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落第騎士の英雄譚

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【落第騎士の英雄譚】黒鉄珠雫は死亡した?8巻のネタバレ!強烈なセリフの数々も紹介

2021.07.26

「落第騎士の英雄譚」に登場する黒鉄珠雫。主人公の一輝の実の妹ながら兄への異常な愛を強烈なセリフで伝えています。そんな黒鉄珠雫が死亡したかも?と言われていますが、その真相を明かした落第騎士の英雄譚第8巻をネタバレで紹介しますよ。

  1. 【落第騎士の英雄譚】とは?
  2. 【落第騎士の英雄譚】黒鉄珠雫を紹介!
  3. 【落第騎士の英雄譚】黒鉄珠雫が死亡?8巻のネタバレを紹介!
  4. 【落第騎士の英雄譚】黒鉄珠雫と黒鉄一輝の関係は?
  5. 【落第騎士の英雄譚】黒鉄珠雫とステラの関係は?
  6. 【落第騎士の英雄譚】黒鉄珠雫とアリスの関係は?
  7. 【落第騎士の英雄譚】黒鉄珠雫のセリフが強烈!?
  8. 【落第騎士の英雄譚】黒鉄珠雫の能力値は?
  9. 【落第騎士の英雄譚】黒鉄珠雫の技を紹介!
  10. 【落第騎士の英雄譚】黒鉄珠雫のまとめ
「落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)」は作家の海空りく(みそら りく)による、「魔導騎士」を育成する魔法騎士学校を舞台にしたライトノベル。
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原作小説は2018年10月時点で15巻まで刊行、2014年にはコミカライズ化され、2015年にはテレビアニメも放送された超人気作です。

ストーリーあらすじ

自らの魂を武器「固有霊装(デバイス)」に変換し戦う「魔法騎士」。
主人公の黒鉄一輝は、魔法騎士の育成学校「破軍学園」の生徒として魔法騎士を目指しています。
しかし、魔法の才能を持たない一輝はFランクの「落第騎士(ワーストワン)」と呼ばれる落ちこぼれ。
そんな一輝は、学園に入学するとある小国の皇女で「A級騎士(ナンバーワン)」のステラと、とある事情から決闘することになってしまいます。
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誰もがステラの勝利を信じる中、意外にも勝利したのは「落ちこぼれ」の一輝でした。
魔法の代わりに剣技を究極まで磨き上げ、通常の「魔法騎士」の枠に捉われない異端の「魔法騎士」としての実力を身につけた一輝。
それを皮切りに「落第騎士」の汚名を返上するかのように活躍し、「無冠の剣王(アナザーワン)」「七星剣王(セブンスワン)」へ成長する一輝と、そんな一輝に好意を寄せるステラの恋愛模様が織りなす、アクションとラブコメの両方が楽しめる作品です。
「落第騎士の英雄譚」に登場する黒鉄珠雫(くろがね しずく)は、主人公である一輝の実の妹になります。
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魔法騎士の名門・黒鉄家の長女として生まれた珠雫は一輝とは違い、魔法騎士としての才能を幼い頃から認められ、「破軍学園」には次席という優秀な成績で入学していますよ。
ちなみに一輝が留年したことで二人の学年は一緒となりますが、クラスは違うようです。
小柄で華奢、銀髪のショートカットという珠雫は異性にモテそうな容姿ですが、幼い頃から人見知りで他者とは距離を置きがちな性格をしています。
幼少期から才能を認められていたことで周囲の人々から特別扱いをされていた珠雫。子供の珠雫をちやほやする大人や子供たちを軽蔑していたようです。
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そんな中、一輝だけは珠雫を普通の妹として扱ってくれたことから強い信頼と愛情を抱きます。そんな一輝への感情が成長と共に別の方向に向かっていったようですが、それについては下で詳しくまとめました。
そんな珠雫ですが、破軍学園に入学してからはステラやルームメイトのアリスとの交流や強敵との戦いを経て成長していきますが、代表選手として参加した七星剣武祭で珠雫は生命の危機を迎えるのでした!
珠雫が死亡したかも?と噂された第7巻のラストに続く、第8巻をネタバレで紹介します。
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代表選手を辞退したアリスに代わり七星剣武祭の代表選手となった珠雫は、一輝やステラたちと共に順調に勝ち進みます。
ところが3回戦。珠雫も、対戦者である「凶運」の二つ名を持つ暁学園の紫乃宮天音との試合開始時間になっても姿を現さず、不審に思った審判が控室のカメラを確認したところ衝撃の映像が映し出されたのでした。
それは、無数の剣で壁に磔にされた血まみれの珠雫と狂ったように笑う天音の姿…。
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ここまでが前巻である7巻の衝撃のラストだった訳ですが、8巻の冒頭でその詳細が明かされます。
ここからはネタバレとなるので、8巻を未読の人はご注意くださいね。
3回戦で対戦する珠雫と天音、そのどちらか勝ち残った方が次の試合で一輝と当たることになっていたため、天音が勝ち残った場合を危惧した珠雫は先手を打つことを考えたのです。
天音の能力は、「過剰なる女神の寵愛(ネームレスグローリー)」と呼ばれ、因果干渉を強制するというもの。天音が願ったことは、あるとあらゆる偶然が重なり必ず叶うというものでした。
そんな能力を持つ天音が一輝に何らかの恨みを持っていることから、一輝の身を案じた珠雫は自分の反則負けを覚悟した上で天音を襲撃しますが、天音の返り討ちにあってしまった…というのが真相でした。
そんな珠雫の気持ちに応えるかのように一輝は天音との死闘の末、見事に勝利を勝ち取り、決勝戦へと進みます。
襲撃は失敗しましたが、反則負けはもちろん下手をすると学園を退学になるかもしれない危険を冒してまで一輝を助けたいと願った珠雫の一途な気持ちが存分に感じられるエピソードと、一輝と天音の迫力あるアクションシーンが存分に込められた満足度の高い1冊となっていますよ。
なお、7巻ラストでの磔にされた無残な姿の描写から、珠雫が死亡したのでは?と心配するファンも多かったようですが、幸い命は取り止め、その後無事に回復していることを明記しておきますね。
一輝のことを激しく愛する珠雫ですが、二人は間違いなく実の兄妹の関係にあります。
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それにも関わらず、人前に一輝にキスをしたり「お兄様と男女の関係になってもいい」と公言する珠雫は、周囲から見ると限りなく特異な思考の持ち主と言えそうです。
しかし、このように周囲からは理解されない珠雫の一輝への愛情は、純粋に兄としての一輝の幸せを願う故の行動。 このように珠雫が一輝の幸せを願ってやまないのには、子供時代の珠雫がおかれた環境に関係します。
黒鉄家に生まれ、幼いことから魔法騎士としての才能を発揮していた珠雫は甘やかされて育ち、珠雫に媚びる大人や子供に辟易していました。
そんな中でただ一人一輝だけは珠雫に対し、間違っていることは間違っていると教えてくれた強くて優しい人。そんな一輝を珠雫は尊敬し、一緒に並び歩きたいと考えます。
やがて、兄の一輝が家族から冷遇されていたことを知った珠雫は、「誰もお兄様を愛さないのなら、私が全ての愛を与える」と心に決めたのでした。
ただし、珠雫は「お兄様を幸せにしてくれるのであれば誰であろうと構わない」とも言っています。
しかし、その「誰」かにふさわしいのは自分だけだと考えていることから、行き過ぎた言動を取るようになってしまったようです。
とはいえ、一輝を愛し認めてくれるステラが登場したことで「すべての愛を与える」という立場を譲り渡す決意を固めたように見えますが、あっさりとその座を明け渡すのは悔しいらしく、小姑のような発言をステラにぶつける珠雫が微笑ましく感じられますよ。
珠雫にとってステラは、愛する兄の一輝に色目を使う「雌豚」。ステラにとっての珠雫は、実の兄に邪な想いを抱く「ハレンチ妹」。
当初はお互いをライバル視していた二人は寄ると触ると悪口の応酬をする犬猿の仲になります。
しかし、一輝が桐原静矢との試合でピンチに陥った際、会場中が一輝に「落ちこぼれコール」を連呼する中でステラだけが立ち上がり「私の大好きな騎士をバカにするな!」と叫ぶのでした。
また、一輝本人のステラに対する気持ちにも敏感に気付いた珠雫。
そして、テレビ中継された一輝VS東堂刀華との試合の勝利後、一輝がステラにプロポーズしたことでステラを一輝の「重要な相手」として、一輝と肩を並べて歩む相手として認めるのでした。(小姑的嫌がらせは続きますが)
初対面は最悪だった珠雫とステラでしたが、今では一輝への真剣な想いを持つ「同士」としてお互いを認め合い、良き友人となっていますよ。
珠雫のルームメイトとして登場したアリスこと「有栖院凪(ありすいん なぎ)」。
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乙女の心を持つ男性で、本物の女性顔負けの女子力の持ち主でもありファッションセンスは抜群、料理の腕もかなりのもの。
人見知りで他者を寄せ付けない性格の珠雫があっさりと心を開くほど、洞察力や感知能力が高く良い意味で人の心をつかむ術を持ちます。
珠雫を妹のように感じているようで、心配したりアドバイスをしたりと面倒見の良さを見せるお姉さん的存在です。
そんな頼もしい存在のアリスですが、海外でストリートチルドレンとして生活をしていたこと、伐刀者至上主義の犯罪組織「解放軍」の暗殺者として暗躍していたという壮絶な過去を持ちます。
実は、破軍学園に入学したのも解放軍一派「暁学園」のスパイ行為が目的。
しかし、最後の最後で珠雫を裏切ることができず解放軍を裏切り、本来の自分を取り戻すことに成功します。
アリスの素性を知った珠雫ですが、それまでと変わらない関係を保ち、仲の良い姉妹のように接していますよ。
可愛い容姿の珠雫ですが、そのセリフはいろいろと強烈です。
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一輝に対する(アブナイ)愛情表現と、ステラに対する暴言(罵詈雑言)をまとめました。

一輝に対して(危ない表現)

「固い絆で結ばれた兄妹が口づけするのは極々、自然な流れ」
「夜のまぐわいですら、ただの挨拶」
「添い寝して看病しましょうか?」
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ステラに向かってのセリフ(暴言)

「デブ」
「殿下が学ぶべきなのは遠慮とか空気読むとがじゃないですかぁ」
「どこぞの雌豚と違ってお兄様に色目を使っている訳ではありませんし」
「足太いですよ」
名門黒鉄家の血を引く珠雫。幼い頃から伐刀者としての才能を見せていたことや、その能力を鍛えてきたことからかなりの強さを持ちます。
特に最高ランクのAを獲得している魔力制御は非常に優秀で、誰にも気づかれず技を発動させたり、魔力を用いた複数の技を同時進行で行使することができるほどです。
固有霊装(デバイス)は、小太刀「宵時雨(よいしぐれ)」になりますよ。

伐刀者(ブレイザー)ランク:B

攻撃力:D

防御力:B

魔力量:C

魔力制御:A

身体能力:E

運:C

能力:水、氷

珠雫は「深海の魔女(ローレライ)」の二つ名通り、水や氷を操り防御・攻撃をする能力を持ちます。傷口の止血程度であれば、人間の血液を操作することも可能ですよ。

障波水蓮:大量の水を障壁のようにすることで相手の攻撃を防ぐ技

水牢弾:弾状にした水を対象にむけて発射する技

凍土平原:足元を凍らせて敵の動きを抑制する技

白夜結界:煙幕として霧を大量発生させる技

緋水刃:宵時雨に水で形成した刃を纏わせ刀身を伸ばし、敵を切る。

血風惨雨:水の塊から水の針を無数に飛ばす技

青色輪廻:自分の体を気体化させることで相手からの物理攻撃を無効にする技

「落第騎士の英雄譚」に登場する黒鉄珠雫は、主人公の一輝の実の妹ですが、一輝への異常なまでの愛情を強烈な言動で表現していますよ。
そんな珠雫の死亡疑惑の詳細が語られた8巻をネタバレで紹介しました。
結果として珠雫は死亡しておらず、その後も活躍しているため、ファンにとっては一安心ですね。
これからも可愛い珠雫を応援してくださいね。
サムネイル画像は下記より引用しました。
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