埼玉県といえば、昔から何かといじられることの多い県。最近では「翔んで埼玉」という埼玉県の自虐ネタを盛り込んだコメディ映画も公開され、注目を集めています。本記事では、そんな埼玉に住んでいる人たちの県民性についてご紹介。性格から恋愛傾向、埼玉県民あるある、そしてなぜ埼玉県民は最悪と言われてしまうのかまで解説します。

関東の人は冷たいと言われがちですが、埼玉の男性は穏やかで優しい性格をしています。冷たい人は少なく、感情が安定していて静かなため、一緒にいて安心できる存在です。自己主張や個性も強くなく、とても親しみやすいです。また、基本的にはマイペースですが、周りに合わせることもできます。とにかく優しい男性をパートナーにしたいという方にピッタリでしょう。

埼玉県の男性は地元に対してさほど愛着がなく、埼玉に対して冷たいです。実際、都道府県別の愛着度ランキング2018ではワースト2位という結果に。なんと前年はワースト1位でした。地元埼玉県に対して固執していないため、転勤を言い渡されてもスムーズに受け入れるといいます。また、近くに大都会「東京」があることから、埼玉ではなく東京で仕事や学校などを探す人も多いようです。

埼玉の男性は地道に努力を積み重ねるのが苦手だとされています。また、自己主張が控えめなため、自分から何かを発信したり、率先して行動を起こしたりすることが少ないようです。元々出世欲も高くありませんので、仕事では他人からの指示を待つ人が多い傾向にあります。

埼玉は昔から東京の文化を取り入れてきたこともあってか、協調性の高い女性が多いと言われています。柔軟に対応できるため、どこの場所に行ってもすぐに馴染めます。さらに、優しい上に気配りもできますので、世渡り上手な方が多いです。家庭に入れば、良き奥さんとなってくれるでしょう。

埼玉は東京から近いため、最先端の流行がいち早く入ってきます。そのこともあってか、「流行のファッションや場所、食べ物などを一度試してみたい！」と好奇心旺盛な女性が多いです。好奇心旺盛な上にフットワークが軽いため、頻繁に旅行へ出かけるのも埼玉出身女性の特徴です。

埼玉の女性は、かなりの安定志向。大きな夢を掲げて走るよりも、自分のできる範囲内で地道に努力する方を好みます。リスクの大きなものには手を出さないため、静かに安定した家庭を持ちたいという方には最適の相手です。

埼玉出身の男性は、受身で恋愛には消極的な人が多い傾向にあります。自分から告白することが少なく、女性からアプローチを受けて交際を開始するそうです。また、恋愛においてもマイペースなため、恋人ではなく友達を優先することもしばしば。しかし、浮気をせず家庭を大事にする人が多いのも埼玉出身男性の特徴です。

埼玉出身の女性は男性とは真逆で、恋愛に積極的な人が多いです。好きな相手に対しては自分からアプローチをかけてアタックします。また、埼玉から出たいという人が多いため、同じ埼玉県民ではなく他県の人と恋愛する傾向にあります。また、一緒にいて楽しい人を好むようです。

埼玉県民はとにかく地元に冷たい上に愛着がないため、埼玉で起こる出来事にはほとんど興味を示しません。たとえ埼玉をバカにされても、ディスられても興味がないので、怒ることすらしないようです。ときには自分自身で埼玉をディスることも。

また、ご近所さんとの付き合いがドライなのも埼玉の県民性。マンションやアパートはもちろん、持ち家であってもあまり会話をしないようです。決して他人に冷たいというわけではなく、程よい距離感を保つことができます。基本的には優しい人が多いのでご安心を。ご近所付き合いが苦手という方には、ぴったりの地域でしょう。

毎年11月14日は埼玉県が昭和46年に制定した「埼玉県民の日」という記念日のため、お休みになります。その日を利用してディズニーランドへ行く人が多いようです。11月14日はディズニーランドにいるほとんどの人が埼玉県民だという噂も。

埼玉県は周りを別の県で囲まれているため、海がありません。その反動からか、海好きな人が多いと言われています。いつもは控えめで静かな埼玉県民ですが、海を見るとテンションが上がって大はしゃぎする人が多いようです。埼玉県民とデートする機会があるなら、デートコースに海を組み込むのがおすすめです。

埼玉県にはこれといった観光名所や自慢スポットがないことから、埼玉出身であることをコンプレックスに思う人が多いようです。できるだけ自分が埼玉出身なことを隠そうと、洋服にお金をかけるのも埼玉の県民性。そして、なぜかヒョウ柄の洋服購入率が全国で第一位だそうです。

埼玉県のなかでも特に中央地区・西部地区の人たちは、池袋を地元だという言うほど頻繁に利用するようです。交通弁がよく、遊ぶ場所も多いことから池袋に集まることが多いのだそう。また、埼玉県民がライバル視している千葉県民が少ないことも理由の1つなのだとか。

埼玉県民は穏やかで優しい性格で安定した人が多いですが、なぜ「最悪」「嫌い」と言われがちなのでしょうか？おそらくですが、埼玉県には様々な県の人が集まってくるからだと考えられます。

埼玉県は東京からほど近い上に家賃が安いため、仕事や学校などで他県から越してきた人は埼玉へ移住することが多いです。その結果、他県の県民性も混じってしまい、本来の良き埼玉の県民性が薄れてしまうのです。つまり埼玉県自体が最悪なわけでなく、色々な県民性が混ざっているからこそ「最悪」と言われやすくなるのだと考えられます。

また一部では、埼玉県出身だと問答無用でバカにされてしまうからマナーなんて気にしてもしょうがないといった考えがあるのでは？という説も。たとえそのような考え方を持っている人がいるとしても、すべての埼玉県民が当てはまるとは限りません。

おそらくですが、埼玉のことを最悪といっている人は表面しか見ていないのでしょう。もっと埼玉県について知り、埼玉県民とコミュニケーションを取ることで見方が変わるはず。埼玉県には穏やかで優しい人が多いですし、安定を求める人にとっては恋愛や結婚のパートナーにぴったり。

ご近所付き合いはドライですが、冷たいというわけでもありません。埼玉を最悪と言っている方は、まずは埼玉県に行って優しい県民性に触れてみてはいかがでしょうか？

他県からディスられることが多く、ときには「最悪」といわれてしまう埼玉県。しかし、実際は優しい人が多く、親しみやすい県民性を持ちます。地元に対しては冷たい面もありますが、安定した付き合いを求めている方にはぴったりな人が多いですよ。