1.自転車のタイヤ交換時期はいつ？
自転車のタイヤの交換時期はどれぐらいでしょう？普段は気にすることなく乗っていていつの間にか空気が抜けていることがありませんか？タイヤにも寿命の時期があります。そのタイヤの状態を普段から気に掛けたり使用経年数に気を付けていると突然のパンクやスリップなどの危険からも回避できます。
自転車が走行できなくなる原因で一番多いのがパンクです。パンクはタイヤは何ともなくても中のチューブの劣化や穴開きで空気を入れても抜けてしまう状態になります。またタイヤは走行距離や経年や日差しの影響で消耗したり劣化していきます。走行距離で言えば自転車のタイヤの寿命は3000㎞程度だと言われています。寿命の目安はタイヤの溝の状態になりますが溝が残っていても日光で劣化したり変形してしまうこともあります。
経年で言うと自転車を移動手段にしている場合は1年程で寿命の時期になります。また自転車の保管の仕方（日光に当たる具合）や自転車に乗る方の体重や道路の状態・乗り方（段差路での衝撃具合や急ブレーキ等）でもタイヤの寿命時期の違いはあります。また走行距離には関係なくゴムという材質の観点からは3年が安全を確保できる寿命時期とも言われています。そしてタイヤの溝の減り方は前輪・後輪で差がありますが日光による劣化具合が同じであれば同じ時期に前輪・後輪共交換するのが安心です。
2.自転車タイヤ交換は簡単？自分でできる？
引用: https://www.instagram.com/p/BEiNCgyKHBr/?tagged=%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A4%E4%BA%A4%E6%8F%9B
自転車のタイヤを交換するには前輪・後輪を本体から外すことから始まりますが、その時後輪が外しずらいことやタイヤをはめる時にコツがわかっていないと苦労するようです。ですがこれらのコツがわかってしまえば所要時間30分程度で交換できるようになるようです。ですから、そのポイントを覚えて自分だタイヤ交換にチャレンジしてみましょう。
3.自転車タイヤの仕組みとパンク
引用: http://www.qbei.jp/info/bicycle-maintenance/358
自転車のタイヤは中に空気を入れるチューブを覆っている仕組みになっています。（中にはパンクしないノーパンクタイヤとしてタイヤの中にチューブを使わず樹脂製で成型された輪っかを入れた物もあります。今回のタイヤ交換はチューブを使ったタイヤ交換です）タイヤのパンクの原因にはタイヤの穴開きやひび割れとチューブの穴開きや劣化が考えられます。タイヤに異常が無ければチューブに原因があります。タイヤは目視する事ができますがチューブはタイヤを外さなければ確認することはできません。またタイヤの劣化と共にチューブの劣化も起きているので同時に交換しておくのが安心です。
4.自転車タイヤ交換を自分で行う時の用具
自転車のタイヤ交換で使う必要工具
①空気入れ
②スパナまたはモンキーレンチ（本体に前輪・後輪を止めているナットを外す時に使う）スパナはナットの大きさに合ったサイズ・モンキーレンチはサイズを調整して使う）※ボックスレンチやインパクトドライバーにレンチを付ける工具があれば作業は楽になります。
③タイヤレバー2本～３本
引用: https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E3%83%91%E3%83%8A%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC+%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%AC%E3%83%90%E3%83%BC3%E6%9C%AC%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88/
④グローブ
5.自転車タイヤとチューブの準備
タイヤは、その自転車の前輪・後輪サイズに合わせたサイズを購入します。例えば26×1-3/8と表記があれば26→タイヤの外径（インチ）1-3/8→タイヤの幅（インチ）を表しています。これはシティーバイクに多いWO規格のタイヤに使用されています。
引用: http://www.urekko-cycle.com/?pid=23244140
引用: https://www.amazon.co.jp/dp/B002OEID36/ref=psdc_15314671_t2_B001A1I1HC
タイヤとチューブの購入は自転車販売店舗・ネットサイトで購入できます。自転車量販店で有名な「サイクルベースあさひ」の通販サイトはこちらhttp://www.cb-asahi.co.jp/category/121/
また「サイクルベースあさひ」の通販サイトでは〇ネットで注文して店舗で引き取り〇出張修理・お届けサービス等の利用したくなる内容サービスもご覧いただけます。
6.自分で自転車タイヤ交換①自転車本体から前輪・後輪を外す
まずは自転車本体から前輪・後輪を外します。
①サイクルスタンドがあれば便利ですが自転車を逆さまにしても作業は行えます。その時床に養生をするとよいでしょう。
②スパナかモンキーレンチで自転車本体に固定しているナットを外します。ハブシャフトの固定がクイックレリースの場合は、工具はいりません。
後輪外しが大変な車種もある
引用: https://www.instagram.com/p/BEiNCgyKHBr/?tagged=%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A4%E4%BA%A4%E6%8F%9B
また自転車によって車輪を外すためには（特にママチャリの後輪）付属パーツを外してからでは後輪が外せない仕様になっていることがあります。ナットのサイズも大小あったりスパナでは回しきれない場合もあります。この部分を確認してから工具を揃えましょう。
また外す時に手順やナット、位置をサインペンでしるしを付けたりよく確認しながらはずし元に戻せるように注意しましょう。
7.自分で自転車タイヤ交換②前輪・後輪リムからチューブとタイヤを外す
①チューブの空気を抜きます。そして空気を抜いただけでは、まだタイヤがリムに密着している場合があるのでタイヤをリムから離すようにして揉みます。
引用: https://www.cainz.com/jp/howto/sumai/bicycle_maintenance_02/
②
キャップと袋ナットをはずし、リムナットを緩め、リムからバルブを外します
キャップと袋ナットをはずし、リムナットを緩め、リムからバルブを外します。
チューブをタイヤレバーを2つ使って、リムから外します。
POINT
・バルブ横に1つめのタイヤレバーを固定し、そこからバルブと対角線上、反対方向に、もう1つのタイヤレバーをリムに入れて動かします。
・1/4ほど進んだら、固定していたレバーをすべらせると、比較的簡単にチューブがリムから外れます。
③バルブ口の左右にタイヤレバーを掛け、この部分のビードをリムから外します。バルブ口もリムから抜くので、この位置から外すのが楽です。
また、このような外し方もあります。バルブ横に1つめのタイヤレバーを固定し、そこからバルブと対角線上、反対方向に、もう1つのタイヤレバーをリムに入れて動かします。そして1/4ほど進んだら、固定していたレバーをすべらせると、比較的簡単にチューブがリムから外れます。
④片側のビートが外れたら中のチューブを取り出します。そして残りのビートは手で簡単に取り外すことができます。
8.自分で自転車タイヤ交換③リムテープの状態をチェックする
次はチューブとタイヤの取付になりますが、その前にリムテープの状態を確認しておきましょう。このリムテープが切れていたり破れている部分があるとタイヤの中からパンクすることがあるので異常がある場合はこちらも交換します。
引用: https://www.amazon.co.jp/SHIMANO-%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%83%8E-%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E7%94%A8%E3%83%AA%E3%83%A0%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%977-00cx20mm-2%E6%9C%AC%E5%85%A5/dp/B00406HNKK
9.自分で自転車タイヤ交換⑤チューブ・タイヤ取付
いよいよチューブとタイヤを取付けて行きましょう。
①チューブに軽く空気を入れる
②チューブのバルブを、リムのバルブ穴に通します。
③タイヤのラベルの位置はバルブ口のところにセットします。（こうしておくとパンクしてチューブとタイヤを外した時にもそれぞれの位置が分かりやすくなります。）
そして自転車タイヤは、ラベルを進行方向右側にセットした時に正しい回転方向になるように設計されているのでタイヤをセットする向きを間違えないようにしましょう。
④タイヤの片側のビードを、リムにはめる（バルブ口反対側から）
⑤チューブをタイヤの中にセット（リムに乗せるように入れていく）
⑥残りのビートをバルブ口反対側よりはめていきます。
⑦チューブの噛み込みがないかを全周にわたって確認します。もしチューブが見えるようであればタイヤを揉んでチューブをタイヤの内側に、確実に押し込みます。
⑧所定の空気圧まで空気を入れて完了となります。
10.自転車タイヤ交換を「サイクルベースあさひ」で行うと価格は？
ご自分で自転車タイヤ交換を行う工賃費用としてはタイヤレバー工具代（販売店購入で500円前後）ぐらいでしょうか（レンチとグローブは何かしら家にある可能性がありそうです）またマイナスドライバーで行える方もいるようです。また空気入れは自転車所有者には必需品です。とすると工具代金500円程度で何とかできそうです。それを例えば自転車量販店のサイクルベースあさひに依頼すると、どのような工賃になるのでしょうか。
サイクルベースあさひシティーサイクルタイヤ交換工賃
サイクルベースあさひの修理工賃表には自転車タイヤ交換工賃とは記載されていませんが、この価格でチューブとタイヤを交換してもらえるようです。
〇タイヤチューブ前輪交換基本工賃＝1,200円～
〇タイヤチューブ後輪交換基本工賃＝2,100円～
これは基本工賃だけですので、その他の交換パーツ部品代金が別途必要です。
自転車を販売している店舗ではショッピングセンターの「イオン」やホームセンターまたは個人経営の自転車販売店そして全国に464店舗出店している「サイクルベースあさひ」は車種揃えも豊富で修理も安心して行えそうです。
11.まとめ【自分で自転車タイヤ交換は役に立つ！チャレンジしてみる？】
「自転車のタイヤ交換はコツを覚えてしまえば簡単だよ」と修理をしてくれる方にも言われますが、実際にチャレンジしてみないと実感できない感じはします。しかし、できるようになれば時間のある時に材料を揃えて、好きな時にできたり店舗の閉店近くでも材料が購入出来れば明日の朝には乗り出せるので役にたちます。脚として使いたい自転車には覚えておくとよいでしょう。また通販サイトの「サイクルベースあさひ」のサービスも魅力的です。
