ハンターハンターの物語は名言・名シーンがたくさん
ハンターハンターとは週刊少年ジャンプに掲載されている冨樫義博による人気漫画です。人気漫画だからこそ、名言や名シーンが数多く存在します。
名言の中には教訓にしたいほど素敵な言葉や、格言と言えるほど響く言葉が登場します。また、名シーンには心打たれる感動的なものから、心が豊になる素敵なシーンまでたくさんあります。
今回はそんな「ハンターハンター」に登場する名言・名シーンを紹介していきます。
【ハンターハンター】ゴンの名言・名シーン
ゴンには、主人公と名のふさわしいほど多くの格言が存在します。父親であるジンに会うためにハンターを目指したゴンはとても仲間思いで素直な性格です。冒険の中で数多くの感動的なシーンや格言、教訓となる言葉を生み出しています。では、どのような名言・名シーンがあるのでしょうか。
【ハンターハンター・ゴン】名言・名シーン①
「仲間のために泣けるんだね。血も涙もないやつだと思ってた。なんでその優しさを他の人間に分けてやらなかったんだ!!!」
ヨークシンシティ編にて、ゴンがノブナガと腕相撲をしている時にゴンが言った言葉です。ゴンが幻影旅団にキレているのがわかります。幻影旅団のノブナガが自分の仲間を殺されたと言って泣いたことに対して、ゴンが怒ります。
幻影旅団は悪の集団ですが仲間思いの人もいるため、良い人なのか、悪い人なのかを判断をしているときにゴンはキレてしまいます。色々と考えさせられる名シーンです。
【ハンターハンターゴン】名言・名シーン②
「友達になるのにだって資格なんていらない」
友達に資格なんていらないとは、まさに格言です。「兄貴に資格なんているかね?」というキルアの兄の言葉に対してゴンが言った言葉になります。当たり前のようで皆が見落としがちな部分です。だからこそ、心に刺さるのかもしれません。ハンターハンターとは、そのような小さなことに気づかせてくれるような素敵な作品なのです。
【ハンターハンターゴン】名言・名シーン③
「弱いことがこんなに悔しいなんて 思わなかった…」
自分が弱いからこそ悔しいという核心に迫っているシーンです。負けたことに悔し涙を流しゴンが言った言葉になります。勝てなかったことに焦点を当てるのではなく、弱いことが悔しいという気持ちに焦点があたっていることが重要です。悔しいからこそ、人は努力すると教えてくれているような感動シーンです。
【ハンターハンターゴン】名言・名シーン④
「その人を知りたければ その人が何に対して怒りを感じるかを知れ」
人の怒る理由を知ることが人を知ることとは、これもまた格言です。ゴンが行動を共にする2人に言った言葉になります。「クラピカ」と「レオリオ」がお互いの言葉に怒り衝突した時に、ゴンが2人に話したことです。その人を知りたければ、それが何かを感じることが重要になります。人生の教訓とも言える格言です。
【ハンターハンターゴン】名言・名シーン⑤
「もしオレがここであきらめたら一生会えないような気がする だから退かない」
ゴンのジンに会いに行くという意思の強さと素直な心が素敵なシーンです。絶対絶命の状況でゴンが表情も変えず言った言葉になります。この強さがのちにジンに会うということにつながっています。どんな状況であろうとも、自分の信念を貫く姿勢は本当に大切なことだと教えてくれているようです。人生の教訓になるような名シーンです。
【ハンターハンター】キルアの名言・名シーン
キルアは「ハンターハンター」に登場する主要キャラクターです。暗殺業を営むゾルディック家出身で暗殺術の使い手です。ゴンと出会ってからは簡単に殺しをしなくなり、人間として温かみのあるキャラクターへと成長していきます。ゴンとの友情が素敵で感動的なシーンや名言が多く存在します。
【ハンターハンターキルア】名言・名シーン①
「逆だよ。ゴン、オレなんだ。ゴン、オレお前にあえて、本当によかった。」
キルアの人間としての成長とゴンへの信頼が感じられる感動の名シーンになります。ゴンに「キルアに会えてよかった」と言われたキルアが、心の中で言った言葉です。キルアにとってゴンの存在が重要であると感じることができる素敵なシーンです。
【ハンターハンターキルア】名言・名シーン②
「命を賭けることと命を軽く扱うことは似てるようで全然違うぞ。生死の境で生きてる奴は、死んでもいいなんて絶対思わない」
自分の人生に対して全力で、ギリギリで頑張ってる人は死んでも良いなんて思わないということです。死んでも良いと口にするイカルゴに対しキルアが言った言葉になります。自分の生き方を考えさせられるような言葉です。このように人生の教訓や格言となる言葉が数多く存在します。
【ハンターハンターキルア】名言・名シーン③
「だって、友達だもん…オレの大事な…友達だもん!」
絶対にゴンを守り抜くというキルアの強い意思と感情が表に出ているシーンが感動的です。キメラアント編にて、ゴンがナックルの技によって念が使えなくなってしまってる時に、キルアが涙ながらに言った言葉です。友情って素敵だなって思わせてくれます。そんな、感動シーンになります。
【ハンターハンターキルア】名言・名シーン④
「ゴン、お前は光だ、たまに眩しすぎて真っ直ぐ見れないけどそれでもお前の側に居ていいかな・・・?」
ゴンの光とキルアの闇が逆説的に描かれているようなシーンです。カイトは生きていると信じているゴンに対してキルアが思ったことになります。ゴンの光とキルアの闇の部分とが比較されているようで、ゴンの側に居ていいのか?と思ってしまうキルアの心情がなんだか悲しいシーンです。
【ハンターハンターキルア】名言・名シーン⑤
「かっこいいから 違うカタチで会えてたら友達になれたなって思うくらいな」
キルアが相手を感情的に評価せず、しっかりと人格を見極めイカルゴを助けたシーンです。仲間は売れないと自ら命を断とうとしたイカルゴをキルアは助けました。相手を感情的に評価せず、内面をしっかり見極めることが大切だと教えてくれているようです。とても感動的でイカルゴとキルアに小さな友情が芽生えた素敵なシーンです。人として教訓にしたい考え方でしょう。
【ハンターハンター】ジンの名言・名シーン
ジンは「ハンターハンター」に登場するキャラクターで、主人公の実の父親になります。ゴンと同い年の時にハンター試験に合格しており、まさに「最高のハンター」です。本名はジン=フリークスです。
「最高のハンター」ジンには、かっこいいシーンや格言、教訓にしたい言葉がたくさんあります。そんなジンが残した「最高の格言・教訓」を紹介します。
【ハンターハンター】ジンの名言・名シーン①
「大切なものは、欲しいものより先に来た」
欲しいものを求めれば大切なものが先にくるという、まさに格言です。ゴンとジンの会話の中に出てくる言葉です。人は欲しいものに向かって頑張るのですが、大切なのは欲しいものではなくてそこにいたるプロセスなんだってことをジンが教えてくれているのでしょう。人生の教訓にしたい格言です。
【ハンターハンター】ジンの名言・名シーン②
「道草を楽しめ 大いにな」
ハンターとしての目的を達成することではなく、そのプロセスが一番重要なのだとジンが教えてくれてるようなシーンです。ジンがゴンに残した格言になります。「ハンターハンター」のテーマとも言えるようなジンの言葉に感動した人も多いはずです。本当に人生の教訓にしたいような、人生を示してくれるような、素敵な言葉が数多く存在する作品です。
【ハンターハンター】ヒカソの名言・名シーン
ヒカソは「ハンターハンター」に登場するキャラクターで謎の奇術師です。本名はヒカソ=モロウになります。ヒカソは天才的な格闘センスを持ち合わせており、強者とのタイマン勝負を好む自称最強の変質者です。ヒカソは自信の性格を掴みどころのない嘘つきと表現しています。そんなヒカソにも名言(迷言)が多くあります。
【ハンターハンター】ヒカソの名言・名シーン①
「玩具は多い程楽しいじゃない?ま…出来ればだけど…」
ヒカソの一貫したスタンスを貫き通すような名言です。ヒカソにとって、強い物や見込みのあるハンターは自分を楽しませてくれる玩具ということです。変態キャラとして描かれているヒカソですが、自分の価値観を突き通す姿がむしろ感動します。
【ハンターハンターヒカソ】名言・名シーン②
「カンペキに勝つだろ?ゴン!!」
ゴンが望んだ「カンペキに勝つ」という結果をヒカソがサポートした名シーンです。グリードアイランド編のドッチボール対決での言葉になります。ヒカソは将来自分が戦う相手として選んだゴンが完璧に勝つためにサポートしました。ヒカソの男らしさに感動した人も多いのではないでしょうか。ヒカソのまさにカンペキなまでのこだわりが素敵なシーンです。
【ハンターハンター】ネテロ・名言
ネテロとはハンター協会会長で、本名はアイザック=ネテロです。作中圧倒的な実力を誇るキャラクターですが、お茶目な一面もあります。そんなネテロにも、感動的な名シーンや素敵な名言がたくさん存在します。
【ハンターハンター】ネテロの名言・名シーン①
「祈りとは心の所作。心が正しく形を成せば想いとなり。想いこそが実を結ぶのだ」
メルエムに片足と片腕をちぎられても尚、ネテロは祈りを続けます。ネテロの想像を超えた強さが感動的な名シーンです。ネテロが言ったセリフもなんとも深い意味が込められている名言です。心が正しく形を成すということが大切なのです。
【ハンターハンター】ネテロの名言・名シーン②
「挑戦を止めた時が人生の終わる時」
ネテロの息子がネテロの言葉を借りて言った格言です。ネテロの生き方が集約されているような言葉になります。人生において、挑戦を止めるということは人生が終わる時とはなんとも考え深いでしょう。教訓とも言える格言です。
【ハンターハンター】クラピカの名言・名シーン
クラピカはクルタ族最後の生き残りとして描かれており、クルタ族を滅した幻影旅団に復讐をするのが旅の目的です。仲間の眼球を取り戻し仇を打つためにハンターになろうとしています。仲間想いであり知的な性格です。
【ハンターハンター】クラピカの名言・名シーン①
「もう……仲間を失うのは絶対にイヤだ!!」
復讐を最優先に行動していたクラピカが、仲間を優先した感動的な名シーンです。旅団のことばかり考えていたクラピカの成長が伺えます。クラピカはとても仲間想いのキャラクターということです。本心は仲間のことを一番に考えているのは素敵でしょう。
【ハンターハンター】クラピカの名言・名シーン②
「迎える人も帰る場所も、オレには何一つ無いのに」
旅の目的がもう少しで終りそうなクラピカの名シーンです。仲間の復讐をしたいという気持ちも徐々に薄れ、仲間の眼球を集めるという目的も残りわずかというところでした。仲間を失ったクラピカにとって迎える人も帰る場所もないというのは、なんとも切ないです。多くの人が感動したシーンでしょう。
【ハンターハンター】クロロの名言・名シーン
クロロは「幻影旅団」の団長です。本名はクロロ=ルシルフルといい、作中圧倒的な強さをほこる敵キャラとなっています。旅団の仲間に対しては、とても仲間想いの性格です。幻影旅団の団長として、数多くの名言や名シーンを残しています。
【ハンターハンター】クロロの名言・名シーン①
「オレ達から貴方への鎮魂歌(レクイエム)です」
仲間の一人を殺されてしまったクロロが、仲間を追悼するという意味で銃声や悲鳴、爆発音をバックに指揮を振るというシーンです。発想が凄いですが、クロロのとても仲間想いの姿が素敵です。
【ハンターハンター】クロロの名言・名シーン②
「メリットを考えろ。マフィアにオレ達を売って「そいつ」は何を得るんだ? 金か? 名誉か? 地位か? それで満足したと思えるような奴がオレ達の中に本当にいるのか?」
クロロの名言といえばこれです。クロロの幻影旅団団長としての凄みがわかる名シーンです。裏切り者の存在を疑ったメンバーを冷静に否定しています。幻影旅団とはどう言った集団なのか?読者に問いかけているような表現も印象的なシーンです。
【ハンターハンター】その他キャラクターの名言・名シーン
【ハンターハンター】レオリオの名言・名シーン
「相手が「もう帰ってくれ」って言ってからが本当の商談だぜ」
レオリオの名言になります。商談は相手が帰ってくれと言ってからが本当の勝負ということです。相手が何を求め、それに対して自分はどんな価値を提供できるのか?を考えさせられるような格言です。商談において、諦めるポイントはそこではない!と教えてくれています。
【ハンターハンター】カイトの名言・名シーン
「いいハンターってやつは動物に好かれちまうんだ」
カイトがゴンと初めて出会った時に言ったセリフです。動物に好かれるということは、心が綺麗で仲間を大切にできるということを表しています。仲間想いなゴンのこれからの成長を示唆するしているような言葉です。
【ハンターハンター】メルエムの名言・名シーン
「そうか余は、この瞬間のために生まれて来たのだ」
自分は世界を支配するために生まれてきたと思っていたメリエムが、コムギと出会うためだったと悟るシーンです。ハンターハンターきっての名シーンになります。人との出会いは自分の価値観や人生観を変えるほどに価値があるということです。なんとも感動的で、人生の教訓にしたくなるような言葉です。
【ハンターハンター】ビスケの名言・名シーン
「嘘つきには『意味のある嘘しかつかない』タイプと『意味のない嘘もつく』タイプと2通りいるの。」
ビスケのまさに格言とも言える名言です。それぞれ言葉の意味は深いですが、圧倒的に後者の人が多いのではないでしょうか。「意味のある噓しかつかない」そんな人は人間的にとても魅力的な素敵な人です。そんな人を目指せるように教訓にしたい言葉です。
【ハンターハンター】パクノダの名言・名シーン
「信じて、受け止めてくれる?」
幻影旅団のメンバー、パクノダが死亡した感動のシーンです。クロロの意に反するパクノダの行動がとても感動的でした。クロロは「自分には人質としての価値はない」と思っていましたが、旅団のメンバーはそのようには思っていなかったという仲間思いな一面が素敵なシーンです。
「ハンターハンターは人生を示してくれる作品」
ハンターハンターは人生を示してくれる作品です。ハンターハンターには数多くの名言・名シーンが存在しており、その一つ一つが印象に残るものばかりです。
人生の教訓にしたい言葉、格言と言えるほど心に響く言葉、感動的な名シーンで読者を感動させてくれます。そのように、私たちの人生に影響を与えてくれる作品です。そんな素敵な作品に触れて、人生の教訓にしてみてはいかがでしょうか?