【名探偵コナン】ベルモット初登場までのあらすじ
ベルモットの初登場回は、アニメ第176~178話の「黒の組織との再会」です。ただし、ベルモットとしてではなく「クリス・ヴィンヤード」という名前で登場しています。
コナンと灰原は下校の途中でジンの愛車である黒のポルシェを見つけ、取り付けた盗聴器と発信機で追跡します。ジンにすぐ見つけられてしまい追跡は断念しますが、盗聴器から聞こえてきた「ピスコ」と呼ばれる仲間が、杯戸シティホテルで暗殺しようとしていることだけは分かりました。そのピスコの補佐役を担っていたのが、ベルモットことクリス・ヴィンヤードです。
現場に犯人だと分かる証拠品を残してしまったピスコの失態を、事情聴取でも疑われないよう機転を利かせてフォローしました。この回は、ジン・ウォッカ・ピスコ・ベルモットという黒の組織のメンバーが多数登場する、名探偵コナンの中でもすごく緊張感のある物語となっています。
【名探偵コナン】ベルモットの基本プロフィールを紹介
【名探偵コナン】ベルモットの経歴プロフィール
コードネーム:ベルモット (Vermouth)
本名:クリス・ヴィンヤード(シャロン・ヴィンヤードと同一人物)
誕生日:不明
年齢:不明(クリスでは29歳)
身長:不明
体重:不明
黒の組織内の女幹部として、得意の変装術を使い、情報収集や暗殺などを主に担当しています。表向きはハリウッド女優として知られ、同じくハリウッド女優の母親「シャロン・ヴィンヤード」の娘として、鳴り物入りでデビューしました。
【名探偵コナン】ベルモットの人物像や特徴
アカデミー賞を受賞している、ハリウッド女優が表の顔です。ネタバレをすると、クリスの正体は「シャロン・ヴィンヤード」と同一人物で、母と娘を一人二役で演じているのです。金髪ロングが特徴的なアメリカ人ですが、流暢な日本語も使いこなします。
役作りのために弟子入りした黒羽盗一直伝の変装術を巧みに使い、千の顔を持つ魔女と呼ばれるほどです。ミステリアスなのに、どこか可愛い雰囲気を持っている不思議な女性です。愛車はハーレーダビッドソン・VRSCで、板倉氏との取引を爆死したテキーラから引き継いでいました。そして、キールこと水無怜奈をスパイではないかと疑うなど、洞察力にも優れています。
【名探偵コナン】ベルモットの関係図
【名探偵コナン】コナンとの関係・ネタバレと考察
ベルモットは、新一がコナンになる以前に出会っています。それは新一が蘭と二人でNYへ旅行へ行った時のことです。初めは「シャロン・ヴィンヤード」として、有希子・新一・蘭を上映前に舞台の楽屋を案内するという形で登場しました。
その後、とある理由でNYに出没する通り魔に変装し、危うく階段から転落しそうになったところを、蘭と新一(コナン)に助けられるのです。一度は殺そうとした2人が、なぜ自分を助けようとしたのか問うたベルモットに、新一(コナン)は、はっきりとこう言い放ちます。
「人が人を助ける理由に・・・論理的な思考は存在しねーだろ?」
これがベルモットとコナンの関係性に深く関わってくる出来事となり、ベルモットがコナンのことを「シルバーブレット」と呼ぶ理由にも繋がってきます。
では、そもそも「シルバーブレット」とはどういう意味なのか。日本名では銀の弾丸と呼ばれるカクテルの一種で、狼男や悪魔を一撃で倒すことが出来るとされているものの例えとして使われています。ベルモットは黒の組織を悪魔のように見立てて、これを倒すことができる「シルバーブレット=コナン」という意味で、そのように呼んでいます。
【名探偵コナン】ジンとの関係・ネタバレと考察
ベルモットとジンの会話には、恋人かのような意味深な台詞も数多く存在しますが、公式に書かれているものはありません。また、秘密主義のベルモットに対して、ジンが苛立ちを募らせていることも多いのですが「あのお方」のお気に入りでもあるため、ある程度は容認している様子でした。
シルバーブレットとして一目置いているコナンに対して、ジンの目が向かないように誤魔化したシーンでは、ベルモットに対して疑いの目を向けていました。秘密は秘密のまま、話の本質にあえて踏み込まずに、お互いをけん制しながら会話することが多い2人です。
【名探偵コナン】バーボンとの関係・ネタバレと考察
公安警察から黒の組織に潜入捜査中の安室透(本名:降谷零)ことバーボンとは、任務遂行のパートナーに近い存在です。ジンや組織の他のメンバーと時とは少し違い、バーボンと喋る時のベルモットの口調は少し可愛い感じになることもあります。
ベルモットとバーボンは、お互いに大きな秘密を抱えているという共通点もあるので、通じる部分が大きいのかもしれません。
また2人は、お互いの目的のため協力関係になることも、しばしばあります。バーボンの宿敵である赤井秀一死亡が真実かを確かめるために、彼を赤井そっくりに変装させたり、逆に灰原哀(シェリー)抹殺のため、バーボンに協力を仰いだこともありました。
ベルモットとバーボンの間には、エンジェル(蘭)とシルバーブレット(コナン)に危害を加えないという約束が取り付けられています。そして、ベルモット最大の秘密をバーボンが握っているということも匂わせています。
バーボンとベルモットは、組織の今後に大きく関わっていくキーパーソンになりそうです。
【名探偵コナン】あの方との関係・ネタバレと考察
「あのお方」に特別に目をかけられているのが、ベルモットです。ジンの口からも、ベルモットについて「あのお方」のお気に入りというフレーズが出るほどです。
「どうやら私はお前を自由にさせ過ぎたようだ。私の元へ帰ってきておくれ ベルモット。」
「あのお方」から届いたメールで分かるように、ベルモットの行動に対しては、ある程度の自由が認められている関係性です。この文面だけでも、「あのお方」に可愛いがられているのが分かります。
『名探偵コナン』最大の謎の一つでもあった、黒の組織のボスとされる「あのお方」の存在です。ネタバレになりますが、これはアニメ 942話「マリアちゃんを探せ!(後編)で烏丸連耶(からすま れんや)だと正体が判明しました。
【名探偵コナン】工藤有希子との関係・ネタバレと考察
工藤有希子とベルモットは、親友ともいうべき間柄です。有希子が役作りのために有名なマジシャンに変装術を学びにきた同時期に、ベルモットことシャロン・ヴィンヤードも、同じような目的で弟子入りしました。そこから旧知の仲となりました。
ところが、新一が幼児化した元凶でもある組織にシャロン(ベルモット)がいると分かり、そこから2人の関係に変化が生じていきます。
それが良く分かるのが、アニメ第701~704話の「漆黒の特急(ミステリートレイン)」シリーズです。裏切り者のシェリー抹殺のため行動をするシャロンと、その計画を何としても阻止したい有希子の変装術合戦がかなり見ものです。有希子はお得意の可愛い演技でベルモットを翻弄しつつ、話の本題に踏み込んでいく会話術も、さすがでした。
黒の組織が絡む話だと必然的に重く暗くなりがちですが、この2人が出てくると親友同士のケンカにしか見えないのが不思議です。普段は謎めいた雰囲気をまとっているベルモットも、有希子と話すときは等身大のような感じで可愛いです。
【名探偵コナン】毛利蘭との関係・ネタバレと考察
ベルモットにとって蘭は「エンジェル」と呼ぶ大切な存在です。
NYで通り魔に変装したベルモットが、階段から転落しそうになったところを、蘭が咄嗟に助けました。しかも、銃口を向けて殺そうとしたにも関わらずです。
これまでの人生において、ベルモットにとってのエンジェルとは、決して自分に微笑んではくれない存在でした。組織の中にも、自分を救ってくれるような存在はいなかったのかもしれません。しかし、後先考えずに助けてくれるエンジェルが現れた、それが蘭だったのです。
ベルモットの台詞の中には「神様」と「エンジェル」の両方が出てきますが、可愛い雰囲気の中にも行動力のある芯の強さを感じ取ったからかもしれません。
【名探偵コナン】ベルモットVSコナンをおさらい
【名探偵コナン】アニメ第345話 「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」ネタバレと考察
ある日、毛利探偵事務所に「季節外れのハロウィンパーティー」の招待状が届きます。満月の夜に船上で行われるパーティーの開催するというものしでした。そして「無能な探偵 毛利小五郎殿」という挑発的な文面で綴られていました。
差出人の「Vermouth」に心当たりはないものの、自分に対する挑戦状と受け取った小五郎は、意気込んで参加することになります。お化けや怪物が苦手な蘭は参加するわけもなく、園子と2人で参加することになりました。
時を同じくして、「Vermouth」から、コナンのところにも同じ招待状が届きます。差出人を英語読みすると「バームース」ですが、原産のイタリア語では「ベルモット」です。
つまり、組織の人間である、ベルモットからの手紙だったのです。哀はそれを聞いて、明らかに動揺し怯えます。ハロウィンパーティーへの参加を制止しますが、時計型麻酔銃で眠らされてしまいます。なぜなら、コナンはどうしても行かない訳にはいかなかったからです。
その理由とは、届いた招待状にありました。封筒と招待状の宛名は「工藤新一」にも関わらず、中に入っている手紙の出だしは「江戸川コナン」でした。つまり、ベルモットに江戸川コナン、そして灰原哀の正体がバレてしまっているという、何よりの証拠でした。
そしてパーティー当日、小五郎と園子はハロウィンに相応しい仮装とメイクを施し、パーティーが開催される会場へと向かいます。記帳のため並んだ列で、メデューサと透明人間の仮装をした2人と知り合いになりました。この透明人間、なんと自分の名前を「工藤新一」と記帳したのです。
そして動き出した船内では、タロットカードの種類でチームに分かれて犯人当てゲームが始まります。小五郎と園子の「デビル」チームは、メデューサ・透明人間に加え、ミイラ男・狼男・フランケンの7人です。チームでの団体行動は必須のはずが、気づくとミイラ男・狼男・フランケン3人の姿が見当たりません。
探したトイレでフランケンを発見し、個室から飛び出してきた狼男も見つけましたが、わき目もふらず、トイレから出ていってしまいました。その後、バーで「シルバーブレット」を飲んでいる狼男を見つけ、話しかける小五郎たちでしたが、何も答えず狼の遠吠えにきょろきょろするばかりでした。
その時、パーティーの主催者であるプロデューサーが何者かに殺害されるという事件が発生します。遺体に残されていた「デビル」のタロットカードから、小五郎は自分たちのチームの中に犯人がいると推理します。小五郎が調べた結果、ミイラ男だけがカードを所持しなかったため、彼が犯人だとするのです。しかし、透明人間が突然「犯人は別にいる」と言い出しました。
包帯の下から現した姿は「工藤新一」でした。持ち前の推理力でトリックを全て暴き、シルバーブレットを飲んでいたのは実は包帯男が狼男の仮装をさせられていた姿で、真犯人は狼男だと突き止めたのです。
動機は、自分が好きだった幽霊船長シリーズを、プロデューサーが勝手に終わらせてしまったという逆恨みによるものでした。確かに恨みつらみは募らせていたものの、狼男には殺意まではありませんでした。
ところが、掲示板に書き込んでいた恨み節をベルモットから目をつけられ、犯行を実行するように暗に脅されていたというのです。
そして、更なる驚きの事実が発覚します。見事に真犯人を推理した「工藤新一」の正体は、なんと服部平次の変装でした!新一の母・有希子が持ち前の変装術で、平次を新一そっくりに仕上げていたのです。
この新出医師は、ベルモットの変装だったのです!とある事件について、関係者なら知っているはずの「新出医師」が知らなかったため、偽物だと正体を見破ることが出来ました。その真相は調書には書かれず、秘密にされていたからです。
そして、英語教師のジョディ・サンテミリオンの正体は、FBI捜査官であるジョディ・スターリングであることも判明しました。彼女は20年前に両親をベルモットに殺害され、証人保護プログラムを使って別人として生活していたのでした。
ジョディの口癖と思われていた"A secret makes a woman woman..."という言葉は、実はベルモットが残した言葉だったのです。
さらにジョディの両親を殺害した当時から20年は経っているはずが、ベルモットが歳をとっていないという衝撃的な事実が発覚。この謎は秘密にされたままです。
ベルモットとジョディの攻防は、ジョディ優勢とみられていました。しかしベルモットの変装術と組織の仲間であるカルヴァドスの参戦によって、形勢が逆転します。ジョディは負傷し、窮地に立たされます。
そこで登場しジョディを救ったのは、コナンです。なんとジョディの車に同乗していた「哀」は、コナンの変装だったのです。何とかコナンが加わったことで、ジョディとベルモットの勢力が拮抗します。
そこへ、本物の哀が現れます。隠し持っていた追跡眼鏡で、コナンの後を追ってきたのです。ベルモットと哀へ注意が分散した隙を狙って、ベルモットが麻酔銃でコナンを眠らせ裏切り者のシェリーこと哀を抹殺しようとします。
その時、蘭がジョディの車のトランクから飛び出し、カルヴァドスの銃撃を見事にかわしながら、必死で哀の元へ駆け寄ります。
その光景を見たベルモットは、「カルヴァドス 待って!」と必死で叫びます。聞く耳を持っていないと判断するや否や、威嚇射撃に似た行動にも出ました。
ベルモットはそんな蘭に対して、強い口調で何度も何度も哀から離れるように言い、当たらないように銃も撃ちますが、一切動こうとしませんでした。
業を煮やして、「Move it, Angel!!」とベルモットは必死で叫ぶのです。
蘭はジョディの正体に気づいていたわけではなく、ジョディの部屋に張られていたコナン・新一・哀と自分の写真を見つけ、狙われているのではないかと考えたのです。
蘭に気を取られていた隙に赤井秀一が現れ、またしてもジョディ有利な状況になりますが、眠っているコナンを人質に取ってベルモットは逃走しました。
人目につかない場所で組織のボスにメールを打ったところで、ベルモットはコナンの異変に気付きます。コナンのつけている心電図モニターと発信機・録音機が連動させた装置を身に着けていたのです。そして、負けを認めたベルモットはコナンと賭けをします。
睡眠ガスを吸ってコナンが先に目が覚めたら、警察を呼んでボスのところへ乗り込むという賭けです。可能性としては50%と思える賭けでしたが、ベルモットには銃で自分の足を撃つことで、睡眠ガスから免れるという勝算あってのことでした。
そして、足を負傷したためジンに連絡を入れた際に、「工藤新一ってガキ知ってるか」と問われます。ハロウィンパーティーに潜入していたウォッカからの報告があっての、ジンからの問いでした。しかし、コナンの正体を知っているはずなのに知らないと答えます。なぜか組織に報告はせず、秘密にしたのです。
赤井秀一を殺そうとNYで通り魔に変装して転落しそうになった時、助けてくれたのが新一(コナン)と蘭だったからです。もちろん、通り魔の正体がベルモットだとは、2人は知りません。
しかし、ベルモットにとって、新一(コナン)が長い間待ち望んだシルバーブレットになってくれるかもしれないという期待を持ったというのは確かでした。
【名探偵コナン】ベルモットの謎を考察
【名探偵コナン】ベルモットの年齢が不詳? ネタバレと考察
ベルモットの実年齢は、不明となっています。
元女優で可愛い雰囲気の有希子が37歳なので比べるのが難しいです。見た目は年上に見えるので、ベルモットこと「シャロン・ヴィンヤード」は40歳を越えていると推定はできます。
ただ、このシャロンの正体はベルモットの変装です。20年前にBI捜査官であるジョディ・スターリングの両親を殺害した当時から、見た目的には全く歳をとっていませんでした。その中身と見た目の不釣り合いさを解消するために生み出されたのが「クリス・ヴィンヤード」です。シャロンの娘とされていますが、これがベルモットの本来の姿です。
【名探偵コナン】ベルモットと「あの方」との謎の関係・ネタバレと考察
「あのお方」に特に目をかけられているベルモット。しかし、どういう関係なのかは今のところ明らかにされていません。
アニメ783話「緋色の真相」で、バーボンが口走った台詞で
「組織のメンバーが知ったら驚くでしょうね、まさかあなたがボスの…」
と言っているので、「あのお方」=ボスと近しい関係ということはうかがい知れました。
【名探偵コナン】ベルモットが幼児化の報告をしない謎・ネタバレと考察
APTX4869を使うと幼児化する可能性がるという事実を組織には秘密にしていますが、その真意は明らかにされていません。
理由として考えられるのは、コナンに何かしらの危害が加わるのを恐れているからです。
ベルモットにとって、コナンは銀の弾丸(シルバーブレット)、
組織を壊滅させてくれる希望なのです。
【名探偵コナン】ベルモットの名言・名シーンを紹介
"A secret makes a woman woman."
"A secret makes a woman woman..."ベルモットの代名詞とも言える、こちらの台詞は日本語では「女は秘密を着飾って美しくなる」と訳されています。まさに秘密主義者のベルモットらしい言葉のチョイスです。
初登場は、アニメ230~31話「謎めいた乗客」の中で、ジョディが犯人に対して言った台詞です。のちに、これはジョディがベルモットの台詞を引用したものと分かりました。
ベルモット本人が言っているのは、アニメ第345話「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」です。ジョディとベルモットの直接対決の場面で登場しました。ベルモットは20年前、ジョディ捜査官の両親を殺害したとき、遭遇した彼女に残した言葉がまさに「"A secret makes a woman woman..."」だったのです。
2発なんていらないわ… シルバーブレットは…1発あれば十分よ…
「2発なんていらないわ…シルバーブレットは…1発あれば十分よ…」
アニメ第504話「赤と黒のクラッシュ 殉職」で出てきた、ベルモットの心の声です。もともと「シルバーブレット=赤井秀一」だと考えられ、警戒されていました。その赤井秀一がキールの手によって殺害されたため、組織にとっての脅威がなくなったのです。
しかし、ベルモットにとってのシルバーブレットとは、江戸川コナン(工藤新一)のこと
です。たとえ赤井秀一がいなくなったとしても、特に支障はないという意図での言葉だったと考えられます。
貴方は私の…宝物だから…そう…この世でたった2つのね…
「貴方は私の…宝物だから…そう…この世でたった2つのね…」
アニメ第867話「裏切りのステージ(後編)」で、梓に変装したベルモットが心の中で呟いた言葉です。この「たった2つ」というのは、もちろん蘭とコナン(新一)のことです。いかにベルモットが2人を大切にしているかということが伝わります。
この前のシーンで、ベルモットが「エンジェル」と呼んでしまったため、本物の梓ではないと蘭が気づき、正体を問おうとするのですが、それを制止する台詞の後に出てきました。それほどエンジェルは、ベルモットにとって欠かせない存在なのです。だからこそ、純真無垢で可愛い蘭を危険なところへ踏み入れてほしくありませんでした。
いつもは完璧であるはずのベルモットが、このような失敗をしてしまうというのは、かなり珍しいことです。同行していたバーボンが、その場にいた沖矢昴に異常な敵対心を持っていたことも気になっていたのかもしれません。人間らしい可愛い部分も垣間見えました。
【名探偵コナン】ベルモットの声優
名探偵コナン・ベルモットの声優は小山茉美
#同じ声優でキャラ二人晒せ
— マグロ丼大盛り (@Magurodon0803) December 26, 2019
則巻アラレ(Dr.スランプ アラレちゃん)
ベルモット(名探偵コナン) pic.twitter.com/9X25SWTkaj
ベルモットの声を担当しているのは、小山茉美さんです。1974年に「一休さん」の桔梗屋弥生(初代)でデビューされて以来、長き渡り第一線で活躍されている大ベテラン声優で、報道ステーション(テレビ朝日系列)やポツンと一軒家(テレビ朝日)のナレーションとしても有名です。
小山茉美の出演作品
エスメロード(セラムン)とベルモット(コナン)が同じ声優なのはわかる。
— みき✝️ (@shaaami_future) June 14, 2020
だがランチ(ドラゴンボール)とアラレちゃん(Dr.スランプ)と同じとな…?
ランチは変身後は確かにそうだがアラレちゃん… pic.twitter.com/Liz2M64Inm
小山茉美さんが担当されたキャラクターの中で、有名なものとして『Dr.スランプ アラレちゃんシリーズ』の則巻アラレです。ベルモットとは似ても似つかないぐらいの愛らしくて可愛い声です。『キテレツ大百科』の初代コロ助も担当されていました。コロ助もどちらかと言うと、則巻アラレに近いです。
『美少女戦士セーラームーンR』のエスメロード役をされていたのも、小山茉美さんです。エスメロードは悪女という立ち位置だったので、ベルモットに近い雰囲気の声でした。アニメオリジナル設定の「高笑いがうるさい女」というのも、小山茉美さんにピッタリでした。可愛いキャラクターから悪女まで、本当に幅広く演じられています。
【名探偵コナン】ベルモットは謎多き人物
『名探偵コナン』に登場する、謎多き女性「ベルモット」はまだ秘密のベールに包まれた部分が多く存在しています。
女幹部として冷徹な一面を見せる一方で、シルバーブレッドとしてコナンを守ろうという言動をしたりと、さすが「千の顔を持つ魔女」です。真意が見えてきません。バーボンが言っていた「あのお方」や世良メアリーとの関係についても、とても気になるところでしょう。
カッコ良く可愛いベルモットが持っているたくさんの謎について、どんな風に明らかにされていくのか、今後の展開に期待しましょう!