの動き自体はとても簡単ですが、カッコよく出来るようになるには練習が必要です。簡単な動きだからこそ、案外奥が深いステップといえますね。
【動画や画像も!初心者でも簡単にできるブレイクダンス技一覧】回転編
ある程度スタンダードな動きができるようになってきたら、次はいよいよ回転技に入ります。ここでは各種あるムーブの中でも、初心者向きの簡単な回転技についてまとめました。ブレイクダンス初心者の方は、これらのテクニックから習得していくといいでしょう。
【動画や画像も!初心者でも簡単にできるブレイクダンス技一覧】回転編1 チェアー
腕と頭でバランスをとって、足を空中に浮かせるテクニックであるチェアーは、初心者の最初の難関といわれています。回転するというよりは体を静止させるフリーズの動作ですね。見た目の雰囲気から力が必要そうに見えますが、慣れてくるとそれほど力を使わなくても出来るようになります。
テレビなどでもよく見かける動作なので、出来るようになるとブレイクダンスを詳しく知らない人にも興味を持たれるかもしれません。
動き方は、右手を支軸にやるのであれば、右手のヒジをおへその付近にくっつけます。そこから床に右手を置き、左手を胸(顔)からやや前方に離したところに置きます。頭の右横を床にくっつけ、足を地面から離せばOKです。
【動画や画像も!初心者でも簡単にできるブレイクダンス技一覧】回転編2 バックスピン
背中を地面につけた状態から足を大きく回し、遠心力を使って回転するテクニック。これが出来るようになると一気にブレイクダンス感が出るので、初心者にとっては頑張る元気が出てくるのではないでしょうか? だいたい出来るようになるまで早くて2週間はかかるので、毎日コツコツ練習していきましょう。
動き方は右足を中心に回転する場合で、まず右足をストレッチのような姿勢で前に突き出します。左足は曲げて後方に向けておきます。たたんだ左足を回るようなイメージで、右ナナメ方向へ蹴り出し、その反動に合わせて、ヒジ、肩、背中という順番で床に体をつけて回転します。
バックスピンのコツは、背中をできるだけ床から離すように意識すること。床につける体の面積を最小にすることで、カッコよくきれいに回れるようになりますよ。
【動画や画像も!初心者でも簡単にできるブレイクダンス技一覧】回転編3 マックス
全身が逆さになったスタイルを片手で支えるテクニック。厳密にはフリーズ系の動きになりますが、停止する姿勢までの動きがダイナミックなので、初心者向けの回転技としてご紹介します。とてもオリジナリティが出る技なので、空中での足の固定感や動きで個性的なアレンジをすることが可能です。
動き方は左手を軸にした場合、側転のイメージで地面に左手をつき、手をついた反動を使って右足を上に持ち上げるようにします。左手一本で姿勢をキープできたら成功です。
動きのコツとしては、逆さまになることを怖がらないこと。普段やらない動きなので、逆立ちになれていない人だと腰が引けたり、躊躇してしまったりしますが、中途半端にやると倒れやすくなります。右足を思い切って宙に放り出すことことが大切ですね。
【動画や画像も!初心者でも簡単にできるブレイクダンス技一覧】回転編4 スワイプス
引用: https://tamuratakuya.com/wp-content/uploads/2016/11/cp-swips-hip.png
スワイプスは大回転系の技で、いわゆるパワームーブと呼ばれる種類の一つです。体をひねるようにようして遠心力を使い、回転速度を上げていく技は見ているだけでもワクワクしますね!ブレイクダンスを象徴する同じパワームーブ系の「ウィンドミル」を習得する前段階の技としてもおすすめなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
動き方は、右足を前に出して構えた状態から、180度体の向きを変えます。左で体を支えた姿勢から右足を前方に出して、同時に床についた手を右手に切り替えます。さらに体を180度回転させて、スタート時と同じ方向に体を向けます。この一連の動作を素早く繰り返していくことで、大きく回転する動きとなっていきます。
スワイプスのコツは、腰を高くキープして、足をちゃんと振って動かしていくこと。最初のうちは手こずるかもしれませんが、練習を重ねていくとだんだんスムーズに動けるようになっていくはずですよ。
まとめ
観客を惹きつけるパフォーマンスが魅力のブレイクダンス。初心者のうちは無理をせず、できるだけ簡単な技から取り組むのがおすすめです。大胆なパワームーブなどはすべて、基礎トレーニングの上に成り立っているものなので、まずはしっかりと基本を練習していくことが大事といえます。
最初のうちは出来ないことが多いかもしれませんが、ちょっとしたことにも成長を感じながら、楽しんでチャレンジしてみてくださいね!