『名探偵コナン』本堂瑛祐とは
『名探偵コナン』に登場する本堂瑛祐とは、蘭や園子と同じクラスに転校してきた帝丹高校2年B組の生徒です。中性的な容姿に目が特徴的で丸眼鏡を着用しています。
10年ほど前までは母と共に奥平角蔵の家で住み込み家政婦をしていた母と暮らしていましたが、母が亡くなってからは大阪にいる父に引き取られました。東京に来た理由は失踪した、たった1人の姉弟である姉・本堂瑛海(ほんどう・ひでみ)を探していて、姉に似たアナウンサーの水無怜奈を追っていたためでした。
『名探偵コナン』本堂瑛祐の声優
『名探偵コナン』本堂瑛祐の声優は野田順子さんです。ボーイッシュな女の子や少年の声を担当することが多く、1993年に青二プロダクションから声優デビューしました。また、大阪府出身のため関西弁のキャラクターも得意としています。
#NowPlaying Get it! / Get it! / 野田順子 #これ聴いてるんだからねっ！ pic.twitter.com/mMUBH2repx
— 壁＠午後はﾃﾞｶﾌｪ (@cave_vm4_e12) October 13, 2017
声優の置鮎龍太郎さんは高校時代の野田さんの2つ上の先輩です。たまたま野田さんの担任が置鮎さんの副担任をしていた縁から青二塾のパンフレットをもらい青二塾大阪校に入校します。いくつかのプロダクションに所属していたことがありますが、現在はフリーとして活動しています。
『名探偵コナン』本堂瑛祐の正体は？
『名探偵コナン』本堂瑛祐の正体はなんなのでしょうか？本堂瑛祐はとてもドジで自他ともに認める不幸体質と言われていますが、頭は切れるらしくコナンから警戒されていました。誰に対しても軽い敬語で話しますが、興奮すると人が変わったかの様に口調が荒くなりました。ドジは演技なのでしょうか？
コナンからは黒の組織のメンバーでは無いかと警戒されていましたが、のちに黒の組織とは関係ないことが分かります。本堂瑛祐の正体は組織に潜入しているCIAの捜査官・水無怜奈こと本堂瑛海の弟だったのです。父と姉がCIAであることが分かった今はアメリカに留学すると告げて帝丹高校を去りました。
『名探偵コナン』本堂瑛祐の家族
『名探偵コナン』姉は本堂瑛海で水無怜奈だった
『名探偵コナン』本堂瑛祐の姉は水無怜奈こと本堂瑛海です。CIAの潜入捜査官として黒の組織に潜り込みキールとして活動しています。表向きはテレビアナウンサーの水無怜奈として活動しています。本堂瑛祐が姉を探す際に血液型をヒントにしていましたが、本堂瑛祐はO型で水無怜奈はAB型でした。これには訳がありました。
『名探偵コナン』父はCIAのイーサン・本堂
『名探偵コナン』の本堂瑛祐と瑛海の父はイーサン・本堂といい、瑛海と同じCIAで黒の組織に潜入していました。瑛海の失態により瑛海が殺したように見せかけて自決してしまいました。この件がキッカケで瑛海は組織に認められコードネームをもらいました。また、父・イーサンは『あの方』と直接連絡を取れるくらいの実力であったと言われています。
『名探偵コナン』本堂瑛祐の血液型の謎
本堂瑛祐は姉を探す際に血液型も手がかりにしていました。昔、本堂瑛祐が交通事故で輸血が必要だった際に姉が血を分けてくれたことから自分も姉もO型であると思い込んでいました。姉だと思っていた水無怜奈の血液型はAB型だったため水無怜奈は姉ではないと言っていました。
また一からやり直しかと思われる展開でしたが、実は隠れた真実がありました。本堂瑛祐は昔、白血病を患い骨髄移植でHLAを移植したために血液型がO型からAB型に変わっていたのでした。その為、姉である水無怜奈こと本堂瑛海から輸血してもらう事ができ、この事を知らなかった本堂瑛祐はずっと血液型はO型だと勘違いしていたのでした。
『名探偵コナン』本堂瑛祐登場回その①
本堂瑛祐の初登場回である『もう戻れない二人』はアニメ429話と430話で放送されました。蘭のクラスに転校生が来たことを知らなかったコナンは水無怜奈に似た少年だと聞かされ警戒心を抱きます。ところが、来た少年はあまりのドジっぷりでコナンは巻き込まれ、周りの人間も苦労します。
そんな中、毛利探偵事務所に居なくなった恋人を探してほしいという依頼が入ります。本堂瑛祐も含めてコナンたちは2人が出会った群馬のとある場所に向かいます。コナンは雪に覆われた車を発見し車内を覗くと、そこには依頼人の恋人がいましたが既に息を引き取っていたのでした。
蘭と初めて出会った時から本堂瑛祐は蘭に好意を寄せていましたが、それを察知していたコナンによって何かと阻止されます。これは本堂瑛祐が登場する度に定番化となりました。
『名探偵コナン』本堂瑛祐登場回その②
本堂瑛祐やコナンたちが曰く付きの別荘に行くエピソード『封印された洋窓』はアニメ446話と447話で放送されました。以前にも事件があった群馬にある鈴木財閥の別荘に向かうコナンや本堂瑛祐たちですが、とある理由から別の曰く付きの別荘に行くことになり事件に巻き込まれます。
このエピソードでは、冒頭からジャンケンに連続して負けて荷物持ちにされてしまう本堂瑛祐の姿が見られます。また、梯子を登ったら落ちてしまうなどドジっぷりは健在です。また、コナンの行動を監視したりと不可解な行動を起こしたりもするため、このエピソードでは園子も山村も眠らされることなく事件解決をしました。
『名探偵コナン』本堂瑛祐登場回その③
本堂瑛祐と水無怜奈に焦点を当てたエピソード『黒の組織の影』シリーズは462話～465話で放送されました。このエピソードは事故を起こして意識不明の水無怜奈について捜査するFBIや水無怜奈が姉ではないかと嗅ぎまわる本堂瑛祐の姿が描かれています。
コナンは本堂瑛祐のある行動に既視感を覚えますが、本堂瑛祐は水無怜奈と同じ行動をしていた為に2人には何か関係があると推測します。何かと情報を引き出そうとする本堂瑛祐を警戒してコナンは手の内を見せないようにします。また、このエピソードでは水無怜奈がコードネームももらうキッカケになった事件の内容が分かります。
『名探偵コナン』本堂瑛祐登場回その④
本堂瑛祐の正体、家族の謎や水無怜奈との関係が明らかになるエピソード『赤と黒のクラッシュ』はアニメ491話～504話で放送された長編的なエピソードとなっています。本堂瑛祐はこのシリーズでほとんどの話に登場しています。
このシリーズでは、本堂瑛祐が本格的に姉・本堂瑛海を探し始め蘭やコナンたちも協力します。本堂瑛祐と水無怜奈の関係が気になるコナンは水無怜奈のファンである庵野の元へ向かいますが、血液型の件で意外な事実が発覚します。
ついには水無怜奈が入院している病院まで見つけ出した本堂瑛祐は真夜中に水無怜奈の病室に忍び込みますが、その際に水無怜奈の口から意外な発言が出てきます。そして、FBIによって本堂瑛祐と父・イーサンの過去が明らかになりました。
『名探偵コナン』本堂瑛祐登場回その⑤
病み上がりの本堂瑛祐の復帰祝いとしてカラオケBOXに行くエピソード『カラオケボックスの死角』はアニメ507話と508話で放送されました。書店に寄り道したコナンと少年探偵団は蘭と園子に偶然会います。そこには本堂瑛祐の姿がありましたが、彼の正体を知っているコナンは警戒する素振りは見せませんでした。
また事件に遭遇したコナンたちですが、コナンが園子を眠らせて無事に事件を解決させます。帰り道、コナンと話をする本堂瑛祐はCIAになるためにアメリカに留学しようと思うと言います。そして、一目惚れした蘭に告白しようと考えている本堂瑛祐に対してコナンは『ダメだ』ときつく言います。
その言葉を聞いた本堂瑛祐は毛利小五郎やコナンに近づいた理由やコナンのことを独自に調べ上げて、コナンが工藤新一であることに気付いていました。協力者にはなりませんでしたが、コナンの正体が工藤新一であることを自力で見抜いた数少ない人物であります。
『名探偵コナン』本堂瑛祐を紹介してみた
いかがだったでしょうか？ここまで、『名探偵コナン』本堂瑛祐の正体や家族関係や登場回を紹介していきました。『カラオケボックスの死角』以来、登場することがなくなった本堂瑛祐ですが、再登場する日は来るのでしょうか？ドジっぷりも魅力の１つである本堂瑛祐ですが、ドジが抜けた人物として再登場したら面白いですね！
