大人になると、バーべーキュー・旅行・飲み会など、お金を使ったアウトドアな楽しい遊びをする機会が増えます。アウトドアな楽しい遊びも良いですが、あまり続くと疲れてしまいますし、お財布事情も心配になりますよね。「たまには室内で、あまりお金をかけずに楽しい遊びをしたいな」と思うことはありませんか？

しかしいざ室内で楽しい遊びをするとなると、何をしようか悩んでしまいますよね。お喋りをしながらお菓子をつまみ、会話がなくなったらテレビを眺める。ついグダグダしてしまい、「これなら外に出ればよかった」と後悔する人も多いのでは。せっかく遊ぶなら、中だるみせず後悔せず、最後まで楽しく過ごしたいですよね。

そこで本記事では、2人から大人数まで楽しめる「大人が室内でできる楽しい遊び20選」をご紹介します。どれも室内の遊びに悩んだとき・友人を自宅に招くとき・家飲みをするとき・雨の日にお家デートをするときにおすすめの楽しい遊びばかりなので、ぜひ参考にしてください。

はじめにご紹介するのは、室内でできる「道具いらずの楽しい遊び」です。体を動かしたり、喋ったりするだけでできるので、あれこれ用意する手間もお金もかかりません。2人でできるものもありますが、どちらかというと大人数向けです。家飲みをするときなどにおすすめの楽しい遊びをご紹介します。

1つめにご紹介する楽しい遊びは、「ワードウルフ」という遊び。参加者のなかに1人だけいる「別のキーワードを持つ人（ワードウルフ）」を探し当てるゲームです。

1.ゲームに使用する「お題」を決めます。スマホの専用アプリも配信されていますので、そちらを使うと考える手間が省けて便利です。

2.キーワードが決まったら、参加者全員で自分に割り当てられたお題について話し合います。この話し合いの中で、「ワードウルフは誰か」を見極めていきます。

3.話し合いが終わったら、全員で「ワードウルフだと思う人」を指名します。最後に答え合わせをして、言い当てられれば参加者の勝ち。当てられなければワードウルフの勝ちです。

2つめにご紹介する楽しい遊びは「シナリオ作り」。名前の通り、交互にシナリオを作っていくゲームです。2人でも楽しめるので、雨の日のお家デートにもぴったり。大人数で行えば、面白いシナリオがたくさん生まれそうですね。

お互いに一文ずつシナリオを話しながら進めていくという、単純なルールのゲームです。ただし、相手のシナリオ展開にあわせて途中で自分のシナリオを変えてしまうのはNG。物語の主人公が自分の思い描いた結末を迎えられるよう、工夫してシナリオを考えましょう。またその場の雰囲気を壊してしまうようなシナリオや、人を傷つける内容は避けたいところ。思いやりと言葉を持って発言しましょう。

3つめにご紹介する楽しい遊びは「親指ゲーム」という、自分の手を使って遊ぶ数あてゲームです。「いっせーのーせ」という掛け声は地域ごとに違い、「いっせーのーで」「いっせっせーの」「バリチッチ」など豊富なバリエーションがあります。小学生や中学生の頃にやったことがあるという人も多いのではないでしょうか？大人になるとなかなかやる機会もないですが、久々にやってみると思いのほか奥が深く、熱中できますよ！

1.順番を決め両手で握りこぶしを作ります。全員の準備ができたら、1番手の人から順に「いっせいのーせ、2！」と数字を言っていきます。この声に合わせて、参加者は親指をあげます。あげたくない場合はあげなくてもかまいまいません。

2.あがった親指の数を数えます。その合計が「いっせいのーせ」で言った数と一緒であれば、発言者は片方の手を下げます。この場合は「2」なので、2本親指があがっていたら手を下げてOKです。

3.1～2を繰り返し、早く両手を下げられた人が勝ち。最後まで残った人が負けです。

4つめにご紹介する楽しい遊びは、飲み会の定番ゲームともいわれる「たけのこニョッキ」。話題も尽きて、中だるみしてきた頃の救世主です。ルールが簡単で説明しやすく、すぐに始められるところも魅力的な楽しい遊びですね。

1.参加者全員で「たけのこたけのこニョッキッキ～！」と言いながら、胸の前で手を合わせます。

2.「1ニョッキ！」と言いながら合わせた手を上にあげます。その次にあげる人は「2ニョッキ！」、3番手にあげる人は「3ニョッキ！」となります。

3.最後まで言えずに残ってしまったり、「〇ニョッキ！」と発言したときに他の人と被ってしまったら負けです。

室内でできる「道具いらずの楽しい遊び」をご紹介しました。ここまではお喋りをしたり、自分の手を使ってできる楽しい遊びばかりでしたが、ここからは「身近な道具を使った楽しい遊び」をご紹介します。家にあるものでできる遊びがほとんどなので、ぜひチェックしてください。

1つめにご紹介する楽しい遊びは、「定番あてゲーム」です。このゲームに必要なものは、参加者分の「紙」と「ペン」だけ。何か一つテーマを決めて、そのテーマから連想する言葉を紙に書いていくゲームです。

1.テーマを決めます。

2.参加者は全員、決められたテーマから連想した物の名前や言葉を、紙に書きます。例えば「夏」というテーマであれば、「かき氷」「海」「暑い」など。

3.全員が書き終わったら、お互いに紙を見せあって自分が連想した言葉を発表します。その中で一番多い言葉を書いた人から順に抜けていきます。残った人は同じことを繰り返し、最後まで残った人が負けです。

2つめにご紹介する楽しい遊びは、「NGワードあてゲーム」です。こちらも紙とペンを使って行います。「自分に振り分けられたNGワードを会話の中で使ってしまったら負け」というゲームです。

1.参加者の人数分紙を用意して、そこに「NGワード」を書きます。会話をしながら進めていくゲームなので、会話でよく使う言葉や流行語などを入れるとよいでしょう。

2.NGワードを書いたら、内容が見えないように参加者に配ります。参加者は配られた紙を自分のおでこに貼り、自分以外の参加者にのみ見える状態にしておきます。

3.他の参加者のNGワードを意識しながら会話を進め、NGワードを言わせたら勝ち。反対に、自分が担当しているNGワードを言ってしまったら負けです。

3つめにご紹介する楽しい遊びは「家フェス」です。音楽の趣味があう参加者同士なら、アイドルやアーティストのライブDVDを流して家フェスを楽しみましょう。2人でも大人数でも楽しめますが、ご近所や他の階の住人に迷惑にならないよう、大声を出さない・バタバタしすぎないなどの配慮は忘れずに。

ライブTシャツに着替えれば、雰囲気があがること間違いなしです。ペンライトなどの小道具やお菓子を持ち寄って楽しむのもよいですね。

4つめにご紹介する楽しい遊びは、室内の楽しい遊びの代表格である「テレビゲーム」。2人で遊べることはもちろん、コントローラーを繋げば複数人でプレイできます。パーティーゲームソフトなら操作が簡単なものも多く、普段ゲームをしない人でも楽しめますよ。

5つめにご紹介する楽しい遊びは、「たこ焼きロシアンルーレット」。その名の通り、たこ焼きに唐辛子などの「ハズレ具材」を入れて楽しむゲームです。お家デートや家飲みでやると、盛り上がっておすすめですよ。こちらは2人から何人でも楽しむことができます。

どのたこ焼きにどの具材が入っているかわかってしまうと面白くないので、焼いてからシャッフルしたり、焼いている間だけ食べる側に目隠しをしてもらったりするなどの工夫をするとよいでしょう。「どれがハズレのたこ焼きだろう？」というドキドキ感が、たこ焼きパーティーをより楽しいものにしてくれること間違いなしです。

幼い頃から慣れ親しんだ室内での楽しい遊びと言えば「カードゲーム」や「ボードゲーム」ではないでしょうか？カードゲームの定番といえば「トランプ」や「UNO（ウノ）」。ボードゲームといえば「人生ゲーム」などが代表的ですね。2人でも大人数でも問題なく遊べる楽しい遊びの鉄板ですね。

可能であれば「ジェンガ」や「黒ひげ危機一髪」などのスリル満点のおもちゃを用意してもよいですね。「負けた人は一発芸をする」などの特別ルールを設ければ、より盛り上がれます。子どもの頃に戻ったつもりで、懐かしのゲームを楽しみましょう！

ざっと挙げただけでも、室内でできる楽しい遊びがたくさんあることがわかりました。しかし、これらの遊びをローテーションするだけでは、次第にマンネリ化してしまいますよね。

そこでおすすめなのが「室内施設」です。なにも、自宅の部屋のなかだけが「室内」ではありません。同じ室内でも、室内施設を使うことでよりアクティブな楽しい遊びが可能になります。自宅と違ってお金がかかりますが、その分遊びの幅が広くなりますし、日頃の運動不足解消にももってこいです。自宅での遊びに飽きてしまったら、ぜひ室内施設に足を運んでみてください。

1つめにご紹介する楽しい遊びは、近年流行しているスポーツ「ボルダリング」。専用シューズやチョーク（のぼるときに手につけて使う粉）が必要になりますが、持っていなくても大丈夫。レンタル可能なボルタリングジムはたくさんあるので、手ぶらで楽しめますよ。必要なのは動きやすい服装とお金だけです。

安全に楽しむための初回講習を行っているところがほとんどなので、予約が必要かどうか事前に問い合わせておきましょう。2人でも大人数でも楽しめますが、ボルダリングジムの規模や混雑具合によっては断られてしまう可能性もあります。他のお客様もいますから、人数が多い場合はいきなり行くのではなく、混雑具合を確認しておくと安心です。

2つめにご紹介する楽しい遊びは「卓球」です。友達同士で気軽にできるスポーツの定番ですね。スポーツ施設や温泉などでやるものというイメージも強いですが、実は漫画喫茶などにも設置されている身近な遊びなんですよ。

ラケットやピンポン玉も貸してくれるので、動きやすい服装で行けばOK。「室内で体を動かして遊びたい！」と思ったときに気軽にできる遊びです。2人～4人で楽しめることはもちろん、ローテーションすれば大人数でも問題なく遊べますよ。

3つめにご紹介する楽しい遊びは、大人数での遊びの定番「ボーリング」。ルールもわかりやすく、年代問わず楽しめる遊びですね。レーンを分けてチーム対抗戦を行ったり、トーナメント形式で戦ったりと楽しみ方も豊富。ハイスコアを獲得したチーム・人への景品を用意しておくと、さらに盛り上がります。

2人でも遊べますが、大人数になればなるほど白熱しワイワイ楽しめる印象です。ゲーム数が多すぎると、疲れたり中だるみしてしまったりする原因になるので、「物足りないな」と思えるくらいのところで切り上げるのがおすすめです。

4つめにご紹介する楽しい遊びは、「カラオケ」です。2人～大人数で楽しめる遊びの定番ですね。好きな歌を歌いながらおつまみを食べたり、ドリンクを飲んだりする時間は、最高のストレス発散になります。仲間内にカラオケが苦手な人が多い場合は不向きですが、そうでなければ多くの人が盛り上がれる楽しい遊びと言えるでしょう。

ただし年代が違う人や音楽の趣味が合わない人とのカラオケは、かえって苦痛になってしまうというデメリットもあります。誰でも一度は聞いたことのあるような曲を歌えるようにしておくと、その場の空気を悪くすることもなく安心です。好きな曲を思い切り歌いたいのであれば、音楽の趣味が合う友人同士で行くのがおすすめ。

5つめにご紹介する楽しい遊びは「漫画喫茶」です。漫画や雑誌、インターネットなど、ゆったりと時間を過ごすのにぴったりなアイテムが揃っています。お店によっては、マッサージチェアがついているところも。パック料金にドリンクバー代が組み込まれているところも多く、ソフトドリンク飲み放題で半日潰せます。

個室ブースはさほど広くないので、大人数よりも2人でいくのがおすすめ。雨の日の室内デートにもぴったりですよ。

6つめにご紹介する楽しい遊びは「屋内アスレチック施設」です。「外に出たくないけど思いっきり体を動かして遊びたい！」と思ったときにおすすめ。屋内アスレチック施設では、ボルダリング・卓球・バドミントンなどといった定番から、トランポリンなど普段の生活ではあまり触れないようなものまで幅広いスポーツが楽しめます。

屋内のアスレチック施設は「子どもが楽しむためのもの」というイメージがありますが、行ってみると大人も一緒に楽しめるものがたくさんあるんですよ。天候や気候を気にする必要もないので、思い立ったときにいつでもいけます。日頃の運動不足を遊びながら解消にも、もってこいですよ！

「大人が室内でできる楽しい遊び20選」をご紹介しましたが、いかがでしたか？2人から大人数で道具を使わずにできる楽しい遊び・身近な道具を使ってできる楽しい遊び・カードゲームやボードゲーム・室内施設を使う楽しい遊びなどたくさんの「室内でできる楽しい遊び」がありましたね。

室内の遊びに悩んだときや、友人を自宅に招くとき・家飲みをするとき・雨の日のお家デートをするときは、ぜひ本記事でご紹介した楽しい遊びを実践してみてくださいね。今回ご紹介した遊びだけでなく、学生時代に流行っていた遊びに独自ルールを加えるなどして楽しむのもおすすめです。懐かしさも加わって、盛り上がること間違いなしですよ。室内でできる楽しい遊びを実践して、大切な友人や恋人との時間を目いっぱい楽しみましょう！