// FourM
Vfjlgzzmz3u84nxnu1ur

オデッセイ

CATEGORY | オデッセイ

『オデッセイ』のネタバレ解説を紹介!気になる結末は?

2021.06.14

『オデッセイ』のネタバレ解説を紹介!気になる結末は?『エイリアン』のリドリー・スコットが監督を務め、マッド・デイモンが主演した大ヒット映画『オデッセイ』をネタバレ満載でご紹介します!火星に一人取り残された宇宙飛行士は果たして生還したのでしょうか。

  1. 【オデッセイ】ワトニーは一人火星に【ネタバレ】
  2. 【オデッセイ】生存するため工夫を凝らす【ネタバレ】
  3. 【オデッセイ】生還が明らかになるもクルーには告げられず【ネタバレ】
  4. 【オデッセイ】NASAとコンタクト【ネタバレ】
  5. 【オデッセイ】事故で温室を失う【ネタバレ】
  6. 【オデッセイ】「太陽神」によって事態は好転【ネタバレ】
  7. 【オデッセイ】「アイアンマン」になった【ネタバレ】
  8. 【オデッセイ】最後はどうなった?【ネタバレ】
  9. 【オデッセイ】その後【ネタバレ】
  10. 【オデッセイ】まとめ【ネタバレ】

【オデッセイ】調査中に嵐に見舞われるクルーたち

火星に降り立ち調査を行っていたメリッサ・ルイス率いる「アレス3」のクルーたちは、大規模な嵐が訪れることを感知し、火星から急ぎ脱出しようとするところから話は始まります。
激しい嵐によって折れてしまった通信用アンテナがクルーの一人であるマーク・ワトニーに突き刺さりました。懸命に転倒したワトニーを探そうと試みるルイスでしたが、視界も悪く発見することができませんでした。

【オデッセイ】飛来物によってワトニーは気絶

火星の人〔新版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)
価格 ¥ 691
チーム「アレス3」はやむ無くルイスを火星に残したまま「ヘルメス号」で飛び立ちます。死亡したかと思われたルイスでしたが、実は奇跡的に生きており気絶していただけでした。自力で居住ユニット(ハブ)へ帰還したワトニーは傷の手当をした後、次の有人探査計画「アレス4」が訪れるまでの4年間をどう生き残るかを前向きに考え始めました。

【オデッセイ】植物学者のワトニーはジャガイモを育て始める

クルー6人分の食料は残されており、186日分(約6か月分)はありました。更に、ワトニーは感謝祭用に取っておいた生のジャガイモを見つけます。植物学者である彼はクルーの排せつ物を肥料に、水素に酸素を加え燃やして水にすることでジャガイモを栽培することに成功しました。

【オデッセイ】アレス艦長のディスコ・ミュージック

一人きりのワトニーの心の支えはアレス艦長が残していった70年代ディスコ・ミュージックの音源。「趣味が悪い」と言いながらもワトニーはその名曲の数々をBGMにしながらサバイバルしていきます。

【オデッセイ】NASAがワトニーの存在を感知

NASAはワトニーが生きていることに気づきますが、すでに地球では彼の葬式がしめやかに行われていました。「アレス3」のクルーに生存を伝えるか議論になりますが、結局は「動揺してミッションに支障がでてはいけない」と彼のことは伏せられることになります。NASAと通信もできず食料も充分に確保できていない彼は、生きている間に帰還できるとは限らないからです。

【オデッセイ】全世界に生存が発表される

NASAは全世界にワトニーが生存していることを発表します。彼との通信手段がないため見守ることしかできないNASA側は救出方法を考えようとしますがいい案がでません。
一方、ワトニーは「アレス4」到着地点への合流方法を考えていました。「アレス4」の到着予定地はワトニーが居る場所から3200km先も離れています。移動車であるローバーで到達するためには50日も必要です。充電池も足りないためヒーターを切断して節電し、放射性同位体熱電気転換器によってローバー内を暖めるという工夫を思いつきます。

【オデッセイ】マーズ・パスファインダーを利用しNASAとコンタクト

1996年に打ち上げられた探査機マーズ・パスファインダーを持ち帰り修理したワトニーは、文章を書いたボードをカメラに映すことでほぼ一方的ではありますがNASAとコンタクトを取ることができました。しかし、帰還するために必要な複雑な会話はできません。

【オデッセイ】ヨハンセンのパソコンから通信することを思いつく

考えたワトニーは「アレス3」のクルー仲間ヨハンセンが残したパソコンを利用し、アスキー文字コードでコミュニケーションを取ることを思いつきます。やっとNASAと文字による会話ができたワトニーはクルー仲間に自分の生存を伝えてないことを知り、憤ります。
その怒りを伝え聞いた「アレス3」のフライトディレクター、ミッチ・ヘンダーソンはNASA長官に隠れてクルーたちへワトニーの生存を知らせました。ワトニーが火星に置き去りになってから実に約4か月後の出来事でした。

【オデッセイ】折角育てたジャガイモをダメにしてしまった

救出手段が見つからないながらも順調にワトニーが生活していると思われたその時、居住ユニットと外部を隔てている個所が破損してしまいます。吹き飛ばされたワトニーはヘルメットの破損箇所をダクトテープで補強し、一命をとりとめます。しかし、ジャガイモを育てていた温室は全てダメになってしまいました。

【オデッセイ】食料補給ロケットの打ち上げに失敗

事の顛末を知ったNASAは計画していた救援食料を積んだロケットの打ち上げを急ぎます。しかし、ロケットの打ち上げは失敗に終わってしまいました。流石にワトニーも死を意識し、アレス艦長に両親へ自分の火星生活の様子を伝えてほしいとメッセージを残します。

【オデッセイ】中国の協力でヘルメス号による救出が可能に

そこへ、中国国家航天局が開発していたロケット「太陽神」を提供すると助けの手を差し伸べました。ジェット推進研究所員であるリッチ・パーネルの発案で現在、引き続き宇宙でミッションを継続している「アレス3」クルーたちの乗ったヘルメス号に、「太陽神」で燃料を補給し、救出作戦を決行させることになります。

【オデッセイ】MAVで打ち上がるための準備

ワトニーは「アレス4」に準備されていたMAV(火星上昇機)に乗って打ち上り、火星へ近づいたヘルメス号と合流するという計画です。なるべく高く上昇するために軽くしようと、MAVのエアロックなど必要のないものはどんどん捨て去り、計画へと備えます。

【オデッセイ】決死の救出作戦

S.H.フィギュアーツ アベンジャーズ アイアンマン マーク45 約155mm ABS&PVC&ダイキャスト製 塗装済み可動フィギュア
価格 ¥ 14,000
いよいよ計画が実行される時、ワトニーは火星の上空への打ち上がることに成功しますが、ヘルメス号とは距離がありました。アレス艦長が命綱をつけてワトニーに近づこうとしますが、まだ312mも距離が空いていました。

【オデッセイ】空気を推進力にする

ディズニー マーベル プレミアコレクション:アベンジャーズ インフィニティウォー:アイアンマン Mk50 樹脂製像
価格
ワトニーは事前に、宇宙船の手の平部分を傷つけ噴き出す空気の力で、アメコミヒーロー「アイアンマン」のように飛んで行くという提案をしていました。制御が難しいため最初はクルーたちも難色を示していましたが、ワトニーは312mの距離を「アイアンマン」になって克服し、アレス艦長と合流することに成功しました。

【オデッセイ】クルーたちとの再会

ワトニーはクルー仲間との再会を喜び、1年半近くシャワーを浴びていなかったことで悪臭がすることをからかわれるなど和やかな雰囲気でした。一方、地球はこのニュースに沸いていました。

【オデッセイ】合流したワトニーは地球へ帰還

ヘルメス号と合流したワトニーはその後414日をかけて、地球へと無事帰還しました。栄養失調なのかやせ衰え、皮膚の状態も悪化しているようでしたが持ち前の明るさと前向きさで生き残ったのです。

【オデッセイ】新たな世代へ伝える言葉

地球に帰還したワトニーは宇宙飛行士の候補生たちへ講義をしていました。「死に直面しても、生還できるかどうかは自分の気持ち次第。そして、目の前に出てきた問題を一つづつ解決していけば大丈夫だ。」ワトニーは自身の経験から得た教訓を彼らに語るのでした。

【オデッセイ】「アレス5」の打ち上げが開始

NASAでは「アレス3」の次の計画である「アレス4」のミッションが開始されようとしていました。かつての「アレス3」のクルーたちはそれぞれ火星探査機の打ち上げをテレビを通じて見守っています。「アレス4」の打ち上げは各国が協力しており、世界は科学の発展を目的として団結してゆくことが示唆されるラストでした。
映画『オデッセイ』のストーリーについてネタバレ満載でご紹介しました。作中で流れている曲の歌詞は場面に合った内容になっていますので、そちらをチェックするとより感動が増すかと思います。ポジティブな火星サバイバル生活を垣間見るのは楽しいですし、メッセージ性もあってラストシーンはきっと感動することでしょう。興味を持った方はご覧になってみてはいかがでしょうか。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51c88hS5RtL.jpg