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ドゴン族

CATEGORY | ドゴン族

ドゴン族をわかりやすく紹介!シリウス神話や仮面って何の話?

2024.02.25

ドゴン族をご存知ですか?今回は神話の世界とも繋がっているドゴン族についてご紹介をし、ドゴン族が住んでいるマリ共和国やバンディアガラの断崖について、ドゴン族の社会やシリウス神話・仮面などの民族衣装・民芸品や関連書籍についてもご紹介をします。

  1. 【ドゴン族についてご紹介!シリウス神話や特徴的な仮面に関しても!】ドゴン族とは
  2. 【ドゴン族についてご紹介!】ドゴン族のいるマリ共和国とは
  3. 【ドゴン族についてご紹介!】ドゴン族のいるバンディアガラの断崖とは
  4. 【ドゴン族についてご紹介!】ドゴン族の社会について
  5. 【ドゴン族についてご紹介!】ドゴン族のシリウス神話について
  6. 【ドゴン族についてご紹介!】ドゴン族の仮面について
  7. 【ドゴン族についてご紹介!】ドゴン族の仮面などの民芸品は購入することも可能
  8. 【ドゴン族についてご紹介!】ドゴン族に関連する書籍:水の神―ドゴン族の神話的世界
  9. 【ドゴン族についてご紹介!】ドゴン族に関連する書籍:水の神―ドゴン族の神話的世界の口コミ
  10. 【ドゴン族についてご紹介!シリウス神話や特徴的な仮面に関しても!】まとめ
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今回は神話の世界とも繋がっているドゴン族についてご紹介をし、ドゴン族が住んでいるマリ共和国やバンディアガラの断崖について、ドゴン族の社会やシリウス神話・仮面などの民族衣装・民芸品や関連書籍についてもご紹介をしますが、ドゴン族とはどういった民族なのでしょうか。ドゴン族は、アフリカ大陸に住む民族で、現在で言うとマリ共和国のニジェール川流域に面したバンディアガラの断崖周辺で生活をしている民族です。
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アフリカには数多くの民族がおり、現在でも太古から変わらぬ社会や文化、生活を営んでいる民族も多くいますが、ドゴン族は特に天文学に関する知識の多さについて注目がされている民族です。また、独特な仮面などの民芸品や民族衣装もあります。今回はドゴン族のいる地域についてや、ドゴン族の社会、仮面に代表される民族衣装や民芸品についてもご紹介をしていきます。
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続いては、ドゴン族のいるマリ共和国とはどういうところなのかについてご紹介をします。マリ共和国はアフリカ大陸の西側に位置する国家で、共和制の国です。海に面していない内陸国で、周辺国としてモーリタニアやニジェール・アルジェリアなどが存在します。国土の30%以上は世界でも有数の砂漠であるサハラ砂漠となっており、砂漠の多い国であるとも言えます。
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マリ共和国はかつてフランスの植民地でありましたが、1960年に隣国のセネガルとともにマリ連邦として独立をし、その年にセネガルが連邦から離脱したためにマリ共和国となりました。初期は社会主義的な面が強かったマリ共和国ですが、軍事独裁政権を経て、1991年のクーデターにより民主化に成功し、現在ではアメリカでも有数の民主的な政府に数えられています。
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続いては、ドゴン族のいるバンディアガラの断崖についてもご紹介をしていきます。バンディアガラの断崖はマリ共和国の中央部に位置する地域で、ドゴン族の文化や自然環境が残っていることにより、世界遺産にも指定されている地域です。この後ご紹介もしますが、ドゴン族はイスラムやキリスト教系の神話ではなく、独自の神話・シリウス系の神話を保有しており、マルセル・グリオールが研究をし、紹介したことによりドゴン族やこの断崖周辺は有名になりました。
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続いては、ドゴン族の社会についてについてもご紹介をしていきます。ドゴン族の社会は共通の祖先と持つとされる大家族が最も小さい集団の単位となっています。その中で最年長の男性が集団の長になりますが、あくまでも代表者という立場で、強権的な存在ではありません。決定権も絶対的なものを持っているわけではなく、他の長老との合議で決めることが多いようです。
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この大家族が集まり、ムラを形成しており、そのムラが集まった地方がドゴン族には5つほどあるのですが、それらがまとまった国のような存在にはなっていません。
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続いては、ドゴン族のシリウス神話についてご紹介をします。ドゴン族の社会で重要な存在になっているのが神話です。ドゴン族の神話には天文学の最先端情報と酷似する言い伝えがあり、これがドゴン族の社会や民族が注目されるようになった理由となっています。ドゴン族の神話はシリウスに関することで、ポ・トロという星がシリウスの周辺を回っているというものがあり、このポ・トロは小さいながらもかなりの質量がある星だ、という伝承がありました。
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この伝承が、シリウスやシリウスの周辺に存在する白色矮星のシリウスBと一致するということで注目がされるようになりました。しかしながら、この話を世界的に伝えたマルセル・グリオール自身の知識が研究をし、ドゴン族と勾留をしているうちに何らかの形で混在してしまったのが理由なのではないかとも言われ、本当にドゴン族がシリウスやその周辺について正確に知っていたのか、ということは疑問視されてもいます。
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続いては、ドゴン族の仮面についてご紹介をします。ドゴン族は神話でも注目がされましたが、その他に仮面などの民芸品・民族衣装でも注目を集めている民族です。ドゴン族の仮面は大家族やムラ・地域ごとに違っており、ある仮面は、すっぽりと頭にかぶる帽子に前垂れがついており、目の部分があいているものだったり、またあるもの大きく長い耳がついているものであったりと100種類弱の仮面が存在するとされています。
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そんなドゴン族の仮面ですが、アフリカンアート・インテリアとして民芸品はネットでも購入することも可能となっています。ドゴン族の仮面はもちろん、薬箱や扉などがアフリカ系の雑貨ショップで販売されていますので、是非ご覧になってください。
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続いては、ゴン族に関連する書籍についてもご紹介をしていきます。今回ご紹介するのが、マルセル・グリオール著の水の神―ドゴン族の神話的世界です。マルセル・グリオールはこの本を執筆したことによりドゴン族を世界に広めました。この本はドゴン族の盲目の老賢者・オゴテメリとの対話を詳細に記述した本となっており、ドゴン族について知ることができます。
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続いては、ドゴン族に関連する書籍:水の神―ドゴン族の神話的世界の口コミについてもご紹介をします。
舞台は西アフリカのマリ。筆者は、辺境に住む謎めいた民族ドゴン族の調査を続けるうちに、その長老から気に入られ、ドゴン族が持つ古代からの叡智を伝授される。本書は長老オゴテメリへの11日間のインタビューという形を以って展開する。本書を読んで以来、ドゴンの地は、いつか行ってみたい私の憧れの土地となった。本書が書かれて半世紀以上、未だ神話的世界の中に暮らしている人がいるのだろうか。グローバリゼーションの進展が著しいが、このような美しい伝統が絶える事があってはならないと思わされる。ドゴンの地の永遠を祈って5点。 美しい神話的世界に興味を持つ人ならぜひともお勧めしたい珠玉の一冊である。

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ここまで、神話の世界とも繋がっているドゴン族についてご紹介をし、ドゴン族が住んでいるマリ共和国やバンディアガラの断崖について、ドゴン族の社会やシリウス神話・仮面などの民族衣装・民芸品や関連書籍についてもご紹介をしました。ドゴン族は現在も存在し、民族学者のマルセル・グリオールによって知られるようになったシリウス神話や特徴的な仮面なども有する民族ということがおわかりいただけたかと思います。
ドゴン族が非常に進んだ天文学の知識を持っていた、ということはあくまでも伝説で、実際に現在でも通用するような知識があったかははっきりしませんが、各国・各地域にあるような伝説的なシリウス神話や仮面を含めた伝説的な民芸品や民族衣装があることは間違いなく、世界遺産にも登録されている地域に住んでいる民族ですので、是非興味を持った方は関連する本や民族衣装・仮面などのドゴン族の民芸品を購入してみてください。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://rr.img.naver.jp/mig?src=http%3A%2F%2Fimgcc.naver.jp%2Fkaze%2Fmission%2FUSER%2F20160814%2F37%2F3078397%2F5%2F512x384x0d750dad0068a0b9b7efbd51.jpg%2F300%2F600&twidth=300&theight=600&qlt=80&res_format=jpg&op=r