箸の種類について知ろう
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いつも食事をする時に使う箸ですが、どんな種類があるかは知らないという人がほとんどです。どんな用途で箸を使うのかによっても、種類は違います。今回は、箸の種類と箸を長持ちさせるための手入れについて紹介していきます。
箸にはどんな種類があるの?
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箸には大きく分けて食事用に使用する箸と料理をする時に使用する箸があります。用途別に箸の種類があることで、それぞれの用途に合わせて箸を選ぶことができます。もちろん、材質も種類によって全く違います。代表的な箸の種類を紹介するのでチェックしていきましょう。
箸の種類①:利休箸
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これは有名な千利休が中心となって作った箸です。食事用の箸です。特徴としては、中央部が両端に比べると分かりやすく膨らんでいるということです。下の部分は食事用としての用途があり、上の部分はおかずなどを取る取り箸として活用できます。
大勢で何か一緒のおかずや漬物などを分けて食べるという時に便利なお箸です。大家族の場合や、人が集まってよく食事する機会が多い家庭にはおすすめです。材質は主に杉やエゾマツです。
箸の種類②:元禄箸
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家にある割りばしの一般的な種類がこちらの元禄箸です。見たことがあるという人も多いでしょう。家庭内で割りばしを使って食事する時は、大抵この種類です。ちなみに、材質はヒノキや白樺や竹が多いです。
箸の種類③:天削箸
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今日はちょっと来客が来るからという時は、こちらの箸を使用することが多いです。他にも料亭などに食事に行った時はこの種類の箸が用意されていることがほとんどです。用途としては、来客が使用する割りばしというのが一般的です。材質は、杉やヒノキです。
箸の種類④:柳箸
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何かおめでたいことがあった時に使用するのがこちらの柳箸です。一般的には祝箸ということで呼ばれている箸でもあります。何か家でお祝い事のパーティーをする時はこちらの箸を用意するといいでしょう。
箸の種類⑤:菜箸
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こちらは、料理をする時に使用する箸です。菜箸と言われていて、肉や野菜などを焼く時に使用されることが多いです。箸の長さも長いので、フライパンなどの熱から手を遠ざけることもできて使いやすいです。材質は、竹やチタンなどです。
長持ちするお手入れ方法は?
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ここからは、箸が長持ちするためにはどんなお手入れをすればいいか紹介します。お気に入りの箸は長く使いたいという人も多いでしょう。箸の特徴をしっかりと理解して、適切な手入れをするようにしましょう。
長持ちするお手入れ方法①:食器洗浄機で洗わないようにする
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まず、やってしまいがちなのが箸を食器洗浄機で洗うということです。材質によっては、食器洗浄機を使うことで素材を傷めてしまう可能性もあります。
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買ったばかりの材質を長く維持したい場合は、箸は手洗いしましょう。そして自然乾燥させるのが一番です。より丁寧な扱いをしたい場合は、水洗いした後にしっかりと水分を拭き取るのがいいでしょう。
長持ちするお手入れ方法②:使用後はすぐに洗う
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使用後は箸を台所の流しの水につけておくという人も多いでしょう。しかし、これは箸を長く使いたい場合にはあまりおすすめしません。水に長い間つけておくことで、箸が水を吸ってしまって膨張してしまう可能性もあります。使用後は、素早く洗うようにしましょう。
材質を活かした素敵な箸を使おう
いかがでしたでしょうか?今回は箸の種類と箸の手入れの方法について紹介しました。お気に入りの箸はできれば劣化させずに長く使いたいものですよね。そうなると、それなりに細かい部分を気を付ける必要があります。普段使う箸がどのような材質でできているのかを理解しておくことも大切です。