日常のお礼や送別などの寄せ書きはもちろん、憧れの有名人やスポーツ選手にサインを貰える機会に使う「サイン色紙」。多くの方がシンプルな白い厚紙というイメージを持っており、サイン色紙には個性がないと思っていませんか？

シンプルなデザインしかないと思われているサイン色紙ですが、実際にはデザイン、サイズ、質感の異なった多くのサイン色紙が販売されています。

感謝を伝える寄せ書きに適した物、サイン書くのに適した色紙など使われる目的が違う色紙は、全てに同じものを使うよりも、目的に応じたサイン色紙がおすすめです。サイン色紙の選び方のポイントをご紹介していきます。

有名人やスポーツ選手に貰った大切なサイン色紙、寄せ書きの大切な色紙は長い間大切に保管したいものです。大切な色紙を良い状態で保管するには、色紙のサイズ感が重要なものとなります。

大きなサインを書くことで有名な有名人に、小さな色紙に書いてもらっても書きづらさを感じてしまいますし、寄せ書きを多くの人から集める際に、小さすぎる色紙では全員分書きれない可能性や、文字が小さく読みにくくなる可能性があり注意が必要です。

ずっと大切に保管したい色紙は、目的に適した選び方がおすすめです。幅240mm、270mmの色紙が一般的なサイズとなり、比較的大きなサイズのため、色紙に書かれた文字が大きく見やすくなっています。持ち運ぶことには適していませんが、飾るには適しています。

サイズ感は、大色紙＞A4色紙＞小色紙＞豆色紙の順になっており、A4色紙は縦長のA4サイズになっているため、縦長のサインに適しています。小色紙や豆色紙は持ち運びやすいため、ファイルなどに入れて持ち運びしたい方に適しています。

サイン色紙は真っ白の素っ気ない物しかないと思っていませんか？最近販売されている色紙は、白いシンプルな物だけでなく、可愛らしい柄の入っている色紙や、オシャレなデザインの色紙まで豊富な種類が販売されています。

デザインの入っている色紙は、寄せ書きを華やかに演出することが可能で、寄せ書きを送る相手のことを考えて、似合うデザインを選ぶ楽しさもあります。デザイン色紙を選ぶときには、送る相手や目的にあったデザインを選ぶことがおすすめです、

寄せ書きなどにぴったりのデザインの入った色紙は、サインをもらう際の色紙にもぴったりです。サイン色紙は一般的に、シンプルな白い色紙を使うことが普通ですが、デザインの入った色紙も余白が綺麗に彩られるため、サインが引き立ちおすすめです。

販売されている色紙は、サイズやデザインだけでなく、色紙の表面の質感にも大きな違いがあります。代表的な髪質に、画仙、奉書、上質、鳥の子、絹目の5つがあり、滲みやすい素材、滲みにくい素材、文字の印象などの違いがあり、色紙の質感で選ぶのもおすすめです。

「画仙紙」は、表面が毛羽立った和紙感の強い色紙で、滲みやすいですが味が出て人気の色紙です。「奉書紙」は、表面がなめらかで、字がくっきりするためサインに適しています。「上質紙」は、奉書紙に似て滲みにくくなっています。

「鳥の子」は、黄色のようなベースの素材で文字は滲みにくくサインに適しています。「絹目」は、表面は非常に滑らかで、滲みにくくどんな文字でも対応できる色紙です。

サイン色紙の選び方のポイントをご紹介したところで、さまざまなサイズ、デザイン、質感の色紙のおすすめの人気サイン色紙をご紹介していきます。

30年余り紙を使った製品を作り続けている、エヒメ紙工が販売しているサイン用色紙は、242×272mmが10枚セットになっており、さまざまな場面で重宝されます。10枚入りで約600円と低価格ながら、にじみが少ない書きやすい上質紙タイプの色紙です。

感謝の気持ちなどを込めて贈る寄せ書きなどに適している、デザインの入った両開きの色紙です。桜模様とクローバー模様の2タイプがあり、見た目は上品で可愛らしくなっています。リボンで結んでそのまま贈れる観音開きになっているため、通常の色紙の2倍記入すことが可能です。

半透明のシールが付属しており、半透明シールにメッセージを書き込んて貼り付けると、寄せ書きが効率よく集まる優れものです。半透明のシールは透け感が綺麗な風船の形になっており、記念日やお祝いなどの寄せ書きに、喜ばれること間違いなしの色紙です。

一般的な色紙よりも重厚感があり、大人向けの上質な色紙です。結婚式など特別なメッセージを書く時はもちろん、好きな有名人のサインを大切にしたい方にもおすすめです。しっかりとした素材になっており大切な色紙の保管も、スリーブケースが付属のため安心です。

通常の真っ白なデザインの色紙と比べると割高な印象を受けますが、高級感があり、通常の寄せ書きだけでなく、さまざまなシーンで使っても恥ずかしくない大人におすすめの商品です。

「WaterBalloon小さい色紙シリーズ」のこの色紙は、豆色紙にあたる75x75mmと非常に小さいサイズとなっています。小さいのにサインなんてかけるの？と思われる方もいらっしゃいますが、一般の色紙と同じ厚みがあり、生産地は愛媛の伊予と安心の国産です。

75x75mmと非常に小さいサイズでありながら、金ヘリ巻きで紙質は、一般的にサイン色紙などで使われている奉書紙が使われており、表面がなめらかで、字がくっきりするためサインに適しています。小さいため保存しやすく人気があります。

朱陽堂が販売している、寸松庵は「京都府知事指定伝統工芸品」に指定されている一流の色紙です。サイズは一般的な色紙の1/4ほどの大きさで、にじみが少ない色紙となっており、サインはもちろん、書道や水墨画、俳句の連取素材としても人気があります。

小さいながら、本紙、裏打、芯紙、裏紙の4層仕立てになっているためしっかりとした質感です。1枚約50円と低価格のため、多くの枚数を必要とする際におすすめです。

長門屋商店が販売している、ミニカラー色紙は、120×135mmと一般的なサイズの1/4ほどの小さな色紙です。色は一般的に色紙の定番色である白ではなく、黒と赤の2種類があります。インパクトの強い色は、ペンの色を白や金にすることで映えます。

選び方のポイントとサイン色紙のおすすめ人気7選を詳しく解説していきましたが、参考になったでしょうか。有名人やスポーツ選手にサインをもらうだけでなく、寄せ書きなど贈り物としても活躍する色紙。現在はバリエーションの豊かなものとなっています。

有名人やスポーツ選手にサインを貰ったり、寄せ書きなどをプレゼントする際は是非、参考にしてみてください。ご紹介した情報が皆さんの参考になれば幸いです。