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落第騎士の英雄譚

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【落第騎士の英雄譚】9巻ネタバレ!七星剣武祭の結末は?小説を最新刊までネタバレ

2021.06.11

「落第騎士の英雄譚」で行われていた七星剣武祭のクライマックスが描かれた第9巻!その結末がどうなったのかネタバレでお届けします。また、9巻から「落第騎士の英雄譚」最新刊となる15巻までの内容も併せて紹介しますよ!完全ネタバレなので、未読の人は注意してくださいね。

  1. 【落第騎士の英雄譚】とは?
  2. 【落第騎士の英雄譚】9巻ネタバレ!各学校代表で争われる「七星剣武祭」!
  3. 【落第騎士の英雄譚】9巻ネタバレ!その前に8巻をおさらい!
  4. 【落第騎士の英雄譚】9巻ネタバレ!頂点に立ったのは誰?
  5. 【落第騎士の英雄譚】10巻ネタバレ!
  6. 【落第騎士の英雄譚】11巻ネタバレ!
  7. 【落第騎士の英雄譚】12巻ネタバレ!
  8. 【落第騎士の英雄譚】13巻ネタバレ!
  9. 【落第騎士の英雄譚】14巻ネタバレ!
  10. 【落第騎士の英雄譚】15巻ネタバレ!
「魔導騎士」を育成する魔法騎士学校を舞台にしたファンタジー&バトルアクション&ラブコメ小説「落第騎士の英雄譚」。
海空りく(みそら りく)が書く原作小説は2018年10月時点で15巻(+短編1巻)まで刊行、2014年にはコミカライズ(作画:空路恵、全11巻)され、2015年にはテレビアニメ(1クール全12話)も放送され人気を博しましたよ。
その他にもアンソロジーコミックス、アニメ出演声優によるWEBラジオ番組、スマートフォン用のソーシャルゲームといった、各種メディアミックスが盛んに行われました。
作者は、ラノベ作家の海空りく(みそら りく)さん。シリーズ累計発行部数は100万部超という超人気のラノベですよ。
主人公の黒鉄一輝は、魔法騎士育成校「破軍学園」の生徒として魔法騎士を目指しています。
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「魔法騎士」とは、自らの魂を武器「固有霊装(デバイス)」に変換し戦う異能者の総称。
しかし、魔法の才能を持たない一輝はFランクの「落第騎士(ワーストワン)」。
そんな一輝は、学園に入学するとある小国の皇女で「A級騎士(ナンバーワン)」のステラと出会い、剣を交えることになります。
誰もがステラの勝利を信じる中、使えない魔力を補うために剣技を究極まで磨き上げ、通常の「魔法騎士」の枠に捉われない異端の「魔法騎士」としての実力を身につけた一輝が勝利します。
それを皮切りに「落第騎士」の汚名を返上し活躍・成長をする一輝と、そんな一輝に好意を寄せるステラの恋愛模様が織りなす、アクションとラブコメの両方が楽しめる作品です。
学生騎士の中で最強を決める伝統ある「七星剣武祭(しちせいけんぶさい)」。
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主人公の黒鉄和樹が通う「破軍学園」は日本随一と言われた魔導騎士育成学校で、過去には幾度となく七星剣武祭で優勝者「七星剣王(セブンスワン)」を輩出してきました。
しかし、ここ数年は七星剣武祭で芳しい結果が出せていないことから、今年こそは優勝者を出したいと考える破軍学園では選抜試合が行われた結果、一輝とステラ、そして辞退したアリスたちに代わって珠雫が出場することになります。
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強者揃いの各校の代表選手たちと一輝ら戦いの火蓋が切って落とされ、白熱した試合が展開されてきましたが、この第9巻でいよいよ決着がつきます。
誰が優勝したのか気になるところですね。さっそく見ていきましょう!
第5巻から始まった七星剣武祭では各校代表者が試合を繰り広げる中、一輝たち3人は順当に勝ち進みます。
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しかし、第3試合で対戦する紫乃宮天音の性格や能力を危険視した珠雫は、この後の試合で天音が一輝と当たらないようにするためにも試合の前に襲撃することを計画します。
当然ながら反則に当たる行為で、学校を退学になる愛悪の可能性もある中、珠雫は密かに天音に近づきますが返り討ちにされてしまうのでした。
準決勝第1試合は、Aランク騎士のステラと同じくAランク騎士で一輝の兄である黒鉄王馬が対戦。Aランク同士ならではの非常にハイレベルで白熱した試合が繰り広げられます。
そんな激しい戦いを制したのはステラでしたが、最後まで勝利を諦めなかった好敵手として王馬に最大の敬意を払うのでした。
続く準決勝第2試合、一輝VS天音。
天音の能力「過剰なる女神の寵愛(ネームレスグローリー)」の効果で不利な立場に立たされながらも一輝は天音に傷を負わせることに成功し辛くも勝利しますが、そのまま意識を失ってしまいます。
そのため、決勝戦の予定を延期し改めて行うことになりました。
第9巻では、七星剣武祭の待ちに待った一輝とステラによる決勝戦が始まります。
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準決勝の影響が心配された一輝でしたが、ここに来るまでの間に一輝が下した対戦相手達とのウォーミングアップのおかげで本調子を取り戻します。
試合開始直後は一方的に一輝が攻め優勢のように見えますが、ステラの反撃で一気に形勢が逆転。
その後も攻防が入れ替わりながら試合は続きますが魔力量の圧倒的な差かから一輝が押されはじめ、誰の目にも勝負があったかのように見えたその時、再び一輝が立ち上がりステラや観客を驚愕させます
一輝は、己の能力の限界を突き破り「魔力容量の増加」に成功したのでした。
今まで否定されていた魔力量の増大を目の当たりにしながらもステラは自分と一輝がさらなるステップを登れることに喜び、そして最後の勝負へと向かっていき、紙一重の戦いをせいしたのは一輝でした。
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こうして、お互いのすべてを出し切った死闘は一輝の勝利で幕を閉じましたが、勝者も敗者も仲良く送られた医務室にて一輝とステラは結ばれるのでした。
「落第騎士(ワーストワン)」、「落ちこぼれ」と蔑まれていた一輝は七星剣武祭で優勝し、学生騎士の頂点の栄誉を手に入れたのでした。
「七星剣武祭」が無事終了し、10巻では新章を迎えます。
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一輝はステラとの交際を認めてもらうためにヴァーミリオン皇国へ。日本では珠雫が水魔法の修業の為に水魔法のスペシャリストであるキリコに弟子入りするなど、新しい事実や新キャラが続々と登場していますよ。
謎だった暁学園が七星剣武祭に強引とも言える方法で出場した理由は、総理大臣の月影が予知した「日本が焦土化する」という絶望的な未来を変えるため。
その原因となっている「魔導騎士連盟」を弱体させ、魔導騎士同盟とは異なる魔導騎士の育成機関「大国同盟(ユニオン)」の設立だったことが月影本人の口から語られます。
この計画は一輝たちが暁学園の出場者を倒したことで、とん挫した形になりましたが、月影は戦う一輝たちの姿に未来を変える力を感じ涙するのでした。
また、月影は「魔人(デスペラード)」の存在を明かすとともに、一輝にその気があるのなら魔人となる訓練などのバックアップを申し出るのでした。
ヴァーミリオン皇国での一輝はステラの結婚相手として歓迎されます。ところが、ステラの父であるヴァーミリオン王・シリウスの思い付きで数々の挑戦者と戦いするはめになりますが、次々と勝利を重ねる一輝。
最終的にはステラの姉・ルナアイズから「この国で英雄として認められること」が結婚の条件とされ、否応なしに騎士同士の一騎討ちで行われる「戦争」に参加しなくてはならない雲行きになってしまうのでした。
その頃、ヴァーミリオン皇国の戦争相手となる隣国・クレーデルラントは、オル=ゴールにより、王を操ることで密かに占拠されていくのでした。
10巻で初登場した「傀儡王」オル=ゴールが、かつては「解放軍」メンバーであったことや、ステラが苦しむのを見るのを何よりの喜びだというような「愉快犯」的存在であることが判明していく11巻。
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オル=ゴールによって操られたクレーデルラントがヴァーミリオン皇国へ侵略を開始します。
オル=ゴール達「魔人」の力の前ステラは、自分が全く役に立てなかったことを痛感します。
国対国の大規模な戦争に発展する危惧を皆が感じる中、ルナアイズが両国からそれぞれ5人の魔導騎士の代表による戦いによって勝敗を決めると宣言するのでした。
11巻で自分の力の無さを実感したステラ。この12巻では自身を鍛えるために取った意外な行動を中心に描かれています。
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己の力不足を補うためにステラは修業目的で、かつて暁学園(第4巻)で出会った世界最悪の犯罪者でありながら世界最強と称される「比翼」エーデルワイスを訪ねます。
エーデルワイスに剣の勝負を挑むことで魔人の力のヒントを得ようと考えたステラにエーデルワイスは「自分に挑戦しにやってくる抜刀者たちを期日まで倒し続ける」こと、ただし一輝ら同行者たちは加勢しないことを条件に出します。
たった一人で戦うステラに多々良は時折助言(加勢ではないのでOK)を与え、そのおかげもあってステラは次々と抜刀者を倒していきますが、中国の魔人「四仙」の1人「饕餮(とうてつ)」リー・シャオリーがステラの圧倒的な力によって打ちのめされてしまうのでした。
さすがのエーデルワイスも2人の間に割って入ろうとしますが、ステラが「自己」を突き通すために必要な過程であることを感じた一輝はエーデルワイスを制止します。
結果として、この試練をステラは乗り越え「魔人」の可能性を生み出すことに成功。
エーデルワイスとの戦いで得ようとしたものを一足先に入手できたことでステラは、エーデルワイスへの挑戦を取り下げてヴァーミリオン皇国へと帰国の途につくのでした。
13巻では、いよいよクレーデルラントとヴァーミリオン皇国の両国代表者同士の戦いが始まります。
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一輝、西京寧音、アイリス・アスカリッド、5人目として多々良幽衣が加わり、そして覚醒たことで新たな力を身につけたステラたちの活躍が描かれていますよ。
対するクレーデルラント側の5人は、B.B.、アイン、ナジーム・アル・サレーム、クレーデルラント王子ヨハン、そしてオル=ゴール。
1戦目、一輝の相手はB.B.で一輝の圧勝。ステラ対ヨハンでは、ステラが余裕で勝利します。
そして、多々良対アイン戦は、白熱した戦いが展開していく中、辛くも多々良が勝利!
4戦目、アイリスの相手はオル=ゴール。実はこの二人は姉と弟でアイリスはオル=ゴールを止めたいという想いを持っているのです。
姉と弟の戦いは、アイリス優勢で進みますが、あと1歩というところでオル=ゴールが逃げ出し、それを追うアイリス…。 この続きは次巻へと持ち越されました!
14巻では、主に西京寧音とナジームの限界を超えた先の戦いが描かれました。
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残る両国代表者は、「夜叉姫」西京寧音と「砂漠の死神(ハブーブ)」ナジーム・アル・サレームの1組。
魔法騎士現世界ランキング・第3位の寧音と、現・第2位の「カンピオーネ」カルロを倒しているナジームの戦いは、覚醒した魔人をも超えた「覚醒超過」同士の戦いとなりました。
ところが、超ハイレベルな戦いの最中にも関わらず寧音が思うのは、学生時代からライバルの神宮寺黒乃(じんぐうじ くろの)のこと。
戦いを通して語られる寧音の過去回想シーンは、寧音ファンは必読ですよ!
覚醒超過した化け物同士の戦いは寧音の新技「要返し」が決まったことで、寧音が勝利をもぎ取りました。
そして、アイリスとオル=ゴールの戦いにもいよいよ決着かと思われましたが…?続きは次巻で描かれています。
15巻では、いよいよ「ヴァーミリオン編」の決着がつきます。
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弟であるオル=ゴールを追い詰めながらも止めをさせないアイリスが敵側に寝返ったことで、確実と思われたヴァーミリオン王国の勝利が遠のいてしまいます。
オル=ゴールVSステラ、アイリスVS一輝の激しい攻防戦が続く中、オル=ゴールの真の力が発動。また、予想以上のアイリスの強さが一輝とステラを苦しめますが辛くも勝利。
しかし、囮となった一輝が命を落としてしまいます…。
「愛しているよ。ステラ」
その言葉を残してこと切れた一輝…このことをきっかけにステラは「覚醒超過」状態に。
そこへ、キリコの下で水魔法の修業をしていた珠雫が到着し、「死者蘇生」にて一輝を生き返らすのでした。
こうして「ヴァーミリオン編」が大団円を迎え、次巻からは新展開(の予定)となりますよ。
「国際魔導騎士連盟」、「解放軍」、「大国同盟」、これ3つ勢力がどのように絡みどう展開していくか、ぜひ注目したいですね!
舞台が破軍学園に戻ると思われるので、「ヴァーミリオン編」には登場していなかった懐かしい面々の登場も期待できますよ!
サムネイル画像は下記より引用しました。
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