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【ラプンツェル】日本にもある?ランタン祭りのモデル、祭りに込められた思いとは?

2018.11.22

塔の上のラプンツェルと言えばランタンのシーンが有名ですが、実際にモデルとなったお祭りが日本も含め多数あることをご存知ですか?また日本だけでも多数ランタン祭りが開催されています。そこで今回は塔の上のラプンツェルのモデルになった祭りやランタン祭りを紹介します。

  1. ラプンツェルのモデルとなった世界のランタン祭りその1<タイのロイクラトン>
  2. ラプンツェルのモデルとなった世界のランタン祭りその2<台湾の平渓天燈節>
  3. ラプンツェルのモデルとなった世界のランタン祭りその3<ベトナムのランタン祭り>
  4. ラプンツェルのランタン飛ばしを体験できる日本のお祭りその1<はなまき星めぐりの夜>
  5. ラプンツェルのランタン飛ばしを体験できる日本のお祭りその2<上桧木内の紙風船上げ >
  6. ラプンツェルのランタン飛ばしを体験できる日本のお祭りその3<尾花沢雪まつり>
  7. ラプンツェルのランタン飛ばしを体験できる日本のお祭りその4<つなん雪まつり>
  8. ラプンツェルのランタン飛ばしを体験できる日本のお祭りその5<軽井沢高原教会 キャンドルナイト>
  9. ラプンツェルのランタン飛ばしを体験できる日本のお祭りその6<ベトナムランタンまつりinなめりかわ>
  10. ラプンツェルのランタン飛ばしを体験できる日本のお祭りその7<長崎ランタンフェスティバル>
  11. ラプンツェルのランタン飛ばしを体験できる日本のお祭りその8<みやざきグルメとランタンナイト>
塔の上のラプンツェルのランタンシーンのモデルとなったお祭りの1つであるロイクラトンはタイ全土で開催される人気のお祭りです。コムローイ祭りとも呼ばれます。
ロイクラトンは灯籠(クラトン)を川に流す(ロイ)というタイの人たちが昔から行ってきた風習です。水の精霊への感謝の気持ちを込めて花・ロウソク・線香で飾ったクラトンを川に流します。
そしてこのロイクラトンと同じく行われるのがコムローイで、ラプンツェルのランタンシーンのモデルとなったイベントです。もともとチェンマイで行われていた「サンサーイ祭り」が原点で、人々は天にいるとされている仏陀への敬意と感謝の気持ちを捧げるために、夜空に和紙でできたコムローイ(ランタン)をロウソクで熱して飛ばします。
開催時期は陰暦の12月の満月の夜に行うとされており、現在の11月半ば頃に行われます。全土で開催されますが、特にチェンマイで開催されるロイクラトン“イーペン祭り”が盛大で、毎年チェンマイ市内から20kmほど離れたドイサケット村で開催されています。
ロイクラトンには「イーペン・サーイ」と「イーペン・ランナー・インターナショナル」の2種類があり、前者はタイ人向けで無料で入場でき、後者は外国人向けで参加するにはチケット購入が必須となります。
ちなみにチェンマイのイーペン祭りは後者で入場料金はVIP席6,299バーツ、一般席4,299バーツです。100cm以下の子どもは無料で、100cm以上110cm未満の子どもは1,999バーツになります。この入場料にはコムローイ2つと伝統菓子やデザート、ソフトドリンク、お土産、そしてチェンマイ中心部から会場までの往復送迎が含まれています。毎年世界最大規模とも言われる4000個のランタンが空を舞い、その様子はとても幻想的です。
台湾もまた天燈(テンダン)上げが有名な場所で、毎年元宵節の日に旧正月を祝うために台湾各地のお寺や広場がランタンの灯りで照らし出されます。なかでも十份で行われる平渓天燈節(ピンシーテンダンサイ)が有名で、塔の上のラプンツェルのランタンシーンのモデルとなったお祭りの1つと言われています。
台湾では諸葛亮が遠く離れた軍に状況を伝えるために打ち上げたことが天燈上げの起源という説があります。また平渓天燈節が開催される地区は山間の不便な土地で賊が出ることも多かったため、村人は村を離れて身を隠すことも多かったそうです。その際に安全を伝えるサインとして天燈を上げたと台湾の平渓地区では伝承となっているようです。台湾では天燈上げの習慣は200年以上の歴史を持ち、台湾の人々にとっては平和と安全を祈願する祈りの形の1つとなっています。
平渓天燈節は旧正月の期間に数回開催されますが、旧暦1月15日は毎年必ず開催されます。実施会場は毎年変わり新北市内平渓区内の広場や学校などで開催されます。タイのロイクラトン同様に毎年多くの観光客が訪れ、1000個以上のランタンが空に舞い上がります。
見学は自由ですが参加するためには整理券が必要です。会場となる十份には電車やバス、タクシーを利用します。
なお十份でのランタン上げは1年を通して体験することができ、ランタンに筆で願い事を書き飛ばすことができます。ランタンには複数色があり色によって叶う願いが変わります。健康運の赤、金運の黄、事業運の藍、学業運の紫、明光運の白、愛情運の橙、順調運の緑、幸福運のさくら、人気運の桃から選べます。ちなみにお願いが複数ある場合はランタン1つに対して4色まで色をつけることもできます。単色ランタンは100NTドル、4色ランタンは150NTドルです。
ベトナムのホイアンで開催されるランタン祭りもまた、塔の上のラプンツェルのランタンシーンのモデルと言われています。タイや台湾とは異なりランタンを飛ばすイベントではありませんが、このお祭りでは飾られたランタンの灯りを除いた街の灯りが全て消え、ランタンの灯りだけが辺りを照らす幻想的な空間が広がります。
ベトナムの世界遺産の町・ホイアンでは、毎月旧暦の14日、満月の夜にベトナムの先祖を敬う神聖な行事としてランタン祭りが開催されています。
その起源は17世紀頃と言われており、当時ホイアンはベトナム中部の貿易都市として栄え、日本を始め様々な国の商人たちが滞在していました。
そこで日本人の商人がホイアンの日本人街に持ち込んだ提灯が、ランタンとしてホイアンの町全体で灯されるようになったのです。そのような歴史的背景から1998年に観光促進を図ったホイアン観光局が仏教でもおめでたい日とされる旧暦14日をランタン祭りとして定めました。
ベトナム・ホイアンのランタン祭りでは町全体にランタンが灯り、それ以外の街中の明かりがほぼ消え、多くの屋台が出店し、様々な催し物が行われます。
塔の上のラプンツェルのランタンシーンのモデルとなったお祭りは世界に複数ありますが、実は日本でもラプンツェルのようなランタン上げを体験できるお祭りが複数あります。その1つが岩手県花巻市で開催される“はなまき星めぐりの夜”です。
阪急交通社の70周年記念イベントとして2018年に2・3月に3回実施されました。東北地方にとって冬の観光事業は大きな課題の1つであることから、集客の目玉イベントとして観光協会等の協力を得て開催された手作り感満載のイベントです。
会場は花巻市にある「鉛温泉スキー場」のゲレンデ。参加者は2人で1つのランタンにそれぞれの想いや願いを書き込み、夜空へ飛ばします。
はなまき星めぐりの夜は全3回で600名参加があり、ランタン上げの後には花巻の伝統芸能「鹿踊」も行われました。
毎年2月10日に秋田県仙北市西木町上桧木内で行われる“上桧木内の紙風船上げ”でも塔の上のラプンツェルのランタンシーンを体験することができます。
2時間程度で制作された武者絵や美人画が描かれた大きな紙風船を取り付けたタンポに火を付けて真冬の空に飛ばします。大きなものでは12mに達するものもあり、もともと祈願目的の行事であるため商売繁盛など文字が書かれた紙風船も多く上がります。大小さまざまは紙風船が100個ほど舞い上がり、近年では観光客用に白紙の紙風船が用意され、各々願い事を書いて飛ばすこともできます。
祭り当日は大勢の見学者や観光客で賑わい、15時から20時半まで開催され18時から紙風船が打ち上げられます。会場は西木町紙風船広場。仙北市の無形民俗文化財にも指定されています。
山形県尾花沢市で毎年2月の第2土曜・日曜に行われる“尾花沢雪まつり”でもスカイランタンが行われています。
県内で最も伝統のあるお祭りで、参加者は様々な催し物を楽しむことができ、スカイランタンは18時から始まります。参加料は300円で2名1組で申し込むことができ、願いを込めたランタンを自分の手で打ち上げます。
新潟県では最南端に位置する津南町の“つなん雪まつり”でランタン上げを体験することができます。
つなん雪まつりは津南駅前の活性化を目的に開催されるようになったお祭りで、厳しい寒さの中でも雪を楽しみ雪の美しさを堪能する催し物や演出を楽しめます。なかでもスカイランタンは東日本大震災からの復興を願って始まった企画で、参加者は願いを込めてランタンを飛ばします。参加するには駐車場付きのチケットを事前に購入する必要があります。
大正時代から続く長い歴史を持つ「軽井沢高原教会」で行われるキャンドルナイトでも塔の上のラプンツェルのランタンシーンのような体験をすることができます。
かつて軽井沢を訪れた宣教師はランタンで足元を照らしながら夜の町を歩いたという風習を受け継いで、軽井沢高原教会は教会前の森に2000個ものロウソク入りのランタンを置いたりぶら下げたりするキャンドルナイトを開催しています。8月にはサマーキャンドルナイト、12月にはクリスマスキャンドルナイトを楽しむことができます。
自身でランタンを飛ばすことはできませんが、ランタンの光が足元や空に浮かび上がる様が幻想的です。
富山県では先に紹介したベトナム・ホイアンのランタン祭りを体験することができます。その名も“ベトナムランタンまつりinなめりかわ”。
このお祭りは旧酒場町である富山県瀬羽町の街並みがベトナムのホイアンに似ていることをきっかけに平成22年から毎年8月に2日間開催されるようになりました。会場ではベトナム料理を楽しむことができ、ベトナム雑貨店や民族衣装の試着イベントなどもあります。300個ものランタンで飾られた夏の夜の街並みはとても幻想的です。
長崎県長崎市の各所で行われる“長崎ランタンフェスティバル”は塔の上のラプンツェルのランタンシーンのモデルのお祭りの1つとしてよく名前が挙がるお祭りです。
長崎新地中華街の人々が中国の旧正月をお祝いするために始まったイベントで、1994年に規模を拡大し、全国的に有名になりました。毎年2月に行われ期間は15日間。街中には1.5万個もの色とりどりのランタンが飾られます。複数ある会場は各々大小さまざまなオブジによって幻想的に彩られ、毎年100万人を超える人たちを魅了しています。
2019年からは台湾に倣って願い事をのせてランタンを飛ばすスカイランタンも新イベントとして掲げられ、1セット1000円で限定300個のランタンを当日先着順で受け付け開始予定です。
毎年8月に約半月に渡ってフローランテ宮崎で開催される“みやざきグルメとランタンナイト”でも幻想的なランタンを堪能することができます。
会場内は約1万個ものランタンで照らされ、各エリアごとに様々なグルメを楽しむことができます。期間中には全国各地で有名なグルメ店が屋台を出しています。時間は15時から21時半。入場料は大人300円、子ども150円です。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://pbs.twimg.com/media/CvR6uglVMAAzS8e.jpg