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【タイガーマスクW】ザサードの正体は?藤井タクマとの因縁とは?徹底解説!

2021.07.25

大人気プロレスアニメの続編として、非常に人気を集めた『タイガーマスクW』。そんな『タイガーマスクW』でヒールとして登場したのが、ザサード。白いタイガースーツに身を包んだザサードは一体何者なのか、その正体や藤井タクマとの因縁について紹介します。

  1. 【タイガーマスクW】タイガーマスクWとは
  2. 【タイガーマスクW】ザサードとは
  3. 【タイガーマスクW】ザサードの正体は?
  4. 【タイガーマスクW】ザサードの正体・イエローデビルとは
  5. 【タイガーマスクW】3年後のイエローデビルの正体
  6. 【タイガーマスクW】ザサードと藤井タクマの因縁は?
  7. 【タイガーマスクW】ザサードと藤井タクマの戦いの結末は?
  8. 【タイガーマスクW】ザサードの声優は?
  9. 【タイガーマスクW】ザサードの声優・島田敏について
  10. 【タイガーマスクW】ザサードについてまとめ
大人気漫画『タイガーマスク』を原作に作られた、アニメ『タイガーマスク』。『タイガーマスクW』は、そんなアニメ『タイガーマスク』の続編として製作されたオリジナルアニメです。アニメ『タイガーマスク』の続編ではありますが、漫画版と共通する設定があるなど、『タイガーマスク』の漫画・アニメどちらのファンも楽しめる仕様となっています。
『タイガーマスクW』の主人公は2人の青年。かつて同じプロレス団体に所属していた戦友同士で、それぞれ同じ思い、同じ願いを抱えながら、まるきり違う道を進む姿を描きました。W主人公というかたちをとることで、2人が互いの正体を知るのはいつになるのか、どうやってバレるのかなど、2倍のドキドキ感が感じられるように。
また、違う方面へと進んだ2人の道が再び重なったときの盛り上がりも、やはり2倍で感じられますね。終盤にはヒール側にもタイガーが登場し、キャッチコピーである「最強の虎は俺かお前か」の意味が少し違って聞こえてくるのも楽しいところです。もちろん、このキャッチコピーは2人の主人公タイガーのことを指しているのですが、ザサードとの戦いを考えると、2人がそれぞれ自分とザサード比べているとも考えられますよね。
ザサードとは、『タイガーマスクW』の最強にして最大の敵です。フルネームは「タイガー・ザ・グレート・ザ・サード」。名前はその名の通り、「タイガー・ザ・グレート」の3世ということになります。ホワイトタイガーのような白いトラを模したマスクやリングコスチュームが特徴的な人物です。
肌をまったく見せない全身を覆うような衣装が特徴でもありますね。虎の穴出身のトラマスクたちは、多くが上半身を何らかのかたちで覆っていますが、それでも腕などは見えています。それに対し、ザサードは顔どころから全身を隠し、素肌を見せないスタイル。パッと見た感じでは全身タイツですよね。
マスクをしているだけで、覆面レスラーは少々不利と言われることがありますが、全身覆われていると、それこそ不利のようにも感じてしまいます。そんな衣装でありながらチャンピオンとして君臨したのですが、ザサードが相当な実力を持っていることがうかがえますよね。
ザサードは中盤から登場する覆面レスラーで、当初は自身を「ザ・サード」とだけ言っていました。彼はきっと自分の正式名をいうべきタイミングや場所を決めていたのでしょう。ザサードの本格参入は中盤からではありますが、物語には序盤から関わってきます。彼がザサードを名乗る前、別の覆面を被り、別の名前でリングに立っていたのです。
その名前は「イエローデビル」。アニメ最初に登場する、GWM(グローバル・レスリング・モノポリー)に所属するトップヒールのイエローデビルが、ザサードの正体だったのです。中盤からポッと出てきた最強キャラというわけではなく、新たな「タイガーマスク」や「タイガー・ザ・ダーク」が生まれるきっかけを作った人物になります。物語上とても大切なキャラですね。
イエローデビルは、主人公たちが以前所属していたジパングプロレスとの試合において、ジパングプロレスの代表レスラーを再起不能にまで痛めつけた人物です。彼が代表レスラーを痛めつけたことで、所属していた選手は次々に出て行き、主人公の1人である東ナオトを残し誰もいなくなってしまいました。事実上の解散となってしまったのです。
ザサードの正体であるイエローデビルは、主人公たちにとって倒さなければならない相手。また、彼が現れなければ、ナオトは大ガーマスクになることはなく、プロレス界にタイガーマスクが復活することもありませんでした。彼がどうして、「イエローデビル」として覆面をかぶっていたのかはわかりませんが、アニメ『タイガーマスク』の1話タイトルが「黄色い悪魔」。英語に訳すとイエローデビルですよね。
どんな思いでその名をつけたのかはわかりませんが、彼が初代タイガーマスクについて、色々思うところがあるのは、まず間違いないでしょう。彼の祖父である「タイガー・ザ・グレート」を倒し、過去虎の穴を壊滅の危機に陥れたのは、初代タイガーマスクですからね。イエローデビルと名乗ることで、伝説のレスラーと同等の力を保持していることを表したのかもしれません。
このイエローデビルは、ジパングプロレスが無くなるきっけとなった3年後の試合にも登場するのですが、実はこの3年後のイエローデビルの正体は、ザサードと同一人物ではありません。体つきを見ると一目瞭然かもしれませんね。ナオトがタイガーマスクとなって対峙したイエローデビルは、3年前は素顔で登場した、GWM所属のビリーザキッドマンというレスラーです。
念願叶った思いきや、正体は別人だったという、なんともやるせない気持ちにさせてくれます。また、その後再びイエローデビルが登場しますが、このイエローデビルはザサードではありませんし、ましてビリーザキッドマンでもありません。ウォーゲームに登場したイエローデビルの正体は昔ジパングプロレスにいた三笠海王。
イエローデビルは合計3人がやっていたことになりますね。ただ、3番目の三笠海王に関しては、以前の2人には比べられないほど弱かったようです。
「タイガーマスク」とザサードの関係にも注目したいところですが、それ以上に注目したいのが、ザサードと藤井タクマの関係。ザサードがまだイエローデビルだったころ、彼が再起不能にまで痛めつけたジパングプロレスの代表プロレスラーこそ、藤井タクマの実の父だったのです。
実の父親を目の前で容赦なく痛めつけられるというのは、なかなか辛いものがありますし、タクマが父の仇のためあえてイエローデビルと同じ虎の穴に所属した理由もわからなくもありません。また、タクマの顔にある大きな傷も、ザサードがつけたもの。父の仇ということはもちろん、タクマにとってザサードは越えなければいけない壁にもなっていたのです。
一度はザサードに敗れたタクマ。マスクを奪われ、自分の正体が世間に晒されるまでになりました。また、父親同様ひどい怪我も負わされてしまったのです。しかし、親友であるナオトとともに敵に立ち向かうため、自分の因縁に決着をつけるため、必死にリハビリをし、驚異的な早さで回復することに。
ザサードに追い詰められたナオトを助けたタクマは、新技を披露しザサードから勝利を獲得することに成功しました。自らの力で父の仇を討つことができたのです。タクマの父は、3年たった今も病院で療養しているため、タクマもそうなるのでは、という悪い予想を見事に吹き飛ばした戦いでしたね。
ザサードの声優を担当されたは、島田敏さん。大手声優事務所、青二プロダクションに所属していて、声優だけではなく俳優としても活躍されている大御所の方です。声優デビューは40年前と、その歴史を感じさせますね。最初にイエローデビルとして登場したので、公式ではイエローデビルの声優さんとして紹介されていますね。
ちなみに、イエローデビルがザサードと同一人物ではなくなっても、イエローデビルの声優は島田さんが担当されました。
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島田さんは、『うる星やつら』のトンちゃんこと「水乃小路飛麿」の声優などを担当していました。もともとは井上さんがやられていて、島田さんが2代目として引き継いだ形になっています。
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また、『ONE PIECE』では「フォクシー」など憎めない敵キャラも担当。他にも「ワポル」などを担当していて、わポルは今後も出番がありそうなので、またアニメで島田さんの声が聞けるかもしれませんね。
ザサードは敵ながら惚れ惚れする力を持っていて、その容赦ない戦いぶりは恐ろしくもありますが、やはりどこかかっこよさを感じさせてくれるキャラクターです。今後、何らかのかたちでもザサードが出ることはほぼないとは思いますが、その戦いをまだまだ見せて欲しい人物でもありますね。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://twitter.com/TigerMaskW/status/848173884625084416