【コードギアス】枢木スザクとは?
コードギアスでルルーシュと並ぶもう一人の主人公の位置に立っている枢木スザクについて今回は見ていこうと思います。スザクは初期から終盤まで重要なキャラクターでした。ルルーシュの親友であり、また敵なったりなど様々な立ち位置にいたキャラクターでもあります。とても優しく普段は大人しい性格ですが、時に感情的になることも少なくはありません。また真面目な部分が多く、特に正義感という面では人一倍強いものを持っているのでは無いかと思います。生まれは日本の名家である枢木家であり、親族は日本最後の総理であった「枢木ゲンブ」という異例の経歴を持っています。また藤堂とも幼き頃から道場に通っていたことから面識があり、そのおかげで武に関する基礎が養われていると見てもいいでしょう。そのためのちにナイトメアフレームでの戦闘で類稀なる才能を発揮することも多々あり、とんでもない身体能力をも持っているため、後々にブリタニアの精鋭であるナイトオブセブンに着任することとなります。
【コードギアス】スザクの性格とは?
とても温厚な性格であり、また真面目で素直な面が多い反面、神経質な部分も少なからず見受けられます。ちょっとした頑固さも持っており、主人公たる人物として確立されたキャラクターと言ってもいいでしょう。後半では葛藤する場面もあり、責任感が強いせいか自らを責める場面もありました。その点から見ると精神的には少将もろい部分もあり、時に心が揺れることもう少なく無いようです。全体的に一般的ないい少年という感じではありますが、戦いではその精神面が強く出てしまうせいか、誰もが予想しない大胆な行動をしてしまうことも少なからずありました。個人的な感想としてはとても良いキャラクターであると思います。イケメンということ、そして責任感が強く騎士としての素質も大いにあると感じましたね!
【コードギアス】凄い経歴をもつスザク
上記でも述べたようにスザクは異例の経歴の持ち主でもあります。親族に日本最後の総理大臣がおり、いわゆる名家育ちで英才教育とまで言えるかはわかりませんが、それなりに礼儀作法も身につけているようです。ルルーシュと出会ったのはブリタニアが日本を侵攻した際であり、それからずっと一緒というわけではなく一旦離れ離れとなります。名家だけに接点があったのでしょう。ただ今となっては枢木家とは絶縁状態であり、一日本人ということで当初は存在しておりました。名家生まれで武道も嗜み、完全に日本人であるという感覚を受けました。顔立ちや髪色、性格などもおそらくは日本人というものをモチーフにしたのでしょう。他のキャラとそこまで大きな差があるとは思えませんが、細かい設定はされていると個人的には感じております。
【コードギアス】日本人からもブリタニア人からも嫌われてしまうスザク
これは少々可哀想ではありますが、スザクくんは日本人であるというのはもうご存知であると思います。その日本人からも、またブリタニア人からも嫌われているという最悪な状態であるということです。日本人からは名誉ブリタニア人ということで日本を売った裏切り者として扱われ、また名誉ブリタニア人ということでブリタニアの人間からも嫌われるという最悪なストーリーが描かれておりました。これについておそらくスザクはかなり心身的に辛かっただろうと思います。しかし持ち前の正義感と目標に向かってしっかり進む気持ちの強さというものが現れており、個人的にとても頑張り屋であると感じました。可哀想を通り越して怒りすらある状態ですが、これも物語の流れを見ていると仕方ないと言わざるを得ない部分がありますね。ただブリタニア人がスザクを嫌う理由については少々ムカつきましたね!
【コードギアス】ランスロット騎士としての軍人スザクくん
名誉ブリタニア人となってから軍人となったスザクですが、当初はただの一兵卒という立ち位置からランスロットを驚異的に扱えることから准尉に昇格し、功績を上げていきます。ランスロットの性能が良いという部分もありますが、それ以上にスザクだったからこそここまでランスロットを扱えたというべきでしょうね! 常人離れした身体能力で他のナイトメアフレーム圧倒します。功績をぐんぐんと上げていき、その後ユーフェミアの騎士になった際は少佐というとんでもない地位につきます。若くして少佐とは、とんでもない出世ですね! ただこの出世に面白く無いというブリタニア人は多かったようです。
【コードギアス】ナイトオブゼロとしてのスザク
ゼロのギアス発動以降、スザクはナイトオブゼロとして活動することとなります。自らの精神力の力で最大限までに潜在的力を引き出すことができるようになったことでかなりのパワーアップを見せるスザク。あのラウンズとも互角以上の戦いぶりを見せることでその名をどんどん轟かせていきます。複雑な心境だったのは間違いないでしょう。ブリタニアの軍人からは出世欲だけの男などと呼ばれ、日本人からは裏切り者と呼ばれ、居場所がほぼなくなってしまっているスザクでもあります。この時のスザクの心はおそらく壊れかけていたことに違いありません。普通の人間であればとうの昔に崩壊していてもおかしく無い状況です。それでも一つの心をまだしっかりと持って戦っているスザクを見ていると涙が溢れますね。
【コードギアス】ナイトオブラウンズのスザク
2期ではゼロを捉えたことでの功績によりナイトオブラウンズの一員となります。ナイトオブセブンのナンバーにつき、そこからナイトオブワンの地位を得るために戦場を駆け巡ります。数々の紛争地帯で功績を上げていきスザクは次第に世間からブリタニアの白き死神という異名を賜ることになります。その後、ナナリーの補佐役としてエリア11に赴任しますが、ここでゼロが復活します。スザクの心境は徐々に複雑になっていったことでしょう。親友との敵対などスザク自身も望んではいなかったことですが、結果的にルルーシュと敵対することとなります。敵対関係にありつつもルルーシュを助ける場面があることから、やはりどれだけいってもスザクは心優しい人物であり、心では許してなくても体は自然と動いてしまうということがここでは感じられました。
【コードギアス】スザクは最終的に?
最終的にスザクはルルーシュを討つことになります。涙を流しながら友を手にかけるという最大の名シーンとも言える場面ですね。結果的に新たなるゼロとしてスザクがゼロの名を背負う結果になりました。スザクが目指した世界というものに変えるためにですね。そうなってしまったというべきでしょうか? スザク自身この結果を望んでいたということはないでしょう。処刑の場面ではかなりの緊張感が漂っておりましたが、最後までスザクがルルーシュを討つとは思いませんでした。それだけに衝撃的なシーンとも言えるでしょう。あくまでも個人的な感想です。
【コードギアス】スザクの声優「櫻井孝宏」
櫻井孝宏(さくらいたかひろ)さん、1974年6月13日生まれ、愛知県出身の有名声優さんです。過去の武勇では数々あるということが有名ですが、それ以上に声優としての実力が素晴らしいと言えるでしょう。数々の名作に出演し、クロスゲーム、化物語、クロマティ高校、ベルセルク、ダイヤのAなど特徴的な役柄が多く見受けられます。またトークに関しては神がかっており、返しのうまいトーク術を持っていることから櫻井さんのトークは特に人気とされております。
スザク まとめ
いかがでしたでしょうか? 今回はスザクについて綴ってきました。スザクがいかに優しい人間であり、また物語の中でどれだけ苦渋の決断をしたのか。また壮絶な若かりし頃という感じのストーリーがコードギアスでは描かれていたということが一つ挙げられるでしょう。次回作がどのようになっているかその辺りもかなり楽しみですね!